ふたりぼっちの青春生活   作:アッシュクフォルダー

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第五話 青春は続く

ふたりは、ひとりとご飯を食べている。

 

「おねーちゃん、仕事見つかりそう?」

 

「あ、はい」

 

「見つかったんだ」

 

「うん」

 

「私は、おねーちゃんより、

すっごーい、高校生活送るんだ!」

 

「もう、送っていますけどね」

 

「自覚あるんだね!」

 

「ひどいな…」

 

「ねぇ、私、バンドを組むの!

幼馴染の子と!」

 

「すごい」

 

「私、おねーちゃん違って、歌を歌うの!」

 

「ボーカルなんだね」

 

「うん!おねーちゃんと違って、

ギターは弾けないけど、歌なら、自信あるよ!」

 

「満喫しているね。ふたり」

 

「うん!」

 

後日

 

「ふたりちゃん達!聞いて!」

 

「どうかしたの?」

 

と、ふたりは、首を傾げる。

 

「実はね…」

 

と、咲希がふたり達に、5人で遊びに行きたいと伝える。

 

「天文台?」

 

「そう!次の日曜日に、5人で行きたいの!

普段、見られない、天文台の中まで、見られるの!」

 

「あ、それ知ってる!たまにしか、一般開放されないよね?」

 

「星座の資料まで、置いてあるみたいだよ?」

 

と、ふたりが、パンフレットを読んでいた。

 

「わたしも、行ってみたかったんだ!」

 

「さすが、ほなちゃん星博士!」

 

「博士じゃないけど…有名なところだよ?」

 

「何だか、楽しそうだし、面白うそう!」

 

「後、昼間はどうする?」

 

「私は、カフェに行きたい!」

 

「いいね!アタシはカラオケに行きたいな!」

 

「逆に、それがメインじゃない?」

 

「ねぇねぇ、いっちゃん!

しほちゃんが、アタシのこと、イジメるよ~!」

 

「よしよし…」

 

と、一歌が咲希を撫でる。

 

「えへへ~、やっぱり、アタシのいっちゃんだ~」

 

「息抜きって感じかな?

じゃあ、バイトのシフト、考えないと」

 

「練習、毎日、しっかり、やってくれたら、

私も参加する」

 

「咲希、大丈夫かな?」

 

「大丈夫!昔と違うから!

それに、いっちゃんとのコンヤクまで、

いつかあるから」

 

「コ、コンヤク!?」

 

穂波が困惑する。

 

「はぁ…」

 

と、志歩が溜息する。

 

「みんなとキラキラな青春を送るためなら、

何だってやるからね!」

 

「よーし!私も、おねーちゃんより、

充実した、高校生活を送るぞー!」

 

「沢山、青春しようね!」

 

「うんっ!」

 

「ゆくゆく先は、いっちゃんと、ケッコンだ~!」

 

「は、恥ずかしいから、大声で言わないでよ…

変な目で見られるから…!」

 

「じゃあ、みんな!そろそろ、練習しよう!」

 

「はいはい。咲希、はしゃぎすぎないでね」

 

「もーう!アタシは子どもじゃないよ~!」

 

「じゃあ、練習しよ」

 

「そうだね」

 

5人は、スタジオに向かい、バンドの練習をした。

 

後藤ふたりの美声が響き渡った。

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