ふたりぼっちの青春生活   作:アッシュクフォルダー

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第七話 デート当日

日曜日になり、晴れである。

午前10時半。

だが、咲希は、まだ来ない状態である。

 

「咲希から、返事が来ない…」

 

と、一歌がものすごく心配していた。

 

「体調を崩して、酷い状態だったら、

どうしよう…お見舞いも良いけど…」

 

「それなら、わたしが全力で、咲希を助けないと!

だって、咲希は、わたしとのケッコンを、

楽しみにしているから…死なないで…咲希」

 

「あのね、一歌、いつの間に、そんなに大袈裟になったの?」

 

「でも、一歌ちゃんと咲希ちゃんが二人きりの時、

いつも、ラブラブだってことは、

知っているよ?」

 

と、ふたりが言った。

 

「ラブラブ…かな?

何にしても、咲希が心配だから、行かないと!」

 

「そんなに、咲希を愛しているの?一歌は」

 

「え?」

 

「咲希のことを一番に思っているのは、

言うまでもなく、一歌。

でも、この前の咲希は、妙に変だった」

 

「何となく、そうだと思う。

たぶんだけど、咲希が昔言っていたことを、

思い出したんだ」

 

「昔、言っていたこと?」

 

「咲希が入院した時、みんなでお見舞いに行ったでしょう?

ある日、わたしがお母さんと一緒に行った時ね…」

 

一歌は咲希と一緒にいたことを、回想する。

 

「ってことが、あったんだ」

 

「そんなことがあったんだ…」

 

「咲希ちゃんは、私達の事…」

 

「咲希は私が大好きなのは、もう分っているけど…」

 

「咲希…」

 

「咲希ちゃん…」

 

「咲咲ちゃん…」

 

「咲希は、私達が思うより、ずっと、寂しがっていたと思う。

だから、4人で会いに行こう」

 

こうして、天馬家へ

司が出迎えてくれた。

 

「一歌達ではないか!

ということは、ズバリ!咲希の見舞いだな!」

 

「あ、はい」

 

「そうか!そうか!

じゃあ、俺は今から、学校で補習だから、

ゆっくりしていってくれ!」

 

「はいっ!」

 

と、司は神山高校へと向かった。

 

「よーし!早く補習を終わらせて、ショーの構図を、

さっさと書くぞー!」

 

と、司は走った。

 

「咲希に会わないと!」

 

「そうだね」

 

咲希の部屋にノックするが、なかなか、出ない。

 

「寝ているのかな?」

 

と、一歌達は入った。

 

「寝ているみたい」

 

「咲希、今日が楽しみ過ぎて、

ぐっすり寝ているみたい」

 

(むにゃ、むにゃ、いっちゃん、ケッコンしよ~)

 

ちなみに、今は午前11時である。

 

「咲希とイチャイチャしたい…」

 

「一歌、ヘンタイなの?」

 

「じゃあ、咲希を起こすね」

 

「どうやって?」

 

「えっと…キス!」

 

と、一歌は咲希の頬にキスをした!

 

パチッ!と、咲希の瞳が開いた。

 

「凄い位、ロマンチックな起こし方!」

 

と、ふたりは感心するのだった。

 

と、咲希は、伸びをして、一歌にキスをねだった。

 

「じゃあ、あたしからも、キス!」

 

と、一歌に咲希はキスをする。

 

「咲希、いくら、みんなの前でキスは恥ずかしい…」

 

「いっちゃん!ごめんね!

それに、みんな、来てくれたの?

ごめんね…楽しみ過ぎて、思わず寝過ごしちゃって…」

 

「ううん、わたしは、咲希と会えるだけで、

幸せだから」

 

「ありがとう。いっちゃん。

あっ、今晩、天文台に行こう!」

 

こうして、夜に5人で天文台に行った。

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