帝国1000年の歴史を閉じる   作:o-17

19 / 26
18話 革命最後のピースを開く

 

 

新型危険種関係で一悶着あった後、俺たちは色々な暗殺任務を行ってきていた。

 

俺は、チェルシーと組むことが多く。チェルシーのアシストで穏便に標的のみを静かに始末する日々。例の風呂での件があったから最初は気まづかったが、お互いに寡黙な仕事人スタイルがあったのかコンビネーションは上手く行った。チェルシーは武力を持った暗殺が不得意だから、隠密にたけた俺が手引きして対象の暗殺をした後速攻で撤退を繰り返す。やばい時はイエーガーズと鉢合わせした時もあったがチェルシーは隠れてやり過ごせた。

 

各々が自身にあった暗殺スタイルで標的の始末をする中。ついに革命軍の方で大きな作戦の動きがあった。帝都の東側で大きな宗教団体。安寧道(あんねいどう)。これが近々武装蜂起を起こすらしい。宗教反乱ってやつだ。

 

今まで帝国が戦争に勝ててきたのも敵対勢力が1つのみだったとボスは推察してて。今回は、宗教反乱で帝都の東側。更に西の異民族と組んでそのタイミングで西からも攻め入る。東と西の両方攻めているタイミング、ついにそこで革命軍も決起を起こす。北以外の3方向からの戦争なら、帝国が以下に強固でも対応しきれないであろう。そのタイミングで混乱に陥った帝都の宮殿内のオネスト大臣を討つ。

これが腐敗した帝都の革命のための作戦だ。

 

それに伴って、ナイトレイドの任務は安寧道の本拠地「キョロク」にて安寧道の教主補佐のボリックと言う大臣が送り込んだスパイの暗殺をし宗教反乱を無事に起こすのが目的だ。

ボリックは安寧道を裏から乗っ取りを進めていて、このままだと武装蜂起が無事にされなくなってしまう。ボリックの暗殺は革命のために絶対必須だ。

 

特にボリックの手口で、食べ物に依存性のある薬物を盛り込んで女性信者達を食い物にしてる外道と聞いて、ラバとスーさんがやる気に満ちている。

 

そして、ボリック討伐の前にボスはついにイエーガーズと全面戦争を始めようと言い出した。

 

イエーガーズは我々ナイトレイドを本気で狩りに来ているから、それを利用して帝都外に誘い出して逆に返り討ちにする。イエーガーズの中でも、革命軍本部からクロメとボルスの2人は始末して欲しいとの事だ。ボリックを暗殺する前に、イエーガーズを誘き出して標的のクロメとボルスを狙う。

 

キョロクに向かう途中の東のロマリー街道沿いでアカメとマインの目撃情報を流し、イエーガーズを釣るための準備はした。

 

タツミは、標的以外でも戦うことになれば全力で行く。迷いは無いと良い覚悟を持った目で言ってくれた。タツミの覚悟にブラート兄貴やチェルシーは嬉しそうにしていた。これからの戦い、タツミがキーになって行くな。

 

 

 

 

 

 

 

キョロクに向かう途中のロマリー街道。現在、そこにナイトレイドメンバー全員は揃っていた。密偵達の情報だと、イエーガーズ6人全員揃っているらしい。そこから、エスデス達の進軍速度的に明日の午後に殺し合いが始まるであろうとボスから。タツミ達は水辺で気楽に遊んでいるが、俺はその気にはなれずにボスとタバコをふかす。

 

ー決戦の時は近いー

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。