トロピカル〜ジュ!プリキュア×ペルソナ5   作:ターオン

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今回、ペルソナ側のストーリーで天禰が私立中学 (ノーブル学園)を退学になるまでの経緯が明かされますが、あれ何度見ても胸糞ですね…。特にあのハg…


ゲフンゲフン…では、どうぞ。


没収!?アクアポットは校則違反!?&鍋パーティーとメイドルッキンパーティー!?

まなつ「私、夏海まなつ!憧れの都会にやってきて、部活にプリキュアに怪盗に毎日大忙し!人魚のローラと一緒に、めいいっぱいトロピカろ〜!」

 

暁天禰「俺は暁天禰。斑美の改心に成功し、今は改心を待っている。サユリの絵が裕香に帰ってきたから良かったが、住む家はどうするんだ?」

 

 

まなつの家

 

 

キャスター「続いて次のニュースです。大物の日本画家、斑美画伯が盗作や虐待を告白しました」

 

 

キャスターは斑美の謝罪会見の様子を映す。

 

 

碧「盗作や虐待…それに泣いているわ…」

 

 

まなつ (改心を表しているよ!)

 

 

斑美「私は…画家としてあるまじき罪を犯しました。世に言う…その…『盗作』を、私は…我が国の、美術界にも…そして…『サユリ』に、も…くっ!」

 

 

あすかの家

 

 

あすか「……」

 

 

斑美「…皆様に、どう…お詫びを…申し上げ…う…申し上げ、たら…いい、か…んぁっははぁぁ!」

 

 

あすか「泣き過ぎたろ…」 

 

 

さんごの家

 

 

キャスター「このように、斑美氏による、謝罪会見の模様をお伝えしました。斑美は盗作の事実を協会に申告したのち、警察からの出頭要請に応じたとのことです。斑美氏は、教え子らへの虐待容疑に加え、無断で自分の作品と偽って発表していた疑いがある他、代表作『サユリ』に関する盗難被害の届けが、詐欺目的の狂言だったとも言われています」

 

 

さんご「じゃあ、デマを流したってこと…?」

 

 

キャスター「大物に持ち上がった大がかりな違法行為に、美術界では衝撃が走り、氏は会見後、身柄を警察に移される予定でしたが、高齢を考慮され、警察病院での聴取となると模様です。しかし簡易鑑定では精神に以上はなく、責任能力はあるとの見方を示しています」

 

 

さんご「なんで自分で言ったんだろう?」

 

 

みゆき「多分、罪がバレそうになっちゃいそうだったからじゃないかしら?」

 

 

キャスター「また、氏の個展に『怪盗団』を名乗る何者かが、不明な声明文を張り出したとの情報があり、警察では、容疑者を特定しないかたちで関連を調べる事にしています」

 

 

みゆき「たしか、あおぞら中でもあったわね…予告状が貼り出されていて、元オリンピック選手が罪を告白したわね…」

 

 

さんご「……存在するのかな?怪盗団…」

 

 

街路

 

 

偶然テレビシャップを通った女子生徒はその番組を見て…

 

 

?「怪盗団…」

 

その頃、東京の渋谷の男子生徒が…

 

 

?「怪盗団ね…」

 

 

 

あおぞら中学校

 

屋上・部室

 

昼休み

 

部室であおぞら新聞がトロピカル部のことについて掲載されていた。

 

 

みのり「『トロピカル部主催、サンドアート大会盛り上がる!』だって」

 

 

さんご「やったね!学校新聞に取り上げられるなんて!」

 

 

まなつ「うんうん!」

 

 

竜磨「興味を持ってくれたら、新入部員が来るかもしれないな」

 

 

ローラ「へえ〜」

 

 

杏奈「嬉しくないの?」

 

 

ローラ「そ、そうじゃないわよ//」

 

 

まなつ「この調子で次の部活もトロピカっちゃお〜!」

 

 

さんご「うん!あすか先輩と天禰くんが来たら、何にするか決めないとね!」

 

 

まなつ「実はみんなでやってみたい部活があって〜!」

 

 

まなつが取り出したのはスケボーだった。

 

 

まなつ「ジャジャーン!」

 

 

さんご「スケートボート?」

 

 

まなつ「うん!昨日整理した時に見つけたの!スケボー部、良くな〜い?」

 

 

タ…

 

 

まなつ「!あすか先輩と天禰くんかな?」

 

 

ガラガラ…

 

 

正美「風紀委員長の角田正美 (かくたまさみ)です」

 

 

そこにもう1人…

 

 

?「すまないけど、この部室を調べさせてもらうわ」

 

 

まなつ「えっ?」

 

 

みのり「調べる?」

 

 

竜磨「どうゆうことだよ?」

 

 

その間にローラはポットで移動したいた。

 

 

ローラ「ふう…危なかった…」

 

 

正美「校則18。校内による風紀員の持ち物の検査は許可される」

 

 

パチンっ!

 

そこに数人の風紀員が現れた。

 

 

 

みのり「待ってください。検査の理由を説してください」

 

 

正美「真相を突き止めるためです」

 

 

?「そうよ。学校を騒がせている人魚についてね」

 

 

まなつ「に、人魚…!?」

 

 

竜磨 (ローラのことじゃねえか!?)

 

 

ローラ「人魚…?」

 

ーーー

 

掃除当番を終えた、あすかと天禰は部室に来た。

 

 

ガラガラ

 

 

あすか「あれ…これは…」

 

 

天禰「物が散らばっている…」

 

 

あすか「まなつ、一体…ええっ!?」

 

 

あすかと天禰はローラを除く座り込んでいるまなつたちを見つけた。

 

 

天禰「何があった?」

 

 

あすか「どうしたんだ?顔色が悪いけど…」

 

 

まなつ「ああっ!風紀委員が人魚のことについて調べに来て…」

 

 

あすか「えっ?」

 

 

天禰「ローラのことだな」

 

 

まなつ「部屋中検査していった…」

 

 

ローラ「当然、見つかるなんてヘマはしなかったわ…」

 

 

さんご「でも、突然だったから驚いたよね…」

 

 

竜磨「それだけじゃねえよ!1人だけ、なんだかキレものだったし…しかも女子だし…」

 

 

みのり「校則的には問題ないわ。校則その18。校内による風紀員の持ち物の検査は…」

 

 

あすかは立ち上がると、抗議する姿勢をとった。

 

 

あすか「風紀員のところに行ってくる!」

 

 

天禰「待ってくれ。俺も行く」

 

 

まなつ「私たちもついていくよ!」

 

 

風紀委員会室

 

 

あすか「いきなりどうゆうつもりだ!まさか、うちの部室に人魚でもいるというのか!?」

 

 

ローラ「いるんだけど…」小声

 

 

杏奈 (知ってても言えるわけないよね…)

 

 

正美「当然!」

 

 

正美以外「「「「「えっ!!!!!?????」」」」」

 

 

竜磨 (まさか、バレた!?)

