杏奈「そんなことより、あんた誰なの?」
?「名乗り忘れていたわね。私は赤地 (せきち)中学校2年の歌川裕香 (うたがわひろか)。日本画の斑美一斎 (まだらみかずさ)先生の門下生で画家を目指し、住み込みで修行をしているわ」
竜磨「画家?」
裕香「数日前、彼を見た時から私はもう目が離せなくなっていたわ!ずっと心を奪われたままなの!」
天禰「俺がか?」
裕香「君こそ、私がずっと探していた男性よ!君は他の人から感じられないパッションを感じる!」
モルガナはカバンから出そうである
裕香「この通りよ!ぜひ頼む!私の…」
竜磨「ええ、マジかよ!?」
杏奈「こ、これって…」
天禰 (恋人ができる…!?いや、そんな…俺にはやることがあって…)
裕香「モデルになってほしいわ!」
杏奈・竜磨「「はっ?」」
竜磨「てか、斑美って誰なんだ?」
杏奈「知らないの?超有名な日本画家よ!『世界で評価される日本画家』なのよ!」
天禰「確か、その名前は、メメントスで聞いた…」
?「おやおや、他校の生徒となにを話してあるのかね?」
裕香に歩き近づいてきたその人は…
裕香「ま、斑美先生!」
天禰 (テレビで何度も見たことあるが、この目で見ると、ワクワク感が高まるな)
斑美は老人の女性であり、格好は男性が着る和装を来ており、後ろの髪をお団子結びをされている。
斑美「いきなり、男性を追いかけてきたと思えば、呆れるほどの情熱だねぇ…結構、結構…だが、学校に遅れてしまわないよう気をつけるのじゃぞ…」
斑美「す、すみません!すぐに戻ります!」
裕香「今日、個展が開かれるから、このチケットを渡すので詳しい話はその時だわ!」
裕香はチケット4枚を渡した
天禰「余分があるが…」
裕香「もう1枚は、私の小学生の頃の友人だから!放課後に来てね!それとモデルの話を忘れないでね!」
そのまま裕香は斑美の方へ戻っていった
竜磨「モデル…受けるのか?」
天禰「話はしておく」
杏奈 (どうなっちゃうのよ!?まなつたちが聞いたらどんな反応を!?)
まなつが登校する前
まなつの家
アクアポット
ローラとくるるんはポットの中で寝てたが
くるるん「く、くるるん…」 (お、重い…)
ローラ「zzz…zzz」
くるるん「くるるん…」 (く、苦しいよ…)
ローラの尻尾で悪魔を見ている、くるるんだった
まなつの部屋
まなつ「くかー…くかー…」
ジュ〜!
部屋の外から料理をする音が聞こえる
まなつ「っ…?」 パチッ
その音で、まなつは目覚めた
1階に降りると、弁当を作っている碧がいた。
まなつ「…?」
碧「あ、おはよ!まなつ!起こしちゃったわね!」
まなつ「お母さん、もうお仕事?」
碧「さっき連絡があって、水族館に新しい魚が運ばれてくるのよ!ウチワフグという深海に住むフグの仲間でね、お腹が浮き輪みたいに広がって…あっ!いけない!もう行かなきゃ!お弁当そこにあるから、行ってきま〜す!」
まなつ「いってらっしゃい!…水族館の仕事って、結構大変だな〜」
まなつ「…こんな夜明け前に出勤することがあるなんて…お母さんに色々と楽させたいな…」
あおぞら中学校
お昼休み
キーンコーンカーンコーン
桜川「はい!4時間目はここまでです!」
まなつ「さんご!いくよ!」
さんご「うん!」
まなつ「それと、天禰くんとみのりん先輩!竜磨先輩!杏奈先輩!あすか先輩も!」
まなつは天禰たちがいる教室へ向かい…
まなつ「天禰くん!杏奈先輩!みのりん先輩!」
みのり「?」
天禰「まなつ?どうしたんだ?」
まなつ「屋上でお弁当を食べよう!」
杏奈「あんた、教室で食べることはないの?」
まなつ「みんなで食べたほうが美味しんだもん!」
杏奈「まあ、いいけど…」
天禰「わかった。竜磨は?」
まなつ「呼んでほしいな!だって、友達だし、助かってるし!」
天禰「じゃあ、呼んでおく」
そして、あすかがいる教室へ行き…
あすか「……」
まなつ「あすか先輩!」
まなつは机の横下に隠れて出てきた
あすか「うわあっ!?本当に来た!」
天禰は竜磨がいる教室へ
天禰「竜磨、屋上で食べないか?」
竜磨「いいぜ!ちょうどお前を誘おうとしたところだし!」
そして、屋上へ向かう途中におしゃべりをした
まなつ「屋上で食べるお弁当って、トロピカってるよね!」
あすか「昼ぐらい、1人でゆっくり食べさせろよ…」
まなつ「トロピカル部の部長として、初めての部活動でなにをするか、一緒に考えてもらわないと!」
天禰「ああ、活動回数も関わってくる、食べ話しながら決めよう」
みのり「あれ、天禰くん。カバンを何故持ってくるの?」
天禰「…て、定期試験があるだろ?だから、勉強しないとな…?」
あすか「テストがあるのはわかるけど、1人の時な…」
天禰「はい…」 (本当はモルガナにお昼ご飯を渡すなんてことは言えない…)
屋上
お昼ご飯を食べようとするが、まなつの弁当がおかしなことになっている
まなつ「どんな弁当かな…あれっ?うおわああああ!?」
まなつ以外「「「「「?????」」」」」
みんな、まなつに注目するが、天禰はその間にモルガナにお昼ご飯を食べさせる
天禰「急げ」 小声
モルガナ「ありがとうな」
モグモグ
モルガナ「うまい…」❤️
竜磨「どうしたんだよ?そんな大声出して?」
まなつ「上もご飯、下もご飯…ご飯だらけのご飯弁当だよ〜!」 (T_T)
あすか・さんご「ふふっ…」
みのり「こんなにご飯が好きなんだ」
まなつ「違うよ、みのりん先輩!」
まなつ「お母さん、忙しくて間違えちゃったんだ…」
天禰「てことは、今ごろ、まなつの母さんも…朝から大変そうだったんだもんな…」
あおぞら水族館
碧「ああっ!?やっちゃった〜!」
あすか「しょうがないな。少し分けてやるよ」
さんご「私もあげる」
みのり「私も…」
天禰「俺も」
竜磨「あげてやるぜ!」
杏奈「あげてあげるわよ!」
あすかは卵焼き、さんごは花びらのハム、みのりは謎の物体、天禰は鶏肉、竜磨は唐揚げ、杏奈はりんごを渡した
まなつ「み、みんな〜!」 ( ;∀;)
まなつ「お弁当が一気にトロピカっちゃった!」
まなつ「みんな、ありがとう!いただきま〜す!」
まなつはみのりがくれた、おかずを食べると
まなつ「うっ!?うううぅぅう!?」
さんご「どうしたの!?」
あすか「喉に、つっかえたか?」
天禰「飲み込んでいるには見えなかったが」
みのり「それ、私が作ったの。ゴロヘイヤ、納豆、マグロの目玉、卵の殻、全て体にいい物ばかりよ」
竜磨「それで、さっきの丸い形が全てさっき言ったのが全て含まれているの!?」
杏奈「……」 ( 組み合わせが全く悪いよ!)
