まぁ暖かい目でご覧ください。
「ふわぁ……良く寝たっ……」
う〜ん!やっぱり早起きすると気持ちがいいなぁ!
僕は須波園(すなみえん)大学卒業後就職に失敗し親のスネを齧りまくってる自宅警備員である!まぁ色々あったけど今は気楽に生きてるぞ!
さてと〜?今は何時かなぁ?いつもの流れでスマホを見ると……
「ん……眩しっ……へ?」
何故だろうか、声がいつもより高い気がするし目線もいつもより低い……まぁいいか!
時間は7時かぁ、友達も寝てるだろうし……
どうしようかと迷いながらとりあえず立ち上がりカーテンを開ける。
おぉ〜!朝日が綺麗だなぁ。写真でも撮って友達に見せてあげようかな〜
そうして僕はスマホのカメラを立ち上げる。
すると…
「……ふぇ?」
白髪紅目の少女が画面の中で笑みを浮かべていた。
背景は自室……だから映るのは自分しかあり得ない。
でもそれなら全ての辻褄が合う。
高く可愛らしい声も目線が低いのも自分が少女になったのなら説明がつく……
「いやぁまじかぁ……女の子かぁ……」
うーん、これからどうしようかなぁ……
「ってなるかぁ!?」
「ダメ兄?何うるさくしてるの?目が覚めちゃったんだけど?」
妹の悠だぁっ!?やばい!?殺される!?
てか説明のしようがない!?
「何無視してんの?入るよ?」
あ、終わったぁ……
「ちょっとダメ兄?朝からうるさいんだけ…ど?え?」
これは……言ったほうがいいよねぇ。
「えーっと……おはよう?」
「いや誰ですか?」
「あ、え、そのぉ…お兄ちゃんだよ?」
「えっと……兄は男性ですが?」
だよねぇ……
「いきなり性別が変わったんだよぉっ!!僕だってびっくりだよホント!!」
「このうざい距離感……ホントにダメ兄?」
「言ってるじゃんよぉ……」
「まじかぁ、あのキモオタが可愛くなったのかぁ……なんか複雑」
「なんか酷くない!?」
「いや……兄の性別がいきなり変わってたらこうなるでしょフツー」
「そもそも普通は性別なんて変わらんわっ!?」
「ダメ兄が正論言ってる……キモッ」
「何でぇっ!?」
歳の離れた妹の須波悠(すなみゆう)は僕のことが大嫌いだ。
思春期女子というのもあるが……僕がニートやってるせいで友達にバカにされただか何だかあったらしくそれ以来当たりがキツくなってしまった。まぁ妥当だよねぇ。
「てかダメ兄、これからどうするの?見た目バリバリ中学生だけど……」
「あー確かになぁ……どうしようかな?」
「お金欲しくなった時とかパパ活しないでよね?キモいし」
「するかよっ!?そもそも僕は男だったんだから男とそのセッ……なんてできるかぁ!?」
「まぁもっかい学生するのもアリなんじゃない?昔陰キャすぎてできなかったこととかやってみたら?」
「うるてー……でもありかも……ありがとな?」
「……あっそ」
「相変わらず態度がひでぇ……」
でもここで一つ問題が……
「僕の戸籍ってどしたらいい……?」
そう戸籍である。
今の僕は日本に存在しないことになってる。
だからどうしたものか……
「え?あ〜……お母さんにでも頼んでみたら?あの人なら何とかしてくれるでしょ」
「あ〜母さんかぁ……戸籍に関しては解決しそうだけど別の問題が生まれそうでなぁ……」
そう、うちの母さんは色々規格外なのだ。
いくら無茶だろということがあっても大体こなしてしまう。
それにもういい歳のはずなのに見た目クッソ若いし……ホントに人間なのか?
化け物だよ化け物……
「というか結局言うしかないんだから結果は変わらなくない?て言うかお腹空いたんだけど。早く行くよ」
「え、ちょっと待って!?まだ心の準備が!?」
「うるさい」
そう言って悠は部屋を出て行ってしまった。
まぁお腹空いてるのは事実だし……行くかぁ……
自室を出てリビングに着いた。
家が結構広いから結構移動がめんどくさいなぁ……
引きこもってると体力消えるから疲れるっ……!
まぁ結構贅沢なこと言ってるのはわかってるけどっ……!キツいんじゃぁっ……!
「てかちょっと待ってっ……!はぁ…はぁ…どういう感じに説明するのか決めてなくない?
