ts吸血鬼が行くっ!   作:黒色火薬

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27日目 追跡……いやコレ疲れるね!?

鬼ごっこが始まったと思ったら急に部屋が爆ぜた。

辺りを見渡すと木が生い茂っていた……

ジャングルかなここ……

高さは……落ちてきたとこより深いよね!?

もしかして説明中に下がってきたの!?

しかもコレが学校のグラウンドの下にあるのかぁ……

すごいなコレ?

 

「とりあえず朱莉ちゃんと連絡が取りたいな……携帯はないしなぁ」

 

ま、まどかちゃんっ!コレ聞こえてる!?聞こえてたら心の中で返事してっ!

 

なんかこの感覚懐かしいな……頭の中にいたローズと話してる感覚かも。

 

(聞こえてるよっ!コレってどういうこと?)

 

私の魔法だよっ!コレで連絡は取れるね……コレからどうする?

 

(一回合流しよう。このままだと朱莉ちゃんの魔素が切れちゃうから……朱莉ちゃんは今どこ?)

 

私は……高いところかな?崖と滝がすぐ横にあるよ!

 

崖と滝?……あったっ!

辺りを見たら数十m前方に似たような場所があった。

 

(今飛んでくからそこで待ってて!)

 

え?飛ぶって羽で?流石にバレちゃうんじゃない?

 

翼使ったことないんだよなぁ……使い方もわかんないしね!

だから僕流で……

 

「よいしょ……っとぉ!」

 

全力で地面を蹴り飛んだ。

まぁ僕はコレしかできないしっ!

 

「え?朱莉ちゃんっ!?朱莉ちゃぁぁぁぁんっ!そこ避けてぇぇぇ!!」

「え?ちょっ、まどかちゃぁぁん!?うわぁぁぁっ!?」

 

着地点に朱莉ちゃんがちょうどいた。

そのまま朱莉ちゃんとぶつかり二人で転がった。

 

「あいたぁ……朱莉ちゃん大丈夫……〜〜〜!?」

 

“下”を見ると朱莉ちゃんがいた。

えぇっとぉ……コレ多分馬乗りになって抱きついてる感じかなぁ……?

やばい多分今顔真っ赤だ……!

 

「まどかちゃんっ……大丈夫ぅぇあ!?」

「朱莉ちゃんごめんすぐ避けるねっ!!」

「だ、大丈夫だよっ……とりあえず合流できてよかったけど……どうかしたの?」

「あぁそれなんだけどね?脳内に連絡するのもありだけど魔素が切れちゃうでしょ?」

「そうだよねぇ……なんとかならないかな?」

「僕の権能忘れちゃったの?」

「あ、創造っ!」

「そう!だから……ほらコレ耳につけてっ!」

 

そして僕は1組のイヤリングを創造する。

 

「イヤリング?アクセサリーつけてバレないようにってこと?」

「違うよっ!コレ通信機になってて……『ほらコレ聞こえるでしょっ!』

「すごいコレ聞こえるっ!これってマイクどこにあるの?」

「リングの真ん中に浮いてる宝石あるでしょ?それだよ!ちょっと装飾頑張ってみたっ!」

「浮いてる原理は……?」

「マイクや機械に特殊な素材を使って磁石の影響を受けないようにして磁石で浮かせてるよっ!」

 

この権能のめんどくさいところって単純なものなら簡単なんだけど……

銃とか機械とかそう言った複数の物が合わさってできてるものの場合原理を理解してる物しか作れないんだよね……

と言って作りたいものを知ってる知識からオートで作ってくれるから少し勉強して理解すればなんとかなるんだけどね!

 

「もしかしてまどかちゃんって天才……?」

「学年一位だけど天才ではないよっ!勉強なんて暗記ゲーだからねっ!」

「普通それができないんだよなぁ……?」

 

え?勉強って簡単なんじゃないの?しかも高校の範囲だよ?

