ts吸血鬼が行くっ!   作:黒色火薬

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少し遅れました!
理由は後書きにて!


22日目 本番……さぁ仕返しの時間だっ!

あれから数週間後、本番の日が来た。

現在団長が宣誓の挨拶をしてる。

 

「宣誓!我々選手一同はぁっ!」

 

うん宣誓でも暑苦しさが伝わってくる……

 

「ん?あいつは……」

 

すると視界の端に一人の女子生徒が映った。

……あ、ちょっと前に僕と朱莉ちゃんをいじめてきた女子だ〜!

あれからあの子達は学校での立場はなくなってしまったっぽい。

まぁいじめた挙句論破されてその後失禁してるんだからそりゃそうか……

どんまい!

あ、挨拶終わった。

とりあえ一種目目は借り物競争らしいから応援のために移動しよう……

 

 * * *

 

『一種目目は借り物競争です!生徒は列へ並んでください!』

「あ!呼ばれたし行ってくるね!」

「朱莉ちゃん頑張って!先輩方もファイトです!」

「任せて!……あのクソ野郎を潰さなきゃだしね?」

「先輩……?怖いですよ……?」

 

ちょっと先輩が怖いけども無事に体育祭が始まった。

いや、無事にとは言えないかもしれない。

実はあれから嫌がらせは結構あった。

机の落書きや靴を捨てられるなどの比較的大丈夫なのもあれば、靴に画鋲が入ってることもあった。

まぁ見てたからその場で履いた。

結構驚いてから痛いのを我慢した甲斐があったよ!

いくら頑丈でも体力が多いだけで防御力が高いわけじゃないからな……

ちなみに嫌がらせは朱莉ちゃんには内緒だよ〜?

 

『一番手の人のお題は……好きな人!』

「え……そうなの?」

「う、うん……前から好きでした!付き合ってください!」

「よ、よろしくお願いしますっ……!」

 

そんなお題もあるのっ!?

それって振られたらきついやつじゃん……

振られた人はご愁傷様です。

 

『二番手の人のお題は〜?傘!傘です!現在晴天!もってきてるひとはいるのでしょうかっ!』

「私の日傘でよければありましてよぉ〜!」

「わぁっ!?」

 

真後ろにいた金髪の女性がいきなり大きな声で叫んだ。

耳が痛いぃ……!鼓膜なくなっちゃうっ!

後ろを見るといかにもお嬢様!みたいな美人さんがいた。

後ろにこんな人いたの!?こんな派手だったら気付きそうなものなんだけど……

 

「え、借りていいの!?」

「あとで返していただけるならかまいませんわ!」

 

普通にいい人だな?

てか今時こんなタイプのお嬢様っていたんだ……

 

「まどかちゃん〜!見に来たわよ〜!」

「俺も来たよ〜」

「お父さん!お母さん!来てたの!?」

 

お父さんとお母さんが来ていた。

びっくりしたぁ……

今まできていたのはお母さんだけだったしちょっと嬉しい……!

 

「お父さんも珍しく休みだからね、一回依頼受けると長い仕事だし……来れるうちに来ておこうかな〜ってね?……ん?」

「ひっ……!」

「お父さん?どうかしたの?」

 

後ろのお嬢様怖がってるんだけど?

お父さん殺気飛ばすか何かした?

 

「あれ?スミレじゃん!スミレもこっち帰ってきてたの?あのあと現地解散だったから今社員のみんなどこにいるかとか分からなくてさ〜?」

「あれ、お知り合い?」

「……んで」

「うん?」

「なんで零様もこちらにいらっしゃるの!?せっかくのお休みなのに……!」

「……へ?」

 

社長……?

え?てことは……?

