TS少女とぶっ壊れた文明   作:ハイビーーーーーム!!!

4 / 4
前回のあらすじ:衣服を求め、パワープレイで施設を探索していたイッチ。なんやかんやで目的地の道標を発見できたものの、好奇心に負けた彼女(彼)は明らかにヤバそうなシンボルマークが描かれた方へとノコノコ歩いて行ってしまう。辿り着いた監視室でモニターの電源を探していたイッチは、何者かが接近してくる気配を感じ取ったのであった……!


未確認生物確認

398:>>1

どっどどど、どぅする〜……??

 

399:パツキン勇者

落ち着けイッチ。まずは深呼吸だ

焦る気持ちは分かるが、下手に動くといい結果は得られないぞ

足音はどこから聞こえてくる?

 

400:名無しの交信者

さす勇、不測の事態に慣れている

 

401:名無しの交信者

いくつもの窮地を乗り越えてきただけはある

 

402:魔法猩々

よっしゃ、まずは出会い頭に挨拶代わりの一発や

 

403:名無しの交信者

それに比べてこの猿は……

 

404:名無しの交信者

これが掲示板年長者の発言かよ

やっぱ酒乱は脳漿がアルコールに浸されてんすねぇ〜

 

405:>>1

>>399

方向的に更衣室側から

足音は重くて、硬いモノを引き摺ってるような音が聞こえて来る

 

406:名無しの交信者

うーん、色々な要素が噛み合って嫌な予感しかしないね。

身を隠せる場所はあるかな?

 

407:>>1

いや、ここにあるのはモニターデスクだけだわ。ロッカーとかホラゲ定番のセーフゾーンはない

デスクの下に潜ったところで、部屋の入り口と向かい合わせになっているから即バレる

 

408:名無しの交信者

>>405

マジかよ

 

409:名無しの交信者

>>405

もしサイコ野郎が安価踏んでなかったら鉢合わせてたかもしれないのか……

 

410:名無しの交信者

>>405

あれ、もしかしてリョナラー君MVPなのでは?

 

411:名無しの交信者

結果論でしょ

 

412:名無しの交信者

>>407

じゃあもう詰みじゃん

 

413:名無しの交信者

さよならイッチ……せめてTSした姿を一度見せて欲しかった

 

414:魔法猩々

ポジション入り口の死角に取っとけ

そんで入ってきた瞬間に不意突いて締め落とせ

 

415:名無しの交信者

>>414

前半→ナイスアイデア

後半→ええ……

 

416:名無しの交信者

オメーのコマンドには攻撃しかないのか?

 

417:>>1

>>414

分かったそれでいく

 

418:名無しの交信者

はい戦闘民族

 

419:名無しの交信者

裸の女の子がいきなり(タマ)狙って来るとか下手なホラゲーより怖いと思うんすよ

 

420:名無しの交信者

そうか? 俺はウェルカムだぞ

 

421:名無しの交信者

黙れ変態

 

422:>>1

いや、参考にするのは前半だけだからな?

 

 

 

 

 

 

 

 モニターの電源スイッチを探して手当たり次第にポチポチしていたら、外からズシャンと大きな音が聞こえてきた。

 一瞬天井でも崩れ落ちたかと思った。けど違う。何かの塊を高いところから投げ落としたような音だ。瓦礫ならもっとガラガラ鳴るはず。

 耳を澄ませると、それは重たい足音を立てながら、金属を引き摺るような音と一緒に、俺がいる部屋に向かって近づいて来るのだ。

 俺は急いで入り口から死角に隠れた。

 

 

 ズシ、ズシ、と徐々に大きくなる振動。二足歩行っぽいが、間隔はゆっくりだ。

 何とも例え難い不気味な唸り声が腹の底に響く。

 

 

 やっぱこれ、人じゃないよなあ……

 

 

 どんどん心拍数が上がっていく。

 部屋の外を歩いている何かは、きっと俺が勢いで開けまくったドアの音で誘き寄せられたんだろう。

 あれだけドカドカ音立ててたらそりゃあ気になるに決まってるわ。もっと静かに行動すればよかった。後悔先に立たず。

 

 

 なんて思っていたら「ズン」と、一際大きな振動が体に伝わった。

 間違いない。今、この壁一枚挟んだ向こうに、正体不明の何かがいる。

 あ〜生きた心地がしねぇ〜。

 

 

 どうか見つかりませんように!!

