どうやら私はこの世界で無双は出来ないらしい
私に能力が身についてから私は勉学と同時に自身の力について只管に調べていた
結果として分かった事は私が同化する存在が人間でない場合 身体は痛み所か死の危険性があったのだ
吸血鬼、岩人間、柱の男、これ等の存在は人間という存在の域を遥かに超えており能力以前にその姿に自身とスタンドが両方とも同化する事は出来なかった
そしてもう1つ、私はメイドインヘブンとラブトレイン等の進化したスタンド達を使えるか試した
まずメイドインヘブンの場合は本体であるプッチになろうとしたがそれは不可能であり恐らく緑色の赤ん坊とプッチが融合した事によって人間の域から外れた故だと思われ、そしてそれはオーバーヘブンも同じだった
ホワイトスネイクのまだ人間という存在の範疇に居たプッチの場合は同化が可能である
そして次にラブトレイン、これはそもそも「ラブトレイン」と「D4C」という2つのスタンドが合わさった事で出来ていた為 結果は分かっていたが勿論 失敗でありD4Cはそのままでラブトレインの方はそもそもが
他にスタンドの矢によって進化したスタンドも同じくスタンドの矢を使う前の能力しか使う事は出来ない
正直な所 私のスタンド ヴードゥーキングダムはあくまで他人という人という文字が示す通り人間のスタンド使いにしか慣れないらしい
能力を使う度に思うが彼等の思想、意思というのはとても強く特にラスボスであるヴァレンタインやプッチは同化した後でも精神に強い違和感があり続け30分以上以前に10分も耐えきれなかった
また異性、すなわち女性のスタンド使いになる場合も同じだ
最もこれは個人的なものだが異性と同化というのは何だか彼女等を傷付けてる様に感じて苦しかった
同性には正直 美人ではあってもやはり男同士な事もあって遠慮なんて無かったがやはり女性となると・・・
とは言え女性のスタンドはどれも強いものが多く特にクリームスターターはクレイジーダイヤモンドと違って自分を治す事が出来る為必須と言えよう
・・・っとスタンド達と絆を結ぶのも良いが俺自身も強くならなければならない
トレーニングコーチはちなみにザ・ワールド(3部)にして貰っています、勿論 キングだけが同化した状態でね
ザ・ワールドは意思のあるタイプのスタンドでは無い為 喋らないがそれでもこれがスタンド使いというのか彼の言いたい事が何となく分かる
ザ・ワールドの印象といえば時を止まればっかりで正直 戦闘面以外で活躍の場面も無くDIOと同じ様な者なのかと思ったが彼はそのDIOと同じ様なカリスマ性というのかちゃんと褒めてくれてちゃんと教えてくれる まるでお父さんのようだった
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そして入試 当日
「・・・」
私は目の前の光景に何か語ることは無く淡々と受付へ向かう
正直 生で見てみたいと言うのはあるがそれは出来れば受かってからにしたい
何故なら万が一 受からなかった場合、と言っても能力を使う時は殆どのスタンド使いに罪悪感が無いため要らないとは思うが彼等を遠慮無しで攻撃できる様にするため
あっ緑谷 コケてる
というかもう何度も見た事あるし正直 飽きてるっていうのもあるけどね
それから私は一気に筆記試験を終え実技試験と移った
実技試験場に向かうバスで私はスタンド達の曲を聞いていた
実を言うとこの世界にジョジョの奇妙な冒険という作品自体は無かったがその元ネタ自体は今ではめちゃくちゃマイナーな音楽として残っていたのだ
そして勿論 ヴードゥーキングダムもだ
バスではずっとそれを聞いていた、勿論 他の曲も好きだぜ?
でもなんだかんだあのリズムがクセになって脳裏に焼き付いているんだ
やがて試験場前に着くとバスから颯爽と降りる
ちなみにプレゼントマイクの所は正直 聞き飽きて居るので真っ直ぐ前を向いて聞いてる振りをして全く内容を頭に入れてませんでした
まぁ簡単に言えば仮想ヴィランと言われるロボット共を殺りまくればいいって事やろ
ちなみに実技試験で使うスタンドはやっぱりD4Cにする
改めて見ると能力も十分凄いし(覚悟があってこそだが)
射程距離以外はオールAって・・・そりゃジョニィの足を片手で切断するわな
「よーし・・・では行くぞ、D4C」
私はD4Cを背後に出し雰囲気を変え正にヴァレンタインの様にする
ちなみに服装はヴードゥーキングダムを歌っているあの人をイメージした物である
・・・何かカッコつかなくね?
いやいやいやいや!!別にあの人とかヴァレンタインを馬鹿にしてるとかじゃなくて単純にバランスがおかしいって話よ!?
うわぁぁぁ・・・何でこの服 着てきた時に気づかなかったんだぁ〜・・・
再び私は膝立ち土下座の状態になって顔を赤くする
いや〜だって折角の活躍の場なんだしカッコつけたいに決まってんじゃん!!あのー・・・
いや確かに実技試験でカッコイイ服装してる奴なんて全然居なかったさ!殆ど皆クソダサジャージだったけども!!ねぇ・・・
あっいや決して彼等を馬鹿にしてるんじゃあねぇんだぜ?ただ私がおかしいってだkねぇってばっ!!
「何ですかぁ?」
何ですって言おうとしたら何か変な声出ちゃった///
「大丈夫?何か苦しそうだったからさ」
「ハッァ!?」
私の後ろに居た人物、女性の声で何か聞き覚えがあるなとは思ったけどドンピシャだった
「じっじrrrrrrr」
「!?あんたホントに大丈夫!?」
ヤバい思わず名前言っちゃいそうになって口に手を当てたらなんか吐きそうな奴みたいになってしまった!?
「だっ大丈夫だ・・・」
何故かD4Cも私の背中をさすってるから余計 それっぽく見えてるし
「あっありがとうD4C・・・」
いやそれにしても一番 最初に出会うのが耳郎響香ちゃんとは・・・
正直 めっちゃタイプ
ショトカのとこもツンデレっぽいとこもウチっていう一人称も、何より私の様にロックが好きな所も全部好き
でも分かってるさ、耳郎ちゃんて確か上鳴とカップリング出来てんだよね・・・
正直 私という特異点が彼女の様な美人で笑って欲しいキャラ達に何を及ぼすのか分からない
そりゃ私だって好きな子には告りたいものさ、私にはもう誰かを守り不幸を殺す力がある
でも・・・何か勝手に勘違いしてるイタイ奴みたいでやだな
もう考えるのは辞めだ
後先の事は未来の自分と
「いや、すみません・・・共に試験を頑張りましょう、それでは」
私はそのまま一目散に彼女の邪魔にならないよう離れた
「えっいや・・・あの曲なんて言うのか教えて欲しかったなぁ・・・」
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YEAR