アサルトリリィ転生者掲示板   作:貴司崎

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【緊急】葛葉学園大規模戦闘スレ【実況中継】

100:名無しの雑草

 うへーヒュージがめっちゃ多いぞ

 今は高等部のトップレギオンと手の空いてたCHARMユーザー

 後は防衛軍との連携で戦闘区域に押さえ込んでるけど

 

101:名無しの雑草

 とりあえずトップレギオン勢がラージ級を相手にしつつ

 それ以外のモブCHARMユーザーと防衛軍でミドルスモールを相手にすんぞ!

 

102:名無しの雑草

 オラァ!新型ハイパワーライフルとアンチヒュージ戦車砲を喰らえ!

 

103:名無しの雑草

 ちなみに戦闘区域とはヒュージ被害になって廃墟になった地域を買い取ったものだ

 主に此処にヒュージを誘き寄せて叩いて民間人への被害を最小限に抑える感じ

 

104:名無しの雑草

 ヒュージはCHARMユーザーが多数いるガーデンに引き寄せられやすいからな

 ガーデンの立地も廃棄区域が戦場になりやすい様に考慮して建てられる事が多い

 

105:名無しの雑草

 そんな戦場でヒュージの大群と戦ってる訳ですが……数が多い!

 

106:名無しの雑草

 まずは防衛軍の戦車と誘導ミサイルによる支援射撃でミドル級以下を優先して狙って排除

 そこから撃ち漏らしを一般CHARMユーザーに対処させてラージ級以上を上澄み勢で抑えているが

 

107:名無しの雑草

 ラージ級が複数体いるせいでこっちの上澄み勢の数が足りてないな

 一般CHARMユーザーはミドル級以下を優先して狙って上澄み勢を邪魔させない様に動いてるけど押されてる

 

108:名無しの雑草

 新型戦車の砲撃や防衛軍の攻撃ではラージ級には通じないからな

 一般男性CHARMユーザーは単機能特化型のアルマシリーズを使ってるからダメージは入るが

 

109:名無しの雑草

 それで簡単に倒せるなら苦労はしないんだよなぁ

 倒せなくはないんだが時間が掛かるのが痛い

 ネームドリリィなら雑に倒せるレベルなんだが

 

110:名無しの雑草

 とりあえず市街地に敵が行かない様にするのが最優先だからな

 上澄み勢が今戦ってるラージ級を倒すまではフリーになってるラージ級を足止めせねば

 

111:名無しの雑草

 そんな時にこそ新型キャバリアの出番ですよ皆さん!

 少なくとも足止めに徹するなら一機で一体のラージ級を止められますから!

 そう言う訳で今使える三機を実践導入します!

 

112:名無しの雑草

 おお!新型キャバリアが肩の盾でラージ級の攻撃を防ぎながら腕部マシンガンで攻撃してるな

 やっぱりロボットと巨大怪獣の戦闘へ迫力がある

 

113:名無しの雑草

 背部大型キャノン砲の一撃はラージ級の装甲も一撃で砕いてるしこれは普通に倒せるんじゃ

 

114:名無しの雑草

 でも多脚とローラーを使ってめっちゃ動いてるから周りに居たCHARMユーザー達が援護しようにも出来てないぞ

 多分導入したばっかりだから新型キャバリアとの連携に慣れてないんだろうな

 

115:名無しの雑草

 新型キャバリア凄い強いんだけど動きが予想出来なくて援護出来ないんですけど

 下手しなくてもキャバリア側に当たりそうだ

 

116:名無しの雑草

 キャバリア側としても周りにCHARMユーザーが居るとうっかり轢きそうになるんだけど!

 従来のキャバリアと比べて機動性がめっちゃ上がってるからさぁ!

