ts吸血鬼が行くっ!   作:黒色火薬

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34日目 DNA検査……結果!?

 

「どうもこんにちは……娘は返してもらうわよ?」

「あ、そうだ確かお薬お渡ししてませんでしたね?こちらお薬になります……お代は薬局にあとでお支払いくださいねぇ?」

 

あれから2日後、現在神崎記念病院のロビー。

そこで合流し診察室に向かう。

そこで検査が行われることになった。

というかやっぱり先生の煽りの火力バカ高いって……

FPSのSMGくらい火力高いって……オーバーキルはマナー違反だよ……?

 

「ほんと一昨日からそのふざけた態度っ……その態度も今日までねぇ?」

「じゃあ一応説明させていただきますね?検査のために採血をさせていただきます。

その後その検査機にかけるわけですが……どうせあなたは小細工を疑いますよね?」

「当たり前だわっ!機械に事前にセットかなんかしてやるつもりでしょう?」

「はぁ……私がやるとそうなりますので一般生徒のまどかさんに頼むことにしました。

これで誰も細工はできません。これで大丈夫ですかねぇ?」

「えぇいいわ!」

 

何が誰にも細工はできませんだ……

僕に細工させるのにねぇ……?

 

「それじゃあ採血は私がやりますが異論はないですね?」

「採血くらいなら問題ないわ!」

「そうですか……よし、二人の分が取れました。これを今からまどかさんに検査にかけていただきます……任せたぞまどかっ……!」

 

渡す時に小声で応援されてしまった。

やるかぁ……

そして機械の前に立つ。

ゆうこさんの視線がズレた瞬間を狙って……!

……今だっ!

僕は右手に持った朱莉ちゃんの血液の入ったブツを袖の中に手首のスナップでしまい急いで同じ形のもの手の中に創造する。

できた……!これでなんとかなったっ……!

 

「検査キットに入れました!」

「ありがとうございます。それでは検査が終わるまで待機ですね!十分時間はありますので今のうちにお支払いの方お願いしますね〜?」

 

なんというか……いつか背後から刺されてもおかしくないことやってるよ?

それから検査が終わるまでは朱莉ちゃんと他愛のない話をして時間を潰していた。

その横で大人たちが嫌味の言い合いをしていたは見なかったことにしよう……

 

「お、検査が終わりましたよ!結果でも見ましょうかね〜?」

「まぁわかりきってることですけどねぇ?朱莉!もうすぐお家に帰れるわよ!」

「……だからだれですかっ……?」

 

現在朱莉ちゃんには知らない人がいきなり母親と言ってる状況に付き合ってもらっている。

でも絶対くるしいよなぁ……

 

「さて?結果をまどかさんお願いしてもいいですか?」

「わかりました……」

 

結果は分かりきってるとはいえこれで決まると考えると少し緊張する……

そして僕は機械のモニター見る……

 

「遺伝子は……情報が一致しませんって表示されてます!」

「これで正式に親子じゃないことがわかりましたねぇ?」

「こ、これは機械の故障か何かよっ!!じゃないとありえないわっ!?」

「ほぅ?じゃあうちの設備に問題があると?」

「そうだって言ってるじゃないっ!?朱莉っ!!帰るわよっ!?」

 

もし”家族“に未練があるんだったらまずいっ……!

このまま連れて行かれてしまうっ!!

僕だけどうにかっ……え?

二人をみたら朱莉ちゃんはゆうこさんの手を“振り払っていた“。

 

「さ、さっきから言ってますが誰ですか!?私の母は母だけですっ!!」

「何を言ってるの!?あなたは鬼灯朱莉っ!!私の娘よっ!?」

「私は同姓同名であなたの娘に似てるだけの別人ですっ!!あなたの娘じゃありませんっ!!」

「……だそうですよ?これで無理やり連れて行くようでしたら誘拐の現行犯ですからね?」

「私が自分の娘を連れて行って何が悪いの!?この犯罪者どもがっ!?」

 

ゆうこさんは警察でも来ない限り落ち着かないくらいに激昂している。

……警察?

あっ、そうだいいこと思いついたっ!

 

「ぷっ……ふふふっ……」

「な、何よ!?」

「い、いえ……証拠が目の前のあるのに醜く騒ぐお猿さんがいたのでつい……」

「はぁっ!?あなた大人をバカにしてっ!?」

「そもそも戸籍なんて変えられないものですよ?戸籍の改竄は犯罪ですしねぇ?それなのに改竄を疑うあなたが低脳すぎてつい笑いが込み上げてしまいました……あぁすみません!改竄なんて難しい言葉あなたじゃ分かりませんでしたね!配慮が足りず申し訳ございません!」

「ふざけないで頂戴っ!?あなたはどこまで大人をバカにしてるの!?」

「お猿さんの間違いでは?」

「っ〜!?あなたいい加減にしなさいっ!?」

 

そうしてゆうこさんは右手を振り上げて僕の頬を打つ。

……計画通りだっ!!