 

 

正美「いるわけないでしょ。人魚なんて当然いるわけありません」

 

 

正美・ローラ・天禰以外「「「「「はあっ…」」」」」

 

 

ローラ「いるんだけど…」|( ̄3 ̄)|

 

 

 

天禰「では、なぜ調べたんだ?」

 

 

正美「近頃、人魚の目撃情報が数多く寄せられています。たちの悪いイタズラに違いありません。我々、風紀委員はそれを止めるべく調査をしたまで…」

 

 

?「それだけではありません。先月怪盗団の予告状が貼られ、今日のニュースで斑美一斎への予告状が貼られていたことも話題であり、ここの学校の生徒のイタズラではないかと併せて調査しているのです」

 

 

天禰・竜磨・杏奈「「「!!!」」」

 

 

まなつ (それって私たちのことだよ…)

 

 

みのり(そこまで調査するなんて…)

 

 

正美はカーテンを開けると…そこには、数十箱の持ち物が入っている。

 

 

正美「もちろん、トロピカル部だけでなくて、全ての部活をね」

 

 

?「これらがなんだかわかりますか?」

 

 

天禰「…持ち込んではいけない物ばかりだろ?」

 

 

正美「前歴があるあなたは冴えていますね。そうです、これらは生徒が学校に持ち込んだ校則違反の品々です

 

 

みのり「校則その19。校則違反の恐れがある物は、風紀委員が見つけた場合、預かり、学校側に確認してもらう」

 

 

天禰 (ゲーム、漫画、パーティーで使う物、おもちゃ、双眼鏡、衣類…ありすぎだろ!?)

 

 

まなつ (これだけの量があるなんて、常習犯もいるのかな?)

 

 

正美「ええ。皆さんにより良い学校生活を送ってもらうために、私は心を鬼にして、この学校の風紀を取り締まっているのです」

 

 

天禰「話は以上か?俺たちはここから出るが?」

 

 

正美「ええ、どうぞ」

 

 

ガラガラ…

 

 

?「待って」

 

 

天禰「まだ何か?」

 

 

?「一つ確認したいんだけど、鴨坂木先生へのあの予告状を貼り出したのは、君なの?」

 

 

あすか「おい!天禰がそんなことを!?」

 

 

?「事実、彼は少年院に行きかけたわ、それに朝礼の時に、鴨坂木先生は自分の罪を告白したわ。あの予告通りに…それなら彼が怪しくないかしら?」

 

 

竜磨 (あれは俺の仕業だけどな)

 

 

天禰「証拠はありますか?」

 

 

?「…いえ、憶測だけだったわ」

 

 

天禰「…一応名前を聞いていいですか?」

 

 

?「いいわ。3年生の審浬真枒 (しんりまや)よ。暁くん」

 

 

天禰「では、さようなら審浬先輩」

 

 

真枒「ええ、さようなら」

 

 

 

[newpage]

 

帰り道

 

まなつ「人魚を信じないって、もったいないな」

 

 

天禰「信じたら信じたでマズくなるだろ…」

 

 

さんご「それに、良かったじゃない?ローラが見つかれば、騒ぎなるところだったし」

 

 

みのり「プリキュア活動もしにくくなるし」

 

 

杏奈「後々面倒になるからね」

 

 

風紀委員会室

 

 

風紀委員「トロピカル部の部長すごい剣幕でしたね」

 

 

 

正美「ここに乗り込んでくるとは、何かやましい事でもあるのかしら?」

 

 

 

裕香「天禰くん!」

 

 

天禰「裕香か、斑美は逮捕されてしまったけど、これからどうするんだ?」

 

 

裕香「警察と話し合って、みのりの家に居候する事になったわ」

 

 

みのり「私の家!?た、たしかに一部屋空いてるけど…」

 

 

さんご「元の住んでた家はどうするの?」

 

 

裕香「あそこでは絵を描く気にはなれないわ。手土産も買ったし、家族の口に合うといいけど…」

 

 

あすか「和菓子か…でも合うと思うよ。きっと」

 

 

杏奈「ねえねえ、日曜日に鍋パーティーしない?天禰の居候で?」

 

 

竜磨「いいなあ、それ!」

 

 

裕香「ありがたいごちそうよ」

 

 

天禰「まあ…屋根裏が使えるけど…」

 

 

 

まなつ「なら、店の主人をよろしく!みんなは?」

 

 

みのり「私は大丈夫よ」

 

 

さんご「鍋パーティー…食材の買い出しは誰にする?」

 

 

あすか「なら、私は行くが…出費は?」

 

 

杏奈「じゃあ、食器は私が!」

 

 

竜磨「「俺が出すぜ!」」(パレスでの手に入れた換金アイテムで!)

 

 

あすか「それならいいが…」(1ヶ月前くらいはバイキングで集まって食べたけど、次は鍋…これだけの人数なのに食材費がどのくらいになるのかわかっているのか?そんなお金親から簡単に…?)

 

 

あすかは少し疑心になった。

 

 

モルガナ「ご主人の説得はよろしく!」

 

 

天禰「難しいと思うけど…また電話かけるよ」

 

 

まなつ「わかった!」

 

 

 

ルブラン

 

 

惣一「別にいいよ」

 

 

天禰「本当ですか!?」

 

 

惣一「ただし、夜中騒いだり、ボヤ騒ぎするんじゃねえぞ!」

 

 

天禰「はい!」

 

 

屋根裏

 

 

まなつ「やったー!なら鍋パーティーだね!」

 

 

天禰「日曜日が楽しみだな!」

 

 

まなつ「それよりも、怪盗の騒ぎで風紀委員も気にしているよ…」

 

 

天禰「俺は3年生の審浬先輩から、疑われないるけど、怪しい素振りはしないし、発言はしないかららまなつも気をつけて」

 

 

まなつ「もちろんだよ!じゃあ、鍋パーティーでトロピカっちゃお〜!」

 

 

日曜日

 

 

夕方

 

 

ルブラン

 

 

竜磨「よーす、天禰」

 

 

天禰「竜磨!みんな!ありがとうな!」

 

 

さんご「いえいえ、楽しむことがいいことだよ!」

 

 

あすか「少しいい匂いがするな」

 

 

竜磨「なんか古くせーな。嫌いじゃないけど」

 

 

裕香「人はそれをレトロという」

 

 

惣一「友達がたくさんできたな…彼女もいるのか?」

 

 

天禰「いえいえ、友達ですよ」

 

 

まなつ (か、彼女!?)

 

 

ローラ (この人間大胆なのよ!)

 

 

さんご (まだ、そこまでの関係じゃないので…)

 

 

みのり (彼女と言うのは、もう少し大人になってから…)

 

 

あすか (聞いたこっちは恥ずかしいよ…//)

 

 

天禰「上へあがって、鍋パーティーしよう。ただし、夜中に騒いだり、ボヤ騒ぎはいけないよ」

 

 

高瀨「……」ゴクゴク…

 

 

まなつ「お邪魔しまーす!」

 

 

さんご「お邪魔します」

 

 

竜磨「おっじゃましまーす!」

 

 

杏奈「お邪魔しまーす!」

 

 

 

惣一「友達ねえ…」

 

 

屋根裏

 

 

天禰はその後、鍋とコンロを見つけ、水を入れて、屋根裏に行き、みんなは食材を入れて温めた。

 

 

そして…

 

カパッ…ぐつぐつ…

 

 

竜磨「おお、うまそ〜!」

 

ニンジン、ネギ、しいたけ、肉、豆腐、レタス、玉ねぎを入れている。

 

 

全員「「「「「いただきまーす!!!!!」」」」」

 

 

 

竜磨「しっかしパンチのある部屋だよな〜。ツッコミどころしかねえわ」

 

 

ローラ「ここで居候ね…人魚の国ではこういう部屋は見られないわよ*

 

 

天禰「ローラは別として、どうゆうことだね竜磨?」 

 

 

裕香「別に普通じゃないか?」

 

 

竜磨「マジか!?」

 

 

天禰「おお、裕香…」

 

 

モルガナ「早くワガハイのもとってくれ!」

 

 

あすか「欲しがっているな」

 

 

ローラ[私も食べたいわ!」

 

 

天禰「わかった」

 

 