あすか「ちょっとは味を気にしなよ」
まなつはお口直しのためにお茶を飲んだ
まなつ「プパ〜!もう大丈夫!」
まなつ「お花のハム、美味しそう!」
さんご「私も自分で作ったんだ」
まなつ「さんごも?」
さんご「でも、お花を作ってたら、他のおかずを作る時間がなくなっちゃたから、お花しかないの…」
みのり「食べる?」
みのりは、まなつに食べさせたおかずを渡すが
さんご「だ、大丈夫です!」 (さっきのを食べたら舌がおかしくなるよ!)
まなつ「次は照り焼きキチン!」
まなつ「…なにこれ…」
天禰「味はどう?」
まなつ「…美味しい…スパイスや口で広がる香ばしさが伝わって、一口で食べるにはもったいない!」
天禰「俺も自分で作ったから、前もってスマホで調べといて良かったよ」
あすか「あんた、全て器用にこなせるんじゃないか?」
天禰「調べて、うまくいくとは思わなかったんだよ…」
まなつ「次は、唐揚げ!」
まなつ「サクッと衣がすごいね!お弁当の唐揚げって、こんなにうまいんだ!」
竜磨「そうだろ!俺は母子家庭だけど、俺のために作ってくれてる母さんの感謝の味が広がってるんだ!」
天禰「いつかは、竜磨も自分で作る時がくるけどな」
まなつ「じゃあ、次はだし巻き卵!いただきま〜す!」
まなつ「んっ!?」
あすか「ど、どうした!?」
まなつ「う、おいし〜!柔らかてフワフワ!」
まなつ「はっ!もしかしてこれは、あすか先輩が!?」
あすか「ま、まあ…お弁当作りは私が担当なんだ」
まなつ「担当?」
あすか「うちは父と兄の3人家族でさ、家事はみんなで分担してるんだ。家族はチームだから、助け合わないとね」
まなつは白ごはんをじっと見る
まなつ (私、お弁当はお母さんが作るんだとずっと思ってた。自分で作ってもいいんだ)
まなつは立ち上がると、あすかと天禰にこう言った
まなつ「天禰くん!あすか先輩!私にお弁当の作り方を教えて!」
さんご「私も教えてほしいです!可愛くて、野菜も入ってるお弁当!」
あすか「ええっ?」
みのり「体に良くて、美味しいお弁当を…」
あすか「そ、そんなこと…」
まなつ「そうだ!」パンッ!
まなつ「それなら、お弁当作りをトロピカル部はじめての部活にしようよ!」
ローラ「はあっ?」
さんご「それいいかも!みんなで料理する場所さえあれば」
みのり「土曜日の放課後、家庭科室を借りられるはず」
あすか「待った、待った!私、人に教えられるほど上手くないんだって!」
まなつ「あすか先輩!トロピカル部は今一番大事なことをやる部活でしょ!?だから、私はお弁当作って、お母さんを助けたいの!お願いあすか先輩!」
まなつは涙目であすかに訴える
天禰「いいじゃないか?竜磨も杏奈もどうだ?」
竜磨「俺!?」
杏奈「私も!?」
天禰「どっちみち自分でやる時がくるし、この部活を通して、できたお弁当はうまいからな」
竜磨「…たしかに…悪い話じゃないな…」
杏奈「一人暮らしする時に、有効だし…してやるわよ!」
あすか「し、仕方ないな…わかったよ…」
まなつ「やったん!」
ローラ「今がわかんない。そんなことしてる暇があるなら、プリキュアとしてトレーニングでもしてもらいたいわ」
くるるん「くるるん…」 (ほっぺたをムニャムニュをしないで〜!)
そして、まなつはデザートのりんごを最後に食べる
まなつ「……」モグモグ
まなつ「この、シャキシャキ感がいいね!」
杏奈「でしょ!私もそんな風味がいいの!」
まなつ「ごちそうさま!」
天禰「そうだ、みんなに聞きたいことがあるが…」
さんご「なんでしょうか?」
天禰「このチケットを4枚もっているんだけど…」
まなつ「斑美展?」
さんご「ま、斑美って、あの!?」
あすか「知ってるのか?」
さんご「はい!超有名な画家で、日本で知らない方はいない、そして門下生もいるのいう大物なんですよ!」
天禰「実は、その門下生の赤地中学の歌川裕香に会ってきたんだけど、この中で小学生の頃の友達はいるか?」
みのり「……私ですけど…」
まなつ「みのりん先輩!?」
みのり「実は、裕香とは創作の仲間で裕香は美術が好きなの。私は挫折してるけど、裕香は続けてるのが羨ましいな…」
天禰「なるほど、その裕香から友達なら渡してほしいと、言ってたから、渡しておくよ」
みのり「私に?」
竜磨「再開のチャンスだぜ!」
みのり「…わかりました…」
みのり (裕香…どのくらい絵の腕前が敏腕になってるのでしょうか?)
