魔法少女更生計画   作:親指ゴリラ

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◇ネクスタシー
『いつでも次回予告が見られるよ』

◇マンダラクタル
『体のパーツを沢山増やせるよ』

◇レディ・ブラン
『演奏でお腹を満たせるよ』

◇フリバルド侯爵
『目的地が何処でも辿り着けるよ』

◇ミス・ティーク
『正確なイメージを伝えられるよ』

◇シスター・サンドラ
『魔法の告解室で罪を悔い改めさせるよ』

◇ルダ
『どんなものでも手で持てるよ』

病天仙(やまのてせん)
『何度でも失敗をやり直せるよ』

銀河最強王(ファイナルギャラクシーキング)
『最強のギャラクシービッグパンチを放てるよ』

カルパ千代(かるぱっちょ)
『部屋を広く快適にできるよ』

◇微睡む怪物ストレイシープ
『夢現のまま自由に動けるよ』

梟叩雀街(ふくろだたきすずめまち)
『どんな時でも冷静でいられるよ』

403(しおさん)
『色々なものに制限をかけられるよ』

◇ほろろ
『強い気持ちで炎を生み出すよ』

◇フィルズメモリー
『魔法のカメラで思い出を再現するよ』

◇バル・チュブラ・ルーン
『息を吹き込んで魔法の風船を作れるよ』


始まりの『次回予告』
プロローグ


主文

被告人を封印刑に処する

 

 被告人 魔法少女ネクスタシー本名彩都継美は、魔法の力を使用して犯罪行為を行ったとして、本件で起訴されました。本件において、被告人は魔法少女としての活動を行うために、魔法の国に対する登録手続きや認可を経ずに魔法の力を使用し、一般市民に対して不利益を与える行為を行いました。

 

 魔法少女としての活動は、一般市民の安全と秩序を守るために行われるべきものであり、その前提として魔法の国の管理下であることが求められます。被告人は、魔法の国による正式な選抜を受けていないにも関わらず、私欲のために魔法の力を行使したことにより、魔法少女としての責任を果たさなかったと言わざるを得ません。

 

 被告人は、未成年であることを考慮し、魔法の国や魔法少女そのものへの知識が明らかに不足していることも勘案しましたが、その行為を切掛として一般市民へ魔法の存在が露呈した際の影響を考慮すると、懲役刑が相当とされます。

 

 被告人には、魔法の国のルールに従うことの重要性を理解させ、清く正しい魔法少女になるための更生の機会を与える必要があります。

 

 以上の理由から、本件において被告人に対し、懲役刑が相当であると判断します。

 

 

◇403

 

 

「それで──これは、どういうことかな?」

 

 説明してくれるよね、と。

 閉じられた瞼の奥の瞳が、自分に向けられているのを肌で感じる。鋭く、厳しく、嘘偽りを決して許さない。そんな眼で見つめられていることに──心に誓って、疚しいことなど一つもないが──体が震えそうになる。

 

 魔法少女としては珍しいほど装飾品の少ない、簡素な袈裟を身に纏い。後頭部と背に日輪の如き飾り付けを浮かべている──ひと目で宗教モチーフだと分かる、魔法少女。

 

 怒られている訳ではない。いや、間違いなく機嫌は損ねているのだろうが……少なくともそれは自分──「魔法少女」403(しおさん)が原因ではなく、したがって、その怒りは自分へ向けられているモノではない。

 

 分かっている。分かってはいるが、それでも身が縮こまりそうになるほど恐ろしい。こればっかりはもう、仕方がない事だろう。所詮一雇われの身でしかない403とは違い、目の前に立つこの魔法少女は数々の功績を持つ「魔法の国」の名誉国民にして今の自分の上司なのだから。

 

 自然と、畏まってしまう。

 雄大な自然を目の前にしているかのような、この畏敬の念を。どうして忘れる事ができるだろうか。

 