 

117:名無しの雑草

 ううむ、新型キャバリアと言う兵科が出来たばかり故にこう言う大規模戦闘だと連携に何があるな

 そもそも葛葉学園では個々の戦力が低いからこそ防衛軍を含めての高練度な大人数連携がメインの戦術だし

 

118:名無しの雑草

 新型の試験運用の時でも此処まで大規模なヒュージ戦闘には出さなかったからその弊害かな

 今後の課題が見えたが

 

119:名無しの雑草

 だがラージ級を押さえ込んでるのは事実だから今の内に他のミドル級以下を潰すぞ

 ラージ級と戦闘している所に横槍を入れられると不味い

 

120:名無しの雑草

 うん、そう決めた以上は一般生徒と防衛軍が即座に陣形を整えて動いている辺り優秀なんだよな

 

121:名無しの雑草

 戦車が後方から支援射撃しつつ近づいて来たヒュージは直ぐにCHARMユーザー複数の攻撃を集中させて撃破してる

 後はパワードスーツのハイパワーライフルでスモール級を倒しつつ耐えたミドル級に生徒が切り掛かったりと

 

122:名無しの雑草

 防衛軍との連携に於いて葛葉学園のCHARMユーザーの練度はリリィとは比べるべくもない領域にあるからな

 伊達に戦力不足を補う為に幾度となく連携訓練を共にしている訳ではない

 

123:名無しの雑草

 防衛軍の動きを理解する為に学生の段階からマギを使わない戦闘術の訓練もやらされるからな

 身体強化に回すマギも少ない男性CHARMユーザーの欠点を補う事にも繋がるし

 

124:名無しの雑草

 特に上澄み勢がラージ級を足止めしている間にミドル級スモール級を処理する戦術は力を入れてるからな

 リリィより弱くても戦場で出来る事をしっかりとやり抜く訓練は嫌と言う程にやらされてる

 

125:名無しの雑草

 リリィと共闘する事になった時に男性でもヒュージとの戦闘で足を引っ張らない様にする目的の訓練だからな

 まあリリィと共闘する事なんてまず無いんですが!

 

126:名無しの雑草

 リリィがウチの近くに遠征に来る事なんて早々ないし

 こっちが遠征に行くにしてももしそんな事があるなら普通にトップレギオンを派遣するからなぁ

 

127:名無しの雑草

 リリィがウチへ遠征に来るって事は男の力だけでは自分とこに来たヒュージを倒しきれないって事だから

 ウチの存在意義が問われるんだよな

 

128:名無しの雑草

 葛葉学園があるのは最前線じゃない場末と言うか重要度の低い土地だけど

 そこぐらい自分達の力で守れないなら男性CHARMユーザー育成する必要はない予算の無駄とか言われる事もあるし

 

129:名無しの雑草

 まあそれだけの実績は積み上げてるって事でもあるけどな

 その証拠に今回の戦闘でもヒュージを順当に倒してるし

 

130:名無しの雑草

 いやちょっと不味いな、ヒュージの数が多過ぎて手が足りてない

 

131:名無しの雑草

 え?割とこっち側が押してる様に見えるけど

 

132:名無しの雑草

 ヒュージを送り込んでくるケイブ*1を探す所に手が足りてないんだよ

 敵の数が多過ぎてそっちに戦力を取られてる

 ケイブを潰さないと次々と援軍のヒュージが送られてくるぞ

 

133:名無しの雑草

 現在ケイブ捜索用の部隊を編成してヒュージの進行方向上を調査中だがまだ詳細地点は把握出来ていない

 

134:名無しの雑草

 確か特殊な粒子を測定すれば位置が分かるんじゃないのか?

 

135:名無しの雑草

 大雑把なケイブの位置は分かってるんだが正確な位置は直接調べる必要があるからな

 そもそもケイブがある方向から多数のヒュージが現れて邪魔してくるから

 

136:名無しの雑草

 強行偵察が出来るトップレギオン上澄み勢がラージ級に掛かり切りなのがツラい

 でも連中がラージ級を片端から撃破しないと戦線が崩壊するしなぁ

 

137:名無しの雑草

 これだけの数のヒュージが現れてるって事は相応に巨大なケイブが発生している筈なんだが

 早期に破壊しないと更に敵の規模が大きくなるぞ

 

138:名無しの雑草

 この状況でギガント級とか来たらヤバいな

 トップレギオン複数がそっちに回る必要が出てくるし

 

139:名無しの雑草

 ……アレ?もしかして割とピンチなの葛葉学園

 

140:名無しの雑草

 もしかしてもなくピンチです

 今手が空いてるCHARMユーザーを援軍に出す事を検討しているぐらい

 

141:名無しの雑草

 でも手が空いてる人っているのか?