 どうか見つかりませんように!!

 

 

 何度も心の中で神様に土下座しながら唱えていると、その祈りが届いたのか、部屋の外にいる何かが過ぎ去っていく気配を感じた。

 やったぜ。神様ありがとう大好き、ちゅっちゅ。

 

 

 気付けば俺は硬い床に腰を下ろしていた。肌に直に伝わる温度が緊張を冷ましていく。

 はあ……なーんもしてないのにすっげぇ疲れたわ。()()の正体は気になるけど、今は部屋の外を覗く気にはなれん……。

 もう少し気配が遠くへ行ったら、大人しく更衣室方面に行こう。

 こんな状況になってる場所だし、服がある保証はないけど、誰かがうっかり置いて行ったままの可能性はある。

 

 

 掲示板の奴らにはなんて説明しよう……。まあ、ありのまま言えばいっか。

ひとまず危機は去った。ここからは慎重に行動しよう。

 気を取り直して探索を再開しようとしたときだった。

 

 

「ザーッ!」

 

 

 不意に大音量の砂嵐が響き渡った。

 振り向いて見れば、さっきまで屍と化していたモニターが元気に光を放っているではないか。

 

 

 バッカお前……! 今それは違うだろ。時間差で起動するのやめてくんない??

 ほら戻って来てるよさっきの足音。ドスドス走りながらこっち来てるよどうすんだよこれ。終わったわマジで。

 

 

 ……だああああ! こうなったらもうヤケクソだ! 今際にその面拝んだらぁ!

 

 

 急接近してくる気配。人生最大級の覚悟を決めたとき、それは現れた。

 

 

 赤と黒が織り混ざった不気味な皮膚。全身のところどころからは金属のパイプが突き出していて、筋骨隆々な巨体はボディビルダーを遥かに凌いでいる。片腕には巨大なドリルが装着されていた。

 骨格こそ人型をしているが、人ならざる存在である証拠として足の指が3本。そして、それは鳥のような形状をしている。

 キメラ。脳裏にその単語が真っ先に浮かんだ。

 

 

 乱暴に部屋に入ってきたそれは、頭部を覆う拘束器具のようなモノをガチャガチャと震わせ、忌々しそうな呻き声を出しながらモニターを見つめている。幸い、背後にいる俺の存在には気付いてなさそうだ。

 

 

 ……よし、逃げるか。

 こんな見るからなバケモン相手に丸腰の状態で不意打ちしたってノーダメージに決まってんだろ。反撃されてぶっ殺される未来しか見えんわ。戦略的撤退!

 

 

 

 

 

 

 

 

449:名無しの交信者

イッチの生存報告マダー?

 

450:名無しの交信者

そこそこ時間経ったけどあれから一切音沙汰ないな

 

451:名無しの交信者

死んだんじゃないの〜?

 

452:名無しの交信者

奇しくもリョナラー君の願望通りになってしまったか

 

453:イッチ

ただいま

 

454:名無しの交信者

噂をすればなんとやら

 

455:名無しの交信者

生きとったんかワレ!

 

456:名無しの交信者

たった数分反応なかっただけで諦め早すぎだろ

 

457:名無しの交信者

実際一瞬の油断が命取りになりますしお獅子

 

458:名無しの交信者

異世界の命は儚い……

 

459:名無しの交信者

生まれた瞬間あの世ニキ……

 

460:名無しの交信者

アレは本当にかわいそう

 

461:名無しの交信者

まさか卵から孵った途端に地面に叩きつけられるなんて

 

462:名無しの交信者

「アッ……(遺言)」

 

463:名無しの交信者

どういう状況だよ

 

464:名無しの交信者

飛行系の生き物に攫われてた卵の中身が偶然あの世ニキだったていうのが主な考察

 

465:魔法猩々

で、イッチよ。結局何が向かって来てたんや?

