ボスの作戦は上手く行ったようだ。ロマリー街道でイエーガーズは分断して俺達を追うことにしたらしい。ボスが東でアカメが南に行ったと言う情報を信じ、イエーガーズは3人ずつに別れて俺達を追ってきたらしい。
まぁ、その情報はフェイク。ナイトレイドは分断せずに全員でイエーガーズの半分を殲滅するつもりで待ち構えていた。
マインの狙撃音が響く。ただ、クロメには避けられてしまったみたいだ。恐ろしいやつだ。だが、明らかに罠と思われる案山子に近づいたウェイブがスーさんの一撃によって思いっきり吹き飛ばされてしまった。作戦通り。これによって、戦況はナイトレイド全員VSクロメとボルス。運良く標的のみになった。
ボスが、お前たち2人は標的だから始末すると口上をあげ戦闘の火蓋が切られた。
アカメとクロメが向き合い。クロメがアカメをコレクションにすると言い出し、帝具八房を発動させる。地中から死体人形が這いずり出てくる。超級危険種デスタグールを筆頭に7体の死体人形が出てくる。
帝具戦の始まり。
俺は、速攻でデスタグールに向かって崖から飛び降りて飛び移る。クロメの帝具の八房に関しては聞いていたが、疑惑が確信に変わった。
八房と呼ばれる刀と死体人形は何かしらのパスを感じる。骨だけの生き物だが心臓部に容赦なくマスターキーを差し込む。そして、解除。すぐさま、デスタグールはただの死体に戻った。
流石のクロメも余裕こいてたはずなのに、帝具の効力が封印されて死体人形の中でも1番の化け物のデスタグールを瞬時に無力化に成功する。デスタグールは倒れていく事に驚きながらもクロメは崖上に避難する。俺は、追従してすぐに2撃目を叩き込もうとするが、死体人形のガンマンが俺を近づけないように護衛する。
「デスタグールが操れない!?」
クロメは戸惑いながらも他の死体人形を操り出す。残り6体。ナタラと呼ばれる槍使いとドーヤと呼ばれるガンマンがキッチリとクロメをボーディーガードするせいで、追撃は失敗に終わる。だが、アカメがすぐさまに反応しクロメの虚を衝く。だが、それも槍使いのナタラに止められてしまった。
ボルスがアカメに帝具を向けたと思うと予想外に遠距離の火の玉を放ってきた。
「マグマドライブ」
クロメに近づけないのが分かって、その一撃をインクルシオをまとったタツミがすぐさまに救出し、アカメはボルスに駆け出す。
死体人形と俺の相性が悪いと分かったクロメは、俺と死体人形を対峙させないように動き出す。ボルスとアカメの戦いに俺が封じ込まれてしまった。ボルスには死体人形のガードマンのウォールが守りに転じる。盾を持たれてる時点で、マスターキーがガードされてしまうし、アカメのムラサメも効かない。その後ろで中距離遠距離にたけたボルスが火炎放射器で援護してるくる嫌な動きだ。
タツミとブラート兄貴とレオーネは危険種のエイプマンとヘンターと言う異民族が相手。
シェーレとボスとスーさんは、元将軍のロクゴウと戦う。鞭使いで、音速で飛んでくる鞭は近づくことすら困難。
マインは遠距離でクロメを狙うが、ドーヤがガンマンで近づいてきてまともに狙えず。
俺たちナイトレイドは相性の悪い敵とぶつかる羽目になってしまった。
チェルシーとラバは周囲の警戒がメインでこの戦いに表立って参加はしてない。
まず、戦況で動いたのは、タツミとレオーネとブラート兄貴の3人だ。動きが厄介な異民族をレオーネとタツミが上手く相手取り、エイプマンと呼ばれる危険種はブラート兄貴がすぐに真っ二つにした。そうなると数の暴力で異民族のヘンターは何も出来ずにタツミに切り刻まれる。死体人形2体を始末した後、すぐにタツミとブラート兄貴がクロメに追撃する。クロメとナタラのコンビは強いが、タツミとブラート兄貴なら問題無く武力は拮抗した。
レオーネは、アカメと俺の助太刀に来てくれた。ウォールのタンク的な動きは本当に厄介でボルスに近づくことすら不可能。
ロクゴウ元将軍の鞭裁きは厄介で、近づく事がままならず。ボスはスーさんの奥の手を発動。電光石火スサノオの奥の手、勾玉顕現はボスの生命力を使ってスーさんを超絶パワーアップさせる。スーさんの奥の手の天叢雲剣で容赦なくロクゴウ元将軍をチリにする。
こんだけ帝具使いがいれば流石の戦況もすぐにひっくり返る。
シェーレが自由に動けることによって、俺達の援軍に来てくれたがガードマンの厄介な盾ごと真っ二つにエクスタスがしてくれたおかげで、ボルスを追い詰めることに成功。
俺は、シェーレが来てくれたから離脱してクロメへの追撃に移る。
これで、標的2人の始末は完了と思われたがボルスが奥の手で自爆をしやがった。
巨大な大爆発にのまれ、標的2人は逃がしてしまった。
死体人形も6/8がいなくなったからには、クロメも撤退にすぐ移り。ボルスの大爆発で逃げてしまった。デスタグールの無力化が大きかったみたいだ。マインもちゃっかり、隠し玉の死体人形を倒してたみたいだし、俺らは一旦小屋に集まっていた。
嫌な予感が描き消えない俺は、ラバからチェルシーが逃亡中のボルスを暗殺した後にクロメを追っかけたと聞き、すぐさまチェルシーの援護を向かう。
チェルシーには無事に追いつくことに成功する。チェルシーはボルスに化けて、今クロメの隙を狙ってるみたいなので俺は気配を殺して近づいていく。チェルシーはクロメの暗殺も成功したみたいで、クロメの急所を針で抉った後に八房を回収してメンバーに合流に向かおうとする……
ぞわぁ……
嫌な予感がする。倒れたはずのクロメが起き上がりチェルシーから八房を取り返し、死体人形2体をすぐさまに召喚し、チェルシーを追いかけさせる。俺はすぐさまに、クロメの虚をつき攻撃をするが、八房でガードされてしまった。だが、それも計算のうち。マスターキーで八房の能力を封印。だが、まだ死体人形は動き続けチェルシーを襲う。俺は、死にかけのクロメを放置して、すぐにチェルシー救出に向かう。クロメが死体人形のコントロールを失敗したせいかガンマンの銃は足に当たったらしく、動けなくなっているチェルシーへ槍使いのナタラがトドメをさそうとしてるところに間に合い。ナタラと八房の繋がりを解除成功する。あと少しで、チェルシーは首がはねられてたと思うとヒヤヒヤした。
「チェルシー、無事か……」
「シメディーありがとう。足だけやられたけどなんとか生きているわ」
ガンマンの死体人形も封印をほどこして、手負いのクロメを追撃しようとしたが、その頃には逃げられてしまった。
「私なんて庇わなければ、クロメの始末も成功したのに」
チェルシーはか弱く俺にお小言を言う。
「まだ、チャンスはあるさ。それよりも無事でよかった」
イエーガーズ残り5人。ナイトレイド全員生存。ロマリー街道の戦いはナイトレイド圧勝で幕を閉じた。