まなつ「どうぞ」

 

 

杏奈「ああ、それ私の狙ってた肉!」

 

 

竜磨「にひひ…早いもん勝ちだぜ」モグモグ

 

 

 

2時間後…

 

 

竜磨「だあ…もう食えね…」

 

 

みのり「バイキング以来でそのセリフを聞いたわ…」

 

 

モルガナ「ワガハイも腹一杯だ…」

 

 

裕香「締めをやっていないわよ。やおじは?」

 

 

竜磨「今度にしとけ」

 

 

さんご「お腹いっぱいだよ〜」

 

 

天禰・みのり「「……」」もぐもぐ

 

 

竜磨「お前ら、まだ食ってんのかよ」

 

 

天禰「食べ残しは良くない」

 

 

みのり「最後まで味わいたいの」

 

 

竜磨「真面目か…」

 

 

あすか「まなつと杏奈は眠くなっているな…」

 

 

竜磨「飯食って、眠くなったんだろう。そっとしとけ」

 

 

裕香「時に竜磨。杏奈とはどうゆう関係なの?気の置けない仲のようにみえるけど…」

 

 

竜磨「えっ?あ、き、気の置け、なに?」

 

 

みのり「気を遣わないとか、気心の知れたという意味です」

 

 

竜磨「別に同じ中学校ってだけだよ」

 

 

竜磨「ま、こいつ友達少なかったな…帰国子女で見た目もあれだから、派手な奴は勝手に嫌うし、地味なやつは近づかないからな」

 

 

裕香「他のみんなはどうなの?私は過去を知られたけど、互いの過去を知るにはいい機会よ。一応みのりのも知っときたいわ。私の過去は斑美の元門下生で着想を盗んで盗作されたのだったけど」

 

 

さんご「あのニュースで斑美さんが告白したんだね…盗作や虐待のことを…私は幼稚園の頃、私だけチューリップの色が違ったから、それ以降、周りに合わせてしまうペースになっていたから」

 

 

みのり「私は文芸部に入ってて、小説を作ったのだけれど、それが部員にあまり評価されなかったから…それで退部したの…」

 

 

竜磨「俺はただの親不孝の話だけれど…小さい頃、オヤジが消えちまってさ。ずっとお袋と2人で暮らしてたんだ…ホントは陸上で特待生になって、お袋を楽させたかったんだ。結局、ダメにしちまったんだけどよ…ハハ…すっげえ親不孝もんだろ?中1の時、鴨坂木に手をあげちまって、それでお袋、学校に呼び出されてよ…鴨坂木から言いたい放題言われてさ、そんときお袋じっと我慢してた。あんときのお袋の顔、ずっと忘れられねえ…帰りに謝られたんだ…片親でごめんってよ…」

 

 

裕香「そんなことがあったのね…」

 

 

あすか (きっと竜磨を味方1人もいない行動だったんだろうな。でも、そうゆうわけにはいかなかったてことか…他の教師は鴨坂木の話を聞いて、内心どうだったんだろう…)

 

 

裕香「学校は『みんな平等』と教えるけど、現実は、そんな綺麗事じゃないわね…気持ちは、私にもわかるわ…」

 

 

竜磨「レッテルつったら、こいつも大概だけどさ…」

 

 

みのり「そういえば、なんで転校してきたのか、その経緯を知りたいです」

 

 

天禰「わかった…。あれは4月の春休みの頃…」

 

 

回想

 

 

夢ヶ浜

 

 

住宅街 

 

 

天禰が日用品を買い、学園に帰る途中…

 

 

男「いいから車に乗れ!」

 

 

?「やめてください!」

 

 

天禰「女性の声がする…あっちからだ!」

 

 

天禰は急いで声がした方へ向かう。

 

 

どうやら、男が女性を車に連れ込もうとしてるが、家の壁が邪魔で女性の姿は見えない。

 

 

?「いやっ!」

 

 

男「あ、ふざけやがって…」

 

 

天禰「あの男、酔っ払ってるな…」

 

 

?「いた!や、やめてください!」

 

 

天禰「…助けよう…後悔が残る…」

 

 

天禰は争う声に近づいた。

 

 

男「てめえ…俺に迷惑かけられる気分か?ああ?」

 

 

?「け、警察を呼びますよ?」

 

 

男「おう、呼んでみろ。警察なんて俺の犬だ。誰にも相手されないだろうがな…」

 

 

?「いや、やめて!」

 

 

その時、パトカーのサイレンが鳴る。

 

 

男「ち、誰かが通報しやがったか…おい、車に乗れ!お前らのような無能な連中は、黙って俺の『舵取り』に従え!」

 

 

  

天禰「…嫌がっているだろう?さっさとその手を離さないか?」

 

 

男「おい…お前はなんだ?さっさと向こうに行け!見せもんじゃねえんだよ。失せろガキ」

 

 

男「見ろ、お前がトロいからだ。車に乗れ」

 

 

天禰「いい加減にしろ」

 

 

男「ああ?なんだとこのやろう…」

 

 

しかし、男は酔ってるのか、足を滑らせ、頭に怪我を負った。

 

 

男「このガキ!俺にこんなことしてただで済むと思うなよ!?」

 

 

?「ちょっと、元はといえば、あなたが私に…!」

 

 

男「黙れ…俺を誰だと思ってるんだ?おい、お前、警察にこう証言しろ」

 

 

 

男「『ガキがいきなり俺に乱暴してきた』てな」

 

 

天禰「 !?」 (なんだこいつ…?事実捻じ曲げようとして…)

 

 

男「ちょっとでも余計なことを喋ってみろ。…に…して…を…す」

 

 

男が女性に耳打ちして天禰には聞こえない。

 

 

 

?「え、そんな…」

 

 

 

天禰「ふざけるな」

 

 

男「黙れ、貴様は終わりだ。俺に逆らったらどうなるか、お前らに思い知らせてやる」

 

 

 

そこに警察が来た。

 

 

警察「すみませーん。通報があったんですが、何がありました?」

 

 

男は警察に顔を見せると、警察は驚いた。

 

 

警察「あ、貴方は…」

 

 

男「どうゆう状況だった?説明してくれ」

 

 

女性は前に出てるが、顔を見せないように男が邪魔する。

 

 

?「そ、その人が突然殴りかかってきて、強く突き飛ばしました…それで、怪我を…」

 

 

男「だ、そうですよ…あと俺の名前は一切出ないよう処理してくれ。どういう意味かわかるよな?」

 

 

警察2「は、はっ!」

 

 

警察「おい、確保しろ!」

 

 

警察2「わ、わかりました!」

 

 

天禰 (一切名前が出ないように?権力者か?)

