Roselia主催のアマチュアバンドのライブ大会が終わり…
Roseliaのギター担当、氷川紗夜が、一言放つ。
「20組のバンドの演奏が終わりました。
みなさん、全体的に、いい演奏でした。
お疲れ様でした」
と、紗夜がマイクで、そう言いだした。
隣にいる、Roseliaのドラム担当、
宇田川あこがマイクで…
「えっとね…一番最後のLeo/needが、
幼馴染で、バンドを組んでいているみたいでねー
おねーちゃんも、バンドをしていて、
その、おねーちゃんも、幼馴染のみんなで、
バンドをしているんだー!
だから、あこ的には、トップバッターの、
Leo/needが、超気になっているなー」
と、あこがマイクを握って、そう言いだした。
「気になっているって…それは、宇田川さん、
個人で関わりたいだけでしょう?」
「でも、紗夜さん、他のバンドの演奏も、良かったけど、
でも、あこは、Leo/needの演奏が、超しっくりきた!
Roseliaに近い位、バーンって、ドーンって感じた!」
と、会場は笑いに包まれていた。
穂波は、どこかで、安堵感を感じた。
「私達、Roseliaの、あこさんに注目されている!」
「すごーい!アタシ達、成長していて、
あのRoseliaに注目されている!」
「まさか、注目されるとは、思わなかったな…」
「そうだね」
ステージの上、友希那が言葉を放つ。
「Leo/needの演奏は、他のバンドと比べると、
未熟で粗削りだけど、成長する可能性が十分に感じられる。
そんな、これからの可能性を秘めた、演奏だったわ。
トップバッターを指名して、正解だったわ」
「友希那が、あー言うとは、思わなかったなー」
と、Roseliaのベース担当、今井リサが、
友希那をからかう。
「ちょっと、リサ…からかわないでよ…」
「あーごめんね?後でネコカフェに連れてって、
おごってあげるから、機嫌直して!」
「リサったら…しかも、人前だから、恥ずかしいわ…」
と、会場は再び笑いに包まれていた。
そして、あこが、再びマイクを握る。
「それじゃあ、Leo/needの5人のみんなは、
Roseliaの楽屋に来て欲しいな!」
「えっ?」
「呼び出されているし…」
「何々!?何かあるのかな?」
「まぁ…指名されて、呼び出されているし、
楽屋に行く以外の選択肢はないみたい」
「よーし!いっちゃん!ほなちゃん!しほちゃん!
ふたりちゃん!Roseliaのみんなに会いに行こう!」
こうして、Leo/needの5人は、
Roseliaの5人の楽屋に向かった。