後回しの魔女の城
チョンギーレ「あ〜あ、かったりいなあ〜!」
ドアを開く音が聞こえ、バトラーが料理を運んできたが、後回しの魔女が食べなかったらしい
チョンギーレ「あ、魔女さまはまた食べなかったのか?」
バトラー「はい」
チョンギーレ「寝かせるほど美味しくなるカレーだとはいえ、いい加減食べてほしいぜ…」
バトラー「シェフチョンギーレ。後回しの魔女さまが、もっと興味を持たられるよう作れませんか?」
チョンギーレ「はあ〜、かったりい〜!」
バトラー「それから、人間たちのやる気パワーのことも頼みましたよ」
チョンギーレ「はいはい、わかってるよ」
放課後
天禰たちは裕香に会わせるために、みのりを呼び、まなつたちとは別れた
まなつ「それじゃ、個展の感想を聞かせてね〜!」
あすか「楽しんでこいよ!」
さんご「できれば、私たちも呼んでほしいです〜!」
天禰「…行こう…」 (モデル…初めての経験だけど…大丈夫だよね!?俺の体大丈夫だよね!?)
個展会場
杏奈「うわ、すごい人!」
竜磨「ゲージュツが俺にはわかんねえけど、成功するとこんなに、ゆっくり眺めていくもんなんだな…」
キャスターが斑美にインタビューをする声がする
キャスター「先生のイマジネーションにはいつも驚かされます!1人の人間が生み出したとは思えない縦横無尽の作風!一体どこからこれほどの着想を?」
斑美「言葉で伝えるのは難しいのですが、そうですな…泉に一つにまた一つと泡が浮かぶように、心の内から自然に湧き出てくるのですよ。重要なのは金や名誉などの俗世から離れること…私の家は質素なあばら家ですが、美の探求にはそれで十分なのです」
天禰「あばら家?」
キャスター「なるほど…その無心が内なる美を育ててくれると…さすがは巨匠、斑美先生!」
斑美「ははは…巨匠などと言葉に意味はないのです…作家は見て、何かを感じてもらえることこそが至福…どうぞご自身の目で作品をご覧になってください…」
杏奈「さっすが言うこと違うわね!私、ファンになっちゃうかも!」
裕香「来てくれたのね!」
天禰「どうも…」
裕香「君たちも来てたのね…」
竜磨「悪いかよ?」
みのり「裕香?」
裕香「みのり?みのりなの!?」
みのり「ひ、久しぶり…」
裕香「久しぶりね!他のお客様のご迷惑にならないように観ていってね!」
裕香「さあ、行こう!名前は…」
天禰「暁天禰です」
裕香「天禰!私の絵のことと一緒に話したいの!」
天禰「あ、ああ…じゃあ、またあとでな…」
みのり「私も行きます…」
杏奈「えっ?みのり?」
みのり「久しぶりの再会ですので、話はしたいので…」
そうみのりは裕香がいる方に行った
天禰「日本画と言っても、筆の動きや形、バランスがこんなに違うんだ…」
裕香「普通はもっと作風が絞られるわ。でも先生は全てを1人で創作されている」
天禰「これらを全て…でも、特にあの大きい絵もこなせるとは…」
天禰は夕焼けや雲、木の一部が描かれた絵に移動した
そこにみのりもやってきた
天禰「みのり?」
みのり「天禰くん!」
裕香「みのり、君もこれが観たかったの?」
みのり「はい、テレビで見たことがあるので生で見たかったのです。この絵は描いた人の苛立ち…わかりませんか熱い苛立ちを感じます…」
天禰「なんだが紳士的で気さくな方なのに、この絵をかけることができるとはな」
裕香「……」
裕香はなんたが、悲しそうな顔をしてたが元の表情に戻り、違う絵に案内した
裕香「こんな絵より、もっといい絵があるの。こっちよ」
天禰「え?あ、はい…」
みのり (少し顔がおかしかったけど…もしかして描いたのは裕香なの?さすがに思い込みかな…?)
みのりは裕香の顔を見ていたが、すぐにそらした
そして、個展を観て帰り、天禰は裕香から斑美の住所を教えてもらった
みのり「では、また弁当作りで会いましょう」
竜磨「ああ!最高に上手いもん作ろうぜ!」
みのりの姿が見えなくなると、天禰は言葉を発した
天禰「みんな、俺が個展に行く前にこの書き込みを見た」
竜磨「どんな書き込みなんだ?」
天禰は2人にその書き込みを見せた
杏奈「どれどれ?日本画の大家が弟子の作品を盗作している。テレビの顔は表しか報じない。あばら家に住み込みさしている弟子の扱いはひどく、こき使うだけで絵など教えてくれない。人を人とも思わない仕打ちは、まるで飼い犬を躾るかのよう…」
天禰「あばら家の言葉で引っかかったんだ」
竜磨「それが斑美のことかもしんねえってことか…」
モルガナ「それだけ読むと、盗作に虐待ってことになるな」
杏奈「嘘でしょ!?あんな人のよさそうな先生なのに…」
竜磨「けど、これが本当ならかなりの大物だ!次のターゲットかもな!?」
モルガナ「ちゃんと考えろよ!世間の注目を集めることは、それだけ危険も多くなるってことなんだからな!」
竜磨「わーーかってるって!」
モルガナ「ほんとか…」
杏奈「それで、どうするの?」
天禰「とりあえず、真相を確かめてみようと思う」
モルガナ「よし!それじゃ早速に天禰にお願いが!」
天禰「?」
その夜
「先ずは、個展の成功、おめでとうございます」
斑美「はっはっは…まだ初日だから大成功とは言えませんよ」
「いやいやいや、あの様子を見ればわかります」
裕香 (先生…私の作品が世に出るのは、いつごろなんでしょうか?)
