ts吸血鬼が行くっ!   作:黒色火薬

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16日目 法律違反……え?バレなきゃいい?んなわけないでしょ!?

さて現在食事中なわけだけど……

え?吸血鬼の食事は血だろって?

確かにそうだけどそれは栄養を取るための食事であって楽しむための食事ではないらしい。

うちの場合は飲み物みたいな感覚で血を飲むよ!

他の家だと食事として出るとこもあるってローズは言ってた。

 

「おい悠!?それは私の唐揚げだろ!?」

「いや誰のとかないから……」

「確かにそれは大皿だし誰のとかはないかな?」

「私のあげますから……」

 

現在ローズが唐揚げを悠に先に取られて憤慨中……

え?食事中だよね?

そう、基本テンションの上がったローズの所為だが賑やかな食事なのだ。

今までは、自分と悠、そしてお母さんという3人での食事だったというのもあり基本静かな食事なことが多かった。

だが最近うちに来たこの二人のおかげ(?)で結構賑やかな食事である。

 

「あ、そうだまどか?明日の訓練だが、武器を選んでみるか!」

「え?ここは日本だよ?しってる?」

「私はボケた老人じゃないぞ……?流石に知ってるが?」

「じゃあ何で武器を選ぶって言ったの?日本じゃ買えないよ?」

「作ればいいだろ?」

「へ?」

「だから、作ればいいんだよ!創造でな!」

「でも仕組みが……」

「だったら学べばいいだろ?仕組みやパーツを覚えればその物自体として作れるからな」

「……まじで?」

「大マジだが?」

「明日から使いたいものの勉強ですか……?」

「そうだな、ただとりあえず使うものを決めたいから私が作るけど……何を使いたい?」

「うーん……とりあえず銃とか?」

「わかった……」

 

銃と言っても僕は全く知識がない。

一応撃てるかな……?くらいである。

明日に期待かな?

 

 * * *

 

「って何でそれなの!?」

「違かったか?私が生きた時代の銃はこれだったんだが……」

 

そう言ってローズが持ってるのは、よく歴史の教科書に出てくる種子島銃であった。

古すぎない!?

というわけでローズに現代の銃の知識をインストール中……

 

「最近のものはこうなってるのか!?すごいな……」

 

普通に感動していた。

まぁそりゃそうか……

 

「とりあえず……はいこれ、拳銃だがわかるか?」

「一応勉強はしたし……」

 

そうして受け取った拳銃を手に取る。

それはずっしりとしていて、とても重たかった。

ただどうしてかしっくりとくる握り心地だった。

 

「どうする?的とかは?」

「とりあえず音をどうにかしなきゃだな……」

 

そう言ってローズは庭に防音室を作りだした……

いやちょっとぉ!?サラッとやってるけどどういうこと!?

 

「吸音材?は創造特性で音が漏れることはないから安心しろよ?シューティングレンジ?風にしているから撃ってみろ」

「おっけぇ……緊張するなぁ」

 

マガジンに弾が入ってるのを確認した後入れ直しセーフティを外して狙いを定めて

トリガーに指をかけ力を入れ引ききる。

 

パァンッと乾いた破裂音が部屋に響き、耳が死んだ。

比喩でも何でもなく死んだ。

耳鳴りがひどい……

 

「当たったかな……?」

 

見事に当たっていた。

 

「当たった!?やったぁっ!!」

「ほぅ?近接戦もできて銃も得意、と……伸ばし甲斐がありそうだっ……!」

 

おっと隣で鬼教官が笑ってら……終わったぁ……

 

「ローズ様?そろそろ帰らないとダメですよ?」

「え?でも分身に任せてるし……」

「学んだことを聞かれた際に答えるのはローズ様ですよ?」

「うぐぅっ……わかった、今日はとりあえず帰る……」

「わかりました」

「じゃあまどかは銃の訓練と知識をつけておけ。あと時間があれば近接戦をマティーに手伝ってもらって訓練をしろ」

「ちょっローズ様!?流石にあのパンチは私でも死にますって!?」

「頑張れ……帰ってきた時に褒美でもやるから!な?」

「え!?……わかりましたローズ様……ぐへへ……」

「お前結構悪いこと考えてないか!?その要素最初だけで作者も忘れたと思ってたのにっ!?」

 

パァンッ!!

うん……メタいのでとりあえず弾いた……

だって、ね?そういう発言ダメじゃん?

 

「それもアウトよ〜?」

「おいまどか!?何で撃った!?危ないなぁ……弾を変えといて良かった……」

「どゆこと?弾変えるだけで何か変わるの?」

「吸血鬼特攻の弾があるんだよ。弾頭を銀にするんだ。まぁ西洋の信仰によく出てくるやつだ……私もハンターを相手にするのは苦労したよ、全員一斉にシルバーブレッド撃ってくるんだもん……」

「大変そう……」

 

ん?てことは今作れるんじゃ?

だって弾頭をかえるだけでしょ?

創造っ!

すると手の平の上にマガジンが出てきた。

弾薬を確認すると弾頭が銀色になっている。

おー!

 

「ねえローズ?」

「ん?なんだ?」

「そのシルバーブレッドを撃たれるとどうなるの?」

「まず普通に攻撃が効くな。それと回復持ちの場合遅くなるという点があるな」

 

パァンッ!!

 

「いったぁっ!?おいまどか!?さっきから何で撃つんだ!?待ってこれシルバーブレッドか!?いつのまにっ!?いったぁぁぁ!?おえっ……」

 

え、めっちゃ効いてるっ!?

