あと同性愛を否定するクソ野郎もきます。
ホントは描きたくないんですけどねぇ……
うっ、トラウマが……!
翌日、クラスのみんなからの視線が変わり始めた。
どうかしたのだろうか?
すると女子たちが集まってこっちにきた。
あれ確か……性格悪いタイプの女子グループの人?
「ねぇ?まどかちゃんってレズなんでしょ?」
「え?」
いきなり何?怖いんだけど?
「だから、お前はレズなのかって聞いてあげてるんだけど〜?」
「ねぇやめなよ〜!可哀想じゃん〜!」
「いや、どういうこと?」
「実くんがいっててさ?お前と……後朱莉だっけ?付き合ってるんでしょ?」
「いや、付き合ってないけど?」
「……そうだよ!私たちはそういう関係じゃないよ!」
「じゃあこの動画は何ぃ〜?」
「ちょっとそれはやめてあげな〜!可哀想だってぇ〜!」
後ろの人うるさいな……
そしてこのクラスメイトはスマホから動画をかけた。
……昨日の僕らの動画を。
そして僕の声がクラスに響く。
やめて
クラス中の視線が刺さる。
やめてってば……
その視線は、気持ち悪いものを見る視線。色欲にまみれた視線など様々。
あぁ……やっぱダメだ。
その瞬間呼吸がままならなくなり、そのまま僕の視界は暗転した。
* * *
「……あれ?ぼくは……?」
「お、目が覚めたか?」
「ここは……」
「保健室だ、運んでくれた友人に感謝しろよ?ここから一年教室って遠いんだからな〜?」
そういって先生はベランダから戻ってくる。
……タバコ吸ってたな?
先生かっこいい系の女性だから似合うんだけど……今仕事中じゃない?
ていうか保健室……
そっ、かぁ、倒れたのか……
「クラスメイト曰く動画がかかってから呼吸がおかしくなったっていってたから……
フラッシュバックからの呼吸困難だろう?何があった?」
ここで僕は事情を説明する。
言えないとこは言えないけど……
「そうか……お前は何があったんだ?」
「いや今言いましたよ?」
「いや、今のことじゃない……待ってくれ、もう一本いいか?ていうかベランダで話そうか」
「いま先生仕事中ですよ……?大丈夫なんですか?」
「校長からは子供さえ見れば自由にしていいって言われてるから大丈夫だぞ〜」
「まじか……」
校長先生……?
なんで……?
「早くこっち来な、椅子もあるからそこに座れるぞ?」
「は、はい!」
「ふぅ……それで?何があった?」
「……言わなきゃダメですか?」
「聞いといて何だが言いたければ言えばいいさ……タバコうめぇな」
「はぁ……ちょっと人が怖いだけですよ?昔色々あったんです……」
「そうか……言えればでいいが詳しく言えるか?」
今から話すのは演技でもなく本心。
だから気が乗らない……
「……昔ある女の子が告白してきたんです。その子は罰ゲームで自分に告白してきたらしくて……その子泣いちゃったんです。そしたら事情を知ってる人は嘲笑い、知らない人は自分を責めてきたんです。その時の目が怖くって……」
「そうか……」
……いやダメだ。まだ言えそうにない。
「……ちょっとそれがトラウマになっちゃって!視線がたまに怖くなっちゃうんですよねぇ〜!」
あぁ、まただ……
「……話す気がないならまた後でいい……まず今はあのアホをぶちのめすことじゃないのか?」
「それはそうですけど……ていうか先生がアホとかいっていいんですか……?」
「先生だって人間なんだぞ?アホにはアホって言ったっていいだろう?」
「立場を考えてくださいよ立場を……まぁあの女は白組なんでいつか倒しますけど……」
「よしその意気だ……じゃあクラスメイトへの説明もあるだろうから早く戻ったほうがいいぞ?もうそろ時間だし」
時計に針は5時間目終了の時間を指している。
急がなきゃ!?
「先生っ!ありがとうございましたっ!」
「困ったらきな?言ってるだろ?先生は味方……ってな?」
「はい!行ってきます!」
「あい、行ってらっしゃい〜。廊下はできるだけ走るなよ〜?」
走るなとは言ってるが形だけだろう。
この先生は悪友みたいな感じで話してて楽しいなぁ。
あ、名前聞くの忘れてた……!
* * *
場所は変わって教室前。
現在休憩時間……あぁ胃が痛い。
「さっきから何言ってるの!?」
怒号が聞こえたかと思えば教室内から轟音が聞こえてくる。
っていうか朱莉ちゃん!?
