帝国1000年の歴史を閉じる   作:o-17

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4話 ナイトレイドメンバーと交流を開く

 

 

無事に仮とは言えナイトレイドに入れた。ここは個性豊かなメンバーで普段は殺し屋集団とは思えない。まず、ボスからナイトレイドの目的。情報収集してたとは言え、やはりボスの口から理念を聞くのは大事。

 

帝国1000年の歴史があるとはいえ、今はこの国は圧政に民は苦しみ、特権階級の貴族は腐敗し、民は搾取される世の中。この腐りきった世の中を変えるため反乱軍を組織。だが、反乱を起こすには腐っても帝国。内部で切り崩す組織が必要とされ闇の組織 殺し屋家業のナイトレイドの出番。

ナイトレイドが、悪徳貴族を暗殺。腐敗の膿の排除。反乱起こす。圧政の現況、オネスト大臣暗殺。反乱成功。みんなハッピーって作戦らしい。OK。わかった。うちの父親だったものみたいな奴は新国家できた時にいたら邪魔だもんな。ナジェンダ元将軍……いや、ボスの考え完全に把握。

 

 

 

「新入りのシメディーさん。改めまして、俺はタツミ。先輩だけど、俺も新入りだ。とりあえず、色々な先輩達の元について勉強するのが俺たちの課題だけど、今は1回鍛錬に行くぞ」

 

あの例の拷問大好き貴族のお嬢様を切ったタツミ。あの時の勢いある殺意と違って明るく眩しい良い人だな。他のメンツが個性濃すぎて霞んじゃうけど……

 

そして、連れてこられたのが鍛錬場。『日々鍛錬 ブラート』と書かれた物が目に入る。確かに暗殺はしてきたが、肉体的な強さは俺には全くない。これからの修羅場必要になるだろうし、鍛錬しよう。

 

「兄貴、シメディーさん連れて鍛錬しにきたぜ」

「おぅ、待ってたよ。2人とも……2人とも」

 

なんか、2度言ったし2度目頬を染めてた気がする……ただ、槍さばきは凄い。こっちまで熱気が伝わってくる。警備隊と比べて、マジでこの男強い。流石、兄貴。

 

ブラート兄貴とタツミと並んで木刀を振るう。俺は非力すぎて、全然振れないけどタツミはブラート兄貴を追いかけるように振るう。格の差を短時間で思い知らされる。

 

「次に組手」

 

ブラート兄貴が槍でタツミが剣。俺は、ヌンチャクになった。確かに俺の帝具的に、片方の鍵を持って片方の鍵を突き刺せるように扱えれば、戦闘の幅広がるな。二対の武器を扱うのは俺には大事。

 

初の組手ということで、ブラート兄貴の実力を改めて知るために、ブラート兄貴VSタツミ&俺の1対2でブラート兄貴を攻める。突き刺す動作の時、そこそこ良いところをつけたと思ったが、ブラート兄貴には簡単にいなされてしまった。

その後はタツミとの組手。簡単に負けました。俺には、武術の才能は無いだろうし、元地から体力の低さが残念だ。

 

「おぅ、やってら やってら」

 

そこへラバック……みんなからはラバと呼ばれてる少年が来た。

 

「ブラートにタツミにシメディー……ブラートはまぁ、元軍人だから流石だし、タツミは辺境で危険種狩ってたからあれだけど、シメディーは俺タイプだな」

「いやぁ、そぉでもないぞ。ラバァ。シメディーの突きには殺気が無い。そういう意味では、ある意味凄いぞ」

「確かに、シメディーさんとの組手で突きは、かわしにくかったぜ。予兆が全然無いから」

 

2人してフォローしてくれた。まぁ、俺の突きって鍵をさす感覚だから、なんか元が違うんだろうな……まぁ、喜んでおく。

 

「2人がそう言ってるなら凄いのか、俺としては帝具が強制解除された事がトラウマだわ。ある意味天敵かもしれないな。シメディー、俺と来な」

「あぁ、わかった」

 

訓練が終わったところで、ラバに誘われたから着いていく。ラバがなんとなく、気配を殺してるから、俺も気配を殺す。

 

「何処へ行く?」

「決まってるだろ、女湯だ。気配消せよー」

「ほぉ、懲りないな」

 

女湯へ覗きに行くのに誘われるとは思わなかったが、それ以上にまだまだ目的地まであったはずなのに、いつの間にかレオーネ姉さんに背後を取られてた。

 

「言い残すことは?」

 

容赦なくラバはしばかれた。いつもの事らしい。俺は初犯だし、そもそもラバの付き添いで免除された。助かったぜ。

 

「そういや、聞いたけどタツミをスカウトした時、あの倉庫の中にシメディーいたんだって、私の五感ですら欺くなんて凄いなぁ」

「あの時心臓とめた」

「あひゃひゃ、そりゃ気配消せるわ。てっきり、被害者の生き残りかと錯覚したもん」

 

レオーネ姉さんは笑ってくれた。あの時はマジで怖かったから必死だったけどな。ちなみに、2人は帝具の詳細を教えてくれた。

 

ラバック……ラバは千変万化(せんぺんばんか)/クローステール…糸の帝具。東海の雲に棲むと言われた超級危険種の体毛から作られ、強靭な糸を張り巡らせ罠や侵入者を察知するセンサーとしたり、糸で敵を拘束し切断したりする他、様々な形態に変化させることで、多様な使用法が存在する。普段はアジトの結界担当。俺が強制的に解除した時は本当に焦ったらしい。

 

レオーネ姉さんが百獣王化(ひゃくじゅうおうか)/ライオネル …ベルト型の帝具。装着者自身を獣と化し、身体能力と五感を強化する。発動中は装着者の頭部に獣の耳が生える。単純に人間としてパワーアップらしい。シンプルがゆえに単純で扱いやすそう。

 

「レオーネ、ラバ、シメディーご飯」

 

やいのやいのしてたら、ご飯との事でアカメが呼びに来た。まだ、新入りの俺は信頼を勝ち取ってないから、帝具の詳細は教えてくれなかった。ただ、絶対に斬られるなとだけは言われた。ボスからゆくゆくは帝具の詳細をまとめた本を貸してくれるらしい。ただ、とりあえずその前に初任務達成まではお預けだとこと。今、ナイトレイドの標的は俺も情報を掴んでた、首切りザンクって言う辻斬りだからな。

 

ご飯後、またタツミと合流し色々な仲間の元へ顔出しに回ってた。シェーレは、天然ボケを治す方法の本を読んでた。後で貸してもらいたい。

 

マインは、タツミと相性が良いのか悪いのかよく分からん喧嘩してた。俺は完全に空気だった。

 

最後にアカメの元で、夕食の調達の手伝いをしてアカメは凄い大食らいな事が昼の時からも思ったがわかった。夕食もそんなに食べるのかってほど、獲物を捕獲してたし。

 

こんな感じで、ナイトレイド仮就職して昼間俺はボス含め8人と交流を深めた。正直、ここは良い職場だと思う。上司がタバコ付き合いに良いし。

 

そして、夜が更けるころにこれから帝都で標的の辻斬り 首切りザンクのミッションに向かうことになった。

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