翌日、体調を崩したと言う理由で学校を休んだ。
そんな中僕は一つの問題に気づいた。
「ねえお母さん?」
「ん〜?どうしたの?」
「いや、ローズのことなんだけどさ?どう呼んだら良いのかなーって」
「呼び捨てでもあだ名でも構わないぞ?」
「あら?本人が良いなら良いけど……」
「うーん、おばあちゃんはなんか違うし……あ!」
「お?何かいいのでも思いついたか?」
「ロリ様は?ローズリフレのロとリでいいかなーって……」
「おい……?改めて言うが私は1000歳ごえだぞ!?だから私はロリじゃないが!?」
「ふふっ……!」
するとお母さんが少し笑った。
「お母さんどうしたの?」
「いやね〜?昔お母様の配下がそのあだ名言って消し炭にされてたなぁって……」
「え“!?」
「あぁ懐かしいな?アイツ元気なのかね?お前のところにはきたのか?」
「いえ、あの日逃げてから会っていませんね……」
「えっと……ローズ?でいいよね?」
「ん?どうした?そんな震えて……」
「僕は消し炭にしないよね……?」
「ぷっ……はっはっは!!そんなことか!」
「へ?」
「いや、ふふっ……!可愛い孫を消し炭にするわけないだろ?それに私も1000年の間に
丸くなったさ!今はそんなことしないぞ?はっはっは!」
「よかったぁっ……!」
「それとも何だ?一回消し炭になってみたいのか?」
「いいいいいやいやいや!大丈夫だから!?お願いその右手を下げて!?
お母さん助けて!!」
「お母様!私が押さえてる隙に!」
「おぉ!助かった!」
「お母さぁぁぁん!?」
なんて賑やかに過ごしていたら、玄関の扉が開く音がした。
多分悠かな?
すると悠とは全然違う成人女性の声が聞こえてきた。
え?成人女性?
「ロぉリぃ様ぁぁぁああああああ!!!!!」
「誰がロリだっ!!?」
するとローズはいきなりあの男を撃退した時に見せたデコピンで突然の来訪者を消し炭にした。
ってちょっと!?お客さんに何してるの!?
てか丸くなったんじゃないの!?
……わけがわからないって?
大丈夫僕も訳わかんないから!?
「ローズ様ぁっ!?いきなりそれはひどくないですか!?」
「ちょっと待て……?お前マティーだな!?生きてたのか!?」
「はい、このマティー!!先の戦のあと無事生き延びローズ様の復活を心待ちにしておりました!!というわけでローズ様!!私と共に床へ……」
「行くか戯けが!!」
あ、また消し炭になった。
でも器用に心臓だけ無事……
するとみるみる元の形に戻るマティーと呼ばれた銀髪碧眼の巨乳美人さん。
きゅ、吸血鬼!?
「もぉ……本当に前からローズ様はツンデレですよね?そろそろデレてくれてもいいんですよ?」
「デレないが!?」
「え?もしかしてマティーなの?無事だったの……!よかった……!」
「もしかしてイヴ様ですか!?お久しぶりですねぇっ?あれから大きくなられて……私感激ですよ!!」
「私が逃げる時間を稼ぐために敵軍に突撃して……無事でよかった……」
「あははー……実は権能の関係でイヴ様に逃げてもらうしかなかったんですよ……」
「そうなの?そういえばマティーの権能知らないわね〜……」
「私の権能は爆破……正確には触れた物をこっちが設定できる爆弾に変える権能だったんです……だからイヴ様がいる場で使うのは危なかったんですよ……」
「やっぱり私が足を……」
「いえ!それは違うんです……実は権能を使える範囲がふれた物から数メートルしかなくてですね……基本は私の特異再生能力を活かした自爆戦術しかできないんです。当時幼かったイヴ様に見せるわけにもいかなかったので!お気になさらず!」
「そう……」
ていうか待って?知らない名前が出てきたんだけど?
「あれ?イヴって誰のこと?ここにいなくない?」
「あれイヴ様言ってないんですか?」
「……いう時間もタイミングもなくて〜……」
「へ?どういうこと?」
「私から説明します!」
するとマティーはお母さんに注目を集めるようなジェスチャーをしたあとこう説明した。
「この方が!ヴァンピール国第一王女!イブ-フォン-ヴァンピール!その人なのです!」
「久しぶりだとその名前で呼ばれるの少し恥ずかしいわね〜……」
へ?つまり?
「お母さんは王女様ってこと?まじで?」
「まぁそうなりますね?ちなみにまどか様も王族ということにはなりますね?」
「まじかぁっ……」
「あっ!マティー?ちょっといいかしら〜?」
「どうかしましたか?イヴ様!」
「今の私は夜という名前で生きているのね〜?だからイヴではなく夜と呼ぶことはできるかしら?」
「わかりましたが……少し落ち着きませんね!今までイヴ様とお呼びしていたので……」
「無茶をお願いしてごめんなさいね?」
「いえいえ!!お気になさらないでください!?どうか頭をお上げください!?」
「あら?日本人として長く生きすぎたせいか謝るのが癖になってるわね〜」
待って今何歳なんだ?