 少なくとも学内に残ってるのは前日に任務をこなしてマギ回復中の連中ばかりだぞ

 

142:名無しの雑草

 防衛軍側も大規模戦闘対策に市街地への救助と避難活動をしてるから手が足りん

 

143:悪逆皇帝

 なら我々第一予備隊にケイブの強行偵察を任せて貰えませんか

 と言うかこのまま援軍が増えれば防衛線が崩壊して市街地にヒュージが雪崩れ込みますよ

 

144:名無しの雑草

 ルル山さん!行ってくれるのか!

 

145:名無しの雑草

 うーむ、まあ確かに第一予備隊の実力は今の高等部トップレギオンを凌駕するとも言われるタレント揃い

 上澄み勢の中でもトップランクの連中が揃った上でノインヴェルト戦術も使いこなすらしいからな

 

146:SEEDの准将

 僕達は予備兵力って事で避難誘導してたけどもう一通り終わったしね

 そっち方面は防衛軍の人達がいればどうとでもなるし

 

147:SEEDのヅラ

 丁度ケイブがある予想地点には進める位置にいるからな

 まあウチの隊長が戦局を予想してそう言う位置に俺らを配置したんだが

 

148:陛下の息子

 僕達には【鷹の目】が使える寺生まれのTニキがいるから索敵も出来るしね

 

149:悪逆皇帝

 まあ掲示板に上げるより先に司令部へと作戦の具申をしているがな

 そして今強行偵察及びケイブの破壊任務が第一予備隊に命じられた所だ

 

150:名無しの雑草

 判断が早い

 

151:名無しの雑草

 後はイレギュラーさえ無ければ……!

 

152:悪逆皇帝

 イレギュラーがあっても今の第一予備隊であればギガント級や特型が現れる程度であれば突破出来る

 とりあえずまずはケイブがある方面への長距離ミサイル発射だな

 これでケイブが破壊出来れば良いが進行方向のヒュージの数が少しでも減れば良いだろう

 

153:名無しの雑草

 おお、新型戦車から多数のミサイルが

 

154:名無しの雑草

 予算畑としてはミサイルが札束に見えるんだがなぁ

 

155:悪逆皇帝

 そこは今回の大規模襲撃が緊急事態だからと割り切ってくれ

 普通の任務であれば此処まで盛大に予算を食い潰す戦術は流石に使わん

 

156:寺生まれのTさん

 でもミドル級以下のヒュージが結構削れたみたいだよ

 今なら強行偵察も行けるでしょ

 

157:名無しの雑草

 では前線を押し上げてヒュージの群れの注意を主力部隊に向けるか

 これで第一予備隊が動きやすくなる筈

 

158:悪逆皇帝

 助かります……では葛葉学園中等部第一予備隊、出撃!

 

159:†黒の剣士†

 了解!

 

160:ぐだ男

 それじゃあ行って来ます

 

161:名無しの雑草

 御武運を!

 

162:名無しの雑草

 これで戦局が良くなればいいんだが

 

163:名無しの雑草

 今は現場の兵士とCHARMユーザー達を信じよう

 

 

 

 ──────◇◇◇──────

 

 

「…………ようやくケイブを見つけたぞ、10時の方向200メートル先だ。まあ周辺にヒュージが多数居るが」

「まあ予想通りだな、ケイブでは良くある事だ。内訳は?」

「スモール級67体、ミドル級28体、ラージ級1体、ケイブを守る様に展開してる」

 

 現在戦場になっている葛葉学園の戦闘区域の奥地、そこには嘗ては街であった廃墟の物陰に身を隠しながらケイブの状況を探っている中等部第一予備隊の姿があった。

 目を赤く光らせてレアスキル【鷹の目*2】を使って遠くにあるケイブ周辺の様子を把握している“寺生まれのTさん”こと【天空寺タケル】からの報告に、予備隊のリーダーである“悪逆皇帝”こと【ルルーシュ・ランペルージ】は周囲の地形状況や現在の戦局を考え、次の一手を即座に隊員達へと伝える。

 

「まあ特に複雑な戦術を使う必要はないがな。地形を使って出来る限りヒュージに接近して気付かれたら戦闘開始、アスランとスザクでラージ級を処理しつつ他のメンバーで周りの雑魚を潰すだけだ」