 

 

それで、天禰は警察に逮捕されて、事実を述べたが、相手にされなかった。

 

 

天禰 (権力者のことは言わないでおこう。何か仕掛けてくるかもしれないから…)

 

 

 

そして、裁判で…

 

 

裁判長「判決。被告人、暁天禰を1年間の保護観察処分とする」

 

 

天禰「っ…」 (証言者と被害者の顔も出てない…仕組まれている裁判だな…)

 

 

 

ノーブル学園

 

 

望月「すまないけど…暁くん。君を退学処分とするよ…」

 

 

天禰「…はい…学園長……」

 

 

学園外

 

 

天禰「……被害にあった女性…どうなったんだろう…」

 

 

回想終了

 

 

 

竜磨「聞いてるだけで腹立ってきやがるぜ!くっそ!たったそれだけで『傷害』かよ!?」

 

 

さんご「事実を知っている女性も酷いよ…無実の天禰くんを追い詰めるなんて…」

 

 

みのり「それで、特徴は知っているの?」

 

 

天禰「暗かったし、名前もわからないけど、あの体験からして権力者なのは間違いない。それと、顎髭は生えていたな」

 

 

 

天禰「女性の特徴は…靴しかわからなかったな…確かピンクともう一つの色だったけど…それと…声が知っているような気がしたな…」

 

 

裕香「でも、被害者の個人情報は保護されているから特定は難しいでしょうね…。女性の特徴も少ないし…」

 

 

みのり「判決も出ているので、上手く返せても、天禰くんの前歴は消えませんので…」

 

 

 

すると、杏奈とまなつが起きた。

 

 

 

竜磨「あ、起こした?」

 

 

 

まなつ「いや、途中からだよ」

 

 

杏奈「酷い話ね…」

 

 

杏奈「次はあすか先輩だけど」

 

 

あすか「…すまないけど、私は…」

 

 

天禰「いや、言いたくなければいい。自分から話してもらうのがいいから」

 

 

あすか「すまないな」

 

 

天禰「じゃあ次だ…。まなつは?」

 

 

まなつ「私は…特にないかな。島で特にトラウマはないよ」

 

 

天禰「でも、まなつたちプリキュアは怪物に立ち向かっているからな…」

 

 

竜磨「俺たちも何か役に立ててなあ…」

 

 

みのり「いえ、私たちも助かってますよ」

 

 

杏奈「そうなの?」

 

 

さんご「怪物の時でも、私たちを支えたり、トロピカル部で手伝ったりと助けられているよ」

 

 

裕香「それはありがたいわ」

 

 

あすか「力が無くても、同じ仲間さ」

 

 

モルガナ「な、なんと情が深い!」

 

 

天禰「だから、これからも手伝うよ。リーダーまなつ」

 

 

まなつ「え、うん!トロピカル〜ジュ!プリキュアのリーダーまなつね!わかった!」

 

 

それで、夕食の片付けをして、みんなは帰って行った。

 

 

 

 

翌日

 

 

あおぞら中学校

 

 

まなつ「おはよ〜!」

 

 

まなつ以外「「「「「おはよう」」」」」

 

 

そこに…

 

 

タッ!

 

 

まなつ「風紀委員だ!」

 

 

あすか「何か用?」

 

 

正美「持ち物の検査に協力お願いします」

 

 

 

しかし、他の生徒は呼び止められていない。

 

 

天禰「俺たちだけか?」

 

 

あすか「なんで私たちだけ?」

 

 

竜磨「何か訳があるのか?」

 

 

真枒「ご協力をお願いします」

 

 

あすか「ちっ…」

 

 

生徒会室

 

 

あすか「あんたの差し金じゃないってのか?」

 

 

百合子「生徒会は関係していません」

 

 

天禰「俺たちだけに、荷物検査されてるのは不公平だと感じないのか?」

 

 

百合子「角田委員長は真面目に学校を良くしようとしているだけです」

 

 

あすか「だからって、トロピカル部を…」

 

 

百合子「その抗議は受け付けられません。せいぜい校則を守ってください」

 

 

 

あすか「……」 ギリっ…

 

 

天禰「……」

 

 

百合子「あなたが部活のことで一生懸命になるなんてね」

 

 

あすか「っ!!」

 

 

天禰「あすか行こう…。会長…言っておきますが、自分たちだけ対象ってのは不公平だということを感じてください。現に俺たちはそうなって不快に感じている部員もいます。より良い学校をしようとしても、あなたの言い分や角田委員長が通るわけではありませんので…それでは」

 

 

百合子「……」

 

 

1年5組

 

 

「ねえ、聞いた?学校までタクシーを乗せた女の人が、いきなり消えていたんだって。で、座っていたシートがびっしょりで…」

 

 

「まさか、それって人魚?」

 

 

「うん。それから1週間、運転手は寝込んだらしいの。人魚の呪いだよ」

 

 

まなつ・さんご「「ええー……」」

 

 

 

ベンチに座っている女子生徒が…

 

 

 

「深夜、音楽室からピアノの音が聞こえるって、学校の七不思議…あれ、人魚が弾いてるらしいよ…」

 

 

「理科室の人体模型が動くのも、人魚の仕業だって聞いたけど…!」

 

 

 

まなつ「人魚騒ぎ大きくなってるよ〜!」

 

 

あすか「風紀委員が調べてるせいだね…」

 

 

竜磨「事を大きくさせやがって!」

 

 

天禰「いつまでも、これが続くとはいえないけど…」

 

 

さんご「なんだか、噂に尾鰭がついてる気分…」

 

 

みのり「人魚だけに…」

 

 

杏奈「ごめん…ウケないわよ…」

 

 

 

その頃ローラは休憩場で池に浸かっていた。

 

 

ローラ「全く…!」

 

 

「サンドアート大会聞いた?」

 

 

「うん、柔道部の子が海に溺れている人魚を見たって!」

 

 

 

ローラ「溺れるって!?」

 

 

正美「やはりトロピカル部をなんとかしないと、人魚騒ぎは大きくなる一方ね…」

 

 

風紀委員「ええ…」

 

 

正美は立ち止まると、下にゴミが落ちていて、それを拾った。

 

 

正美「…はあ…人魚なんているわけないのに…」

 

 

ローラ「だから、いるっての!」

 

 

正美「えっ?」

 

 

ローラ「!」 (まずいわ!天禰になんて言われるか!?)

 

 

バシャンっ!

 

 

慌てて隠れるが、尾鰭が正美に目撃される。

 

 

 

正美「ええええええ!!!??」

 

 

正美は後を追いかける。

 

 

風紀委員「どうしたんですか?」

 

 

正美「見て、あれ!」

 

 

正美は指をさすが、ローラは凌げれた。

 

 

正美「えっ?」

 

 

風紀委員「?」

 

 

どうやらアクアポットに隠れ、空を飛んでいた。

 

 

ローラ「ふぅっ…」

 

 

 

 

翌日

 

あおぞら中学校

 

屋上・部室

 

昼休み

 

 

みのり「人魚の目撃情報だって…」

 

 

さんご「学校新聞に取り上げられるなんて、大変なことになったね」

 

 

ローラ「学校中ありえない噂ばっかりだったわ。ほんと腹立つ!」

 

 

天禰「それはそうと、声を出したのが大きな間違いだろ…!?」   

 

 

竜磨「あわわ…」

 

 

ローラ「す、すみません…否定されてのが悔しかったんです…ハイ…」

 

 

さんご「だ、だから無闇に外に出ない方がいいよ!」

 

 

 

みのり「見つかったら大変よ」

 

 

ローラ「ご、ごめん…」

 

 

コンッ、コンッ、

 

 

 

全員「「「「「?????」」」」」

 

 

 

正美「風紀委員です」

 

 

まなつ「で、出たー!」

 

 

さんご「ちょ、ちょっと待ってください!」

 

 

みんなはローラを隠そうとするが、慌ててまなつがスケボーで滑ってしまい、ポットが上にあげられ、ローラからの距離が遠くなる。

 

 

まなつ「うわ〜!!」

 

 

天禰「おい、ローラ、黒板に上手く隠れろ!今だったら戻っても間に合わない!」小声

 

 

ローラ「そ、そうね!」小声

 

 

杏奈「全く、人魚の騒ぎで何回もここを調べられたら、たまんないわよ!」小声

 

 

モルガナ「にゃふ…」

 

 

真枒「部室を調べさせてもらいます」

 

 

まなつ「いった〜!」

 

 

竜磨「尻が効くよな……」

 

