「朱莉ちゃん大丈夫!?あいつはっ!?」
「いっかい落ち着いて!あいつは逃げたらしいよ?だから大丈夫!」
僕は納得し掛けたが言葉に違和感を覚えた。
「ん?らしいてどう言うこと?他に誰もいなくない?」
「それなんだけど……前にローズがめんどい奴がきたって言ってたでしょ?」
「そうだけど、それがどうかしたの?」
「その人が来てたよ、まどかちゃんの体に……」
いや状況はわかったけど言葉だけ聞けば結構アウトだなぁっ!?
「そうなんだ……なんか言ってた?」
「え?……っ!?に、逃げたのを教えてくれたのっ!?それ以外は何もなかったからね!?」
「そ、そう……?ならよかったけど……」
な、何でそんなホッとしたような表情なのさ?
まぁ良いけど……?
「とりあえず今日は帰ろ?あまり言いたくないけど今は勝てないよ?」
「うっ……でもこれ以上犠牲者が増えるのはローズがっ」
「でも私は知らない人が傷つくよりまどかちゃんが傷つく方がいやだなぁ……ね?帰ろ?」
朱莉ちゃんは聖母みたいな顔で僕を見ていた。
待ってその表情とセリフは反則じゃない?
これは勘違いしちゃうってぇっ……!
これを男子にしちゃう前に言ってあげよ。
「そういうのは男子にしないであげてよ?勘違いしちゃう子いると思うからさ?」
「え、そう……じゃあ帰る?」
「悔しいけどそうするよ……」
そう言って僕たちは帰路についた。
ちなみに壊れた壁などは創造で直しておきました。
* * *
「……てか何でうちの家に居るの!?ここは朱莉ちゃんのお家じゃないよ!?」
「へ?いや私吸血鬼になっちゃったし?だからこっちに住んでた方が便利かなーって……ダメだった?」
「いやダメじゃないけど!」
はぁ!?聞いてない聞いてない!!
朱莉ちゃんはうちに住むって!?
確かにうちは豪邸の部類だから部屋はあるけど!!
て言うか親御さんにはどうやって説明したの!?
「それなら私が預かります〜って言っただけよ?」
「お母さん!?何やったの!?」
「私って医学会に貢献してるでしょ?薬開発に尽力してるしそのために吸血鬼の知識も生かしてあげてるし……それで少し有名な人なのよねぇ。そしてちょうど朱莉ちゃんのお母さんが朱莉ちゃんの勉強で悩んでて、それなら預かるわ!って話をしただけよ?一般的には私は科学者って印象でしょうからね!」
何してくれてんの!?てかそんなすごい人だったの!?
何で僕は今まで知らなかったんだ?
「そう言うわけで夜さんが部屋貸してくれることになったんだよね!あ!夜さん晩御飯の準備手伝いますよ!」
「あらありがとう!でも今はお稽古じゃないの?」
「あ!そうでした!」
「いや何馴染んでるの!?いや何?隣人同士の幼馴染のお母さんとの距離感じゃん!」
「ダメ姉?いきなりわかりづらい例え言ってるのきもいよ?」
「え?姉?」
バレちゃった!?悠!?何してくれてんの!?
「え、えぇっとぉ……元々僕がお姉ちゃんだったんだけど若返っちゃって……それで今一年生からやり直してるんだよね……」
「そうなの?悠先輩ホントなんですか?
「ん?そうだよ?」
「そうなんだ……よし!権能の稽古がんばろ!」
「え!?」
「えってどう言うこと?」
「いや気にしないの!?年上だよ!?」
「別に?だって短い時間だけど一緒に戦った仲だしそんなこときにしてないよ?」
「そっかぁ……よし!がんばろー!」
「おー!」
「なんか変な形だけどおさまったの?」
「そう見たいね?だから悠ちゃんも早く立ち直りなさいよ?」
「……っ〜!?な、何のこと!?全然そんなことないけど!?」
「ふふふっ……そう?ならいいわぁ〜」
* * *
と言うわけで現在僕は庭に修行に来ていた。
でも修行といっても何をすればいいんだろうか……
でも朱莉ちゃんは自分で考えてやってるんでしょ?