 

「傭へ」

「言わないでくださる!?」

「は、はい……要するにお父さんのところの社員さんってことですか?」

「そうですわ……従兄弟の体育祭を見にきたらまさか零様と会うなんて……

私が何したっていうんですの……?」

「仕事じゃない?俺たちの仕事結構アウトだからね〜。ていうかその格好は?」

「……私こっちでは結構偉いんですのよ?」

「そうなの?確かに潜入の時に礼節がしっかりしてるとは思ってたけど……そういうことだったのか」

「そうですのよ!?」

「なんか奇跡的な再開だったんだね……?」

「まどかちゃ〜んっ!!ちょっときてっ!!」

「うぇっ!?どうしたのっ!?」

「借り物競争の関係で……とりあえずきてっ!」

「え、ちょっとぉぉぉぉぉぉお!?」

「朱莉ちゃん……あれ力抑えてないわね〜?」

「あれ腕千切れかけてない?うちの娘大丈夫?」

「娘さんですの!?あの子が!?奥様似ですのね……」

「ちょっとスミレ?何が言いたいの?」

「い、いえ!なんでもないですわっ!」

「仕事入れとくからね〜」

「それだけはやめて頂ける!?」

 

 * * *

 

「連れてきましたっ……!」

 

痛い痛いっ!?

これ力抜いてないでしょ!?

腕千切れかけてるってっ!!

 

『一番手!さぁお題は……』

 

何で呼んだんだろうか……?

さっきみたいなお題だったらどうしたらいいんだろうか……?

やばい顔が赤くなってきた……

 

「……」

「ん?どうかしました?」

『いえ!大丈夫です!お題は大事な友達!ですが様子を見るに正解そうですねっ!ではゴールへどうぞ!』

「ありがとうございます!じゃあまどかちゃん行こっか!」

「え、えぇ?」

 

急展開すぎて理解が追いつかない……

どうしろと?

ちなみにあのいじめてきた女も借り物競争だったらしいが誰も貸してくれずにドベだった。

逆に可哀想に……ならないな?

ちなみに先輩も一位を取って紅組が勝ったよ〜!

 

 * * * 

 

次はリレー……本気を出すか悩ましいところだなぁ。

世界記録って何秒なんだろう?

 

「お父さーん?世界記録って何秒くらい?」

「ん〜?世界記録は……なんだっけ、スミレ知ってる?」

「なんで私に振りますの!?いや知ってますけども……」

「そうなの!?スミレさん教えてくれない!?」

「確か9.58秒だったはずでしてよ!」

「はずって頼りないなぁ……?仕事入れとく……?」

「さっきからその脅し文句なんですの!?」

「9.58秒かぁ……じゃあそれくらいかな?」

「あんま目立つのって大丈夫なの〜?いいなら大丈夫だけど……」

「友達傷つけられて黙っておく人に見える?」

「あぁそういう……じゃあ頑張ってね?私は応援するわ〜!」

「ま、まどかちゃんがんばれー!」

 

よし気合い入れていくか!

世界記録くらいとってもいいよね?

 

 * * *

 

『位置について……よぉーい、ドンっ!』

 

ついに始まった……

僕は何故か先輩の提案でアンカーにされた……なんで!?

他の先輩からはブーイングが上がったが暦先輩が、「いや、やるからには勝ちに行きたい!それに速いってのはホントなんだろ?じゃあ任せるしかないっ!」

とゴリ押した結果、アンカーになっちゃったぁ……

 

「おぉこの前のレズ女じゃないか?」

「だから違うってば……先輩なのに覚えてられないの?」

 

隣を見ると同じアンカーである実先輩がいた。

まぁ元々男だし女性の方が好きだから合ってるけどね?

 

「必死だな?まぁお前が俺に勝てるとは思えないけどなぁ?今のうちに棄権でもしたら?」

「ビビってるの〜?じゃあ負けた方が勝った方の言うことを”なんでも“聞く罰ゲームでもつける?それなら一緒に走ってくれるよね?」

 

男なら乗るでしょ?

こんな美少女がなんでもいうこと聞くよって言ってるんだからさ♪

 

「本当になんでもか……?」

「なんでも聞いてあげるよ?例えば……ねぇ?男なら想像できるよね?」

「……!」

 

おぉ喉がなってるっ!