 無意識のうちにぐっと握り締めていた左手を伸ばし、右手をこめかみにかざして、敬礼。

 

「ハッ──ルダ(・・)看守長殿、説明させていただきます」

 

「お願いするよ」

 

 先ほど渡した(・・・)用紙を片手に、看守長が403へ微笑んだ。表情だけ見れば穏やかそのものだが、403には分かる。怒っている。その内側に秘めた怒りの奔流が、目と口の端から漏れ出ているようにすら感じられた。

 看守長へと向けていた視線が、横に滑る。

 ビビった訳ではない。説明するために、元凶(・・)へと視線を向けただけだ。

 ビビった訳では、ない、断じて、違う。

 

 そんな自己弁護で気持ちを落ち着け、これまでの経緯を、順序立てて、なるべく怒られないような言い回しを考える。

 

小官(しょうかん)は予定されていた通り、本日この『第八宿舎』に収容される予定の罪人を護送する任についておりました」

 

「ふむ」

 

「本日の収容予定人数は一名、その点は事前情報とは相違なく。受け渡しはスムーズに進む……かと思われていました」

 

 恐る恐る顔色を伺いながら、口を閉じる。

 看守長は首を軽く傾げ、更に微笑みを深めた。

 403も震える口角をあげ、不恰好に微笑み返す。

 

 怖い。

 

「そこで……その、手違いがあったみたいでして……」

 

「そうだね、見れば分かるね」

 

「事前に伺っていた内容ですと……本日の囚人は懲役刑──第四層(・・・)での収容による、更生プログラムが予定されていた、はず、なのですが……あの、えっと……」

 

「どうしたの? 続けて?」

 

「は、はひ! ……小官への受け渡しの際に、刑務の変更を告げられまして……あっ! いえ、小官もそこは変だと思い! ちゃんと上へ確認してもらったのですが……」

 

 看守長の手に握られた紙──直前になって内容が変更された(・・・・・・・・)判決文、本日受け渡しのあった罪人の今後を書き記したそれに皺が入り、直接触れていない所(・・・・・・・)までグシャグシャに変わっていくのを目にして。無意識のうちに403の声も、徐々に小さく、細いものへと変わっていく。

 

 こちらを見る看守長の瞼が、薄く開いている。珍しい。

 僅かに覗く瞳孔が、403を見下している。

 

 早く、言え。

 403はそう言われている気がしたし、実際、看守長はそう思っているのだろう。

 

 ええい、魔法少女は根性!

 叱責される覚悟を決め、ヤケクソ半分で言葉を続ける。

 

 

「ほ、本日収容される「魔法少女」ネクスタシー(・・・・・・)は……第八層(・・・)での封印刑(・・・)に変更! そのため! 魔法による厳重な制限をかけての護送が求められるとのことで! 小官の魔法にて現在、擬似的な封印状態のままお連れしています!!」

 

 言った、言ってしまった。

 

 ふぅ、と。

 看守長が小さくため息を吐いているのを、視覚が閉じられた事で敏感になった鼓膜が拾う。

 

 勢いよく報告した時に、勢い余って目を閉じてしまったことは、間違いなく失敗だった。

 目を開けた時に、目の前の、この規格外の魔法少女がどんな顔をしてコチラを見ているのか。想像するだけで恐ろしく、それ故、目を瞑った状態からぬけだせない。

 

 魔法少女は、見た目通りの年齢ではない。

 403も見た目だけなら小学生相当の少女だが、その実、魔法少女歴はそれなりに長く、職歴から経験も豊富で、長いことキャリアを積み重ねた立派な職業魔法少女だ。幼い頃から魔法少女だった事もあり、キャリアに対して実年齢はやや低めだが……それでも、見た目よりは一回り以上は歳を重ねている。

 

 そんな403が、怒られるのを怖がる子供のように震えている。ように、というか。魔法少女としての見た目を加味すると、間違いなく怒られている子供そのものなのだが。

 

