アララァなヒーローアカデミア   作:星覇無

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過去

 

当時の私は色んな人に自身の個性で悩んでいる事を伝えていた

 

誰かに本当の自分を知って欲しかったからだ

 

そうすればきっと自分の噂も無くなると信じていたんだ

 

でも返ってくるのは無視だったり聞いてる振りをしてるだけで中身は聞いてないと他人の事と私の言葉に耳を貸す人は居ない

 

そして私は彼にも同じ事をした

 

『なるほど・・・・・・』

 

だけど彼はそれしか言わなかった

 

 

 

『すっ、グスッ、、うぅ、、、』

 

私はまるで生きているのに死んでいる様に扱われとうとう耐えきれなかった

 

屋上で自殺しようとした

 

職員室に入って鍵を盗むという始めて自分の個性を悪い事に使ってしまった

 

正直 死ぬのは怖い、でも同時にそれは私は()()()()()()()という証拠にもなると思い少し嬉しかったんだ

 

そして私は屋上の外側を囲う柵に手をかけようとした

 

〘ジ―――〙

 

『・・・?』

 

その時だ

 

突然 放送から変な音が聴こえたんだ

 

いつもの放送は給食の献立や食べながらでも出来るクイズ等を流している筈

 

だけどその時は違った

 

ガチャッ

 

後ろから扉を開ける音が聞こえ私は先生が来たのだと焦った

 

 

『やはりか』

 

 

『!君は・・・・・・』

 

 

その時 来た人こそが彼だったんだ

 

〘単に俺らTYPICAL,juves

 

『ちょっとばかり放送室を占拠してきてな、やはり時代はヒップホップだ』

 

サラッと彼は凄い事を言ってたぽいが私はその時 彼がやらなければ放送で流れる事の無かったであろうその曲に夢中になっていた

 

『今のお前に必要なのはこの曲の中にある』

 

『私に必要な事?』

 

『聞いていれば分かる』

 

『うっ、うん・・・』

 

そうして私は黙って曲を聞くことに集中していた

 

彼が来てどれくらい経ったのかは分からない

 

それ程までに私の身体はノッていた

 

〘真っ裸なparty余計なmindは捨てなpunks〙

 

そろそろだな

 

『?』

 

首を縦に小刻みに動かしながら彼が何か言ったのが聞こえ振り向こうとする

 

曲の方はサビに近づく程 加速し

 

〘そう この one chance さあ 起こせ革命 自分だぜ いくぜ

Hurry, hurry, hurry up!〙

 

 

YEAR!!(そうそれだ!!)

 

 

『わぁっ!?』

 

サビに入る1歩手前で彼はいきなり大声を上げた、私は思わず声に驚いて尻もちをつきそうになる

 

『おっと、すまないな』

 

だが倒れそうになった瞬間 彼は私の腰に手を伸ばし片手で私を支えた

 

そのまま私を立たせるとその影響で彼の顔がキスするのかってくらい近づく

『わっ///』

 

『大丈夫か、何処か捻ったのか?』

 

『いっいや、もっもう大丈夫だから!///』

 

私は慌てて彼から離れるとしばらく顔を赤くして彼の顔を見れなかった

 

『・・・・・・えっと、それで必要なものってなんだったの?』

 

気づけば放送で流れていた曲は止まり先程 彼が言った事が本当なら決まっているのか分からないが放送で流れている内容が違う事に気づき先生が止めたのだろう

 

『あぁそうだったな・・・・・・』

 

そう言うと彼は私の前を歩き3歩辺り進んだ所で足を止め遠くを見つめる

 

『君は神を信じるか?』

 

私の顔を見ず遠くを見つめながら私に質問してくる彼の背には謎の迫力がある

 

『・・・宗教的な話?』

 

『そう言う訳では無い、個人的な話だ』

 

『・・・・・・』

 

恐らくこうなる前の私なら居るって決めつけたかもしれない、「その方が面白い」って

 

でも

 

『私は・・・・・・居ないと思う』

 

『何故?』

 

彼はこちらを振り向かない

 

『今だから分かるの・・・多分 神っていうのは自分自身の事を指すんじゃないかって』

 

『ほう・・・・・・』

 

『勿論 思い上がってるって意味じゃないよ!?ただ・・・・・・自分の事を好きに動かす事が出来てそれによって生まれた事を神のせいと言っているのならそれは自分の事を言っているよねって思ったの・・・』

 

 

『なるほど、理解出来ないと思っていた神それ自体が一番理解している筈の自分だったという事か・・・・・・面白いな』

 

 

彼がそう言うと振り向き私の()を見る

 

 

『私はこの世に生きる生物は元々神だったと思っている

 

小さな歩みでこちらに彼は近づいてくる

 

 

『そして本来 神には無かったであろう、人生を神々の試練だとな』

 

 

『人生とは、魂とは、世界でありそれを作るのは自分達、即ち我々は創造神なのだと考えている』

 

 

『だが世界には必ず滅亡の危機が現れる・・・恐竜達が生きていた中生代は隕石の衝突による火山の噴火で鳥類を残し彼等は滅亡した・・・・・・彼等に知能があるかは知らんが彼等は()()()()をクリア出来なかったのだ』

 

 

『だが鳥類達だってクリアはしても滅亡の危機ではあったんだ』

 

 

『ならば何故 彼等は生き残ったのだと思う?』

 

彼は私の目の前で近付き私の顔を覗く様に見る

 

 

『彼等は気づいたんだよ

 

 

『気づいた?・・・・・・』

 

 

すると突然 両手を横に広げ太陽を浴びる様なポーズになるとその顔は輝いていた

 

 

『自分達の身体、力、能力に気づいたのだよ!!』

 

 

『正にその時()()が起きたんだ!!!』

 

 

『本能だけを頼りに過ごしていた彼等は自分達が自身をコントロール出来るプレイヤー()だと自覚したんだ、これを革命と呼ばず何と言う!?』

 

 

『君も同じだ!君は本能や周りに流され生き、自分を動かそうと思っていなかった!!違うか?』

 

 

彼は私に訴えかける様にそう叫んだ

 

 

『君は愛されるべき女神なのだよ』

 

『めっ、女神?』

 

『私は君を()()()()()

 

その言葉に私は驚いたがその後すぐに彼は私を優しく包んだ、そしてその温もりを感じた時私の目には涙が流れ驚きが消えていた

 

『うっ、うぅ、、』

 

『君は今 自身の世界滅亡の危機を、試練をクリアしたんだ・・・・・・おめでとう』

 

彼はそう言いながら私の背中をさすってくれた

 

 

 

〘ああ、そうだ・・・神は我々なのだ〙

 

()では無い・・・〙

 

〘私は私の力だけでこの国を制すのだ・・・・・・〙

 

私の目には見えなかったがその時 ()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 





Juvesって曲に真っ裸っていう歌詞があるとは思わんかった

感想は大募集してるからじゃんじゃん送ってくれぇ〜

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