 

正美はアクアポットを拾った。

 

 

まなつ「あ、あの…」

 

 

天禰「それは…」

 

 

正美「こちらは風紀委員会室で預からせてもらいます」

 

 

竜磨「おい、それは俺たちが」

 

 

真枒「言い訳は無用よ。校則違反物として、保管します」

 

 

 

そういうと、風紀委員たちはそのまま立ち去ってしまった。

 

 

天禰「あれじゃ、ローラが困るのだが…それに…」

 

 

ローラ「やる気パワーを返せないわ…!」

 

 

公園

 

 

親子たちが楽しく遊んでいるのをエルダが見て…

 

 

エルダ「楽しそうなとこ!遊ぼう!ゼンゼンヤラネーダ!」

 

 

 

エルダは滑り台にゼンゼンヤラネーダの元を投げた。

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

エルダ「いっぱい遊んじゃうもんね〜!」

 

 

 

あおぞら中学校

 

屋上・部室

 

放課後

 

 

 

あすか「アクアポットを持ってった!?」

 

 

さんご「風紀委員が『校則違反』だって…」

 

 

みのり「校則その19。校則違反の恐れがあるものを、風紀委員が見つけた場合…」

 

 

あすか「……風紀委員のところに行ってくる!」

 

 

まなつ「ああ、私も行く!」

 

 

天禰「……」 (やはり、あのことがあると執拗に以上に執着するのか…あの生徒会長と…)

 

 

竜磨「俺たちも行くぜ!」

 

 

しかし、外に出ると、紫色のサークルが…

 

 

まなつ「ああ!あれって…!」

 

 

あすか「また、あいつら…!」

 

 

杏奈「こっちは生徒会長と話があるのに!」

 

 

ローラ「行って!私なら大丈夫。この私が見つかるヘマをするわけないでしょ」

 

 

まなつ「でも、今はアクアポットがないんだよ?」

 

 

ローラ「だからこそ、みんなのやる気が取られる前にアイツらを止めてきて!」

 

 

まなつ「うん…!」

 

 

天禰「どうやら、やらかした責任を取るということだな。でも、それなら頼んだよ、ローラ!」

 

 

ローラ「ええ!」

 

 

 

 

 

 

ノーブル学園

 

 

 

「そういえば、この学園で傷害を起こして、退学になった生徒がいたけど…」

 

 

「急に殴りかかったらしいよ…。この学園にうんざりしてたのかな?」

 

 

「確か、名前は暁天禰だったね…」

 

 

はるか「…退学された生徒がいたの…?」

 

 

アロマ「傷害沙汰を起こすなんて、上品さが欠けているロマ!」

 

 

はるか (気になるけど…どうなのかな?)

 

 

 

公園

 

 

エルダはゼンゼンヤラネーダの滑り台の部分で滑って楽しんでいた。

 

 

エルダ「えびゅ〜ん!わ…!」

 

 

落ちるが、船で回避する。

 

 

エルダ「楽しい〜!あ、プリキュアとやる気パワーを奪えなかった子たちだ!」

 

 

 

エルダはまなつたちと天禰たちを発見した。

 

 

まなつ「っ!」

 

 

みのり「みんなの、やる気パワーが取られてる」

 

 

 

あすか「遅かったか!」

 

 

 

天禰「今回は滑り台…」

 

 

竜磨「手が捻じ曲っているから、曲げられると厄介だぜ!」

 

 

裕香「私も忘れないでね!」

 

 

天禰「裕香!」

 

 

裕香「構造が相手を惑わすみたいね…」

 

 

まなつ「みんな!」

 

 

 

さんご・みのり・あすか「「「うん!!!」」」

 

 

まなつ・さんご・みのり・あすか「「「「 プリキュア!!!!トロピカルチェンジ!!!!」」」」

 

 

まなつ・さんご・みのり・あすか「「「「レッツメイク!!!!キャッチ!!!!」」」」

 

 

 

さんご「チーク!」

 

 

みのり「アイズ!」

 

 

あすか「ヘア〜!」

 

 

まなつ「リップ!」

 

 

まなつ・さんご・みのり・あすか「「「「ドレス!!!!」」」」

 

 

サマー「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

コーラル「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

パパイア「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

フラミンゴ「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

サマー・コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「「はあ〜!」」」」

 

 

サマー「噂は吹き飛ぶ!」

 

 

サマー・コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」

 

 

杏奈「人の噂も七十五日までだね!」

 

 

モルガナ「人魚騒ぎが、2ヶ月半で収まるといいが…」

 

 

エルダ「わあ、エルダたちと遊びたいの?いいよ、ゼンゼンヤラネーダ」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

プリキュアたちはゼンゼンヤラネーダが右手を伸ばしたため、ジャンプして躱す。

 

 

それを木影で見た天禰たちは…

 

 

竜磨「おいおい、手を伸ばしていたぞ!」

 

 

そして、先端の攻撃が急に曲がり、サマーに攻撃を向け、サマーは急すぎて慌てたが、避けて、手に乗って走り出した。

 

 

杏奈「先端が急速に曲がったよ!」

 

 

サマー「はああああああああ!!」

 

 

しかし、走り出している途中に、手が上に曲げられたため、上に弾かれ

左手で、地面に叩き落とされる。

 

 

裕香「あれでは、そう簡単に前にいけないわ!」

 

 

モルガナ「あの、両手の構造が難題だな…。何か対策がないと攻撃のチャンスがないぞ…」

 

 

サマー「くう…」

 

 

コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「サマー!!!」」」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダは右手の攻撃でプリキュアたちを追撃する。

 

 

サマー・コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「「うわー!!!!」」」」

 

 

杏奈「ローラ…プリキュアたちが体張っているから、あんたも慎重に見つけなさいよ!」

 

 

天禰 (あれでいけると思うが、でもローラが来てからでないと、逆にピンチに陥る…!ローラ…大丈夫だよな…?)

 

 

 

あおぞら中学校

 

屋上・部室

 

ローラはスケボーでくるるんと移動し、アクアポットを見つけることにした。

 

 

ローラ「行くわよ、くるるん」

 

 

くるるん「くるるん」 (何しに?)

 

 

ローラ「アクアポットを取りに!」

 

 

校内

 

 

ローラはくるるんを頭に乗せ、手を床につけながら、移動している。

 

 

メタ○ギ○・ソ○ッドみたいだ…

 

 

ローラは風紀委員会室に向かうが、正美に目撃される。しかし、スケボーで移動しているという認識で人魚がスケボーというのはバレていない。

 

 

正美「校内でスケボーとは待ちなさい!うっ…」

 

 

しかし、風紀委員の正美は廊下を歩いている。

 

 

正美「廊下は走らない…」

 

 

ローラ (そうなの?)

 

 

そして、曲がり角でローラの尾鰭を再び目撃する。

 

 

正美「人魚!?」

 

 

 

そして、ローラは風紀委員会室にたどり着いた。

 

 

ガラッ…

 

 

ローラ「よし、誰もいない!」

 

 

床を利用して移動し…

 

 

ローラ「ここにアクアポットがあるはず。早く見つけて、みんなのところに行くわよ!」

 

 

 

くるるん「くるるん!」(急いで見つけよう!)

 

 

だが、見つけようにも風紀委員会室のドアが開いているのを正美が見たため、気になって向かい始めた。

 

 

アクアポットを探している途中に、くるるんは魚のおもちゃに潜って、探り手に取っては喜んでいる。

 

 

くるるん「くるるん…くるるん!」 (この魚のおもちゃ…気に入った!)

