ジャージを来てグラウンドへ向かう途中 私は一番後ろから彼等を覗く
まだ着替えているという可能性はあるがやはりアイツだけがそこには居ない
(落ちたのは峯田だった様だな・・・・・・)
正直 アイツの行動は私的に論外だったので特に可哀想と思う訳も無い
まぁどうでもいい
それよりも・・・・・・
(やっぱり独りは寂しい・・・・・・)
私は元々 自分を出すのが苦手で基本的に何時も独り言を言って紛らわして居るがこう人が近くに居るとそれも出来ない
私はふとキングにD4Cと同化して貰い背後に出て後ろから首に腕を掛けてハグをしてもらう
ちなみにD4Cは浮いている為 重さを感じないから丁度良い
頭痛はするが実際の痛みよりも心の方が痛い
「あー!!」
すると突然 背後から女性の大きな声が聞こえる
「!?」
振り向くとそこには
「私を撫でた人ー!!」
D4Cを見て叫ぶ麗日、そして
「あっ僕の上から落ちてきた人!」
緑谷が叫んでいた
2人の大声で皆がこちらに振り向き全員に私にハグをしているD4Cが目に映る
「それは君の個性なのかい!?あの御方は何処にいる君!!」
前に居る飯田は恐らくD4Cを不審者とでも思ったのか半信半疑で私に聞きながらこちらに向かってくる
「あれ?あの人ってもしかして実技試験でロボをめっちゃ切ってた人じゃない!?」
「そういえば道中 一刀両断されてたロボがめっちゃあったけどあれやったのアイツなのか!?」
「オシャレだね✨」
そう周りから聞こえるとどんどん人が集まってくる
(影になるつもりが!?でも・・・・・・)
D4Cと私を近くで見てくる彼等を見る
(嬉しいな・・・・・・)
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あれから少しの質問攻めを喰らうも全員が今が授業中だということを思い出し相澤先生の居る場所へ走り出した
相澤先生はちょっと遅めに来た私達に少し不思議がる様な動作をするが特に気にすることも無く何をするか言い出す
「「「個性把握テストォ!?」」」
お馴染みのリアクションを頂くと例の相澤先生の合理的 話を聞かされ始めるがなんかそう言う難しい話はあんまり好きじゃないのでプレゼントマイクの時と同じ様に聞いている振りをする
(確か 一番 最初に手本として爆豪がボール投げをやるんだよな?)
(なら今は別に集中しなく「じゃあ私の意思は何処にある。」てm・・・・・・)
「えっ?あっ私?」
「?あぁそうだお前だ、ちょっと試しにこの円の中でボール投げてみろ個性を使ってな」
どうやらここはテンプレじゃないらしい
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私の表向きの個性の名前は「守護霊」、個性届けには
実技試験の時は思わず使ってしまったがこの際 ハッキリさせよう
私が表向きに使うスタンドは
・・・・・・とカッコつけようと数秒前までは思っていたがそう言う訳にもいかないらしい
やはり変化は起きているんだ
起きる訳は無いと信じていた訳では無い
だがそれは起きる場面によっては話が違ってくる
地味ではあるがこの場面は生徒達が自分達がヒーロー科に居るのだという自覚を改めて得る場面だ
(こりゃ未来に備えなければな・・・・・・帰ったら個性届けに成長途中とでも書いて増えてもおかしく無いという事にしなければ)
「おいナプキンを取ればいいだろう、さっさと投げろ 」
「あっはい・・・ヴードゥーキングダム、彼と同化しろ」
いつも通り私は目を一瞬 眼に変えD4Cを出そうとする
だがその本の一瞬
「「「!?」」」
その場の雰囲気は変わり、背後にD4Cとなったキングが現れ
一方
「・・・・・・はっ?」
「?んじゃ先生、投げて良いんですよね?」
「あっ、嗚呼・・・・・・」
私は何か違和感を感じながらもD4Cにボールを持ってもらい手にボールを持っている感覚を得るとフォームを調整する
投げる方向に身体を横に向けボールを持っていない側の片足を上げる
肘を曲げない様に腕を真っ直ぐにし腰を回しながら持ってる側の片足よりも
(速く腕を出し投げる!!・・・で合ってるよな?)
「んっ!しャあッ!!!」
若干 不振な私の動きが投影されたD4CはそのままスピードAの速さでボールを投げる
ブォン!!
ボールは一瞬で視界から消え相澤先生は自身の持っているデバイスを覗きボールの距離を見る
「900m・・・・・・」
「「「・・・・・・」」」
あれ?何この空気・・・私が凄い滑ったみたいな・・・・・・
この後 誰かが「面白そう」みたいな事 言って相澤先生が最下位 除籍だとか言って生徒を本気にさせる場面じゃないの?
これも私による変化なのか?
「えっ?あの・・・・・・アララァ・・・・・・」
あっ余計 滑ったみたいになった
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結局その変な空気のまま個性把握テストは続いた
しかも何かその間も「アイツヤバいだろ・・・・・・」みたいな空気がずっと流れており結果的にテスト中はずっとハブられてる奴みたいに独りになった
順番が来るまで体育座りで隠したけど本当は声を押し殺してずっと泣いてました
最後に緑谷が相澤先生に自分が来たんだと伝えるヒロアカ名場面の1つを見てちょっと感動しそうになっていた
D4Cはというとずっと背中をさすってくれて彼なりに励ましてくれてめっちゃ嬉しかったけど同時に
(これもしかしてコイツのせいじゃね?)
と本の一瞬だけ思いそうになったがそうじゃないと信じる
「・・・・・・」
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(寂しいな・・・)
帰る為に門に向かって歩きながら思う
テストのランキングでは何と1位を取って嬉しかったが周りは「すっ凄いよ!!」 「やっ、やるじゃねぇか!!」と何人か言ってくれたがどれもまるで上司をおだてて解雇されない様にする部下に見え苦しかった
ちなみに
(あっ瞼が落ちてくる)
「周囲の人間のよぉ〜〜〜、『褒めれば大丈夫』とか『コイツは怒らせない方がイイな』みたいな態度が・・・ますます私の孤独を強くするんだッ!」
「!・・・・・・やっぱりそうだ」
「?」
何なんだ?私の背後に立つ
(だがこの声は耳郎響香では無い・・・・・・)
私が振り向くとそこには制服が浮いている
「君もやっぱり孤独なんだよね?」
「貴女は確か・・・・・・」
「うん私は葉隠 透って言うんだ、言ってなかったっけ?とりあえず一緒に帰らない?」
彼女の言葉にほんの少し 私の孤独は消えた
面白い?
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はい
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YEAR