[newpage]
天禰たちは斑美の家に行った。もちろん、まなつもいる
だが、その家は少し古びいており、貧しそうであるが、大きいそうではある
まなつ「ここで合ってるんだよね?」
天禰「表札もそこに書いてある」
竜磨「インターホン押してみたらどうだ?」
天禰「あ、ああ…」
押してみると、ピンポーンではなく、ブ〜!たいう音だった
まなつ「独特だね!?」
インターホンに裕香が出た
裕香「どちら様でしょうか?」
天禰「あの…暁天禰…」
裕香「すぐに向かいます!」
ガラガラガラ
裕香「天禰くん…君たちもなのね…それに、見たことのない女子もいるけど…」
まなつ「どうも!夏海まなつです!天禰の友人です!」
竜磨「悪かったな」
裕香「君たちを招待した覚えはないけど…」
天禰「あ、あの実は…」
竜磨「お前んとこの先生の噂ってマジか?盗作とか虐待とかネットに出てるんだよ…」
裕香「……ふ、ふふふ…ははははは!!こんな下らない噂に踊らされるなんてね…」
竜磨「だけどよ…」
裕香「虐待するほど子供が嫌いなら、住み込みで弟子などを取ると思うのかしら?今門下生は私1人。私がないと言うから疑う余地はありません」
裕香は竜磨に顔を近づける。ちなみに裕香の身長175cmあり、竜磨より高い。
裕香「身寄りのない私を育ててくださったのは、先生よ…これ以上恩人を愚弄するなら、許さないわよ…?」
まなつ「待って!私たちはただ…!」
斑美「裕香?」
天禰「っ!」
斑美「そんなところでどうしたのかしら?なにがあったの?」
裕香「先生すみません…この人たちが先生の根も葉もない先生の噂を…」
斑美「噂?」
斑美は竜磨とまなつを見る
まなつ「あの、私たちはただ…」
斑美「許してやりなさい」
杏奈「えっ?」
斑美「私についての良くない噂は、私自身も耳に聞いている。それを聞いて、モデルの頼まれた彼の身を案じたのでしょう…その気持ちもおわかりいだけるわ…」
裕香「ですが…」
斑美「この偏屈な老人が、周りに好かれるとは思っておりませんでしょう……裕香には罪はありません…仲良くやってください…この通りです…」
天禰以外「「「……」」」
裕香「やめてください先生!そんな…」
斑美「立ち話もあまりになのですから、上がってもらえなさい。それじゃ、失礼するわよ…」
そう言って、斑美は階段を上がっていった
裕香「あのような人が、盗作や虐待をするかのように思えますか?」
竜磨「……」
裕香「ちょうどいいわ。君たちに見せたいものがあるわ」
裕香は天禰たちを部屋に招き、先生の見せたい絵を見せてもらうことにした
裕香「これを見れば、2度と馬鹿な噂に惑わされることはないでしょう…」
探しているうちに、モルガナはカバンがから出てくる
まなつ「モルガナ?どこいくの?」 小声
モルガナ「ちょっと中を探検してくる」
裕香「これが、君たちに見せたい絵よ。先生の処女作にして代表作『サユリ』。私が画家を志す、きっかけをくれた絵よ!実物は盗難にあって、今はどこにあるかわからないけど…」
その絵は赤い服を着た女性であり、何かを悲しい目で見つめている。まさにそれは謎に包まれ、美を感じる絵である
杏奈「綺麗…」
竜磨「おお…ゲージュツはわかんねえけど、これがスゴイのはわかる…」
まなつ「トロピカりそうだよ…」
裕香「親を亡くした私を引き取り、育ててくれた先生を人として、師匠として尊敬しているわ!」
その頃モルガナは家を探検しているうちに、鍵がかけられた謎の模様をした扉があった。
モルガナ「!」
裕香「天禰くんを見たとき、男性だけど、この絵と同じ感じをしたわ!私は追求したいの!どうかモデルな話、よろしく頼むわ。すまないけど、これから先生と打ち合わせがあるから、話の続きは、また日を改めて…」
そして、みんなは帰ろうとするが、その会話の途中で…
まなつ「さすが、先生だったね〜!あばら家暮らしでも、特に何も言うことは…」
ピコンッ!
機械音「候補が見つかりました」
竜磨「候補?まさか…」
モルガナ「ああ、マダラミはパレスを持つほどの強い欲望があるってことだ!あとは、このあばら家を何と勘違いしているかだ!」
杏奈「鴨坂木のように、学校が『城』的な?」
モルガナ「いいから、当てずっぽうでいこうぜ!」
まなつ「じゃあ、水族館!」
機械音「候補が見つかりません」
ローラ「なんで、魚が出てくるのよ!?」
まなつ「当てずっぽうに言ってみたから…」
ローラ「もう少し深く考えなさいよ!」
竜磨「じゃあ牢獄は?」
機械音「候補が見つかりません」
竜磨「ああ、めんどくせ!」
竜磨「刑務所!倉庫!それと、教育指導室!ついでに牧場!」
機械音「候補が見つかりません」
竜磨「かすりもしねえ…」
モルガナ「出直すか…?」
天禰「日本画家…画家に関係する建物…美術館?」
ピコンッ!