 自分を情けないと思う気持ちが、403の胸の内に広がっていく。広がっていくが、それでも瞼は開かない。

 

 看守長は、上司は、何歳になっても恐ろしいのだ。

 

 それは魔法少女であったとて、変わらない。ましてや、相手は未熟だった自分の教導役を勤めていた……古い付き合いの、上司なのだ。

 気をつけの姿勢のまま、ただ震えて沙汰を待つ。

 

 誰でもいいから、助けてください。

 そんな叫び声が、自分の中から聞こえた気がした。

 

 

◇ルダ

 

 

 目の前でプルプルと震えている魔法少女──それなりに長い付き合いでもある部下を見下ろしながら「(せつ)はそんなに怖いかな?」と、ルダの思考の端に疑問が浮かび上がる。

 

 確かに、ルダはそれなりに古い世代の魔法少女だ。昨今に至るまで長いこと、魔法の国の人事部門にて教導役を勤め、決して少なくない数の魔法少女達を世に送り出してきた。

 

 そんな立場がある以上。恐れられたり、敬われたりというのは多い。そして、それが生み出す恩恵──地位故の権限の大きさと話の通り安さによって。立場ある者としての、魔法少女としての本分、人助けを含む問題の解決がスムーズに進んだことは、一度や二度ではきかない。

 

 ただ、それに準ずる程度には。こうして必要以上に怖がられ、話がスムーズに進まない事も多い。

 

 なるべく笑顔を心がけて、普段から物腰穏やかに過ごすことを心がけているというのに。何故こうも……と、滑りそうになった思考をそのまま頭の中の端の端まで追いやりながら、現状について整理する。

 

 

 看守長というのは、比較的最近になってついた肩書きだ。長年の住処であった人事部門から離れてまでルダがその仕事を請け負ったのは……それが、必要な事だと感じたから。己の役割であると、心から納得したからだ。

 

 魔法の国には、死刑が存在しない。

 そのため、問題を起こした魔法少女──それも、再訓練や資格剥奪では済まない、拘束の必要があると判断された極めて危険な人物については、収監または封印といった穏やかではない措置が取られる。

 魔法少女として、ならば。一見すると資格剥奪が最も重い罰のように感じられるし、魔法少女であることに誇りを持っている者の中にはそう考える輩も少なくはない。

 実際、魔法少女がその資格を失う際には「魔法の国」に関係する全ての記憶が奪われるため、魔法少女活動に心血を注いできたような者にとっては人生の大半を奪われる事と同じと考える事もできる。

 

 しかしながら、魔法の国も一枚岩ではなく。

 実情として、魔法の国の運営に携わる各部門間の対立も少なくない訳で。資格を──記憶を奪われた魔法少女をサルベージして再利用するようなケースも多い。どんな悪人であったとしても、そういう輩には関係ないのだろう。使えるのであれば、それでいいと考えている。

 

 組織全体がそんな調子だから、封印刑なんてものが必要になるのだ。

 ルダの価値観に沿っていえば、アレは極めて生命を冒涜している措置だった。死刑の上に無期懲役や終身刑──死ぬまで刑務所に収容する刑を設けている国があるが、封印刑はそれ以上に酷なモノだ。

 何せ、封印されている間は自意識が乱されマトモに物を考えられなくなる上、時間の進みすら狂う。封印されている者の主観では、刹那も永遠となり、その逆も然り。

 

 死ぬことすらができず、外部から封印を解かれるまで永遠に苦しみ続ける。それが魔法の国の封印刑だ。

 

 必要であることも、その有用性も理解している。

 その上で、ルダは封印刑を良くないものだと考えている。

 

 必要なのは、更生の機会を与えることだ。

 どんな悪人であっても、その権利がある。

 

 不都合なものから目を逸らし、臭いものに蓋をする。そんなことではいつまで経っても変わらない、何の意味もない。

 

