ts吸血鬼が行くっ!   作:黒色火薬

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はい!待ちに待った吸血鬼会です!
ですが、私のこだわりのせいで表現が少しグロくなっちゃいました!
ですので気持ち悪くなってしまったら迷わず飛ばしてください!


△5日目 えっと……だれ?

入学から数日後、自分で言うのも何だが僕の転校生バフは消えなかった。

なんだかんだで朱莉ちゃんグループにいるわけだが……

 

(女子が怖いっ……!?)

 

そうホントに怖いのだ。

一見笑っていてもどこか牽制しあってるような感じがするし……

学校ってこんな大変だったっけ?

僕が高校の時は何と言うかこう……もっと無邪気だった気がするんだが……?

ホント最近の子はませてて……(年配感)

 

「ちょっとー?まどかさん気が抜けてますよー!」

 

あっやば。

そう現在はホームルーム中、そんな中ぼーっとしてたわけだ。

 

「もう一回言いますよ?最近この辺で不審者が出たそうです。すぐ近くらしいので気をつけて帰ってくださいねー?」

 

不審者?あ、手元にプリントある……

気が付かなかった……

えーなになに?

三十代後半と思われる男性が小学生や中学生に声をかけてるって?

まぁそんなことに巻き込まれるわけないんだよなぁ!あっはっは!

それに僕高校生だしねっ!

 

 

 

 

 

「ぐふふ……!可愛いねぇ……!どうしてあげようかなぁ……少しずつ皮膚を剥ごうかなぁ……ぐふっ……ぐふふふふっ!」

 

えっとぉ……

これって誘拐ですよね……?

椅子に縛り上げられてて……緩いけど猿ぐつわもされてる……あ、誘拐だ。

えっとねぇ……ッスゥゥゥゥゥゥ。

どおぉじでだよおぉっ!何でこんな綺麗にフラグ回収したんだ!?

しかもただのロリコンかと思ったらサイコキラーだしっ!?

何でだよぉっ!?

 

辺りを見渡すと一見普通のマンションの一室だが、この部屋だけ防音室のようなものになっていた。

いくら叫んでも無駄だろう。

 

すると男は大きな包丁を持ちあげ僕の方へ近づいてきた。

え嘘まじで?

嘘でしょ?

 

「おじさんまって!」

 

そう言いかけた瞬間

僕の左手は手首の関節から切断された。

 

「あ“あ”あ“あぁ”ぁ“ぁ”ぁぁぁぁあ“あ”っっっ!!?」

 

鋭い痛みと熱が左手……いや左手があった場所を襲う。

 

「あぁいいよ!その表情いいよっっ!!もっと泣いて!もっと痛がって!!!」

 

男が恍惚とした表情で叫んでる気がするがそれどころじゃない。

 

(いだいいだいいだいいだいいだいっっっっっっ!!?!?)

 

次に男は発光するほどに熱されたであろうコテを持ってきた。

 

「ヒイッ!?やだぁっ!?助けてっ!?やだよっ!!やめてよぉっ!?」

 

僕は拒絶の言葉を投げかけ続けたが、男の顔はぐにゃりと歪んだ。

男はキャンパスに筆で絵を描くみたいに、僕の背中に熱されたコテを走らせた。

 

「あ”か“あ”あ“あ”あ“ぁぁぁぁぁあああああ!!!?」

 

あづいぃぃぃっ!?

僕の背中から肉が焼けて焦げていくような匂いがしてきた。

それに少しずつ意識が遠のいてく……

あこれやばい

 

(あぁっ……僕死ぬのかな?これも罰か何かでしょ?ねぇ神様?)

 

心の中で神に少し恨み言を吐いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「神様じゃ無くて悪いが……とりあえず挨拶か?こんばんは、いい夜だなぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

え?おんなのこのこえ?なんで?

 

目が覚めると女の子の声が聞こえた。

ただあの拷問部屋ではない。

東欧のお城の部屋みたいなおしゃれな洋室だった。

 

「何でいるか、かぁ……それは少し昔の話になって難しくなってしまうな……後にしよう。簡単に言うと遺伝子の隅っこに私がいたってことになる。それが今起きたわけだが……

大丈夫か?今大変な状況みたいだが……」

 

たいへん……?あぁ、やかれたりきられたりね?まぁたいへんだよ。

 

「そうかそうか……というか権能を使えばいいではないか?」

 

けんのう?なにそれ?