これは食らいつくだろうなぁ?

 

「わ、わかった!乗ってやろう!本当になんでもだからな!」

「はいはいわかったよ〜?先輩も約束守ってねぇ?」

 

はい勝った!いえーい!

あ、白組の人が来た!?

紅組遅れてるなぁ……まぁ勝つけどね?

 

「じゃあゴールで待ってるよ!」

 

そう言って実先輩はバトンを受け取り走り出した。

結構速いな?人間にしては速い方じゃないかな?(僕吸血鬼だしね?仕方ないよね?)

その後紅組の女性の先輩が遅れてやってきた。

 

「ま、まどかちゃんごめん!無理はしないでね!」

「絶対勝つんで任せてください!」

「え?」

 

先輩からバトンを受け取る。

現時点で半周差。

一周は200m……まぁ全力で走ればいけるよね?

まぁまずは軽く……

 

『現在アンカー同士っ!このまま白組が勝つのか!はたまた紅組が逆転するのかっ!』

 

……そろそろスピード乗せるか?

まず世界トップレベルくらいにして……っと!

 

『あ、紅組速いっ!?半周差をどんどん埋めていく!最近まで入院してたらしいまどか選手!ブランクを見せない速さです!』

 

ここまでいうの!?てか体育祭で言ったら親御さんにまで伝わるくない!?

プライバシーの保護……どこに行ったんですか?

あれ?先輩は疲れてきたのか速度が落ちてきたな?

よし詰めようかな〜?

速度をまた少し上げる。

すると予想以上のスピードが出てしまいで先輩を追い越してしまった。

おっと、やりすぎたかな?

 

『ここで逆転だぁぁっ!まどか選手!実選手に追いついたっ!』

「先輩ど〜も〜?」

「お、おま、お前?な、なんで?」

「えー?普通に追いついただけだよ?てか遅いね?こんなパフォーマンスする余裕もあるよ?」

 

そう言って僕はバク宙などのアクロバットを見せる。

ついでに人間じゃない動きも加えとこ!

 

『ま、まどか選手!?余裕のアクロバットだぁっ!?これってスポーツマンシップ的に大丈夫なんでしょうか!?』

 

あ、そっち?

じゃあここでエンタメを入れてっと……

 

「あっ……」

『おっとまどか選手着地に失敗っ!?転んでしまったっ!?この隙に実選手はゴールへ進むぅっ!!これは白組が勝つのかぁっ!?』

「い、今のうちだっ!」

 

先輩はどんどん前に進みゴール手前まで進んだ。

その間に僕は____

 

「遅いよ?」

「は?」

 

地を蹴り周りから見たら瞬間移動みたいな速度でゴールテープを切っていた。

先生方は僕がゴールしたことすら気づいてないんだけど?

 

「先生?僕ゴールしましたよ?」

「え!?」

 

そりゃあ驚くよねぇ?

 

『勝ったのは紅組!?紅組です!!あれ瞬間移動してない!?人間なの!?』

 

ちょっとナレーター素がでてるよ!?

てか冷静になったから思うんだけどやりすぎたっ!?

やばいぃっ!?

 




はいどーも黒色火薬です!
最近パッと思いついたやつが意外にも面白い設定だったのでそれを書いてて遅れました!
ある程度書き進めたら投稿しますのでお楽しみに!
ちなみに百合です!グロはないよ!

最近思うんですけどお嬢様言葉って難しいですね?
今回のスミレお嬢様なんですけど思いつきで登場させたんですよ。
そしたらお嬢様言葉が大変で大変で……
もうお嬢様キャラやだっ!書きたくないっ!
まぁ書くんですけど……

ちなみにまどかは現在ハイになってます。
じゃなきゃこんなこと考えないんでね〜

では次回と新しい小説をぜひお楽しみに〜!
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