機械音「ナビゲーションを開始します」
ローラ「当たったわ!」
まなつ「ナビゲーションって!」
杏奈「ここを美術館だと認知!?」
グニャアッ…
美術館
そのパレスは夜空であり、美術館の後ろにスポットライトがあって、看板には『斑美大画伯美術館』と書いてある
スカル「なんかすごい豪華…」
ゾンネ「でも、悪趣味さが少し感じるよ…」
モナ「パレスは妄想に駆られた景色だ。これがマダラミのあばら家の本当の姿なんだろうな」
パンサー「まだ信じられない…」
スカル「芸術なんだし、パレスぐらい持ってるんじゃねえ?美の探求だし、盗作とか虐待とか関係ないんじゃねえ?」
モナ「本当かどうかわからんが、中に入って調べてみようぜ!」
ゾンネ「あばら家では、あんな古いのにパレスではこんなキンピカ…感じ悪いな…」
ジョーカー「……ゾンネ…」
ジョーカーたちは建物内に入ることに成功したが、人物画がたくさんあることに疑問を抱き、ある人物を見て、さらに疑念が湧き出る
スカル「なんだよ…さっきから人物画はみんな、名前と年齢だけじゃねえか…」
ゾンネ「それだけじゃないよ…この人は確かメメントスであった…」
モナ「ああ、ノノミヤってやつだ…」
杏奈「おかしいよね?普通は作者やタイトルがあるのが普通なのに…」
モナ「ああ…もっと先を調べてみようぜ…」
そして、さらに深く調べると驚きの人物画を発見する
スカル「この絵、あいつじゃねえの?」
モナ「歌川裕香と書いてある。間違いないだろう…」
パンサー「じゃあ、ひょっとして、ここにある絵は全部…」
ジョーカー「斑美の弟子たちだ」
スカル「ここにある絵全部か!?だがあのあばら家では…」
ゾンネ「もしかして、歌川さんを除いて弟子だった人たちのことだよね…」
モナ「よし、もう少し奥を調べよう。確信が欲しい」
ジョーカーたちは特別展示室で、地図を手に入れ、その上の方を手に入れた
そして、上に行くと…巨大な黄金像の斑美が設置されていた
モナ「これを見ろ…」
パンサー「無限の泉…?」
ゾンネ「彼らは、斑美館長様が私費を投じて作り上げだ作品群である。彼らは自身の着想とイマジネーションを生涯、館長様に捧げ続けなければならない。それが叶わぬ者に、生きる価値なし!」
ゾンネ「これって…盗作じゃないの!?」
ローラ「何が実力よ!弟子の力がないとのしあがれない老ぼれじゃないの!?」
スカル「クソ!とんだ食わせババアだ!あの野郎!」
モナ「弟子は『俺のモノ』ってことか…。ホントなら、まともな絵描きですらないぜ…」
モナ「マダラミ様の役に立つうちは置いてやるが、駄目になったら…」
パンサー「まるで奴隷や道具じゃない!」
パンサー「なんで黙る必要があるのよ!?一緒に住んでいるならわかるでしよ!?」
ゾンネ「多分、育ててくれた恩義があるからだと思う…」
スカル「どうする?もうターゲットでいいだろ!?」
モナ「待て待て!ワガハイたちはまだマダラミのことを知らないだろ!ヒロカにマダラミの裏事情のことを聞いた方がいい!それにマダラミの被害者に話をした方がいいだろ!」
スカル「面倒臭え…」
ジョーカー「俺…モデルの話を受けようと思う」
ゾンネ「モデル!?」
ジョーカー「また話すよ。しかし今回は鴨坂木よりも大物だ。気を引き締めて行こう!」
ジョーカーはその場から出る途中に高らかな笑い声が聞こえた
シャドウ斑美「ぬわっははははは!!!見たか?さっきのあのガキどもの顔を!ちょいと頭を下げるだけでコロリと騙されおって!メディアの影響力はこうやって使うのだよ!」
シャドウ「さっすがです!斑美先生!」
シャドウ斑美「盗作?虐待?何が悪い?弟子の面倒を見るかわりに作品を捧げさせているだけよ!投資と同じなのよ!だが最近の奴らは反抗し、逃げ出す!だからこそ調教が必要なのだ!飼い主に逆らわせないようにするために!だが、最後にいいのが残った!裕香は才能がある!私に合間もおる!私が飽きるまで、いや死ぬまで、こきつかってやろう!そうでもしなければ、やつの作品が世に出ることはない!これは、裕香のためだけでなく、美術界の為でもあるのだわ!」
シャドウ「さっすがです!斑美先生!」
シャドウ斑美「ぬわっははははははは!」
ジョーカーたちはその言葉を覚え、いつか化けの皮を剥がすと誓った
しかしシャドウ斑目の発言はその場で終わらなかった
シャドウ斑目「しかも、裕香には一之瀬みのりという友人がいる!もし私の弟子になったら、絵に興味を惹かせましょう!きっと彼女も美術界に興味を持つでしょうね!」
スカル「野郎……!言いたい放題言いやがって…!才能のある者にすがらなきゃ、なんにもできねえだろうが!」
まなつ「そうだね!しかも、みのりん先輩を巻き込ませるようなことはさせないよ!」
そして、とある土曜日
あおぞら中学校
家庭科室
まなつ「初めての部活動は、お弁当作り!みんなでトロピカっちゃお〜!」
まなつ・さんご・天禰・竜磨・杏奈「「「「お〜!!!!!」」」」」
ローラ「生憎だったわ。人魚の女王は料理はしないの。頑張ってね!味見くらいならしてあげてもいいわよ…!」
その言葉にイラっときたのか、あすかと竜磨は…
あすか「人魚の分だけ激辛にしてやる…!」
竜磨「焦げたてを食わせてやろうかな…?」
天禰「ローラ、お前の分だけは作らないって」
ローラ「なんでよ!?」
天禰「さっき生意気な口を言った罰だと…」
ローラ「待って!弁解します!待ってるのがいやで、懸命に作っているのを想像すると羨ましいと思ったからなの!ゴメンって!」
天禰「要するに嫉妬でしょ?」
ローラ「はい…」( ; ; )
あすか「ローラ…君は人魚だし動きにくいはわかっているけど、その態度を続けると女王様の気分が変わるよ…」
ローラ「はい…すみませんでした…」
まなつ「それで、今日は何を作るんですか?」
あすか「くるるん弁当だよ!」
まなつ・さんご「「くるるん弁当!?」」
天禰「キャラ弁になるね」
竜磨「食べるのもったいねえな…」
杏奈「キャラ弁!?どんなアートになるんだろ!?」
しかし、みのり反応は違った
みのり「くるるん弁当?」
みのりはくるるんをそのまま食材に使うと勘違いしている
みのり「酷い…くるるんを生で使用するなんて…」
あすか「そのまま使ったりしないよ!」
まなつ「さすがに、そんなことはないよ…」
あすか「こんな弁当だよ」
あすかは皆んなに、くるるん弁当の絵を見せ、食材も書いている
まなつ「うわ〜!私がリクエストしたカボチャの煮付けも入っている!これ、お母さんの大好物なんだ!」
さんご「へえ〜、まなつのお母さん喜ぶね!」
まなつ「えへへへへ!だといいな!」
あすか「さあ、手を洗って!作り始めるよ!」
まなつ・さんご・みのり・天禰・竜磨・杏奈「「「「お〜!!!!!」」」」」
まなつは天禰と一緒にご飯に桜でんぶを混ぜていた
ローラ「まなつと天禰は何をしているの?」
まなつ「ご飯を桜でんぶを混ぜて、くるるんをピンクにしているんだよ!」
天禰「他にも色があるからね、緑や青もあるんだよ」
次に、ローラはさんごやあすかがいる方に向かった。2人はブロッコリーを買っている
ローラ「その緑のもじゃもじゃ、食べ物?」
さんご「これはブロッコリーだよ。電子レンジで温めて、お浸しにするの」
あすか「時間がない時でも、レンジを使えば簡単に料理できるからね」
さらにローラは卵を割ろうとしている、みのり、竜磨、杏奈の方に向かった
みのり「うう…」
竜磨「力を入れすぎないように…!」
杏奈「……」
杏奈は他の2人より、少しうまくやっている
ローラ「3人とも何をやっているの?」
みのり「どこに力を入れていいのか…わからない…」
ローラ「そ、そう…」
みのり「うう…」
ローラ「……」
竜磨「なんとかうまく割れたぜ…」
杏奈「殻が少し入ってるわよ」
竜磨「力みなかったつもりだけどな…」
みのり「うう…」
ローラ「……」イライラ
みのり「ううっ…」
ローラ「ギニニ…」
みのり「くうう…」
ローラ「ああもう!見てらんない!」
ローラはポットから出てしまう
ローラは卵を1個手に取ると
ローラ「こうすればいいんでしょ?」
ベシャッ!!
