ふたりぼっちの青春生活   作:アッシュクフォルダー

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第四話 咲希のある一日

バンドを結成後、咲希は自室で寝ていた。

 

「この前は、凄かったな…

バンドを、一緒に組むようになるなんて…

おかげで、いい夢が見れた!

でも、首が痛い!」

 

すると、ノックが鳴った。

 

 

「おーい!咲希!まだ、支度しているのか~?」

 

と、兄の司の声が!

 

「毎朝、身支度に気合を入れるのは良い事だが、

のんびりしていると、遅刻するぞー!」

 

と、兄の司の声がした。

 

「え?朝?今何時!?ね、寝坊しちゃった~!」

 

宮益坂女子学園 高等部にて

 

「はぁ…はぁ…ま、間に合った…

よかったーお兄ちゃんが起こしてくれなかったら、

どうなってたとやら…」

 

「おはよ、咲希。間に合ったね。

咲希が寝坊なんて、珍しいから、

連絡来た時、ビックリしちゃった。何かあったの?」

 

「いっちゃん!夢を見ていたの!」

 

「どんな夢?」

 

「そうだな…いっちゃんと、ケッコンする夢!」

 

「け、ケッコン!?」

 

「小さな教会で、チャペルを挙げて、キスをするの!」

 

「ふへっ!?!?」

 

と、一歌が照れだす。

 

「いっちゃん!アタシと、いっちゃんは、

恋人だから、キスして欲しいな~!」

 

「キ、キス!?ちょっと、わたし、

一度も、咲希とキスしたことなんて…」

 

結局、チャイムが鳴り、キスできず。

 

「授業が終わったから、練習に行こうよ!」

 

「咲希、今日はテンション高いね」

 

「朝は遅刻しちゃいそうになったけど、

今日は、もうバッチリだよ!

早くみんなに会いに行こう!」

 

「そうだね」

 

「あっ、咲希ちゃん!一歌ちゃん!」

 

「ほなちゃーん!授業お疲れさまーのハグ!」

 

「きゃっ!咲希ちゃん!いきなり、ハグしないでよ~!

ビックリする~!」

 

「何やっているとやら…それに、一歌が、

ヤキモチ焼いてるし」

 

「どうしてだろう…咲希が他の子とイチャイチャしていたら、

胸の奥がソワソワしてきて…」

 

「アハハ…ごめん!いっちゃん!

アタシは、いっちゃんしか、愛さないから!」

 

「うん」

 

「おーい!」

 

「あっ、ふたりちゃん!これで、5人揃ったね!」

 

そして、5人でスタジオの練習をしていた。

 

その後の夕方。

 

「じゃあ、アタシ、帰り向こうだから、

じゃあね!バイバイ!」

 

「バイバイ」

 

と、帰る咲希に一歌が手を振った。

 

「それにしても、咲希のテンション、

やけに高かったな」

 

「何かいいことでもあったのかな?」

 

「晩御飯が好きな食べ物とか?」

 

「咲希ったら、子どもみたいに、

はしゃいで、晩御飯を言うからな」

 

「なんだろう…」

 

「ま、元気な分が、いいか。

じゃあね」

 

「じゃあ、私は買い物だから!」

 

一歌と、ふたりの二人が残っていた。

 

「咲希ちゃんが、元気なのは、

私達と一緒にいるからかな?」

 

「ふたり?」

 

「だって、私や一歌ちゃんといる時の、

咲希ちゃん、キラキラ輝いている」

 

「そうだね。でも、何だろう…

モヤモヤする…私、咲希の事が好きなのに…」

 

「likeじゃなくて…?」

 

「むしろ、loveの方」

 

「女の子同士の恋人!」

 

「でも…咲希がケッコンするって言ってきて…はぁ…」

 

一歌はため息をついた。

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