「別に良いけどすっごく普通の作戦だねルルーシュ」

「『我に秘策あり』とか『条件は全てクリアされた』とか言わないのか?」

「今はそんな奇策を使って戦局を覆す様な場面でもないだろうが。普通に正面から戦って倒せる戦力が揃っているなら普通に平押しで行くのが一番王道で効率的な“戦術”に決まっているだろう。AZ*3の二人が抜けるからリクはTZ*4からAZに上がってくれ」

「分かった」

 

 ラージ級を二人で倒せと言う指示に対してもネタを言う事こそあれ問題なさそうに頷く“ナイトオブゼロ”こと【枢木スザク】と“SEEDのヅラ”こと【アスラン・ザラ】に対して適当に返しつつ、レギオンメンバーの一人である“陛下の息子”こと【朝倉リク】へと指示を出すルルーシュ。

 ……ラージ級を二人で対象しろとか男性のCHARMユーザーには無茶振りに見えるかもしれないが、スザクとアスランの二人は個人戦力としては第一予備隊のツートップ、非公式ながら“ソロでのラージ級討伐”を中等部の現在で成し遂げている凄腕であり、だからこそルルーシュも雑に任せて大丈夫と判断しているのだ。

 

「そもそも原作にルル山が奇策ばっかりなのは戦力差が酷いのとイレギュラーが多いからだからな。……自分側にイレギュラー戦力がいるなら当然使い倒す訳だ。……そういう訳でさっさとケイブを潰すぞ。これ以上時間を掛けてイレギュラーが起きる方が面倒だしな。ヒュージが多くて負のマギの量が多いから立花は戦闘が始まり次第【カリスマ*5】を頼む」

「了解」

 

 その様にとても中等部の予備隊とは思えない冷静さでケイブへと近づく第一予備隊……彼等は現世代の転生者CHARMユーザーの中でもトップクラスのタレント原作揃ったレギオンであるのでこれまで幾つかの対ヒュージ戦闘を経験させられており、既に実戦で怯む段階は通り過ぎているのだ。

 そうしてヒュージに気付かれるギリギリの位置まで接近してから“ぐだ男”こと【藤丸立花】が自身のレアスキル【カリスマ】により周辺の負のマギを浄化、更に自己とレギオンメンバーに吸収・供給する事でコンディションを万全にした上でマギによる攻撃力を大きく上昇させた。

 

『『『キイイイイィィィィァァァァァッ!』』』

「身体が軽い……もう何も怖くない!」

「死亡フラグを立てるなキラ……と言いたいが相変わらずの射撃の腕だな」

「カリスマは上手く行った……撃ちます!」

 

 それにヒュージが気付くとほぼ同時に“SEEDの准将”こと【キラ・ヤマト】、及びルルーシュと立花のBZ *6 3人組がCHARMをシューティングモードにしてスモール級へと一斉射撃を放つ。

 特にキラのCHARM【ゲイボルグ】による銃撃は彼が有するレアスキル【この世の理*7】のS級固有技【神威の荒域】による複数同時攻撃の効果で一度に数体のスモール級ヒュージを撃ち抜いていく。

 

「やれやれ砲門が足りないね、後四つぐらい欲しい」

「第四世代のビットCHARMの開発か高等部に入って専用機作って貰えるまで待て。……近接組突撃、ミドル級を優先して排除しろ」

「了解、さっさと終わらせないとだからもう一本も抜く!」

「ジーっとしててもドーにもならねぇ!」

『『『キイイイイィィィィァァァァァッ!!!』』』

 

 そうしてスモール級の数が減ったタイミングで指示を受けた“†黒の剣士†”こと【桐ヶ谷和人】が腰に下げた単機能特化型CHARM【アルマ・スパーダ改】を引き抜き、元から持っていたCHARM【クリューサーオール】もブレードモードにした二刀流のスタイルでミドル級を次々と斬り捨てていく。

 無論ヒュージも反撃に移り球体のボディに三本の足が生えた『テンタクル種オルビオ型』に属するミドル級ヒュージが和人に迫るが、そこにリクが割り込んでCHARM【ブルトガング】を振るい弾き飛ばした。

 

「おっと、空からの奇襲はやらせないよ」

『キイァァァァ!?』

「命、燃やすぜ!」

『キァァァ!?』

 

 更に飛行しながら前衛を斬り裂こうとした『リッパー種ブル型』のヒュージが動き出すより前に、それを読んでいた“ポンチ揚げエリート”こと【迅悠一】がCHARM【ブルンツヴィーク】による射撃で何もさせずに撃ち抜いた。