ボウルに卵をぶつけ割れたが、殻が多めに入った
みのり「……ドンマイ…」
竜磨「大失敗じゃねえか!?」
杏奈「結局見るの我慢できてないじゃん!」
ローラ「み、みのりは割ることするできてないじゃない!」
杏奈「特に、あんた割り方が超がつくほどのド下手よ!」
そこにあすかがやってきて
あすか「2人とも、練習あるのみだね…」
みのり・ローラ「はい…」
そのあと、まなつはかぼちゃを切ってボールに入れるが、床に落としてしまう
まなつ「ああああああ!?」
天禰「まなつ…洗おう…」
まなつ「私はドジ霊に取り憑かれているのかな?」
天禰「いや、ただのミスだから」
そして、さんごとローラが電子レンジで温めいているブロッコリーを見たり、あすかが玉ねぎを切り、ローラがボウルで受け止めていた
竜磨「いや、そんな風に飛ぶの!?」
あすか「鍛えればこうなるんだよ」
※ウソです
そして、みのりがトマトをボウルに入れた
そして、さんごがタコさんウインナーを創作して、フライパンで炒めるが、ローラはそれをやりたくなった
ローラ「私もしてみたいな…」
さんご「ローラはちょっと…」
天禰「俺が、教えるよ」
ローラ「あ、ありがとう天禰…//」
天禰はローラに炒め方を教え、ローラもやってみるとタコさんウインナーが1つも落ちることはなかった
ローラ「みんなで作ると楽しいわね…」
さんご「そうでしょ?」
天禰「きっと、ローラも料理ができるようになってほしいな…」
ローラ「でも、こんな足だし…」
天禰「でもね、グランオーシャンでもし、料理ができるようになったら少しは尊敬されないか?」
ローラ「それは、その通りだわ…」 (天禰は私の成長さしているわ…我儘な私を止めて、教えて…)
そして、まなつがかぼちゃを煮付けているのを見たり、あすかが卵焼きを作っているのを見たりした
まなつ「〜♪どれも、これも美味しそう!」
竜磨「ああ!いい仕上がりだ!」
あすか「大抵のおかずは冷凍できるから、たくさん作って冷凍しとくと楽だよ!」
杏奈「そうなんだね」
まなつ「へえ〜、うん?」
まなつ「よく考えたら、これ1人で作らなきゃいけないんだ…あすか先輩も天禰くんも毎朝大変だね〜」
あすか「あはは、まあね〜」
天禰「でも、居候しているからお弁当作りを任せっぱなしもどうかと思うから、自分で作ったんだ」
あすか「私は、家族に元気でいてもらいたいから頑張れるんだ」
まなつ「……」
まなつは毎朝早く起きて、お弁当を作ってくれているお母さんを想像していた。
まなつ「お母さん…」 (やっぱり苦労していたんだ…。親のありがたみを感じるよ…)
あすか「ま、気楽に作りなよ!」
まなつ「?」
あすか「余った晩御飯をおかずに詰めていいし、冷凍食品だって美味しいしな」
まなつ「うん!」
ローラはいちごをみていた
ローラ「甘くてキラキラ!これはなに!?」
さんご「それはデザートのいちご。お弁当の最後に食べるんだよ!」
ローラ「ええっ!?一番最初に食べたい!」
まなつ「ローラは一番最初に好きなものをたべるんだね!ねえねえ、みんなは?」
天禰「俺は、米だな」
杏奈「私は卵焼きよ!」
竜磨「俺は肉だぜ!」
みのり「私はブロッコリー」
さんご「私は、タコさんウインナーだね」
まなつ「私はハンバーグ!あすか先輩は?」
あすか「私は最後に食べるかな?」
まなつ「ええっ!?意外〜!」
さんご「好きなのに我慢するのは辛くないですか?」
あすか「だからこそ、食べた時の喜びが増すってもんさ」
ローラはいちごを見て、1つ手に取りつまみ食いしようとした
ローラ「あ〜…」
天禰「ローラ…!」
桜川「みんな〜!」
ローラ「えっ?」
ローラ・桜川以外「「「「!!!!???」」」」」
ガラッ!
桜川「調子はどう?んっ?」
まなつ「ば、ばっちりで〜す!」
さんご「ぜ、全然なにも全く問題ありません!」
桜川先生は大きな魚を見るが、それがローラだとは気付いてない
桜川「そんなに大きな魚を料理するの?大変ねえ〜!」
あすか「い、いいえ!それほどでも!」
みのり「意外と簡単です!」
桜川「良かった!頑張ってね!」
桜川・ローラ以外「「「「は〜い!!!!!」」」」」
桜川先生はドアを閉めたが、再び開けた
桜川「何か、手伝おうか?」
竜磨「だ、大丈夫だぜ!」
天禰「何も問題はありませんので」
桜川「そう?じゃあね〜!」
まなつたちはその場でへたり込んでしまった
ローラ以外「「「「ふう〜!!!!」」」」
まなつ「びっくりした〜!」
ローラ「私を料理って失礼しちゃうわ!」
竜磨「あれしか切り抜けれなかったんだよ!」
天禰「怖がらせてしまってすまない!いちごをつまみ食いしようとしたのは黙るから!」
杏奈「えっ?つまみ食い?」
あすか「どうゆうことかな?」
ローラ「ちょ、天禰!?見てたの!?」
天禰「そうだな」
あすか「全く、つまみ食いは許さないよ!」
ローラ「やめて〜!後で私のおかずを与えるから!」((((;゚Д゚)))))))
あすか「まあ、いいだろう…」
ローラ (軽!?)
