ts吸血鬼が行くっ!   作:黒色火薬

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△10日目 私はあなたの------です!

<ローズ視点>

 

まどかが目の前でいきなり倒れた。

創造を使ってたことから察するに、生き返らせようとした結果魔素切れ……はぁ……

権能といっても無限に使えるわけがない。権能を使うには血中に含まれる魔素が必要になる。吸血鬼が血を欲するのは魔素を求めるからだがこいつはどうだ?血を飲んでる様子を見たことがない、そこから察するに魔素切れだろう。

 

「まどか……だから言っただろ……」

「そうですね……!あいたぁ……」

「……は?」

 

いきなりまどかが動き出した。まどからしくない丁寧な口調……

もしかしてっ……いや有り得ない……

 

「誰だお前……?」

「忘れちゃいました?私は貴女の------ですよ?」

 

やはり、いやでも有り得ない……!?

だって……

「だってお前……いやあなたは私が殺したんだぞっ……!?」

 

<まどか視点>

 

僕は頭の痛みで起きた。

何してたんだっけ……?

近くで僕を呼ぶローズの声が聞こえてくる。

 

「ローズ……?」

「おい何をやってるんだ?」

「ひっ……!」

 

ローズは怒っていた、全力で……

少女の姿に見合わないほどの剣幕で僕を見つめていた。

 

「私はなんて言った?ん?」

「……創造でも死は取り消せないって言ってた……」

「そうだな?お前は何をしようとしてたと思う?」

「……生き返らせようとした」

「やろうとしたことはそれかもしれないが……お前が作ろうとしてたものを教えてやろうか?」

「うん……」

「朱莉の魂だぞ?魔素切れが起こるに決まってるだろう?」

「魔素……?」

「そこからか……」

 

そうして魔素の説明を受けた。

吸血鬼は魔素をエネルギーに生きていること。

血中には魔素が多く含まれていること

吸血鬼が血を吸うのは魔素を求めるからということ。

そして……権能を使うには魔素を多く消費してしまうということ。

 

「もしかして僕はその魔素切れで倒れちゃったってこと?」

「そうだって言ってるだろ?」

「はい……」

「説明しなかった私にも非はある。ただ魔素が切れていく感覚ぐらいわかるだろ?」

「うん……」

「はぁ……次からは気をつけてくれ……もしこれが戦場だったらと考えると吐き気がしてくる……戦場じゃなくてよかったな?」

「……朱莉ちゃん……うぅっ……!!」

 

守れなかったぁっ……!!僕が弱いからっ……!!

 

「……うーんっ……」

 

え?朱莉ちゃん!?

 

「朱莉ちゃんっ!!大丈夫っ!?」

「まどかちゃん……?私腕がっ……!?有る……?何で……?て言うかもしかしてローズちゃん……?もしかしてっ!?」

「そうだよ?僕らと同じ吸血鬼」

「同じな訳あるか……改めて名乗ろう、私はローズ……吸血鬼の始祖だ」

「……へ?始祖?」

「うん始祖。そして僕のおばあちゃん」

「ふぇ……?」

 

あ、ショートした……

て言うかっ……!?

 

「権能で蘇生はできないんじゃないの!?まさか嘘ついたの!?」

「嘘をつく訳あるか馬鹿者。私が蘇生した訳じゃない」

「じゃあ何で……?」

「言うのも嫌だが……面倒臭いやつが出てきて蘇生して帰ってった……」

「「え?」」

「事実だと思いたくない……だってあいつ殺したもん……」

 

ちょっと〜?それだとロリ様言われても仕方ないよ?

てかちょっと!?サラッとやばいこと言ってない!?

 

「え?どう言うこと?ローズちゃん?」

「説明するとだな?魔素が切れてまどかが気絶したらあいつが出てきて……蘇生の権能をかけて……私のことを揶揄ったあと帰ってった……うん訳わからん」

「蘇生の権能ってどゆこと!?権能は基本生き返らせることはできないんじゃ!?」

「基本はそうなんだよ……!?処刑理由なんだが……蘇生は生命の理を壊す、だから処刑した。したはずなんだが……」

「はずだが……?」

「何故か意識だけ生きてたぁっ!!何でぇっ!?」

「いや僕に訊かれましても……吸血鬼初心者ですし……」

「知ってるし最初から期待してないから安心してくれ?」

 

僕は右ストレートを放った。

いやそうじゃない!?事実言っただけでここまでボコボコに言われたんだよ!?

それにローズなら避けれるでしょ?

そう思ってたのだが……

 

「へ?ぐゔぇあぁっ!?」

 

うん見事にヒットして脳漿をぶちまけた。

 

「おい!いきなり何してるっ!?痛いものは痛いんだぞ!?」

「怖い怖いっ!?残ってる口だけで話してるってっ!?脳みそ吹っ飛んでるってっ!?」

「これを痛いで済ますローズちゃん……え、大丈夫?フラフラしてない!?」

「大丈夫だ……だがここはどこだ?あれ?私の名前は何だっけ?」

「やばい!?ショックが重なりすぎて記憶が吹き飛んだっ!?マティー!?」

 

色々起きてるがまだ先生はいるはずっ……ならマティーもっ!!

 

「どうかしました!?ってローズ様っ!?どうして頭がっ!?まさか過激派どもがっ!?」

「いや吹き飛ばしたのは僕なんだけどさ?ちょっとキャパオーバーが起きちゃったみたいでっ……今から早上がりはできる!?」

「できますよっ!!急いで職員室行ってきますっ……まどか様は今のうちに創造で回復させておいてくださいっ……!ではっ……」

 

流石にやりすぎたかな……

あと謎の靄野郎は絶対殺す……

 




色々ありましたが吸血鬼探し編スタートです!
まぁどれくらいになるかわかりませんが……

さて、まどかの中から出てきたあの女性……いったい誰でしょうね?
サラッと生命の理をぶっ壊してますがね。

あと一応権能と特異のルールについて説明をしておきます。
権能や特異は基本蘇らせることは出来ません、生命の理が優先されますからね。
ローズの事実改変の効力は基本生命の理の中限定です。
ただしいついかなる時も例外はあります。
本来これをローズに説明させればよかったんですけど自分の力ではどうにも……

あとまどかさん……?最後怖いんですけど……?
「え?友達殺そうとしたやつに加減はいるの?」
はいすみません……

で、ではぜひ感想と高評価をお願いします……!
感想欄で考察合戦するのも面白いかも……?
で、では〜!

主人公はどの武器を使って欲しいですか?

  • ナイフ
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