 加えてタケルがCHARM【アステリオン】による射撃で前衛二人を支援し、後衛3人もルルーシュの指示の元でスモール級を次々と撃ち抜いてヒュージ達が攻勢に移るよりも早く数を減らして連携した行動が出来ない様に追い込んでいく。

 

『グウウウウウオオオオオオオオ「「五月蝿いわ! 貴様の相手はこっちなんだよ!」」ギャァッ!?』

 

 そして現れた敵に対して攻撃を仕掛けようとした超大型カタツムリみたいな『クラッシャー種エアルム型』ラージ級ヒュージも、戦場を回り込む様に接近していたスザクとアスランによる攻撃を受けて行動を中断される。

 ならばと装甲を展開したエアルムは二人の大量の弾丸を一斉に掃射して排除しようとするが、スザクもアスランも当たり前の様に無数の弾丸を見切って回避し、或いはブレードモードのCHARMで斬り払って凌いだ。

 

「踏み込みが甘い! トゥ! ヘァー! フェイズトランセンデンスァ!!!」

「カタツムリみたいなだけあって硬いね。ならば最速で装甲の一点に集中連続攻撃を行えば良いか」

『ギャァァァァァァァァッ!!?』

 

 直後、アスランはレアスキル【フェイズトランセンデンス*8】を使用して瞬間的だが無尽蔵の魔力を使える様になった事を活かしマギで身体能力と防御結界を大幅に強化して攻撃を弾きながら一気に接近、更に多量のマギをCHARM【ダインスレイフ】に込めての斬撃をエアルムに見舞い怯ませる。

 そこにスザクが【縮地*9】を使って瞬時にその攻撃で装甲の一部が破損した場所に接近、そのままCHARM【ブリューナク】のブレードモードでの超高速連続斬撃で一気に装甲を砕いて離れた。

 そして間髪入れずに接近したアスランがダインスレイフを砕けた装甲部分に突き刺しながらシューティングモードに切り替え、そのまま大出力の砲撃をエアルムの内部に叩き込んで体内に膨大なエネルギーを発生させて内側から爆散させたのだった。

 

「ラージ級撃破」

「こっちもスモール級ミドル級は全て排除したぞ。鷹の目で見ても周囲に生き残りのヒュージは無し」

「後はケイブだな。早急に破壊してしまおう。後はイレギュラーさえなければ……」

「隊長それフラグ……って言うか、まだ“おかわり”があるみたいだぞ」

 

 そうしてヒュージの群れを手早く撃破した第一予備隊はルルーシュの指示で直ぐにケイブを破壊しようとしたが、その直前に悠一がケイブの方面に鋭い視線を向けると同時にCHARMを発砲。

 いきなりの射撃に少し驚く他のメンバーだったが、放たれた弾丸がケイブから出て来たばかりの“何か”に弾かれたのを見ると直ぐに警戒の行動を取る……が、弾丸を弾いた“何か”が超高速で突っ込んで来たのを見て咄嗟に散開して回避、何名かは反撃に射撃を撃つが“何か”はそれらの弾丸を全て回避するか強靭な表皮で弾き返してしまう

 

「チッ、此処でイレギュラー……特型か!」

『キキキキキィィ……』

 

 ケイブから現れたのは蜂の様に虫っぽい羽と下半身に巨大な杭が着いたミドル級程度の大きさのヒュージだったがこれまで見た事が無いタイプである事、そして異常なスピードとミドル級とは思えない耐久性を持つ事から特型ヒュージであるとルルーシュが判断する。

 ……その特型ヒュージはケイブを守る様に彼等の前に立ち塞がっているので、葛葉学園中等部第一予備隊はケイブを破壊する為にも目の前の特型ヒュージとの戦闘を強いられる事になったのだった。

*1
ヒュージが移動に用いる異次元ワームホール。ケイブの出現地点は特殊な粒子を測定することで予見できる。

*2
空から地上を見下ろすように状況を把握するという異常空間把握のスキル。 単なる異常視力ではなく、把握した膨大な情報をまるでチェスや将棋のように理解出来る。

*3
アタッキングゾーンの略称。レギオンのポジションの1つ。レギオンの最前線に配置され、ヒュージの一番近くで戦うリリィを指す。

*4
タクティカルゾーンの略称。レギオンのポジションの1つ。レギオンの中盤に配置されるリリィを指す。

*5
邪悪なマギの力から身を守る浄化のスキル。 近くのヒュージ側のマギエナジーを反転させて自己の物とし器に入りきらないものは周りに帯びる。それを仲間に供給することで、味方の能力と士気を高揚させる