まなつたちは包まれている9つのお弁当を見て…
まなつ「トロピカくるるん弁当、完成!」
あすか「家でも作れそうか?」
まなつ「ありがとう!あすか先輩!」
ローラ「早く食べましょう!」
まなつ「うん!ここじゃなく外でね!」
ローラ「え〜!?」
天禰「せっかく出来た弁当だ。長いところに居続けては、ドーパミンが増えるから外に出てストレスを解放しよう」
竜磨「俺も外の方がいいぜ!天気も晴れだしな!」
その頃、賑やかでお店の前で食べている、その様子を見たチョンギーレは…
チョンギーレ「ちっ!弁当なんて、かったりいぜ!ちまちま細々と料理を詰めるなんてな!」
チョンギーレはかき氷を作っている店員を見ると、かき氷機に目をつける
チョンギーレ「人間どもには俺からデザートのプレゼントだ」
チョンギーレ「出てこい!ヤラネーダ!」
チョンギーレはかき氷機にヤラネーダを投げる
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
[newpage]
一方、外に出て座る場所を見つけたまなつたたは、弁当をテーブルに置いた
ローラ「ああ…お腹ぺこぺこ…」
さんご「私も…」
天禰「じゃあ、開けてみようか」
一斉に開けてみると、やはり完成は素晴らしいものだ
まなつ「うわぁ…!」
さんご「かわいい…」
あすか「うむ…上出来だな!」
杏奈「みんなの努力の作品だね!」
アクアポット
ローラ「くるるんの分ね!なかなかよく出来てるじゃない!くるるんも弁当嬉しい?」
くるるん「くるるん!」(嬉しい!)
くるるん以外「「「「「いただきま〜す!!!!」」」」」
しかし、食べようとするが突然阻まれる
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
くるるん以外「「「「「?????」」」」」
みんなは紫のサークルが見えている
さんご「あれは…」
ローラ「ヤラネーダよ!」
竜磨「食べようとしている時に!」
天禰「仕方ない。弁当は俺たちが持っとくから、まなつたちは今すぐに向かおう!」
まなつ・さんご・みのり・あすか「「「「うん!!!!」」」」
「きゃああああ!!!??」
「うわあああ!!?」
人々は逃げているが、逃げ遅れた人はやる気パワーを奪われていた
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
まなつ「よーし!」
ぐううっ!
まなつ「うわぁ…よりによって、こんなにお腹が空いてるときに…」
あすか「そんなこと言ってる場合か!」
ローラはアクアポットから出ると…
ローラ「いくわよ!」
まなつ・さんご・みのり・あすか「「「「プリキュア !!!!トロピカルチェンジ!!!!」」」」
まなつ・さんご・みのり・あすか「「「「レッツメイク!!!!キャッチ!!!!」」」」
さんご「チーク!」
みのり「アイズ!」
あすか「ヘア〜!」
まなつ「リップ!」
まなつ・さんご・みのり・あすか「「「「ドレス!!!!」」」」
サマー「ときめく常夏!キュアサマー!」
コーラル「きらめく宝石!キュアコーラル!」
パパイア「ひらめく果実!キュアパパイア!」
フラミンゴ「はためく翼!キュアフラミンゴ!」
サマー・コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「「はあ〜!」」」」
サマー「よく食べ、よく寝る…」
サマー・コーラル・・パパイア・フラミンゴ「「「「トロピカルル〜ジュ!プリキュア !!!!」」」」
天禰「要はエネルギーを大事にってことか」
竜磨「健康管理ってことだろ?」
モルガナ「弁当…!」
杏奈「我慢しよう!」
チョンギーレ「また来やがったな!」
サマー・コーラル・・パパイア・フラミンゴ「「「「はあああああああ!!!!」」」」
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
ヤラネーダはアイス攻撃で、サマーに放つが避けられた
しかし、外した攻撃は数台の車を凍らした
竜磨「あれ受けたら、凍ったまう!!」
そのあともヤラネーダはアイス玉を無数に放つ
それで進撃に困難が生じる
サマー「う、うわああああ!?」
しかも…
グウウ…
サマー「お、お腹が…ブフ!」
コーラル「サマー!」
サマーは攻撃を受けてしまい、コーラルが❌バリアで防ごうとするが、いつもの❌サイズではない
グウウ…
コーラル「お、お腹が空いて…」
やはり、力が出ずに❌バリアにビビが入った
背後から攻撃しようとパパイアとフラミンゴは息を合わせ、攻撃するが…
パパイア・フラミンゴ「「……」」
コクリッ!
