ポケットモンスター SPECIAL Light(ライト) 作:古明地こいしさん
気がつくとほの暗い場所にいた。俺はこんな所にいるような人間じゃない
そもそも身体が縮んでいる事にきづいた
どういう事か、自分が何者か、名前は覚えてる。が、ここでは意味がないだろう
なぜなら
「タマムシゲームコーナー地下...」
そういう張り紙がしてあるのを見て自分はここがポケモンの世界だと知る。カントー地方か。権力者に会っても怪しいヤツ扱いだろう
それよりも
「この数のポケモンは...」
檻に入れられたポケモン達、主人公がサカキを倒す前の世界線か?
それともそんなのがなく、ただサカキが野望を完遂させる危ない世界か?
そんな今はどうでもいい事を考えてただ逃げることを忘れていた。が、突然ガンッという音で我に返る。音のする方を見るとカントー地方では見ない、生息していないポケモンが檻に入れられていた。食い破ろうとツノで何度も噛んでいる
「クチート...いや、それよりも逃げ道だ」
1度は置いて逃げようと考えたが足を止める
理由はRと胸に書かれた男がやってきたからだ
なんとか何も入ってない檻を盾に屈んで様子を見る
「他のポケモン共も売り物だがコイツは良い値が張ってあるからな...様子を見に来たが大人しくしないようだな」
当たり前だろ、気が立って仕方がないってとこか
クチートは檻の隙間からツノを出すがトレーナーのポケモンが止める
ストライクか。相性は悪くないがツノでしか攻撃できないし逃げ場もない状況、どうしてもクチートに勝ち目がない
それどころか他のポケモンが怯えてる
よく見ると小さいポケモンばかり...そんなポケモンをストライクで脅してきたって訳か
「じっとしてな!」
あまつさえ蹴飛ばした。見過ごしていいのか?大人しくしてれば逃げれる隙はあるだろう、ストライクに悟られなければ
けど、あのクチートは俺を認識している。視線はコチラを向いている。頷いている
頭がいいのか逃げる隙を作ると言ってるのか
この体でできる事は少ない。こんな大きな檻を押すこともままならないだろう
大人でも引きずるのは難しいぐらい
あれは....モンジャラか。カラカラに...ナゾノクサ...他にもいるがこの3匹を使えば...
背を低く歩いて見つからず、音も立てないように進む
「モンジャラ、ツタを伸ばせるか?伸ばせるならカラカラとナゾノクサの檻を引き寄せてくれるか?出せるようになんとかする。カラカラとナゾノクサに話をつけてから作戦開始だ」
また動いて行く。クチートもそれにきづいているのか音を激しく立てて俺がバレないようにしてくれてる
「カラカラ、ほねブーメランはできるよな?骨にナゾノクサの毒性の粉で檻を壊してくれ。ナゾノクサにはその命令をしてくる。どうやって近づくかはモンジャラが解決してくれる」
動く、最後の動きだ。これは...賭けだ。檻がポケモンの毒を無力化するならお終い、出れるならあとは3匹に命令して倒す。それでいいはず
「ナゾノクサ、カラカラの檻に近づいたらカラカラが出した骨に毒性の粉をふりかけてくれ。沢山な....モンジャラ!」
掛け声と共にモンジャラの蔦が伸びる。カラカラとナゾノクサの檻を掴んで密接させてくれた
「誰か入り込んでたか...ストライク、殺してこい」
ま、だよな。生かして帰すなんてしてくれるわけない。それにこれは成功するか分からないし
「ッ!!」
1度目は避けられるが2度目は無理だった。腹を斬られる。食い込むほど斬られてないが意識が朦朧としてきた。出血多量だ
「ほね...ブーメランだ」
『!?』
ストライクは後ろからの頭部へ攻撃を受けたため振り向く
作戦は成功...ま、あとはアイツらでなんとかするだろ...