こういうプライドが高い人は煽れば基本乗ってくれるんだよねぇ……!

ほっぺは……まぁ痛いは痛いけど腕が飛ぶのと比べたら全然痛くはないよね!

ちなみに頭のいい人は名誉毀損って言ってくるよっ!

 

「……叩きましたね?」

「だ、だから何よっ!?ちょっとしたお仕置きよ!?なんの問題があるの!?」

「今ので刑法208条の暴行罪が成立しました……残念です」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!?軽く打っただけじゃない!?暴行罪なんて成立しないわよ!?」

「意図的に暴行を加えた証拠もゲット……」

「警備員の方は直ちに第一診察室にお願いします」

「先生!?あなたも何をしているんですか!?」

「何って暴れた患者様の対応ですが?」

 

先生が机の電話から警備室に連絡を入れる。

するとドタドタと足音が聞こえた後大柄な男たちが勢いよく扉を開けて身柄を拘束した。

 

「ちょっと!?離しなさいよっ!?」

「大人しくしなさいっ!!」

「私は何もしていないのにっ!?冤罪よ冤罪っ!!」

「証拠はありますので……」

「いやっ!?離しなさいっ!!やめてっ!?ねぇっ!?」

 

そのままゆうこさんは連行されて行った。

 

「……終わったの?」

「……うん」

 

なんだろう……自己満足なんじゃないだろうかと思えてきた……

ほんとにこれを朱莉ちゃんは望んでたんだろうか?

また僕の暴走か……?

それに彼女の未来はどうなる…!?

朱莉ちゃんの顔を見ることができない……

とても怖い……!

 

「……なぁ?ちょっとこの子を連れて売店で飯買ってきてくれないか?」

「神崎先生?またですか?そろそろしっかりなさってくださいよ?」

「今の私は養護教諭の神崎ネロだ。頼むぞ」

「はぁ、もうわかりましたよ……お嬢さん?医院長のわがままに付き合ってもらっていいかしら?」

「は、はい!」

 

僕がずっと悩んでいると看護婦さんと朱莉ちゃんがご飯を買いに出て行ってしまった。

その結果ネロ先生と僕の二人きりになった。

……少し気まずい。

 

「なぁまどか?」

「……なんですか?」

「ハッピーエンドだっていうのになんで暗い顔をしてるんだ?」

「暗い顔なんてしてませんよ?大丈夫ですよ!」

「……なぁまどか?もしかしてこれは朱莉ちゃんが望んでいたものなのか?とか考えてるのか?」

「い、いえっ!?」

「あいつが終わったの?て聞いた時の顔教えてやろうか?」

「な、なんですか?別にそんなこと気にしてないのに……」

「安心しきったような顔してたぞ?」

「……え?」

「だから今お前がやることは今までのあいつを労いそして今の勝利を一緒に祝うこと……これ以上はわかるな?」

 

この人は本当にすごい人だなぁ……でもそのおかげでわかったっ!

僕は確かに覚悟や信念なんて大層なものは一切持ち合わせていない。

でもそれでいいじゃないか!未来なんて後から考えていけばいい!

計画性がない?それでいいじゃないか!

今回も助けたかったから助けた!それでいい!

……で合ってるんだよね?

 

「先生!ありがとうございますっ!ちょっと行ってきますっ!」

「うい、行ってらっしゃい。これでタバコ休憩ができる……」

 

最後本音がなかった!?

 

 * * *

 

神崎記念病院の売店は規模が普通じゃない。

スーパーですか?みたいなほど広く感じる。

あと品揃えも結構すごくスーパーに売っているもならなんでもあるという結構すごい売店だ。

 

「朱莉ちゃーんっ!!」

「まどかちゃん!どうかしたの?」

「ぜぇ、はぁ……いやせっかく解決したのにお祝いしないのはもったいないかなって!」

「……お祝いかぁ」

 

あ、確かこの問題は体育祭お疲れパーティーから始まったんだっけ?

そりゃこんな反応にもなるよねぇ……

 

「まぁ今度こそなんもないよ!ほら!お金ならあるから好きなもの買おー!」

「……なんか嫌な予感がするんだけどなぁ?」

「そんなことないよ!!今日はパーティーだー!」

「おいテメェら動くなぁああっ!!!」

 

……へ?

そうして発砲音が院内に鳴り響く。

そうして院内はパニック状態に陥ったが再度発砲音が響き静かになった。

誰も死んではいないかな……?

 

「……まどかちゃん?パーティーをする時は必ず夜さん主催にしてね?」

「言い訳の余地は……?」

「ないと思うよっ!?もうまどかちゃんはパーティーを開かないでねっ!?」

 

酷い言われようだよぉ……!

 




投稿する作品をまちがえてましたぁあああああ!!
すみませんでしたぁっ……!
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