<ローズ視点>
まどかが目の前でいきなり倒れた。
創造を使ってたことから察するに、生き返らせようとした結果魔素切れ……はぁ……
権能といっても無限に使えるわけがない。権能を使うには血中に含まれる魔素が必要になる。吸血鬼が血を欲するのは魔素を求めるからだがこいつはどうだ?血を飲んでる様子を見たことがない、そこから察するに魔素切れだろう。
「まどか……だから言っただろ……」
「そうですね……!あいたぁ……」
「……は?」
いきなりまどかが動き出した。まどからしくない丁寧な口調……
もしかしてっ……いや有り得ない……
「誰だお前……?」
「忘れちゃいました?私は貴女の------ですよ?」
やはり、いやでも有り得ない……!?
だって……
「だってお前……いやあなたは私が殺したんだぞっ……!?」
<まどか視点>
僕は頭の痛みで起きた。
何してたんだっけ……?
近くで僕を呼ぶローズの声が聞こえてくる。
「ローズ……?」
「おい何をやってるんだ?」
「ひっ……!」
ローズは怒っていた、全力で……
少女の姿に見合わないほどの剣幕で僕を見つめていた。
「私はなんて言った?ん?」
「……創造でも死は取り消せないって言ってた……」
「そうだな?お前は何をしようとしてたと思う?」
「……生き返らせようとした」
「やろうとしたことはそれかもしれないが……お前が作ろうとしてたものを教えてやろうか?」
「うん……」
「朱莉の魂だぞ?魔素切れが起こるに決まってるだろう?」
「魔素……?」
「そこからか……」
そうして魔素の説明を受けた。
吸血鬼は魔素をエネルギーに生きていること。
血中には魔素が多く含まれていること
吸血鬼が血を吸うのは魔素を求めるからということ。
そして……権能を使うには魔素を多く消費してしまうということ。
「もしかして僕はその魔素切れで倒れちゃったってこと?」
「そうだって言ってるだろ?」
「はい……」
「説明しなかった私にも非はある。ただ魔素が切れていく感覚ぐらいわかるだろ?」
「うん……」
「はぁ……次からは気をつけてくれ……もしこれが戦場だったらと考えると吐き気がしてくる……戦場じゃなくてよかったな?」
「……朱莉ちゃん……うぅっ……!!」
守れなかったぁっ……!!僕が弱いからっ……!!
「……うーんっ……」
え?朱莉ちゃん!?
「朱莉ちゃんっ!!大丈夫っ!?」
「まどかちゃん……?私腕がっ……!?有る……?何で……?て言うかもしかしてローズちゃん……?もしかしてっ!?」
「そうだよ?僕らと同じ吸血鬼」
「同じな訳あるか……改めて名乗ろう、私はローズ……吸血鬼の始祖だ」
「……へ?始祖?」
「うん始祖。そして僕のおばあちゃん」
「ふぇ……?」
あ、ショートした……
て言うかっ……!?
「権能で蘇生はできないんじゃないの!?まさか嘘ついたの!?」
「嘘をつく訳あるか馬鹿者。私が蘇生した訳じゃない」
「じゃあ何で……?」
「言うのも嫌だが……面倒臭いやつが出てきて蘇生して帰ってった……」
「「え?」」
「事実だと思いたくない……だってあいつ殺したもん……」
ちょっと〜?それだとロリ様言われても仕方ないよ?
てかちょっと!?サラッとやばいこと言ってない!?
「え?どう言うこと?ローズちゃん?」
「説明するとだな?魔素が切れてまどかが気絶したらあいつが出てきて……蘇生の権能をかけて……私のことを揶揄ったあと帰ってった……うん訳わからん」
「蘇生の権能ってどゆこと!?権能は基本生き返らせることはできないんじゃ!?」
「基本はそうなんだよ……!?処刑理由なんだが……蘇生は生命の理を壊す、だから処刑した。したはずなんだが……」
「はずだが……?」
「何故か意識だけ生きてたぁっ!!何でぇっ!?」
「いや僕に訊かれましても……吸血鬼初心者ですし……」
「知ってるし最初から期待してないから安心してくれ?」
僕は右ストレートを放った。
いやそうじゃない!?事実言っただけでここまでボコボコに言われたんだよ!?
それにローズなら避けれるでしょ?
そう思ってたのだが……
「へ?ぐゔぇあぁっ!?」
うん見事にヒットして脳漿をぶちまけた。
「おい!いきなり何してるっ!?痛いものは痛いんだぞ!?」
「怖い怖いっ!?残ってる口だけで話してるってっ!?脳みそ吹っ飛んでるってっ!?」
「これを痛いで済ますローズちゃん……え、大丈夫?フラフラしてない!?」
「大丈夫だ……だがここはどこだ?あれ?私の名前は何だっけ?」
「やばい!?ショックが重なりすぎて記憶が吹き飛んだっ!?マティー!?」
色々起きてるがまだ先生はいるはずっ……ならマティーもっ!!
「どうかしました!?ってローズ様っ!?どうして頭がっ!?まさか過激派どもがっ!?」
「いや吹き飛ばしたのは僕なんだけどさ?ちょっとキャパオーバーが起きちゃったみたいでっ……今から早上がりはできる!?」
「できますよっ!!急いで職員室行ってきますっ……まどか様は今のうちに創造で回復させておいてくださいっ……!ではっ……」
流石にやりすぎたかな……
あと謎の靄野郎は絶対殺す……
色々ありましたが吸血鬼探し編スタートです!
まぁどれくらいになるかわかりませんが……
さて、まどかの中から出てきたあの女性……いったい誰でしょうね?
サラッと生命の理をぶっ壊してますがね。
あと一応権能と特異のルールについて説明をしておきます。
権能や特異は基本蘇らせることは出来ません、生命の理が優先されますからね。
ローズの事実改変の効力は基本生命の理の中限定です。
ただしいついかなる時も例外はあります。
本来これをローズに説明させればよかったんですけど自分の力ではどうにも……
あとまどかさん……?最後怖いんですけど……?
「え?友達殺そうとしたやつに加減はいるの?」
はいすみません……
で、ではぜひ感想と高評価をお願いします……!
感想欄で考察合戦するのも面白いかも……?
で、では〜!
主人公はどの武器を使って欲しいですか?
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ナイフ
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槍
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銃
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その他(内容は感想欄にお願いします)