パパイア・フラミンゴ「「はああああああ!!!!」」
グウウ…×2
パパイア・フラミンゴ「「あれっ??」」
その声や音に気づいたヤラネーダが手からアイス玉を発砲する
パパイア・フラミンゴ「「きゃあああああ!!??」」
サマー「大丈夫!?」
パパイア「なにこのヤラネーダ、強い!」
フラミンゴ「違うよパパイア」
サマー「私たちが力を出せてないんだ」
ローラ「このままじゃまずい…」
天禰「この弁当を食わせれたらいいが…」
ローラ「……そうだわ!みんな、私に作戦があるの!」
モルガナ「なにをするつもりだ?」
ローラ「少しでいいから、ヤラネーダの動きを止めて!」
サマー・コーラル・・パパイア・フラミンゴ「「「「オーライ!!!!」」」」
サマー「でも、どうやって?」
フラミンゴ「ふ…」
サマー「?」
フラミンゴ「大抵のものは、冷凍できるって言ったろ?」
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
ヤラネーダは車を凍らした攻撃を再びしたが、サマーたちは避け走った
そして、凍っている方へ向い、氷の上に立った
フラミンゴ「こっちだよ!ヤラネーダ!」
モルガナ「なるほどな!」
天禰「なるほど、その発想か!」
竜磨・杏奈「「??」」
ヤラネーダはサマーたちがいる方に再びアイス攻撃したが、その攻撃が波にのり、ヤラネーダに返された。それでヤラネーダは凍ってしまった
チョンギーレ「ゲッ!?固まった!」
ローラ「みんな、今よ!」
天禰「…そうか!竜磨、杏奈!サマーたちに弁当を渡すんだ!」
竜磨「ええっ!?」
杏奈「この時に弁当!?」
ローラ「いいから!」
天禰と竜磨と杏奈はサマーたちに弁当を渡した
サマー「作戦ってお弁当?」
ローラ「一口でいいから食べるの!ほら、ヤラネーダが動き出す前に!」
竜磨「じゃあ、スタミナ回復か!」
天禰「すぐに済ました方がいい。ヤラネーダが動き出したら、お弁当凍らせられるかもしれないぞ」
サマー「それはいやだ!」
サマーたちは手を合わせると
サマー・コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「「いただきます!!!!」」」」
サマー「それじゃ、大好きなハンバーグ!」モグモグ
サマー「おいしい!!」
コーラル「たこさんウインナーかわいい!」モグモグ
パパイア「美味しくて、体に良いなんて野菜って凄い!」モグモグ
コーラル・パパイア「「おいし〜!!」」
フラミンゴ「…私は好きな物は最後だ!」
フラミンゴはトマトを口に運ぶ
フラミンゴ「…トマトも美味しい…」
モルガナ「…食いてえ…」
ピシピシ…
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
チョンギーレ「よし!いけー!」
竜磨「動き出したぞ!」
天禰「すぐに決めよう!また空腹になったら同じ手は引っかからない!」
サマー「ええっ!またお腹が空かない内に倒しちゃおう!」
コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「オーライ!!!」」」
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
ヤラネーダはアイス攻撃を噴射するが、サマーたちの動きは空腹が満たされ、動きやすくなり、コーラルも❌バリアの力が出ていた。
サマー・パパイア・フラミンゴ「「「はああああああ!!!」」」
ドゴォッ!!!
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」(@_@)
ローラ「マーメイドアクアポット!キャッチ!」
ローラ「オレンジ!」
ローラ「やる気パワー、カムバック!」
ポワアアァァ…
ローラ「今よ!」
フラミンゴ「ハートルージュロッド!」
フラミンゴ「プリキュア !ぶっとびフラミンゴ〜!スマッシュ!」
フラミンゴ「ビクトリー!」
ヤラネーダが浄化され、凍りついていた車やテーブルが溶けた。
チョンギーレ「今日はこの辺にしておいてやるぜ。いい料理のアイデアが浮かんだからな」
シュン!
あおぞら水族館 使われていないプール
くるるんはプールで泳ぎ、あがると貝殻クッキーを食べた
パクッ!
くるるん「くるる〜ん!」
バシャ!
ローラ「たしかに外のお弁当も悪くないわね!」
ローラはアクアポットを持つと、自分のお弁当を撮った
カシャッ!
ローラ「では…」
全員「「「「「いただきま〜す!!!!!」」」」」
あすかは卵焼きを食べると…
あすか「美味しい〜!我慢した甲斐があったなよ!」
さんご「なんか、すごく美味しそう」
まなつ「私も最後のお楽しみにしてみようかな?」
あすか「じゃあ私も最初に食べてみるよ」
まなつ「本当!?」
まなつ「でも、最初でも最後でも、作ってくれた優しい気持ちを感じた時が、一番美味しいよね!」
さんご「そうだね!」
竜磨「こんなに美味かったなんて、これから早起きすることを努力して作ってやるか!」
杏奈「…みのり、どうしたの?」
みのり「…くるるん弁当、食べにくい…」
まなつ「えっ?なんで?」
みのり「だって、くるるんが…」
みのりは目の前にいる、くるるんに指を指す
くるるん「……」
モルガナ「…気まずいな…」小声
みのり「くるるんがそこにいるのに、くるるんを食べるなんて…」
さんご「ああ…」
あすか「たしかに…」
しかし、まなつはその雰囲気に流されなかった
まなつ「でも、くるるんの目、美味しかったよ」
まなつ「ほら見て!はむっ!」モグモグ
まなつ「ん〜!美味しい!」
みのり「まなつ…酷い…」
天禰「食べにくいけど、残すのもあまりな…」
まなつ「そうだよ!だって美味しんだよ!くるるんのお目め〜!」
竜磨「『くるるん弁当のお目め』と言った方がまだ説得力はあると思うけどな…」
ローラ「たしかに似てるわねこりゃ」
後回しの魔女の城
チョンギーレは新しい料理のアイデアを思いつき、作ったメニューはカレーが氷漬けされていた
バトラー「おお…これは…」
チョンギーレ「氷漬けにすりゃ、いくら後回しの魔女様が後回しにしても大丈夫だぜ!」
しかしバトラーがツッコミを入れる
バトラー「逆に食べたくなったときに困るのでは…?」
チョンギーレ「…待つほど美味しくなるからいいだろ…てか、ほんとに苦労したからな!」
バトラー「申し訳ございません…」
まなつの家
碧「ただいま〜!」
まなつのお母さんが帰ってくると、まなつが夜ご飯を作り終え、テーブルに置かれていた
まなつ「じゃじゃ〜ん!」
碧「ええっ!?これ、まなつが作ったの!?」
まなつ「うん!あすか先輩と天禰くんに作り方を教えてもらったんだ!」
まなつ「明日から、私もお弁当作るからね![
碧「まなつ…」
まなつ「家族はチームだから、助け合わないとね」
碧「あはは!本当に忙しい時は、お願いするわね!ありがとう!まなつ!」
まなつ「っ!いひひ…!」
まなつ・碧「いただきま〜す!」
まなつ「お母さんは何から食べるの?む
碧「もちろんカボチャの煮付け!まなつはハンバーグでしょ!」
まなつ「私も今日はカボチャから食べてみようかな?」
その頃、天禰は…
天禰「…峰倉さんにカレーの作り方教えてもらいたいな…」
歌川裕香:CV 田所あずさ