後藤ふたりは後藤ひとりを連れて、水族館にやって来た。
「おねーちゃん!たまには、いいでしょー!」
「まぁ…ふたりが私を誘うなんて珍しいし…」
「だって、おねーちゃん!友達がいても、
遊んでいないもんね!」
すると、ひとりが目の色を変えて…
「遊んでいるよ?女子大で一緒に友達と行動しているよ!?
それに、ミスコンに無理矢理だされているんだよ!?」
「おねーちゃんがミスコン?」
「うん。スタイルと顔が良いって、無理矢理、
出場させられた。そしたら、一年生の代表者になった…」
「そりゃ、凄いや…」
そうこうしているうちに、水族館の入口へ…
「年間パスポートあるから、すぐに入れるよ?」
「あ、はい」
早速、館内へ…
そこで、ひとりとふたりは、
ふたりのクラスメイトである、えむに出会った。
「あっ!ふたりちゃん!」
「えむちゃん!それに、寧々ちゃんと、もう一人は?」
「よつばちゃんだよ!あたしと寧々ちゃんの友達!」
「小岩井よつばだぞ!神山高校の一年生だ!」
「よつばは、私と同じ学校」
「初めまして!後藤ふたりです!
こっちは、おねーちゃんの、ひとりおねーちゃんです!」
「は、初めまして…妹がお世話になっています…」
「こ、こっちこそ、お世話になっています…」
と、寧々とひとりが緊張していた。
「寧々ちゃん?」
「寧々は人見知りだからな!
でも、よつばとえむがいるぞ!」
「う、うん…」
「あっ、せっかくだし、一緒に見て周らない?」
「あっ、だったら…」
ふたりの提案で、ふたりはえむとよつばとで、
ひとりは寧々と一緒に行動することになった。
ひとりと寧々の場合。
「…」
「…」
「おーい!」
「あっ、はいっ!」
「妹のふたりちゃんは、どんな子なんですか?」
「うーん、私と正反対で明るくてリアルに充実していて…」
と、ふたりの羨ましい部分を赤裸々に寧々に語るのだった。
「そ、そんなに凄い子なんですね…」
「私立中学に通う時は凄かったな…」
「私はふたりから、先生って言われています!」
「そ、そうなのですか!?」
「えっと…ふたりから、歌の先生って言われていて…」
「そりゃ、すごいですね…」
「ひとりさんは、確か…結束バンドでギターやっていたって、
よく、ふたりちゃんが話していました!」
「大学の進学を機に解散しましたけどね…
でも、今でも連絡は取りあっていますけどね…」
「そうだったんですね。私の友達にいます。
ギターやっている子が、ふたりと同じ学校で」
「あっ、一歌ちゃんだよね?ふたりちゃん、
このバンドの、ボーカルしている」
「私も、ふたりちゃんの歌が上手だと思います!」
「私もそう思う。だって、ふたりは…リアルに充実しているから!」
と、後藤ひとりと草薙寧々は、後藤ふたりの話題で、
話が持ち切り状態だった。