すごいなぁ……
「まどか〜?今いいかしら?」
「大丈夫だけどどうかしたの?」
「いやお母様に連絡つけておいたからすぐにくるわよ〜って言いに来たのよね〜」
「あぁそうなの?……ってはぁっ!?いやどう言うこ」
「ほら来てやったぞ?」
「出たぁぁぁぁっ!?」
「私はお化けか!?……いや似たようなものだったか」
「いや吸血鬼のプライドはないの?てか留学は大丈夫なの?」
「ん?分身に任せてるし大丈夫だぞ?さて修行だが……」
ゴクリっ……
「まず戦闘スタイル決めなきゃな?」
「へ?どう言うこと?」
「まぁほぼ近距離になるだろうけどな?私たちの権能は創造だろ?それで何を作って戦うかじゃないか?近距離なら剣でいいし遠距離なら銀の銃弾を使った銃でいいし……どうしたい?」
「うーん……昔空手やってたから変にナイフとかはちょっと……徒手空拳とかは?」
でも武器使った方がいいよなぁとか考えていたらローズの顔が明るくなっていった。
え?どうしたのこわい……
「やっぱりか!?やっぱそうだよな!肉弾戦が一番いい!私もお勧めするぞ!」
「はぁ、お母様のことだから言うとは思ってたけどまさかほんとに言うとは……」
「え?どう言うこと?」
「お母様は大の戦闘狂で一番戦ってることを実感するからって理由で徒手空拳を好んで使ってるのよねぇ……」
「いいじゃないか徒手空拳!それなら私が直々に教えれるしな!あ!そうだ忘れてた!
朱莉の権能は何だったか聞いていいか?それで修行内容決めるからな」
「えっと魔法を使うって内容の権能だったよ?ただ一つちょっとあって……見せた方が早いかな?朱莉ちゃーん?」
「どうしたの?何かあった?」
「ローズが権能が見たいって言ってるんだけど見せてあげれる?」
「いいよ!じゃあまどかちゃん的の作成お願い!」
そして僕は前より硬い的を作った。
今度はミサイルにも耐えられるような硬さにしてみたけど……
「じゃあ行くよ!爆烈っ!」
ドカーンッ!
うん見事に爆ぜた。
跡形もないし……
ローズも唖然としてるしっ!?空いた口が塞がってないよ!?
「まさかここまでとは……え?お前何教えたんだ?」
「特に教えてないよ!?使ってみてっていっただけ!」
「てことは才能か……っ!もしかして……朱莉!特異は使えたかっ!?」
「え?使えたっていうか勝手に発動したというか……」
「ホントか!?どんなやつだった!?」
なんかすごく食ってかかるな……何かあったのだろうか?
「えっと……一人の女性がいる意識空間だったよ?」
「えっと……どういうことだ?」
「私が死にかけた時に急に中世の一軒家で目が覚めたの。そしてオリヴィアって名乗った女性が、ここは冥界に行くことはない安全地帯だって説明してくれたの……」
「そうか……え?強すぎない?」
「ちょっとローズ?キャラは守って?あなた威厳あるキャラでしょ?いだぁっ!?」
ローズにつっこんだら腕が飛んだ。
誘拐された時腕切られたけどその時と比べたら……人間やめたなぁ……
「そうか、朱莉は……夜!見てやれるか?」
「教えれないけど頑張りますねぇ〜!」
「それじゃあまどか!お前は私と組み手だ!」
「……へ?」
いや死んじゃうよ……!?
はい修行パートです。
といっても2〜3話くらいに収めます。
あまりに長いとウザいと思うのでね……
ではできる限り早めに投稿できるように頑張りますっ!
高評価と感想が励みです(小声
主人公はどの武器を使って欲しいですか?
-
ナイフ
-
槍
-
銃
-
その他(内容は感想欄にお願いします)