でも元大卒だからか言えることか……

 

「まぁとりあえずそろそろ探し始めなきゃだよね……円状だし探す範囲は半分ずつくらい?」

「そうだねっ!じゃあ僕はここから左回りで探すから朱莉ちゃんは右回りでお願いっ!」

 

……ん?あれなんだろ?

木々の上を覗くと時計のような物が浮かんでいた。

 

「ねぇ朱莉ちゃん!あの時計みたいなやつってなんだろう?」

「あれ?聞いてないの?」

「いや僕お母さんが色々言ってきてて……説明なんてほとんどなかったよ?」

「夜さんならやりそう……説明するとね?あれは終了までのタイマーでね?ゼロになったら終了だって言ってたよ?」

「あれタイマーなんだ……ん?コレ後55分しかなくない!?」

「ホント!?急がないとじゃない!?」

 

そう言って朱莉ちゃんは走り出した。

ただコレ顔バレは少しやだな?

だって……体育祭が終わった後に賑やかになるのやだし……

だから僕は創造で般若の面を作って朱莉ちゃんに投げた。

 

「朱莉ちゃんっ!コレ使ってっ!」

「うわっと……お面?」

「そう!顔バレしちゃうの困るでしょ?だからつけてみてっ!視界はクリアに作ったからよく見えるはずだからっ!」

「すごいコレよく見えるっ!お面なのになんで……?」

「そういう素材で創造したんだっ!ほらっ!コレで全力出しても身バレはしないよっ!」

「ありがとっ!……全力で勝ちに行こうねっ!」

「わかったっ!じゃあ後で!何か欲しくなったら呼んでねっ!じゃあ解散っ!」

「うんっ!」

 

そして僕らは走り出した。

 

 * * *

 

「鬼が来たぞっ!?ていうかあれ中身ほんとに人間か!?ってぎゃぁあああああ!?」

「壁壊すのは人間じゃないだろ!?これ素材鉄って聞いっひぎゃぁああああ!?」

「なんで壁走ってるんだ!?うぎゃぁああああああ!!」

「ありゃ本物の鬼だあ“ぎゃぁあああああ!?」

 

もう阿鼻叫喚だった……

バレちゃいそうなんだけど?

ちなみにズル防止のために捕まった人は腕輪が虹色に光るようになってるからズルはできないよっ!

 

「何人捕まえたっけ……」

『まどかちゃん!それ腕輪見ればわかるよっ!』

「うわぁっ!?びっくりしたっ!?

 

耳元からいきなり朱莉ちゃんの声が聞こえてきた。

いきなりはびっくりするよぉ……漏らすかと思ったよぉ……

ていうか腕輪……?あ、数が書いてある……160?

 

「あ、朱莉ちゃんはなんて書いてあるの?」

『私は……105人捕まえてるよっ!』

「じゃあ残りは120人か……残り時間見える場所にいる?見えたら教えてっ!」

『残り20分だよっ!』

 

もうそれしかないのっ!?意外と時間かかるなぁっ!?

まだギア上げないとかぁ……

でも上げすぎちゃうと足がもげるだろうしなぁ。

力が大きくても体が脆いと……いや人間と比べたら全然硬いんだけどね!?

それでも耐えられないし困るなぁコレ……

 

「あ、見つけたぁっ!!そこ10人っ!」

 

見つかりはするけどね?地面や木が抉れたり壊れたりしてくんだよなぁ……

 

 * * *

 

残り二人っ!?このでっかいジャングルで二人だけっ!?

どうしたらいいのさコレっ!!




どうも、1日おきで交互に投稿しようとしたら熱でぶっ倒れました黒色火薬です……

いやぁ最近どうも思うんですけど主人公に強い力をあげちゃうとそっからインフレ祭りがはじまるなぁって思いまして……
まぁそこは頑張って縛りをつけるしかないと思うんですけどね!

本編に触れますと……隙あらばイチャコラを入れていってるんですがやっぱ書いてて楽しいですねw
やっぱ百合は最高だぜっ!あぁてぇてぇなぁ……
てぇてぇが好きなみなさまっ!作者は尊死するものしか出さない予定ですので安心してください!
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