Fleet Gear~狂った歯車~   作:刹那・F・セイエイ

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設定資料、一冊目。


第一次設定資料

艦娘について

 

本作の艦娘は、艦娘の母体となる女性型の肉体から開発するため、新造艦建造には最低でも半年はかかる。しかし、それは建造データのある既製艦に限った話で、実戦データのない未成艦や手探り状態で建造するオリジナルの艦はさらに難航する。

艤装の建造は母体が完成してからでないとできないため、母体の開発が滞ると連鎖的に艤装の建造も遅れる形となる。

各艦娘の簡易的なデータ、及び所属については左腕前腕部に記録されており、専用の機器をスキャンさせて読み取る。

 

艦娘の艤装について

 

本作の艦娘には装備可能な艤装が二種類あり、ひとつは艦娘の全身に装着する「装着艤装」、もうひとつは艦船の姿を模した「展開艤装」と呼ばれるもの。

「装着艤装」は艦娘各個人の癖や感覚等をフィードバックして各艦娘専用に開発されるため、たとえ同型艦、同名艦であっても噛み合わず、本来の性能を発揮できない。他の艦娘の装着艤装を借りて装備するのは、人間でいうなら「同じ大きさの足に合わない靴を無理やり履いている状態」に等しく、艦娘にダメージを与えることになる。

「展開艤装」は普段は艦娘の中にデータとして格納され、必要に応じて艦娘が召喚する。展開艤装は装着艤装同様、艦娘各個人の癖や感覚等をフィードバックした状態で召喚するため、操艦できるのは召喚した艦娘だけとなり、召喚していない艦娘はたとえ同型艦、同名艦であってもオブザーバー扱いとなり、操艦を代わることができない。

また、装着艤装と展開艤装は独立しており、展開艤装に地上砲撃を任せて装着艤装を装備して艦隊戦を行うことも可能。展開艤装の展開と解除は艦娘各個人の意思で行われ、海上の任意の場所で展開する(潜水艦娘のみ例外で、彼女達だけは海中で展開する)。

なお、偽装をすべて取り払った状態の艦娘を「母体艦娘」と呼称する。

 

世界観について

 

数十年前に突如現れた深海棲艦(しんかいせいかん)によって制海権と制空権を奪われ、シーレーンはズタズタにされ、海産物は数えるほどしかなくなり、貴重品となってしまった。出現した当初は制海権と制空権を奪取しようと各国が自国の武力をもって深海棲艦に立ち向かったが、深海棲艦の圧倒的な物量差になすすべもなくやられ、外洋と空をすべて深海棲艦に支配されてしまった。

だが、制空権と制海権を人類から奪っておきながら特に目立ったアクションを起こさないなど、その行動には不可解な点が多い。物量差は人類と比べて圧倒的なものの、戦闘行為に関しては消極的なのか、人類側が仕掛けて返り討ちに合うというパターンが多い。




次回から本編スタート。
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