トロピカル部で部室に集まる前のこと、モルガナはあおぞら駅で天禰たちを集めた
モルガナ「よし!全員集まったな!」
竜磨「そうだけどよ、ここでなにがあるんだ?」
モルガナ「いいからワガハイ乃いうことをよく聞けよ。パレスってのは誰がどこをなんと勘違いしてるかってことだから、今回は怪盗お願いチャンネルでネットで改心させたい名前が挙あがっていただろ?」
天禰「ああ、竜磨が俺たちの怪盗のこた調べていたら『怪盗お願いチャンネル』というサイトが頭中出来上がっていたから、その中にストーカーで困っている人がいた。そしてストーカーしている名前は『野々宮波彦』」
杏奈「その人がパレスに当てはまらないなら、なにが当てはまるの?」
モルガナ「当てはまるのはメメントスだ!」
まなつ「メメントス?」
ローラ「どこよそれ?」
天禰「言ってみよう。メメントス」
機械音「候補が見つかりました」
竜磨「反応した!?」
モルガナ「ワガハイの思った通りだったぜ!」
グニャア…
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メメントス
まなつ「…周りの人たちがいない!?」
竜磨「パレスであってるんじゃないのか?」
モルガナ「半分正解、半分間違いだ。たしかにここもパレスの一種だが、普通のとはちょっと違う」
モルガナ「今から地下へ降りるぞ。ここのシャドウは地下に溜まっているんだ」
杏奈「地下って、どうやって入るの?」
モルガナ「まあまあついてこいって!」
モルガナは階段を降りていき、天禰たちもついていった
降り続けると、いつのまにか怪盗服に変わっていた
スカル「んだよここ…つか、変わってる!?」
パンサー「シャドウに気づかれてんの!?」
モナ「とっくにな」
ローラ「降りるときに言いなさいよ!」
モナ「ここはまだ大丈夫だ!何度かきて調べたが、シャドウはこのフロアまでは上がってこない。でも一歩おくへ進めば別だぜ。シャドがウジャウジャいる」
ゾンネ「あわわ…でも、そろそろ教えてほしいんだけど。メメントスとはなんなの?」
モナ「『みんな』のパレスさ」
ゾンネ「み、みんな?」
モナ「さっき言ったが、『城』みたく、1人支配されたパレスが出来上がるのは、歪みが並外れて強い奴だけだ。他の『ふつうの大衆』は、別々じゃなくて1つに融合した巨大なパレスを共有している」
モナ「それが、ココ…『メメントス』だ」
パンサー「言われてみれば、鴨坂木のときと雰囲気が違うわね」
スカル「融合って、みんなのがくっついてんなか?赤の他人同士なのに?」
モナ「いわゆる集合的無意識…まあいいや、言ってもわかんねえだろうし…」
スカル「あ、てめ!子供扱いするな!」
パンサー「要するに、ここを使えばパレスがない人でも改心させることができるってこと?」
モナ「その通りだぜ!でも、手順が少し違うけどな」
ゾンネ「でも、広さは結構あるよね?どうやってシャドウを見つけるの?」
モナはみんなから少し離れる
モナ「ついにこれを見せる時がきてしまったな…」
モナ以外「「「「????」」」」
モナ「モルガナーー!!変・身!!」
モナはジャンプすると車に変わった
ジョーカー「ここを利用するときは便利になるな」
スカル「つかありえねー!」
モナ「認知が具現化する異世界の仕組みを逆に利用して、ちょいと修行した成果だ!」
ゾンネ「修行の積み重ねでなるなんて、どれくらいかかったんだろ?」
モナ「大衆の心の中には、『猫はバスに化ける』って認知が何故だか物凄い広く浸透してんのさ!」
ゾンネ「猫がバスに…?」 (と○りの○○ロに出てきたキャラクター…)
ローラ「どうしてバスなの?」
モナ「知らね…」
スカル「つか、城の時からやれよ!」
モナ「やれたらやってたさ!けど、狭いし、階段やシャンデリアのとこでやったら、危険だろ!」
ゾンネ「まあまあ、さっさと乗ろうよ!」
みんなが乗り、スカルが「出発シンコー」と言うが…
モナ「なあ、ワガハイ車だぜ…誰かが運転しないと走れねえそ…」
パンサー「運転とかできる?」
ジョーカー「ゲームなら少し…」
ゾンネ「本物とは、違うんだよ?」
スカル「問題ねーだろ!ここ異世界だし、猫車だからよ!」
パンサー「じゃあ、運転よろしく!」
ジョーカー「わかった」
モナ「では、エンジンを掛けろ!じゃないと走れないぞ!」
ジョーカー「車のキーはどこに?」
モナ「キーじゃなくて、スイッチで発進できる!左ハンドルの横にスイッチがあるだろ!?」
ジョーカー「ここか?」
モナ「く、くすぐったい!!もうちょっと下だ!」
ローラ「変な声出さないで…ww」
モナ「笑うな!行くぞ!」