せめて流れくらい決めない?」
「え、決めることあるの?無くない?普通に言えば?」
「いやでもさ?いきなり『おはよー』ってこの体できてもパニックが起きない?」
「お母さんなら普通に対応するでしょ。知らんけど」
「流石に母さんでもびっくり……しないなあの人ならなぁ」
「言ったじゃん」
「ドアの前で何話してるのかな〜?ご飯冷めちゃうよ?」
「「お母さん!?」」
背後から声が聞こえたので振り返るとそこには今の僕と身長が変わらない女性……
須波家の母、須波夜(すなみよる)がいた。
何でいきなり後ろから!?さっきまでキッチンで料理してなかった!?
「ん〜?まぁコツが色々あるの♡というか園……可愛くなったわね?」
「いやサラッと心読まないでよ……えぇ!?」
「何でわかったの!?前のキモくて豚みたいなダメ兄とは真逆の見た目なのに!?」
「おい悠…?流石に言い過ぎじゃない……?」
「は?何言ってるの?これ位が妥当じゃない?」
「えぇ……母さーん?悠が悪口言ってくるんだけど〜」
「うっわ……二十歳過ぎてるのにそれは無くない?キモいわホント」
「ちょっと〜?仲良くしなさいよ〜?」
「僕は仲良くしたいんだけどな〜」
「じゃあ働けクソニート」
「残念でした〜!今の姿だとjcなんで働けませーん!どんまーい!」
「受験しろ、ダメ兄」
「もうあの拷問は受けたくないじゃない……!」
「なんだかんだ仲良いのよね〜。えっと何だっけ……あ!戸籍だったわね?」
「そうそう!性別とか体とか変わっちゃったからこれからどうしようかな〜って」
「そういう事なら私に任せて!お母さんちょっと知り合いに頼んでみるから!ちょっと電話してくるわね〜」
そうこの母はこういうことがあるからおかしいのだ。
普通この場合(普通はこんなことあり得ないが)病院や市役所などに行ったりするだろう。
だがこの母の場合、自分の知り合いやコネで何とかするのだ。
「ホント母さんって人間離れしてるよな……」
「めっちゃ癪だけどそれに関しては同意見……」
「てかご飯冷めちゃうんじゃない?」
「あ!そうじゃん!でもお母さん電話しちゃってるし……お母さんきたら温め直して食べるか……」
「ちょっと園〜?」
すると母に呼ばれた。戸籍の件で何かあったのかな?
「どうかしたの?なんか問題とかあった?」
「いや、知り合いが今度戸籍変えとくって言ってくれたんだけどね?」
「何者なの?その知り合い」
「まぁまぁ気にしないで?それでね〜、どういう内容にしたいかって聞いてきてね?
めんどくさいから今度直接書きに行くことにしたからっていう報告だよ〜」
「あぁそうなの?問題ないならよかったよ。それじゃあご飯にしませんか……?悠がキレてて怖いんだけど……」
「ああ!ご飯忘れてた!?まぁ、電子レンジで温めようか〜」
「そうするかぁ」
すると妹がこちらにきて親指を立てながら言った。どしたんだろ?
「そういうと思って先に温め直しておいた。早く食べよ?」
「あら!助かるわ〜!」
「すぐ食べれるから助かる!」
「え?ダメ兄のは温めてないけど?」
「は?」
「え?」
「いや何言ってるのこいつみたいな目で見ないで!?そもそも何で僕のだけ温めなかったの!?電気代の無駄じゃん!?」
「ダメ兄が生きてるだけで地球の酸素の無駄遣いだけど?」
「え?そこまで?僕何したって言うの?」
「大学の学費親に出してもらって卒業したのにも関わらずヒキニートしてることだけど?」
「それは……!色々事情があったんだよぉ……」
「はいはい、一回落ち着こうね〜?それにご飯忘れてない?」
「……はぁ、わかった。」
「……母さん助かったよ。ありがとね?」
「ふふふ!気にしないで?それが母の仕事だからね〜」
うちのお母さんは不思議な人だけど本当に頼りになるいい母だなぁ。
感想をぜひください!モチベになります!(露骨な感想稼ぎ)
あ、あと吸血鬼要素は結構後に出てきます。許してヒヤシンス……
主人公はどの武器を使って欲しいですか?
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ナイフ
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槍
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銃
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その他(内容は感想欄にお願いします)