 償いの場を設け、奉仕への意欲を与え、善き魔法少女へと「更生(こうせい)」させることこそ、刑務所という場に求められる役割なのだ、と。ルダは心の底からそう信じて、そして行動しているのだ。

 

 変えるのだ、魔法の国を。

 

「403」

「ハッ!」

 

 ルダにこの「第八宿舎」の看守長としての職務を打診したのは、人事部門の長だった。先に起きたある事件(・・)に大変心を痛めていた──そう語る姿は、やはり、胡散臭かったが──彼女から内密に話を持ちかけられた時、頭に思い浮かんだ看守候補(・・・・)の内の一人が、この403だ。

 

 彼女はルダがこれまで出会ってきた魔法少女の中でも、特に信用できる存在だった。その性格も、能力も、役割に対する生真面目さも。何一つ申し分ない。監査部門に所属していた彼女の引き抜きに成功したのは、ルダにとって殊更嬉しい出来事だった。

 

 ルダを過剰に大きく見る点に関して、研修時代からこっち、改善する兆しが見えないのは難点だが。それも見方によっては、年長者に対する敬意を忘れない美点と取ることもできる。むず痒いし、少し寂しいから、ルダとしてはもうちょっとフランクに接してくれてもいいと思っているが。短い付き合いでもない訳だし。

 

 

「これから……そうだね、ラクタルとサンドラ、二人と合流する。二人の立ち合いのもとで、囚人(ネクスタシー)()を再確認する。その上で……必要であると判断したならば、魔法の国の判決に従う。君には引き続き、囚人(ネクスタシー)を護送する任務を与える。だけど、行き先は二人のいる場所まで。第八層への収容は、保留だ」

 

「それは……しかし、よろしいのですか?」

 

 先ほどまでの怯えとはまた別の、不安そうな表情でこちらを見上げる403の様子を見て、ルダの言葉に含んだ意図が正しく伝わっている事が分かった。

 

 この「よろしいのですか?」からは、二つの意図が読み取れる。

 

 ルダが「封印刑」そのものを好んでおらず、また、理不尽な判決に対する不満を汲んだ上での「それでいいのか?」と。ルダが必要でない(・・・・・)と判断した際に起こすであろう、魔法の国の判決に対する反逆(・・)……即ち、封印刑の不実行への「大丈夫なのか?」の二つの意味が、短い一言に込められている。

 

 

 魔法少女は、良くも悪くも我が強い者が多い。

 自分の魔法に自信を持ち、何か問題が発生した時は自分の実力でどうこうしてみせようと考える者が多数だ。よほど自分に自信が無い限りは、魔法を使うことに前向きで、あえて言葉を悪くすると……暴力で物事をなんとかしようとする。

 

 その傾向を一纏めに、悪行と決めつけるのは早計だ。

 魔法少女はその精神のあり方が何よりも大切であり、コンディションに直結するというのは紛れもない事実なのだから。どれだけ強力な魔法を持っていたとして、精神がついてこなければ宝の持ち腐れというのはよくある話だ。

 

 だから……そう、悪いことでは無いのだが。

 組織においては、持て余してしまいがちだ。

 

 魔法の国に雇われ、ギャランティを受け取っている職業魔法少女であっても。そういう者は一定数存在する。頼もしいことも多いが、融通が利かなくてため息が出ることも多い。

 

 そんな、魔法の国の人材事情の中において。403は上司の意図を正確に読み取り、その求める所を察し、されど従順なだけではなく自ら考え最善を目指して行動できる、有能という言葉がよく似合う数少ない魔法少女だ。

 

 ルダの手が、403の頭に向かう。

 自然と、頭を撫でていた。

 

「あ、あの……看守長殿? この手はいったい……?」

 

「いや、なに。可愛いやつだと思ってね」

 

「は、はぁ……き、恐縮であります」

 