車を発進させ、ターゲットを探し続けると、唸っている溝があった
スカル「なんだこれ?唸ってんぞ!」
モナ「ここだ…ここから『入れる』この先からターゲットの気配がする」
その中に入ると、シャドウがいた
スカル「あいつか?野々宮は?」
モナ「あいつが、ノノミヤのシャドウらしいな」
スカル「確か、市役所の窓口係がストーカーになったんだっけ?」
ジョーカー「放っておくわけにはいかない。話しかけてみよう」
ジョーカーたちはシャドウ野々宮に話しかけた
シャドウ野々宮「誰だお前ら!?」
パンサー「あんた、相手の女性の気持ちを考えたことがないの!?」
シャドウ野々宮「あいつは俺のモノなんだよ!俺のモノをどう扱おうと俺の勝手だろ!」
ゾンネ「人をモノ扱いするのは間違っているよ!道具でもなんでもないのに!」
シャドウ野々宮「俺よりも、悪いやつはいくらでもいるだろ!そうだ!マダラミ!あいつは俺から全てを奪った!」
ジョーカー「マダラミ?」
シャドウ野々宮「そうだ!あんなクズ放っといて、なんで俺だけが責められなきゃならねんだあああああああ!!??」
シャドウ野々宮は姿を変え、怪盗団は戦闘態勢に入る
モナ「来るぞ!」
ゾンネ「放て!シャプシュ!」
ジョーカー「はあっ!」
スカル「奪え!キャプテン・キッド!」
パンサー「しばかれなさい!」
ゾンネはコウハ、ジョーカーはナイフ、スカルはジオ、パンサーは鞭で攻撃した。
モナ「弱ったな!チャンスだ!」
ドカ!ベキッ!ドカッ!ベキッ!
モナ「ミッションコンプリートだぜ!」
シャドウ野々宮は元の姿な戻った
シャドウ野々宮「わ、悪かった…許してくれ、俺も執着心が抑えられなかった…悪い先生に使い捨てされてさ…」
ジョーカー「さっきのマダラミのことだろ?」
シャドウ野々宮「そうだ…またモノみたいに捨てられんのが怖かったんだ…」
パンサー「そっちも身勝手なやつのせいで苦しんでいたことってことか…」
ゾンネ「でも、関係ない女性を巻き込むのは良くないよ!」
シャドウ野々宮「ほんと…その通りだよな…もうこの恋は終わりにするよ…」
シャドウ野々宮「なあ…お前らなら改心させらるのか?」
シャドウ野々宮「そしたらマダラミ!あいつを改心させてくれ!たくさんのヤツが犠牲になる前に…!」
シャドウ野々宮はその場から消滅したが、光の玉があった
スカル「なんだこの玉は?」
モナ「これはオタカラの『芽』だな。放っといたらパレスになっていたかもしれん」
モナ「いただいとけ!ジョーカー!」
ジョーカー「貰うよ!」
ジョーカーはそれを手に入れた
モナ「よし!そしてもう一つ付き合って欲しいところがある!」
スカル「さらにあんのかよ!」
モナ「まあ、ついてこい!」
モナは車に変身して、その場に案内させた
パンサー「でも、野々宮って人改心したんだよね?」
ゾンネ「きっとしたよ!光となって消滅したし!」
ジョーカー「着いたみたいだよ」
パンサー「ここ雰囲気が悪いし、行き止まりだよ?」
モナ「まあ、見てなって!」
モナが壁に近づくと、その壁が上下に開いた
ローラ「どんな仕掛け!?」
機械音「最深部に新規エリアが確認されました。案内情報を更新します」
パンサー「どうゆうこと?」
モナ「カモザキのパレスが消えて、現実でも騒がれて噂になってるだろ?だからメメントスにも変化があるじゃないかと思ったのさ!」
ゾンネ「じゃあ、下まで降りてみない?」
モナ「いや、やめとこう。今回はそこまでのつもりで来てない」
モナ「目的は達した。一旦帰ろう。説明はその後だ」
ジョーカーたちは現実世界に戻った
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竜磨「メメントス…あんまりよくわからなかったな…」
モルガナ「簡単に言うと、大衆のパレスだから、大衆がワガハイひを受け入れたり、信じたりすれば影響はある」
杏奈「どうして、モルガナはメメントスのことを知っているの?」
モルガナ「記憶はさっぱりしないが、どうしてもメメントスの奥がどうなってるのか知りたいんだ。メメントスはみんなのパレスだが、同時に全てのパレスの源なんだ」
モルガナ「昔、カモザキみたいな、あんな城みたいなパレスがあることなんてなかった。だから歪みの大元であるメメントスを何とかできれば、ワガハイのこの姿だって…!」
まなつ「てことはモルガナも助けて欲しかったんでしょ!」
モルガナ「そ、そうだぜ!」
竜磨「じゃあ、早く大物見つけて、改心させて、大衆が俺たちのことを受け入れさせる。そしてモルガナを元の姿に戻すってわけだ!」
天禰「これからも宜しくだな!モルガナ!」
モルガナ「お、おう!!」