 

 

ローラ「……っ!違うわ…」

 

 

ローラは箱から探し、見つけたと思うが、全く違った…。

 

 

ローラ「…鏡にドアが横移動している…」

 

 

ローラ「まずい…誰かくる!」小声

 

 

公園

 

 

サマー・フラミンゴ「「はあああああ!!」」

 

 

 

ベシッ!

 

 

サマーとフラミンゴはキックでゼンゼンヤラネーダの左手を攻撃するが、全く効いておらず、押し返される。

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

サマー・フラミンゴ「「うわああああああ!!!!」」

 

 

ドオォォォンン…!!

 

 

 

コーラル「大丈夫!?」

 

 

サマー「うん…。あの両手…途中で曲がるから弱点が見出せない…」

 

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

 

エルダ「ね、すっごく強いでしょ!」

 

 

天禰「君からしたらそうかもしれないが、ピンチを逆転に変えるよ!」

 

 

エルダ「生意気な子ね!」

 

 

サマー「っ!」 (そうだ…何か手があるはず…!あの曲がる構造は…回転することもできるから…!)

 

 

 

風紀委員会室

 

 

ローラ「隠れ場所は…ないわね…そうだわ…!あの制服なら!」小声

 

 

正美が室内に入り、見渡すとローラがいた。

 

 

正美「誰?」

 

 

原作とは違い、ポーズはしておらず、窓の外を見ている。

 

 

ローラ「こんにちは」

 

 

くるるん「……」

 

 

くるるんは風紀委員会が預かっているもの(変装用具)を使っている。

 

 

正美はローラに近づいた。

 

 

正美「っ、人魚じゃない…」

 

 

ローラ「人魚?人魚なんて、いるわけないでしょ?」 (まあ、本人が目の前にいるけどね)

 

 

正美「そ、そうよね…ところで、どなた?なんでここに?」

 

 

ローラ「ええっと…そう!」 (そうだわ…私は生徒じゃないから怪しむよね!!)

 

 

ローラ「風紀委員に入りたくて!」

 

 

その時、校内放送が流れる。

 

 

「間もなく下校の時間です。残っている生徒は速やかに帰りましょう」

 

 

正美「下校時間だわ。話なら明日聞くから、早く帰りましょう」

 

 

ローラ「え、ええ…」

 

ローラは出る時に、上を見渡すとアクアポットを発見した。

 

 

 

ローラ (アクアポット!)

 

ローラはスカートの裾を少しあげて、慎重に移動する。

 

 

そしてジャンプして、取ることができた。

 

 

ローラ (よし、あとはゼンゼンヤラネーダのところに向かうだけわ!)

 

 

ローラ「くるるん!」小声

 

 

くるるんはアクアポットに飛び込むが、スケボーも巻き込んだ。

 

 

正美「どうかした?」

 

 

ローラ「いえ、なんでもないわ!さあ、出ましょう!」

 

 

正美「え、ええ…」

 

 

2人は風紀委員会室から出て、正美は鍵を閉める。

 

 

ローラ「じゃあ、私はこれで…」

 

 

正美「待って、君…スカートの裾…校則違反です!」

 

 

ローラ「……」ダッ!

 

 

ローラは窓に向かって走り出した。

 

 

正美「待ちなさい!」

 

 

ローラ (このままじゃ、見つかる…!アクアポットにかけるしかないわ!)

 

 

ローラはポットに入り、正美の視界から外れる賭けに出た。

 

 

 

 

 

 

正美はローラを追って、窓から外を見渡すと…

 

 

正美「そんな…幽霊じゃあるまいし…まさか…」

 

 

正美は自分と出会ったのは人魚だと考える。

 

 

正美「あの時の人魚といい、もしかして…ああもう!一体どうなっているの!?」

 

 

ローラはポットに潜り、空に飛んでいた。

 

 

ローラ「危なかった…」

 

 

公園

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダは手先から弾を発射してきた。

 

 

杏奈「新たな攻撃が来たんだけど〜!」

 

 

プリキュアたちはジャンプで躱す。

 

 

サマー「ミックストロピカルが使えれば…」

 

 

パパイア「ダメよ!やる気パワーを取り戻してからじゃないと!」

 

 

フラミンゴ「うん!やる気がみんなに戻らないはずだって、ローラが言ってた!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

コーラル「!」

 

 

コーラルは❌バリアで弾を防ぐが、何発も当てられ、❌バリアが破られる。

 

 

コーラル「きゃあ〜!」(>_<)

 

 

コーラルは弾き回されるが、サマーとフラミンゴにキャッチされる。

 

 

サマー・フラミンゴ「「コーラル!!」」

 

 

エルダ「きゃはははは!!その調子!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ♪」

 

 

フラミンゴ「どうすれば…!」

 

 

ローラ「待ちなさい!」

 

 

天禰「無事に取り戻せたみたいだな」

 

 

サマー「ローラ…?」

 

 

コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「ローラが立ってる!!!???」」

 

 

竜磨「まず、制服パクっているだろ!?」

 

 

杏奈「完全にスカートの長さがアウトなのはわかるわ…」

 

 

ローラ「さあ、いくわよ!」

 

 

エルダ「なんかしてきそうだよ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

 

ゼンゼンヤラネーダは左手を伸ばし、ローラを攻撃するが…

 

 

ローラ「うわわわ!?」

 

 

裕香「危ないよ!」

 

 

裕香がローラを助け、裕香とローラは当たら済んだ。

 

 

裕香「ローラはここに、じっとしてて」

 

 

ローラ「裕香はどうするの?」

 

 

裕香「どうやら天禰くんが作戦あるらしいわ…」

 

 

ローラ「作戦?」

 

 

裕香「ええ、ローラが来た時に私に『作戦がある』と言ってくれたわ」

 

 

ローラ「それなら、隙は作れるよね?」

 

 

裕香「そのはずよ」

 

 

ローラ「なら、それで私はやる気パワーをカムバックさせるわ!」

 

 

裕香「ええ!」

 

 

裕香「天禰くん!」

 

 

天禰「よし、みんな来てくれ!」

 

 

サマー「どうしたの天禰くん!?」

 

 

竜磨「何か対抗できるのか!?」

 

 

 

 

天禰「あの両手の動きを利用すればいい…。前のサンドアート大会で、ゼンゼンヤラネーダは回っていただろう。だから、今回はそれを利用すればいい。つまり顔は全体に回っているから、右手と左手のグループに分かれるんだ。つまり…」

 

 

パパイア「…なるほど…その作戦ならいけるかもしれません」

 

 

フラミンゴ「たしかに隙は大きい!作戦に乗ったよ!」

 

 

杏奈「なら、始めよう!」

 

 

天禰「なら、右手は俺、コーラル、パパイア、裕香、モルガナ。左手はサマー、フラミンゴ、竜磨、杏奈に分かれるよ!」

 

 

 

エルダ「なにごちゃごちゃ言ってるの!?ゼンゼンヤラネーダ!」

 

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダは左手でサマーたちを押し潰そうとするが、プリキュアたちはコーラルが天禰とモルガナを持って、パパイアは裕香を、サマーが杏奈をフラミンゴが竜磨を持ってジャンプした。

 

 

プリキュアたちは天禰たちを降ろすと、分かれる。

 

 

そこからが勝負だった。

 

 

天禰「こっちだ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダは右手を伸ばし、攻撃しようとするが…

 

 

コーラル「こっちだよ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!?」

 

 

ゼンゼンヤラネーダは方向を変える。

 

 

竜磨「どこ見てんだ?こっちだぞ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!?」

 

 

ゼンゼンヤラネーダは左手を伸ばして竜磨に向けるが…

 

 

杏奈「こっちが近いよ!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!?」

 

 

裕香「ここに私はいるわよ!」

 

 

フラミンゴ「こっちだ!」

 

 

パパイア「ここですよ!」

 

 

モルガナ「お〜い!」

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ…」(@_@)

 

 

ゼンゼンヤラネーダは天禰の作戦に嵌り、目が回ってしまった。

 

 

エルダ「ちょっと、なに声に反応し続けたのよ!?」

 

 

天禰「サマー!」

 

 

サマー「ええ!」

 

 

サマー「たあああああああ!!」

 

 

バシィィィイインン…!!