 本格的な実刑措置──封印状態ではなく、魔法を使った擬似的(人道的)な封印状態で連れてきた、というのも。褒めるべきだろう。囚人の移送において──それも、このご時世に封印刑に処されるような凶悪な囚人に対して──封印処理を施されていない、などというのは。あり得なくはないが、それなりに危険の伴う行為ともいえる。

 

 恐らく、受け渡しの際にはそれなりに揉めたのだろう。そして、職務に忠実であろうとするならば、魔法の国の決定に異を唱える必要なんか何処にもない。

 

 ならば何故、わざわざ403の魔法による処置に留めたのか。それこそが、ルダが403に看守という職務を与えた理由そのものだった。

 

 

千代(ちよ)、聴いてたかい?」

 

『あー? いまオヤツ中だから。なーんも聴いてねーや』

 

「……聞いての通り、場合によっては本国に抗議するから。そのつもりでいてね」

 

『あはは、ひっでー! 聴いてないって言ってんのに、無視かよー! あはは!』

 

「ラクタルとサンドラの現在地は、何処かな?」

 

『んー? そんなの予定通り……は、ちょっと時間過ぎてんのか。でも、四層で待ってるっぽいぜ』

 

「分かった、ありがとう。引き続き、監視よろしく」

 

『あいよー』

 

 職務の特性からか。この『第八宿舎』に務める者は一般的な魔法少女と比較すると、礼儀に厳しい傾向にある。そんな中で、通信相手──カルパ千代(かるぱっちょ)は割とフランクというか、軽口が多い。これはどちらかというと、職業魔法少女よりも傭兵的なフリーランスの魔法少女に多い特徴だ。

 

 それをよく思わない者も、この職場には少なからず存在している。目の前で眉を顰めている403なんかは、その代表ともいえるだろう。上司に向かってなんという態度……と、そんな義憤を感じていますというのが、表情にありありと現れている。

 

 ただ、ルダのカルパ千代に対する感情は概ね好意的といってもいい。態度も口調も軽いが、その仕事は確かだ。重要な役割を与えるに申し分なく。そして、ただの一人も脱走者を出していない事実がその優秀さの表れだと思っている。

 

 まぁ、それ(優秀)は彼女一人に限った話ではないのだが。

 

 

「じゃあ、行こうか」

「ハッ! お供します!」

 

 403と、彼女の連れてきた囚人(魔法少女)

 二人を連れて足を進めながらも、ルダは今回の絵図を描いた存在へ思いを巡らせるのをやめない。

 

 

(人事か、あるいは外交部門か? 魔王塾、という可能性も……判決に口を挟むとは……そこまでして消したい存在なのか? ……いや、そう考えるのは早計か。この「第八宿舎」そのものが目的ということも……)

 

 魔法の国に認知されていない、モグリの魔法少女。かの有名な魔王パムが斃れた騒動を、嫌でも彷彿とさせるその存在。それに加えて、魔法の国のテクノロジーを使用しないで産み出された『人造魔法少女』を巡る一連の事件のこともある。

 

 三賢人のうちの一人がお隠れになったというのは、魔法の国を揺るがす一大事だった。そして、その一件を狼煙に起きた三賢人の派閥間での抗争。結果として、三賢人に二つ目の空席が生まれたという。

 近頃の魔法の国はやたらと物騒で、事件に事欠かない。勢力図も大きく書き変わって、水面下では組織間の対立もエスカレートしている。

 

 通常ではあり得ない、執行直前での刑期の変更。囚人の異様な生い立ちが、無関係であるとは思えない。

 

 何者かの……何処(いずこ)かの組織の意図を、嫌でも感じさせる。

 

 魔法少女としての経験則が、魔法の国の組織に関わり続けてきた過去が。そして何より、戦う者としての勘が。その全てがルダへと囁きかける。

 

 

(これは……何か、起きるな。犠牲が出なければいいのだが)




こう‐せい〔カウ‐〕【更生】

精神的、社会的に、また物質的に立ち直ること。好ましくない生活態度が改まること。
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