ふたりぼっちの青春生活   作:アッシュクフォルダー

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第十三話 憧れと目標とプロへの道

ライブハウス、サークルにて。

ここで、5人で貸しスタジオで練習をしていた。

 

今日は、5人で、Afterglowという、ガールズバンドの曲を、

カバーしていた。

 

「志歩、さっきの歌、どうだった?」

 

「一歌は、高音が甘い。特にサビの部分。

上がり切れていないから、曲の盛り上がりに欠ける」

 

「ご、ごめん!もっと、練習するから!」

 

「穂波は後半、ミスショットが出ている。

咲希は、少しリズムが崩れている。

ふたりは、発音は上手だけど、

少し声量が高い。一体感が無くなっている」

 

「ご、ごめんなさい」

 

「うー難しいな…ここのパート、

すごく、リズムが掴みにくいんだよね…」

 

「この曲、ずっと、聴いていて、

歌うのに自信はあったけどな…」

 

「逆にリズムが掴めれば、

どう指を動かしたらいいか、わかるはずよ」

 

「そっかぁ…わかった!もっと、練習するぞー!」

 

「無理しないようにだよ?咲希ちゃん!」

 

「うん!次こそは、ノーミスで、頑張るぞ~!」

 

「ねぇ、志歩、ちょっといい?

サビの部分を、もっと練習したいけど?」

 

「わかった。いいよ」

 

「ごめん。志歩はベースの練習があるのに」

 

「練習しよう。みんなと上手くなりたい」

 

「ありがとう。志歩」

 

夕方、17時。

 

「はぁ~今日も、いっぱい練習したね~」

 

「帰ったら、ゆっくり、お風呂に入って、

その後、よく眠れそう」

 

「穂波も咲希も、ふたりも、三人共、良くなっていたよ」

 

「ほんとっ!?よかった~!」

 

「私も聴いていてよかった。

三人共、上手くなっていくのを感じている。

私も、もっとギターの練習しないと」

 

 

一歌は、帰り道、公園にいた。

 

(私も、志歩に負けない位、練習しないと!

ふたりはボーカル、私はギター、志歩はベース。

穂波はドラム、咲希がキーボードだから)

 

「あれっ?誰か歌っている」

 

そこには、どこかで見たことのあるような、

同い年位の女の子が歌っていて、

もう一人の女の子が、ギターを弾いていた。

 

(すごくキレイな歌声、それに、キレイな音色…

この人達は、Afterglowの美竹蘭さんに青葉モカさん!?)

 

「おーっ!聴いてくれた~!」

 

「たまたま、通りかかっただけでしょ?モカ?」

 

「あ、あのっ!」

 

「モカちゃん達に何か用かな~?」

 

「あのっ!私、星乃一歌って言うんです!

LEO/needっていう、バンドでギターをしていて、

幼馴染とみんなで、バンドを組んでいて…!」

 

「ほぉ~モカちゃん達と似ていますな~?」

 

「うん、何ていうか、波長を感じる」

 

「あのっ!Afterglowの、蘭さんにモカさんですよね!

その、ギターを教えてくださいっ!

もっと、ギターが上手くなりたいんです!」

 

「いいよ~でも、モカちゃんは、スパルタだから、

覚悟してね~?」

 

「はいっ!この身に賭けて、全身全霊で頑張ります!」

 

こうして、モカは一歌にギターを教えていた。

 

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