 

 

ゼンゼンヤラネーダ「ヤラネーダ!?」

 

 

ゼンゼンヤラネーダは足を攻撃され、前に向けて倒れる。

 

 

エルダ「えええええ!!?」

 

 

天禰「ローラ!」

 

 

ローラ「オーライ!」

 

 

ローラ「マーメイドアクアポット!キャッチ!」

 

 

ローラ「青!」

 

 

ローラ「やる気パワー!カムバック!」

 

 

ポワアアァァ…

 

 

ローラ「…」グッ!

 

 

裕香「あとはサマーたちの出番よ!」

 

 

サマー「わかった!みんな!」

 

 

コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「うん!!!」」」

 

 

サマー「ハートカルテットリング!」

 

 

サマー「飛び出せ!元気なハート!」

 

 

コーラル「やさしいハート!」

 

 

サマー「かしこいハート!」

 

 

フラミンゴ「燃え立つハート!」

 

 

サマー「ハートドキドキ!ドッキング!」

 

 

サマー・コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「「プリキュア!!!!ミックストロピカル!!!!」」」」

 

 

サマー・コーラル・パパイア・フラミンゴ「「「「ビクトリー!!!!」」」」

 

 

ポワアアアァァァァ…!!

 

 

奪われたやる気パワーが親子たちに戻った…。

 

 

子供たち「「「っ!!!」」」

 

 

エルダ「もう!つまんないから帰る!ぷんぷん!」

 

 

シュンッ!

 

 

裕香「今回は天禰くんに助けられたわ」

 

 

天禰「手の特徴と顔の動きで、みんなで声で誘導すれば、注目があちこちに向く。あとはその繰り返しえしで目が回り、怯むわけさ」

 

 

サマー「短い時間で思いつくなんて、さすがだよ!」

 

 

天禰「いや、ローラが来たからこそ発せたんだ」

 

 

杏奈「そうなの?」

 

 

天禰「ああ、ローラが来て、そこから始めた方が、その後こっちが有利になるからね」

 

 

フラミンゴ「そこまで計算するなんてな…」

 

 

天禰「ローラ、やり過ごせてくれてありがとう」

 

 

ローラ「当然よ…!今回は、私のために戦ってくれているみんなを待たせてはいけないから…」

 

 

 

裕香「それでは、私はこれで失礼するわ」

 

 

天禰「ありがとう協力してくれて」

 

 

翌日

 

 

そこに、また風紀委員たちがいた。

 

 

まなつ「風紀委員だ…」

 

 

あすか「なに?」

 

 

天禰 (アクアポットのことも聞かれるはずだ)

 

 

正美「昨日人魚を目撃しました。そして、校則違反の制服を着た女子生徒が突然消えました」

 

 

まなつ・さんご・みのり・あすか・杏奈・竜磨「「「「「っ…!!!!!」」」」」

 

 

正美「あなたたちが関係してるのでは?」

 

 

あすか「その人魚とか女子生徒とか私たちが関係している証拠はある?」

 

 

正美「ありません。ですが昨日預かっていた水色の瓶が無くなりました。あなたたちの仕業ですね?」

 

 

真枒「無断で持ち帰るのは、校則違反ですよ?」

 

 

 

あすか「ああ、たしかに返してもらったんだ」

 

 

まなつ「ええっ!?」

 

 

正美「どうどう言ってくれますね?校則その19より風紀委員が没収します!」

 

 

天禰「だが、例外はあるだろ?」

 

 

正美「えっ?」

 

 

あすか「ああ、あれは私たちの大切な物なんだ!」

 

 

 

正美「ですから校則違反だと言ってるでしょう!?」

 

 

真枒「そうでもないわ」

 

 

正美「えっ?」

 

 

みのり「校則は問題ないはず。校則その33。部活で使用する物は顧問の許可を得て校内に持ち込んで良い」

 

 

まなつ「それならトロピカル部で使用することが認められたら…」

 

 

さんご「使用してもいいってこと」

 

 

 

まなつ「ほんと!?」

 

 

みのり「先生の許可も既にもらっています」

 

 

真枒「それだったら、私たちは何も言うことないわ」

 

 

正美「うう…でも昨日人魚と女子生徒を見たの!きっとトロピカル部が…」

 

 

風紀委員「委員長…このところ委員会を頑張り過ぎてたから、疲れていたのかもしれません」

 

 

風紀委員2・3「「うんうん!!」」

 

 

正美「そんな〜!」

 

 

風紀委員「行きましょう。風紀委員が遅刻なんて許されませんし」

 

 

真枒「それに、人魚のことを先生に話しても信じてもらえますかね?」

 

 

正美「…あ…」

 

 

正美はスケボーで移動している、くるるんを見た。

 

 

正美「ああ…!スケボーに乗ったアザラシみたいなのが…」

 

 

風紀委員たちはその方向に向くが、運良く通り過ぎていた。

 

 

 

風紀委員「そんなのいるわけないですよ」

 

 

真枒「やっぱり、あなたは疲れてるのよ」

 

 

正美「そ、そうよね…やっぱり私…疲れてるのよ…」

 

 

まなつ「ふう…」

 

 

竜磨「アザラシのこと言われたときは見つかると思ったぜ…」

 

 

杏奈「もし、見られていたら言い逃れできなかったわ…」

 

 

あすか「やれやれだな…」

 

 

ローラ「ふふふ…」

 

 

まなつ「…ローラ!?」

 

 

まなつ以外「「「「「ローラ!!!!!?????」」」」」

 

 

ローラ「いつのまに!?」

 

 

ローラ「これで、学校にいてもバレないわ!」

 

 

 

 

天禰「ローラ…それを脱いでおこう…」

 

 

ローラ「ええ…ダメ?」

 

 

あすか「それに、その制服はローラのじゃないだろう」

 

 

ローラ「ああ…」

 

 

みのり「そうね。ちゃんと風紀委員に返さないと」

 

 

竜磨「てか、お前は正式に生徒じゃねえだろ!」

 

 

杏奈「それに、調べられたらもっと厄介になるよ!」

 

 

まなつ「後で理由をつけて返さないとね…」

 

 

ローラ「むう…両足になったらいいのになあ…」

 

 

天禰「なれたら、入れるよな…。そしたら、生徒になれるからな…」

 

 

ローラ「なれるのかしら?」

 

 

杏奈「そう思い続けたらいいじゃん!」

 

 

さんご「そしたら、私たちと楽しいことが増えるよ!」

 

 

ローラ「思い続ける…」

 

 

くるるん「くるるるる〜ん!!」 (スケボーは楽しくて愉快だな〜!)

