帝国1000年の歴史を閉じる   作:o-17

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7話 マインと交流を開く

 

 

ナイトレイドに本所属になってから、俺とタツミは上司部下制度で、色々な元で働いた。

 

そして、タツミが1番大変だったと言っていたマインの元で働く日が来た。

 

朝起きてくるのが比較的遅いマインの部屋に行きまずはノック。起きてる事確認、待ってろとの指示なので待つ。

上司部下制度も、正直タツミは暗殺者として新米すぎるために色々学ばせるためにやってる手前、野良で暗殺者やってた俺を免除するとタツミよりも後輩の俺が特別みたいで……タツミの立場が気まづいもんなぁ。つっても、俺もプロじゃないし、心構えとか教わるのに丁度いいや。何より、口下手な俺は理解してもらうために交流増やさないとねぇ

 

今でもブラート兄貴に鍛錬はして貰ってるし、上司によってはタツミも参加して日々切磋琢磨してる。

 

そして、上司制度。レオーネのお姉さんの時はブラート兄貴が持ち上げるから軽く手合わせして、後は帝都内のスラム行ってきて軽く生い立ち聞いた。正直スラムではありきたりな話だと思ってしまった。

 

シェーレ上司は甘かった。なんか、タツミとあったのかな?俺がなんか冷めた感じに原因があるんじゃないか?って生い立ちとか聞かれて、答えたら温かく接してくれた。天然ボケを治す方法の本とか読んでた割に根は本当に優しいのであろう。ただ、過去の話を聞いたら殺しの才能があった優しい子。その才能を開花させるに至った腐敗した帝都をどうにかしたいと俺はいちだんと決意が増す。

 

そして、マインの番がやってきた。タツミにはすごく同情の目で見られてた。

長々と思考を巡らせてると、マインが部屋から出てきた。この髪の長さだ、服を着替えて髪をセットしてってやってたら遅くなるのもしょうがないであろう。

 

「おはよう マインさん」

「部下になったからってなんで急に固くなってるのよ……さてはタツミめ」

 

俺は身構えすぎてたようだ。タツミに散々聞かされたから、それを信じきってしまっていたが認識を改める必要はありそうだな。

 

「マインでいいよ。改めて知ってると思うけど、ナイトレイドのスナイパー担当」

「あぁわかった。マイン」

「もう、私はあんたをナイトレイドメンバーと認めているわ。最初こそは怪しかったけど、あんたの帝具なら私たちを数人暗殺ぐらい直ぐにできただろうし」

 

マインから認めて貰えた。言われてみれば、ナイトレイドメンバーを暗殺も可能な立場だったもんな。1部メンバーからは警戒なのか、だいたい常に一緒にいた気がする。初見の印象の悪さのせいだ、成果でのし上がろう。

認めて貰えたから帝具を教えて貰える。

浪漫砲台(ろまんたいほう)/パンプキン……巨大な銃の帝具。精神エネルギーを衝撃波として打ち出す。銃口はアタッチメント方式で換装が可能。使用者がピンチに陥るほどその威力が増し、戦況によって形状も変化させられる。改めて、マインから帝具の説明がされる。この帝具は文献に載ってたから知識はあったが、マインとは感情の起伏……嫌昂り方から相性が良いのだろう。

 

「私もアンタも似たタイプの暗殺が得意なタイプよ。私はスナイパーでシメディーあんたは隠密潜入からの一撃必殺。初撃が肝心」

「あぁ、分かったつもりでいたが最近は戦闘力も欲しくてブラート兄貴に鍛えて貰っている」

「知っているわ、正直私があんたに上司として教えて上げることは何も無いと思うもん」

 

マインはツンツンしながら、俺の前を歩いてみんなのいる食堂に向かって行く。と、突然振り返って。

 

「まぁ、私たちまだ顔バレしてないメンツだし。今日は帝都へ観光へ行こう」

 

マインと帝都偵察が決まったのであった。

 

 

 

時は進んで、帝都に俺とマインは来た。こんな昼間に普通に民間に紛れて買い物なんかしたこと無かったな。

 

「ふぅー、羽を伸ばすってきもちぃ」

「あぁ 初体験だ」

「アンタって本当に冷めてるよねぇ。仕事には向いてるけどさ」

「なんでだろうな?俺にもわからん」

「いや、生き方でなにかあったんでしょ。聞いてあげるわ」

 

とりあえず、俺のつまらない人生を話した。と言うか、シェーレにも話したが俺の過去は止まっていた時が長いだけだ。

 

「ふぅん。アンタも腐敗の被害者か」

「そういうマインは?仕事仲間の中でなんかシェーレと並んで何かきっかけが薄い気がして」

 

俺にしては、結構な文字数喋ったし踏み込んだ気がする。

そうすると、マインは教えてくれた。目標は勝ち組になる事。異民族とのハーフで差別を受けてきて、地の底を経験したからの跳ね返りらしい。聞いてみたら、カチリと当てはまった気がする。勝気な性格と相まってるな。

 

その後、マインに連れられさりげなく、オフの日の服を見繕ってもらうことになった。今の俺だと、闇夜に紛れるにはいいがなんて言うか、旅人と言うには少し怪しい格好らしい。買い物の仕方が、貴族よりな部分も指摘されてしまった。まぁ、元貴族だし。金は汚い金だが強盗で結構持ってたしな。

 

帝都をその後も適当に散策して、息抜きの重要性をマインから学んだ。

 

昼の帝都散策も終わり、夜になった本日は任務もあり。マインとシェーレの2人のサポートに部下として俺も参加することになった。

今回の標的も、豪遊する腐敗したクズの始末。

外からスナイプするには難しい標的だったから、スナイパーのマインは後衛として俺たちのサポートで、前衛で警備隊をシェーレが容赦なく一閃して行き、立ち塞がる扉は俺が解除して行く。ただ、シェーレに教えて貰ったシェーレの帝具、文献にも載ってたが……

万物両断(ばんぶつりょうだん)/エクスタス……鋏の帝具。どんな物でも両断できる優れた切れ味を持つ帝具。非常に高い硬度を持ち、防御にも使用が可能。 この帝具があったら、俺が強固な扉を鍵で解除しなくても、普通に切り裂けたと思う。シェーレの仕事を減らせたからいっかと思考を切り替える。そして、直ぐに標的とその護衛たちの皆殺しを成功させ、アジトに帰還準備をする。

 

帰り道、広間の公園にて油断してた訳じゃ無いが、俺たちは襲撃に会う。相手は、1人と1匹。帝都警備隊のものらしい。

 

「正義の名のもとに悪のナイトレイド、お前らを成敗する」

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