ふたりぼっちの青春生活   作:アッシュクフォルダー

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第二話 ともだちたくさん

後藤ふたりには、幼馴染がいた。

 

星乃一歌、天馬咲希、望月穂波、日野森志歩の、

4人の女の子である。

 

5人は、小学生の時からの付き合いで、

常に一緒に遊んでいた。

 

そんな、ある日の事だった。

 

一歌が、ふたりに話しかけた。

 

「ねぇ、ふたり?」

 

「どーしたの?一歌?」

 

「咲希のお見舞い行かない?」

 

「わかった!行こっ!」

 

ふたりと一歌は、一緒に咲希が入院している、病院に向かった。

 

「あっ!いっちゃん!ふたりちゃん!」

 

「来たよ。咲希。お見舞いの物を持ってきたよ」

 

「ありがとう」

 

「こんにちはー!」

 

「ふたりちゃんも、来てくれたの?」

 

「一歌ちゃんと一緒に来たんだ!」

 

「あっ、いっちゃん!絵本読んで欲しいなー!」

 

「私が?」

 

「じゃあ、お願い!」

 

咲希の病室の机には、赤ずきん、白雪姫、シンデレラの

絵本が、一冊ずつ、置いてあった。

 

「じゃあ、一冊ずつ、読んでいくね」

 

「ありがとー!いっちゃん!

やっぱり、いっちゃんは、アタシの恋人だー!」

 

「恋人なの?」

 

「いっちゃんと、アタシはね、

お付き合いをしているの。ケッコンするの!」

 

「ケ、ケッコンって…」

 

「アタシはね、いっちゃんと、ケッコンする約束をしてるの」

 

「女の子同士の、恋人…凄い!」

 

「でしょー?幸せな家庭を築くの!」

 

「そろそろ、絵本読むね」

 

「あっ、お願い!」

 

「自信ないけど…大丈夫かな…?」

 

「いっちゃんなら、出来るよ!」

 

一歌は咲希と、ふたりの為に、絵本を読んで、三冊とも読み終えた。

 

「ど、どうかな…?」

 

「最高だよ!いっちゃん!絵本を読むの上手だね!」

 

「私も良かったと思う!」

 

「実は絵本を声に出して読むのは、初めてで…」

 

「だとしてもだよ~!

ねぇねぇ、いっちゃん、ふたりちゃん。

数日後に、退院するから、また学校で会おうね?」

 

「うん。じゃあ、また学校でね」

 

「咲希ちゃん、早く元気になってね!」

 

「よーし!すぐに元気になるから、待っててね!」

 

数日後。

宮益坂女子学園 高等部にて。

 

咲希、一歌、ふたりが、三人でいた。

 

「いっちゃん!みんなー!おはよー!」

 

「咲希、退院したんだね」

 

「えへへ~これで、いっちゃんと、ラブラブだ~!」

 

「ラブラブって…」

 

「だって、付き合ってるでしょ?」

 

「咲希ちゃんも、一歌ちゃんも、ラブラブだね」

 

「もーう!ふたり!からかわないでよー!」

 

「だって、二人は、ケッコンするんでしょ?」

 

「そうです!アタシと、いっちゃんは、運命なのです!

将来的には…ケッコンしてくれるよね?」

 

「あー周りの視線が気になって、恥ずかしいよ…!」

 

一歌は恥ずかしそうにしていた。

 

 

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