*6
バックゾーンの略称。レギオンのポジションの1つ。レギオンの最後方に配置されるリリィを指す。

*7
力の方向性を感じとるレアスキル。 現状の中で敵味方の行う行動のベクトルを把握出来る。

*8
数秒間魔力が無限大となり、マギを大きく消費する連続行動が可能になる。 マギによる身体活性や防御効果も大幅に上昇するので、発動中はほぼ無敵。

*9
消えるようなスピードで移動する瞬間移動スキル。 空間のもつ抵抗ベクトルを逆転換させて異常なスピードでの移動を可能にしたスキル。




あとがき・各種設定解説

SEEDの准将:第一予備隊残りその1
・本名と元ネタは『機動戦士ガンダムSEED』シリーズより【キラ・ヤマト】、ただしコズミック・イラじゃないこの世界では普通の日本人なので正式には【大和吉良】というのが本名となっている。
・原作と違ってスーパーコーディネイターでは無いがスペックは大凡原作準拠であり、CHARMユーザーであると同時にアーセナルとして特にソフトウェア面でのCHARM開発やレギオンメンバーのCHARM整備も行っている。
・戦闘面でも主に高い射撃技術を持つ上で近接戦も熟し、レアスキル【この世の理】をS級で持つのでマルチロックオンっぽい事も出来てサブスキルが【千里眼】なので空間認識能力も高い。
・実際大抵の分野で高い実績を残す万能の天才でもあるが原作と違ってこの世界では一分野なら自分を上回る才覚を持つ転生者とかが多数おり、コズミック・イラと比べれば民度が比べるべくもなくマシで主な敵が人類の敵の人外なのでメンタル面では非常に健全。

SEEDのヅラ:第一予備隊残りその2
・本名と元ネタは『機動戦士ガンダムSEED』シリーズより【アスラン・ザラ】で、やはりこの世界では普通のアメリカ人でバレンタインに核ミサイル被害で母親を失ったりはしていないので両親共に健在。
・こちらもスペックは原作準拠でスザクに匹敵する非常に高い戦闘技術を持っており、ある程度ならCHARMの整備が出来るぐらいの工学技術も持つハイスペック人間。
・レアスキルは【フェイズトランセンデンス】でしかもS級まで届いているので使用してもダウンする事はなく普通に戦える他、サブスキルに【狂乱の閾】を持っているので併用する事で瞬間的な戦闘能力はレギオン内でもトップクラスとなる。
・キラとは普通に仲の良い友人でヒュージと言う倒すべき敵もはっきりしていて民度も高い世界なので、別に陣営をコロコロ変えたり迷ったりする事も無いので安定してクッソ強い。

陛下の息子:第一予備隊残りその3
・本名と元ネタは『ウルトラマンジード』より【朝倉リク】で、この世界ではベリアルクローンとかじゃ無いが幼少期に男性ながら高いスキラー数値に目をつけられてG.E.H.E.N.A.に囚われて強化処置を受けた強化CHARMユーザー。
・その時の実験で前世の記憶を取り戻して掲示板で現状を他の転生者に伝え、それを知った転生者の内で裏稼業組(NINJAとか)が研究施設を特定して彼を救助するついでに研究所を潰したので葛葉学園に保護されている。
・そして助けて貰った事への感謝と元からヒーロー好きだった事もあってCHARMユーザーとして戦う道を選び、強化によって得た高いスキラー数値とマギ量とレアスキル【ルナティックトランサー】を持っている。
・他にもブーステッドスキルとして【アルケミートレース】【リジェネレーター】【マギリフレクター】を有する非常に強力なCHARMユーザーだが、強化処置の影響でメンタルが揺らぎやすいので現在は戦闘で全力を出す事が難しく精神修行とかでどうにかならないか模索中。


読了ありがとうございました。
種自由が面白かったので種系キャラをレギオンメンバーにしてみた。ちなみに『飛鳥真』さんもいるかもしれない。リーフラッシャー持ってそうな人が。
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