ふたりぼっちの青春生活   作:アッシュクフォルダー

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第三十七話 ひとりとふたりの水族館

後藤ふたりは後藤ひとりを連れて、水族館にやって来た。

 

「おねーちゃん!たまには、いいでしょー!」

 

「まぁ…ふたりが私を誘うなんて珍しいし…」

 

「だって、おねーちゃん!友達がいても、

遊んでいないもんね!」

 

すると、ひとりが目の色を変えて…

 

「遊んでいるよ?女子大で一緒に友達と行動しているよ!?

それに、ミスコンに無理矢理だされているんだよ!?」

 

「おねーちゃんがミスコン?」

 

「うん。スタイルと顔が良いって、無理矢理、

出場させられた。そしたら、一年生の代表者になった…」

 

「そりゃ、凄いや…」

 

そうこうしているうちに、水族館の入口へ…

 

「年間パスポートあるから、すぐに入れるよ?」

 

「あ、はい」

 

早速、館内へ…

 

そこで、ひとりとふたりは、

ふたりのクラスメイトである、えむに出会った。

 

「あっ!ふたりちゃん!」

 

「えむちゃん!それに、寧々ちゃんと、もう一人は?」

 

「よつばちゃんだよ!あたしと寧々ちゃんの友達!」

 

「小岩井よつばだぞ!神山高校の一年生だ!」

 

「よつばは、私と同じ学校」

 

「初めまして!後藤ふたりです!

こっちは、おねーちゃんの、ひとりおねーちゃんです!」

 

「は、初めまして…妹がお世話になっています…」

 

「こ、こっちこそ、お世話になっています…」

 

と、寧々とひとりが緊張していた。

 

「寧々ちゃん?」

 

「寧々は人見知りだからな!

でも、よつばとえむがいるぞ!」

 

「う、うん…」

 

「あっ、せっかくだし、一緒に見て周らない?」

 

「あっ、だったら…」

 

ふたりの提案で、ふたりはえむとよつばとで、

ひとりは寧々と一緒に行動することになった。

 

ひとりと寧々の場合。

 

「…」

 

「…」

 

「おーい!」

 

「あっ、はいっ!」

 

「妹のふたりちゃんは、どんな子なんですか?」

 

「うーん、私と正反対で明るくてリアルに充実していて…」

 

と、ふたりの羨ましい部分を赤裸々に寧々に語るのだった。

 

「そ、そんなに凄い子なんですね…」

 

「私立中学に通う時は凄かったな…」

 

「私はふたりから、先生って言われています!」

 

「そ、そうなのですか!?」

 

「えっと…ふたりから、歌の先生って言われていて…」

 

「そりゃ、すごいですね…」

 

「ひとりさんは、確か…結束バンドでギターやっていたって、

よく、ふたりちゃんが話していました!」

 

「大学の進学を機に解散しましたけどね…

でも、今でも連絡は取りあっていますけどね…」

 

「そうだったんですね。私の友達にいます。

ギターやっている子が、ふたりと同じ学校で」

 

「あっ、一歌ちゃんだよね?ふたりちゃん、

このバンドの、ボーカルしている」

 

「私も、ふたりちゃんの歌が上手だと思います!」

 

「私もそう思う。だって、ふたりは…リアルに充実しているから!」

 

と、後藤ひとりと草薙寧々は、後藤ふたりの話題で、

話が持ち切り状態だった。

 

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