 

「とまぁ普通の吸血鬼ならこれくらい効くからな?」

「やっぱり効いてないんかい!!」

「ローズ様!そろそろ……」

「わかった今行く!……じゃあ頑張れよ?」

「うん!任せて!何ならあいつも倒せるようになっておくよ!」

「そうか……」

「じゃあ行ってらっしゃい!」

「行ってらっしゃいませ!楽しみにしておりますよ……?」

「今何よりもお前が怖いわっ!?」

「褒美をって言ったのはローズ様ですからね?」

「うぐっ……わかった……」

「ホントですか!?それでは行ってらっしゃいませ!」

 

そしてローズは地を蹴って飛んでいった。

 

「じゃあマティー?さっそく組み手の相手お願いできる?」

「任せてください!ご褒美があるので何でも頑張りますよ!」

「権能は使うのアリね?じゃあいくよっ!!」

 

あれから素手だけというのを辞めて状況に合わせてナイフを出したりするようにしてみた。

まぁ基本拳だけど……

銃はどこ行ったって??……練習してからかなっ!?

ただ組み手をしてたらわかるがマティーは強いな……

力はローズほどではないがとても手数が多い。

一つ一つ捌いていくのは時間の無駄だろうな……

ここは力でゴリ押すっ!!

 

「せえぇっ!!」

僕は全力で拳を振るう。

振って振って振り続ける。

だが少し違和感を感じた。

なぜって?マティーがいきなり間合から抜け始めたからだ。

マティーに遠距離の攻撃手段ってあったっけ……?いやないはず……

 

「まどか様?権能の使用はアリでしたよね?」

「え?そうだけど?」

 

あ、話したかっただけなのかな?

 

「わかりました……では失礼します!」

「え?」

 

そう言ってマティーは抱きついてきた。

大きっ……じゃなくてっ!!

 

「マティーっ!?何で!?」

「ではまどか様!一緒に逝きましょうか!」

「へ?」

 

次の瞬間あたりに光が立ち込めたかと思うと、大きな爆発が僕の体から起こった。

僕は内側から爆ぜ、一瞬落ちるもすぐに意識を持ち直しローズとの訓練で上がった治癒力でなんとか治す。

あたりにはまだ煙が立ち込めている。

てか痛いなコレ……

 

「まどか様ー?ご無事ですかー?」

「生きてるよっ……コレがマティーの権能なの?」

「どうでしょう?実戦では自分で見破り対処を考えないといけません……先の戦でも同じことの繰り返しでしたよ?どうです?私が言うと説得力があるでしょう?」

「まぁそうだね……頑張ってみるよ!」

「その調子です!ではいきますっっ!!」

 

今度は近づいて接近戦に持ち込んできた。

マティーの体はボロボロだった。

何なら再生途中である。

これはっ……特異か!?

何とこれは脅威だな……

 

てかさっきは離れたのに近づいてきた?……もしかして触ることが条件か?

いや、まだ確証はない……

触らせる場所を制限してみるか?

試しに飛んでくるパンチをガードをせずに全て避けることにしてみた。

そして触らせる場所は……利き手じゃないし左手でいいか。

……よし!パンチを左手で受けることに成功!

じゃああとは全力ダッシュで逃げて……

 

「あいだぁっ!?……でもビンゴだっ!!」

 

見事に僕の左手は飛んでいった。

てか僕よく手が飛んでいくな……

まぁいいとして……マティーが触ったものを爆弾に変える権能ってところかな?

それだったら遠距離で……って僕も遠距離の攻撃手段がっ……

あっ、銃あるじゃんっ!仕組みも勉強したし……

そうして僕は急いで距離を取り、銃を手のひらの上に創造する。

あ、もちろんシルバーブレッドだよ?

パァンッパァンッ!!と容赦なく僕は発砲した。

数発避けられたが、3発腕と頭に当たりマティーは体制を崩した。

今だっ!?今しかチャンスはない!!

地を蹴り跳び、空中でナイフを創造する。

ちなみに切れ味がヤバいのは確認済みだよ!

起き上がりかけていたマティーを押し倒し、ナイフを胸に突きつける。

 

「はぁはぁ……まだやる?」

「いえ、私の負けですね……」

「勝った……の?」

「そうですよ?おめでとうございます!いやーまさか負けちゃうとは……悔しいですね!

私も頑張って鍛え直さないとっ!」

「いやったぁぁぁぁぁあああああ!」

「そんなに嬉しかったんですか!?」

「そうだよ!だって初めての勝利だもん!」

 

そう、まだ数回しか戦ったことはないが実は勝率は0パーセントだった。

誘拐犯もあの靄も全部負けていた。

ただ修行のおかげで……まぁハードなのを×2しただけだけど、今なら誘拐犯くらいなら勝てるかな?

 

「……反省会でもする?」

「少し気をつけた方がいいところがあったので……いいですか?」

「うん、お願い!」

 

やっぱりあるよねぇ……

 

「攻撃の素振りがわかりやすすぎます……いくら早くてもわかりやすかったら

避けれてしまいますよ?でもそれくらいですねぇ……あと銃を使う判断をしたのはとても高評価です!慣れないからぁとか言って使わないで死ぬよりはいいのでね!基本合格ラインでしたよ!」

「そっかぁ……そこを気をつけないとね……」

 

とりあえずあとは銃の命中制度を上げるために練習するのと、あとは銃の知識だろうか?

学ぶことが多そうだ……




はい修行回ラストみたいなもんです。
ちなみにここだけの秘密ですが、マティーは手加減をしています。

さてまどかの武器種をアンケートで取ったのですが、銃という方が多くいらっしゃったのでメインウェポンは銃にします!
投票してくださった皆様!ありがとうございました!
さて次の問題が……
それは何を使わせるかです……!

と言うわけで使わせたい銃があれば感想欄にぜひっ!
それでは、近いうちにあのクソ靄退治にいきます!
あと1話挟んでからかな?
ではどうぞお楽しみに!
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