滅多に怒らない朱莉ちゃんが怒ってる!?
あのクソ吸血鬼に対しても怒ってなかったのに!?
「朱莉ちゃんっ!?大丈夫!?」
扉を開けると朱莉ちゃんが……泣いてる!?
朱莉ちゃんの目の前には倒れた机とあの女達。
……なるほどね?
「……何してるの?」
「ん〜?誰かと思ったらまどかちゃんじゃん〜!よかったねぇ?恋人が助けに来てくれたよ〜?」
机の位置は僕の机のある場所……
そして落書きか……
多分だが朱莉ちゃんは僕に机にイタズラしてる彼女らを見つけ注意したのだろう……
そこをいじられて傷ついてるんだろうな?
「とりあえず机と椅子返してくれないかな?」
「こんな気色の悪いお前の席なんてねぇーからぁ!」
これまた懐かしいな?
彼女等はまだ小さい頃のだろうに……
もういい……反撃開始だ。
「そうか……じゃあこっちからしたら君たち気持ち悪いから椅子取っていいね?」
「は?何言っちゃってんの?」
「え?勉強したいのに椅子取られてるから空いてる席使おうかなって思っただけだけど?」
「お前いつも真面目に授業受けてないじゃん!バカなのかな?」
「そうだよ!こいつバカじゃん!」
「はぁ……僕の学年の順位知ってる?」
「はぁ?お前なんかの知ってるわけないじゃん!自意識過剰ですかぁ?」
「一位」
「「は?」」
「学年一位だよ?君たちよりは勉強できてるかな?」
よし、これでバカという言葉は封じれる。
多分このあとはカンニングって言われるだろうなぁ?
「授業もまともに受けてないのに一位!嘘つくの下手だねぇ?仮にそうだとしてもカンニングでしょ?はいはい見栄なんて張らなくていいって!」
「じゃあ得点と周りの人教えてあげるよ」
「はぁ?」
「全教科100点。そして周りの人の点数は?」
「全然です……」
すまないモブA君!
「これでカンニングは違うってのがわかるね?それもわからないくらい脳がないかな?」
「うるさい!そ、そうだ!こいつ論点ずらしてるな!頭悪いから覚えてらんないのかなぁ?」
この期に及んで低脳煽りしてくるの?
本当に低脳なの?
「じゃあ君の土俵に持ってあげるね?何だっけ?レズがどーのこーのだっけ?」
「そ、そうだよ!お前ら気持ち悪いんだよっ!」
「友達仲良くしてたらダメなの?」
「だからそれが気持ち悪いって言ってんだよ!」
はい僕の勝ち♪おつかれさまぁ!
「じゃあ君たちは何なの?一緒にいるけど?」
「え、そ、それは……友達だから一緒にいて!」
「それは僕と朱莉ちゃんも同じだよ?」
「う、うぐぅ……!何なのお前!」
そういってビンタが飛んできた。
右頬は赤く腫れてきた。
「……痛いんだけど?」
「ひゃっ……!?」
本気の殺気を飛ばす。
すると彼女は腰が抜け座り込んでしまった。
あ、漏らしてる……ざまぁ!
「い、いやぁっ!?見ないでぇっ!?」
「ちょっと!?明美!?」
「あ……行っちゃった……」
一件落着だな?
『わぁぁぁぁぁぁぁあああ!!』
「うぇっ!?どうしたの!?」
あいつがどっか行ったかと思ったらクラスの人が湧き立った。
クラスメイト曰く最近あいつら調子乗っててうざいとのこと……
これがネットで培ったレスバだっ!ドンマイっ!
「ま、まどかちゃん……!ありがとぉ……!」
「朱莉ちゃん!?大丈夫!?何かされてない!?」
「かっこよかったよぉ……!しゅきぃ……!」
「……へぁっ!?」
「へ?……〜〜〜!?じょ、冗談だよっ!?それくらいカッコよかったよってことだからね!?」
「そ、そうだよね!?」
『がんぷくですぅ……!』
「ちょ、え!?みんな!?何で倒れてるの!?」
「みんな!?……また運ぼうか?」
「そうだねぇ……」
色々あったけど……って一切解決してない!?
みんな起きたら説明しないとっ……!
いじめ描写は苦手なんですよねぇ……
ただレスバシーンは書いてて楽しかったです!(外道)
さてこの養護教諭は何者なんでしょうねぇ?
次回お楽しみにです!