 

 

そして、校則違反の制服は竜磨が返してくれました。

 

 

 

昼休み 

 

中庭

 

天禰は竜磨に呼ばれ、中庭に行くと、1枚の広告紙を渡される。

 

 

天禰「これは?」

 

 

竜磨「俺のポストに入ってたんだよ!『家事代行サービス!かわいいメイドがあなたの為に何でも致します』だって!メイドだぜ!メイド!男ならわかるだろ!?なあなあ?」

 

 

天禰「まさか、ルブランに手伝いに?」

 

 

竜磨「ばか、違えよ…。俺んちのアパート、ちょうど同じ階の友達以外のやつが引越したばっかで空き部屋があんだよ…!どうせ、裏に影あっから入り放題…!」

 

 

天禰「あ、いや…しかし…//」

 

 

竜磨「勉強もすっけどよ…たまには息抜きも必要じゃん!?」

 

 

由斗「話は聞かせてもらった!」

 

 

天禰・竜磨「「!!??」」

 

 

由斗「そのイベント、俺も混ぜてくれる?」

 

 

竜磨「おーほー!佐味島もこういうのに興味あるんだ!素直じゃん!こいつと違って!」

 

 

天禰「ちが…」(これ、まなつたちにバレたら、俺への見る目が絶対変わる!それこそ日常が崩れる!!)

 

 

由斗「何で!?違うって!調査だよ!調査!何でもしますの『何でも』てどこまで?派遣されるメイドの水準は?ちゃんと広告通り、家事代行かも怪しいサービス!その実態を俺たちの目で見極めるんだよ!」

 

 

由斗「悪を成敗するために!」

 

 

竜磨「悪を成敗?」

 

 

天禰「それ…なら…!」 (そうだ…調査…悪を成敗…これなら、まだセーフだ!まなつたちもわかってくれる!)

 

 

竜磨・由斗「「えっ??」」

 

 

天禰「それなら、仕方ない…かな!!」 (やってやろうじゃないか!!)

 

 

竜磨「あまね〜!」

 

 

由斗「じゃあ決まりだ!計画のコードネーム何がいいかな?え〜と…」

 

 

天禰「メイド鑑賞会…メイドルッキンパーティー!」

 

 

竜磨「やべえかっけえ!」

 

 

由斗「うん、合うほど意味が深まってる!!」

 

 

夕方 

 

書店前

 

 

由斗と2人で待ち合わせしている中…

 

 

竜磨「よお、悪い。だいぶ待ったか?じゃあ、行こうや…メイドルッキン…」

 

 

由斗「パーティー!」

 

 

天禰「パーティー…」

 

 

アパート

 

 空き部屋

 

 

電話の声「お電話ありがとうございます!家事代行サービスヴィクトリアです!ご指名はございますか?」

 

 

竜磨・由斗「「!!??」」

 

 

竜磨「し、指名…!?指名ってなんだよ?」

 

 

天禰「し、指名は…特になしで///」

 

 

電話の声「かしこまりました!では、ご住所頂けます?」

 

 

天禰「はい、ご住所は…」

 

 

話し終えると、どうやら20分で来るそうだ。

 

 

竜磨「やべ…本当に来ちまうぞ、これ…」

 

 

由斗「ついに…メイドさんの『家事』が…あのさ、何してもらう?俺的には、まず…メイドさんの手料理とか…もちろん、それ以外のサービスでも全然…とりあえず、作戦会議でもする?」

 

 

竜磨「20分つってたよな…とりあえず、トイレ」

 

 

 

由斗「そ、そろそろだね…トイレ長かったけど、手は洗ったの?」

 

 

竜磨「え、は?俺?何?」

 

 

由斗「はは、ちょっと緊張しすぎでしょ。あはは…はは…」

 

 

天禰 (ダメだ…俺の何かが揺らいでいる…!)

 

 

由斗「中学生でこういうの利用していいの?

 

 

竜磨「あ?」

 

 

天禰「調べる?」

 

 

由斗「バレたらどうするんだ!?」

 

 

竜磨「し、知らねえから!家事してもらうのに年齢とか…」

 

 

由斗「てか、さっきの電話も非通知じゃなかったらやばいんじゃ…!」

 

 

 

 

キキイ〜!

 

 

車から降りたのは1人のメイド…。髪型はツインテールである。

 

 

アパート 

 

空き部屋

 

ピンポーン!

 

 

?「こんばんは〜!家事代行サービスの者です〜!」

 

 

天禰・竜磨・由斗「「「っ!!!」」」

 

 

竜磨「や、やべ…緊張して腹痛くなってきた…」

 

 

由斗「お、俺も…」

 

 

?「あれ、鍵が空いている?お邪魔していいですか〜?」

 

 

竜磨「や、やっぱ無理…///」

 

 

竜磨「悪い、後は任せた。中学生ってバレんなよ…!」

 

 

天禰「え…ちょ!」

 

 

竜磨「俺、居間の中からのベランダから!」

 

 

由斗「あ、俺も!」

 

 

?「お邪魔しま〜す!」

 

 

ガチャ…

 

 

?「あ、いるじゃないですか〜!おかえりなさ〜い!ご主人様♡」

 

 

天禰「っ!?この声…」

 

 

?「本日お使いさせていただきます、ビクトリアのベッキーと申します!」

 

 

天禰「似てる…いや、担任の空似か?」

 

 

ベッキー「ご主人様の疲れたハートにラブリーエナジーをたっぷり注入するニャン!」

 

 

天禰「ああう…//」

 

 

天禰は恥ずかしがり、窓に移動する。

 

 

 

天禰「よ、よろしくにゃん…」

 

 

ベッキー「本日は、どうなさいます?基本は料理、洗濯、掃除…なんですけど、ご主人様がお望みなら、色んなご奉仕をさせてもらっちゃうよ…」

 

 

天禰「………」 ドキドキ…

 

 

ベッキー「あれえっ?ご主人様、お肌スベスベ!もしかして、すんごく若い?」

 

 

天禰「っ!?」

 

 

ベッキー「まさか、学生とか?」

 

 

天禰「い、一児のパパです…!」←いや、まずいだろ、その言葉は…

 

 

ベッキー「えっとぉ…ご奉仕はご主人様がもっと大人になられてからね…」

 

 

天禰「うう…はあ…」

 

 

ベッキー「そうゆうわけで、ベッキー帰りま〜す!」

 

 

 

その声を聞いた竜磨が…

 

 

竜磨「は、はあ!?何だそれ!?」 (てか、何もしてもらわずに帰るのかよ!?)

 

 

由斗「バカっ…!!」

 

 

ベッキー「誰かいるの?」

 

 

ベッキーが窓を開けられる前に、竜磨と由斗は脱出する。

 

 

竜磨「やべえ…逃げるぞ佐味島!」

 

 

由斗「は、はい!」

 

 

ベッキー「佐味島?まさか、今の声、上本くん!?」

 

 

天禰「とゆうか、やっぱり…川田先生…ですよね?」

 

 

天禰は川田先生に顔を近づけてしまい、川田先生は顔を赤くする。

 

 

川田「あ、君…あ…え〜と…はい、そうです…私が川田です。君の担任の…誰から聞いたの?」

 

 

天禰「えっ?」

 

 

川田「英語の羽野先生でしょ!?最近私のこと勘ぐり回っているのよ!あのさあ、君だって、こういうサービス頼んだらまずいよね?今日は何もなかったってことで。キャンセル扱いタダにしてあげるから。じゃ、そういうわけで!」

 

 

そのまま川田先生は帰っていった。

 

 

天禰「……」(とりあえず、帰ろう…)

 




「一児のパパです」…これアニメでも言われてましたからね…(原作でも選択肢にありましたが…)。彼はどういう気持ちで言ったのでしょうか?

今回は、新島真ポジが出ました!


そして、次は、放送室の回で、明智ポジや奥村親子ポジが出ます!

では!
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