「モンジャラは...トレーナーに蔓を伸ばして...動きを止めろ...ナゾノクサ...あまいかおり」
覚えていてくれと切に願いながら前屈みに倒れる
ああ、2度目の人生って短いんだな...ポケモンバトルみたいなのできたしいいか
「...」
目を開けると何処かの病室だろうか。金ないぞ
起き上がろうと身体を起こすと
「痛っ...」
腹を抑える。そうか、ストライクに斬られたのか。アレ、一歩間違えたら内臓とか斬られてガチでお終いだったな。軽めで済んで良かった
アイツら助かったのだろうか。ちゃんとしたトレーナーの下で幸せに過ごせたらいいだろうな
「あら、気がついたんですね」
突然病室に入ってきた女性を見て顔をしかめる。警戒...する相手ではある
なにせタマムシジムリーダーのエリカだからだ。俺からしたら不法侵入で戸籍も何も無いのに公務員とあってるようなものである。そんなの警戒しない方がおかしい
「そう警戒せず、あの状況はあなたが?」
「まぁストライクに腹斬りされたのは確かですね。切腹するやつの気が知れませんよ。体験した俺はそう思いましたね」
そんなアメリカンジョークに相手はふふふと笑うだけ。そして
「あの場にいたポケモンは保護しました。そしてそんなポケモンの中、この4匹だけはあなたの事を心配していました。あなたが外に出し命令したポケモンですね?」
モンジャラ、ナゾノクサ、カラカラ、クチート...あれ?クチート?
「あの、このポケモンは外に出すよう命令してないですしそもそも腹を斬られて最後に命令した時はこの3匹しか外に出てなかったですよ?」
「ですが我々が着いた時にはこの4匹が外に出ていて、このポケモンがストライクを倒していました。カントーでは見たことのないポケモンですが...貴方は知ってますね?」
「俺はただこのポケモンが逃げられるように手助けしてくれた事しかわかりませんよ」
微笑む。この笑みはただ誤魔化すための笑みだ
しかしジムリーダーであるエリカは何人ものトレーナーと相対してきたからか、俺が嘘をついている事を見抜いている。何か...何か交渉材料となるものは...情報?
「...クチート...あざむきポケモン。本来なら鉄骨を噛み切るはずなんですが、あの檻は特別だったようで」
「調べたところ、対ポケモン用に作られてました。しかし毒性、しかも強い力を込めた場合は別でしたね。あなたの指示でしょう?あの4つの檻を溶かさせたのは。本来、ナゾノクサの毒性程度では敵いません。しかしそこへカラカラの力を加えた場合、違う話になっていた」
「賭けでしたけどね。どうにもならなかったら為す術もなくストライクに切り刻まれバラバラでしたよ。自分でも成功して良かった...と、思ってます」
これはおそらく取り調べ。俺がどういう人物か知るために
また、ロケット団との繋がりを調べるため
「どうやって中へ?我々も2度も同じ場所にロケット団がいるとは思いませんでしたし、また残党がポケモンを売っていた事を気づいたのもつい最近です」
「残党?」
その問いにエリカはニヤリと笑い、生け花してた手を止めた。病室ですんなよ
「その言葉で確信しました。貴方はロケット団の事件を知りませんね?」
「ッ、」
はめられた。けど、こっちにはゲームでの知識がある
「ヤマブキシティ占拠の話だろ?サカキが倒されたって」
「違います。そもそもヤマブキシティではナツメ、キョウ、マチスの3人のロケット団員幹部が倒されてます」
は?何を言ってるんだ?その3人はジムリーダーのはずじゃ...嘘か...ハッタリか。それとも真実か
「教えて欲しいことがあります。今のチャンピオンは?」
「レッドのことですか?」
「その際、対戦した相手は?」
「何人かいますが決勝戦はグリーンと対戦してましたね」
決勝戦?トーナメントでもしてたのか?
「3位を聞いても?」
「本来ならオーキド博士だったのですが、オーキド博士が棄権されたためブルーになってますね」
この世界...なんの世界だよ...
アンケート
1番多いアンケート結果のタイプでカントーポケモンアンケートしますね。まぁタイプで割り振ると151は20個のアンケートで取れるでしょう
アンケートタイプにはがね、あく、フェアリーがないのは単にカントー地方だからです。クチート以外はカントー地方ポケモンで行くつもりです
手持ちタイプアンケート カントー編
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ノーマル
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ほのお
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みず
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でんき
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くさ
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こおり
-
かくとう
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どく
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じめん
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ひこう
-
エスパー
-
むし
-
いわ
-
ゴースト
-
ドラゴン