だって……え?先生やってる時もあればお隣のお姉さんやってる時もあったんでしょ?
(2日目、3日目参照)
どういうこと……?
「まどか〜?レディに年齢を聞くのは失礼なんだから気をつけなさいよ〜?朝日ちゃんや恵梨ちゃんにはしないようにね〜?」
「わかってるよっ!……また心読んだ!?なんで!?」
「おいまどか?私たちも似たようなの持ってるだろ?」
「へ?……あ!権能!?」
「正解よ〜!……ふぅ……」
「あれ?どうしたの?」
「いやね?ちょっと寂しいな〜って……」
「お母さん……」
「最初の方のあの何者なのかわからない強キャラムーブがもうできないのか〜って……」
「おかあさぁぁあああん!?ちょっとメタはだめだよ!?」
「あの僭越ながら申し上げるとその発言が一番アレかと……」
「あ、すみませんでした……!」
「お前は何に謝っているんだ……?」
やめてローズ……!そんな目で見ないでくれ!
ん?ちょっと待てよ?
「マティーとローズの戸籍は?」
「「戸籍?」」
「あっ……『もしもし朝日ちゃ〜ん?』
お母さんが速攻朝日さんに連絡したぁっ!?
あの人副大臣でしょ!?そんな暇あるわけっ……!
「大丈夫だって〜!明日になったけど大丈夫?」
嘘でしょっ!?
副大臣って仕事無いの!?
「私は仕事ないので大丈夫です!」
「私は……まぁいつでも暇だから大丈夫」
まじかぁ……
「ただいまっ!!」
あ、今度こそ悠が帰ってきた……
母さんから聞いたが悠は昨日から友達の家に泊まっていたらしい。
だから何があったかは聞いてるが帰ってきてるかは知らないっていう状況か……
「ねぇお母さん!?お兄ちゃん帰ってきた!?」
「!!」
そう僕は結構びっくりしている。
お兄ちゃんなんて何年ぶりだろうか……
え?てことは裏で結構呼んでる感じ?
もしかしてツンデレ?
「えっと……ただいま?」
「っ!?お兄ちゃんっ!!」
「うっ……よしよし」
いきなり悠が抱きついてきた……どうしたらいいのっ?
ちょっと外野助けて!?
「どこ行ってたの!?心配したじゃん!?」
「ちょっと誘拐されてたと言うか……」
「誘拐!?怪我はない!?大丈夫?」
「怪我はしたけど治ったと言うか治したと言うか……」
「え?どう言うこと!?」
「とりあえず落ち着こう?僕は帰ってきたよ?」
「え、あ?……!?!?!?」
そこで悠は冷静になって、僕に抱きついたことや発言に気がついた。
「放せダメ姉貴!!」
「いったぁっ!?なんで叩くの!?今僕悪くなくない!?」
「うるさいっ!!!」
「おいおい、落ち着け落ち着け?」
「さっきからサラッといるけどあんたたち誰!?」
「アンタっ……おーい夜ー?お前の娘にアンタって言われたんだが?」
「ちょっと悠〜?自分のあばあちゃんにアンタはだめよ〜?」
「へ?おばあちゃん?この子が?従姉妹じゃなくて?」
「誰が子供だって?」
「ローズ様どうか落ち着いてくださいっ!」
わぁカオスだ……
とりあえず悠に昨日のことやローズやマティー、それに吸血鬼の存在について説明した。
「と、とりあえず?このローズさんが私たちのおばあちゃんで?吸血鬼で?吸血鬼の国の王様で?ローズさんが目覚めたおかげてダメ姉は助かったと?」
「まぁそうことだね……」
「いや信じられると思う?」
「だよねぇ……」
「よし証拠でも見せるか……おい悠?ちょっと見ててくれ?マティーはこっちに立て」
「はっ!」
そう言ってマティーはローズの目の前に立つ。
あ、もしかして
その瞬間毎度の技でマティの上半身が抉れた。
「……へぇあっ!?」
悠は突然の出来事に理解が追いついてない。
そりゃそうだ。
「よし悠?しっかり見てろよ?」
次の瞬間、マティーの肉片が波打ち瞬く間に再生した。
「え!?なんで元通りに!?」
「私たちは吸血鬼だからな?」
「いやでもっ……いや流石にここまで見たら否定はできない……」
「信じてくれたか?」
「まぁ信じるしかないよね?おばあちゃん……」
「!!おぉ、おい聞いたかおばあちゃんだって!嬉しいなぁ……」
「よかったですねローズ様!」
「はぁ……」
なんとか一件落着かな?
感想をぜひください!モチベになります!(露骨な感想稼ぎ)
あと誤字などがあればご報告ください!
はい変態吸血鬼の登場です。
始祖であるローズにご執心な配下の吸血鬼が一人欲しかったので急遽作りました。
まぁ今回の話は次回のためのつなぎみたいな感じです!
次回からは学校関係少しやりたいですね〜
と言うわけで次回少し遅れます!ですがその代わりにいいものにしますので、お楽しみにっ!
主人公はどの武器を使って欲しいですか?
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ナイフ
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槍
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銃
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その他(内容は感想欄にお願いします)