 

466:名無しの交信者

話の軌道修正助かる

 

467:名無しの交信者

珍しく有能

 

468:イッチ

とんでもねえバケモンだったわ。正気度削れた

 

469:名無しの交信者

画像はよ

 

470:名無しの交信者

旧世界の神みてーな奴か?

 

471:名無しの交信者

wktk

 

472:イッチ

ごめん撮ってないわ

 

473:名無しの交信者

は?

 

474:名無しの交信者

無能

 

475:名無しの交信者

あ ほ く さ

 

476:名無しの交信者

あのさぁ

 

477:イッチ

か〜っ! 人の苦労も知らずに好き勝手言いはりますわ!

特徴だけ箇条書きしていくからそれで勘弁してくれ!

・人型のキメラ(?)

・ガチムチ、デカい

・肉体が一部金属と融合してる

・肌が赤黒い。足の形が鳥類

 

478:名無しの交信者

わっかんね!

 

479:名無しの交信者

やっぱ画像ないと無理だわ

 

480:名無しの交信者

はい想像力の欠如

 

481:名無しの交信者

お? 喧嘩か?

 

482:名無しの交信者

>>477

オークでしょ

 

483:名無しの交信者

どれもオークの特徴と合致しないんですがそれは

 

484:名無しの交信者

今そのバケモン近くにいるの?

 

485:イッチ

いや、砂嵐を流すモニターに釘付けの状態だったもんで、その隙に逃げてきた

 

486:名無しの交信者

戻って撮ってこい

 

487:イッチ

俺に死ねと!?

 

488:名無しの交信者

やるんだイッチ!

 

489:名無しの交信者

お前ならできる!

 

490:名無しの交信者

信じてるぞ!

 

491:イッチ

やだよ。見つからない保証ねーもん

 

492:名無しの交信者

知ってた

まあ、今のイッチは全裸な上に丸腰だから流石にね

 

493:名無しの交信者

へへ、ほんのジョークや。ワイらもそこまで鬼じゃないわw

 

494:名無しの交信者

そんなジョークほざいてる時点で十分鬼なんですけど

 

495:パツキン勇者

何はともあれよう生き残った! それでこそ渡界者だ!

 

496:名無しの交信者

あっ! こいついい感じに締めようとしてます!

 

497:名無しの交信者

だってもう他にネタないやろ

モニターの映像も砂嵐って言ってるし……

 

498:名無しの交信者

流石にもう更衣室行くよな?

 

499:イッチ

今向かってる最中。あんなモン見ちゃったら全裸のまま探索なんて無理

 

500:名無しの交信者

やっと進む……

 

501:名無しの交信者

よかった。これでまた違う場所行きまーすwとか言い出したら呆れてるところだったわ

 

502:名無しの交信者

脳筋イッチにも危機感はあったか

 

503:イッチ

>>501

えっ……

 

504:名無しの交信者

>>503

おい、冗談だろ?

 

505:イッチ

うっそぴょーんwww

 

506:名無しの交信者

何やねんコイツwww

 

507:名無しの交信者

>>505

俺お前のこときらい

 

508:イッチ

俺はお前のこと好き

 

509:名無しの交信者

えっ……///

 

510:名無しの交信者

なにこれ?

 

511:名無しの交信者

唐突なホモ展開やめちくり〜

 

512:名無しの交信者

イッチは女の子だろ! いい加減にしろ!

 

513:名無しの交信者

精神的ホモなんだよなあ

 

514:名無しの交信者

つまりどう足掻いてもホモ

 

515:名無しの交信者

始まった

 

516:名無しの交信者

バカなこと言ってねぇで、さっさと更衣室行けぇ!

 

 




全然進んでないやん(物語)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。