その後、穂波は一歌達に出会った。
「合唱祭の話し合い、揉めていたんだ…」
「意見が真っ二つに分かれたね…」
と、志歩が言う。
「でも、それって、どうすればいいんだろう?
すっごく、難しそう…」
「人の気持ちをまとめないといけないのが、
難しくて、出来ないな…」
「難しいな…」
と、思い悩んでいた。
「それにしても、最後の決断を穂波に、
任せるなんて…そんなこと言われたたら、
聞いた方が悩むのに…」
「うん…」
「…」
すると、咲希が!
「むむっ!ほなちゃん、顔が、どよーんしている!」
「へっ?」
「暗い顔で悩んでいると、良いアイディアが、出なくなるよ!
そうだ!アップルパイ、食べに行く?」
「ふふ、ありがとう。咲希ちゃん。
それに、わたしは、今、絶賛ダイエット中だから」
「も、もしかして、アタシが!?」
「たぶん、咲希が穂波の胸を揉んだから」
「むーその時は、ごめん」
「大丈夫だから…」
「ほなちゃん」
「あのさ、穂波。穂波が悩んでいるのは、怖いからじゃない?」
「え?」
「どっちかを選ばない事で、嫌われるのが怖いんじゃない?」
と、志歩が言いだす。
「そ、それは…」
「ちょっと、志歩ちゃん?」
と、ふたりが困惑する!
「私は、何かを決めるには、何かを切り捨てると思っている。
だから、どうしたって、嫌われることもある。
それが普通。だから、穂波が良いと思う方を選んだらいい」
「うん」
「そろそろ行こう。練習」
「そうだね。みんな、聞いてくれて、ありがとう」
スタジオにて。
「今日も、いっぱい練習したな~」
「そろそろ、帰る支度しないと!」
「わたしは、少し練習してから帰るね。
あんまり、上手に出来なかったし」
「大丈夫?穂波?」
と、ふたりが心配する。
「大丈夫だから、ふたりちゃん」
「穂波…じゃあね、また明日」
と、志歩が帰る。
穂波は練習後、家に帰った後、
思い悩んでいた。そして、考えた。
どういう訳か、自分の胸をプニプニと触っていた。
(うぅ…最近、胸に栄養が…
咲希ちゃんに、プニプニってされて、
嫌じゃないけどな…)
穂波は、気持ちを切り替えて、眠りについた。
翌日。中庭で穂波は一人でいた。
(一番のやさしさ…想いやり…何だろうな?
これでいいのか、わからないけど、
でも、今は進みたい!)
と、穂波は吹っ切れていた。
そして、穂波のダイエットは…ぼちぼちと進んでいるらしい。
(また、胸が大きいって、咲希ちゃんや、えむちゃんに、
言われたら、どうしようかな…?)
余計に、穂波が悩むのだった。
一体、どうしたらいいのか?誰にも相談が出来ない状態になっていた。