 

「権能がわかんないと!?それでもお前はっ……!いや、多分事情があるのだろう?ならば

先祖として力を貸すのが人情というものだな?」

 

え?せんぞ?どういうこと?

 

「終わったら説明してやろう。とりあえず早く起きて……」

 

はやくおきて?

 

「あいつをぶちのめしてこいっ!いいな?」

 

何かに背中を押された瞬間、意識が落ちた。

 

 

 

 

 

目が覚めた。

あの夢は何だろう?とりあえず何で僕は生きてるんだ?

 

(夢ではないぞ?)

 

うわっ!?頭に声が響いてる!?何で!?

 

(今は気にするな。とりあえず拘束はまだあるか?)

 

ないっぽいね?コテで焼かれた時に外されたからかな?

 

(てことは今床に死体のように落ちてるわけか……男は?)

 

別の部屋の方から音が聞こえるね……多分何か用意してるのかな?

 

(男はお前が死んだと思ってるだろう。だから考えられるのが袋かそれとも工具かだろうな)

 

袋はわかるけど何で工具?

 

(死体を工芸品として飾るということだが……この男ならやりかねなくないか?)

 

ひえぇっ!?なんででそんなひどいことできるんだよ……

 

(いや確定はしてないが……)

 

なんて謎の声と話していると男の足音が近くなってきた。

 

(やばいっ!一回普通に倒れておけっ!反撃の際は私が指示するっ!)

 

指示を受け僕はすぐに元の位置に戻った。

すると男はノコギリや鋭いフック?を手に抱えながら歩いてきた。

 

(やはり家具にするつもりか……この男もいい趣味してるな?)

 

さっきの話がホントになっちゃったよ……こわ。

 

男は僕の横を通り机の上に道具を置いた後僕の元へ向かってきた。

 

(男がお前を持ち上げたらお前の切れた左腕を男に押し当てろ!その後に腕が戻るように考えてみろっ……!)

 

この謎の声は何がしたいのだろうか……ただいまは従うしかない。

それしか助かる道がないっ……!

 

「ぐふふぅっ……!この子の声、可愛かったなぁ……ボクが加工してずっと一緒にいられるようにするからねぇっ!待っててよぉ?」

 

男が僕の軽い体を持ち上げた。

その瞬間切れた左腕の切断面を男におしつける。

切れた左手を押し付け戻るように想像するっ……!

今だっ!

 

「えいっ……!」

「お?まだ生きてたのぉ?やったぁ!これからもっと可愛がってあげるねぇっ!」

 

何で何も起きないの!?謎の声!?

 

(もっと細かくだっ!?何なら再生って考えてもいい!!我々はそれができるからなっ!)

 

なんでそうなるの!?再生とか人間ができるわけないじゃん!?

 

(いいから想像しろ!!私たちの権能は『創造』だ!!

想像したものを現実で作り上げる権能だ!不可能なわけがない!)

 

それがなに!?何で僕ができる前提なのさ!?

 

(何故か?それなら簡単な答えだ……それはな?)

 

すると左手の肉が波打ってきた。

何が起こってるんだ……?

 

(我々は吸血鬼だからなぁっ!!)

 

すると次の瞬間

男の胸を僕の左手が貫いた。

 

「あがぁっ!?いだいっ!?いだいよぉっ!?」

 

てか今この人吸血鬼って言わなかった?言ったよね?え?

 




感想をぜひください!モチベになります!(露骨な感想稼ぎ)
あと誤字などがあればご報告ください!

はい!ようやくかけました吸血鬼回!
やっぱ覚醒のシーンっていいですよね?
あと相棒的なのもすごく良いっ……!
これからは後書きで少し語っていきたいと思っております!
何卒よろしくお願いします!

『権能』何ですが、もう正直主人公のはやり過ぎたと思ってます。
だってこの先何出しても創造の下位互換になってしまいますし……
まぁ腕の見せどころですよね……工夫しまくって何とかします!

主人公はどの武器を使って欲しいですか?

  • ナイフ
  • その他(内容は感想欄にお願いします)
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