ポケットモンスター SPECIAL Light(ライト)   作:古明地こいしさん

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あっ、ピカチュウ捕まえるわけじゃないですよ


VSピカチュウ

あれから数日、腹の包帯を取って傷が塞がったのを確認した....エリカさんの前で。色々と教えてもらった。レッドとグリーンとブルーという少年少女達が止めたロケット団達、レッドが倒した最強のジムリーダー

たくさん

そして

 

「今日は貴方に会いたいという人が来てます」

 

「俺に?」

 

俺はあれから名乗る名がないことが問題になったため、ライトと適当に名乗っておいた。最初はボーッとしてたと誤魔化していたが、ライトと呼ばれるのに慣れなかった。しかし次第に慣れていき、今では普通に呼ばれることが当たり前のようになってきた

 

「よっ、エリカ。お前がロケット団員残党を倒したってやつか?」

 

赤い帽子、赤い服。おそらくこの人がレッドだろう。俺と歳はそう離れてなさそうだ

どう受け応えしたものか悩んでいたらエリカさんが応えてくれた

 

「ライトがポケモン達に指示し、檻から出して助けましたよ?代償は大きかったようですが」

 

服を少し捲って見せる。そこには切られた跡が残っていた。一応治癒はして治ってるとはいえ斬られた箇所は痛々しい

 

「気にしてないから大丈夫だ。というか貴方は?」

 

「ああ悪い。自己紹介がまだだったな。俺はレッド。お前はライトでいいんだよな?」

 

頷く。さて、これからどうしようと考えてた矢先に最強のトレーナー、レッドがやってきた。タイミング悪すぎだろ

 

「お前相当強いんだな」

 

「いや俺はその時ポケモントレーナーじゃなかったし」

 

「でもその4匹使ってロケット団員倒したんなら強いって」

 

「それも集団戦だ。1VS1だとどうなるか...」

 

ため息をつきながらレッドが指さしている4個のモンスターボールを一つ一つ取っていき腰に付ける。エリカさんが用意してくれた服とトレーナーとして付けるべきベルト

 

これらを用意してもらう変わりに持ってる知識の少しを渡すというもの

他の地方には151匹じゃ収まらないほどの種類のポケモンがいると

隣接しているジョウト地方にもカントー地方じゃ確認されてないポケモンがいる。クチートはホウエン地方が主な生息地としていると

俺は一部の知識を渡した。なぜ知ってるか、なぜ分かるかはあの場で目覚めた時になぜか頭の中に入ってきたと適当な事を言っておいた。もちろんコレも嘘だとバレてるだろう

それでも人柄を信じられた理由は分からない

正直今でも観察保護対象だろう、タマムシから出ることは許されないだろうししばらく自由は利かない広い世界なのに狭い世界で過ごすこととなるのを覚悟してたのに目の前にはレッドという最強トレーナー。力試しでもしろと?

 

「エリカ、ジムのフィールド借りていいか?」

 

「ええ。ライトは先に行っていてください。私は少しレッドと話してから向かいます」

 

場所は教えてもらってるためここは反抗せず黙って従う。病室を出て、歩いてタマムシジムに向かう

 

 

 

「レッド、貴方から見たライトは?」

 

「んー、まぁ戦ってみてからだな!でも悪いやつじゃないと思うぜ?多くのポケモン達を助けたんだからさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では審判は私が、使用ポケモンは1匹。どちらか戦闘不能になったらそこで試合終了。レッドからポケモンを出すように」

 

「ああ、ピカ!頼む!」

 

ピカチュウが出てくる。ピカ?それがピカチュウのニックネームか

にしてもレッドのピカチュウと言えばレベル高いので有名だから恐ろしいんだが

だがこの世界のレッドは本来のレッドと違う

なんか見た目も角みたいな髪型だし。あの沈黙で全てが終わってるようなレッドじゃない

しかしピカチュウか。カラカラで相手してもいいが...チャンピオン...大会優勝者だ。じめんタイプ対策をしてないはずがない、くさタイプの2匹を使うのもいいが逆に手立てがない。なら

 

「クチート」

 

アニポケみたいに戦えばいいと考えつつくボールからクチートを出すとレッドとピカチュウが驚いた顔をしている

ああ、そうか

 

「このポケモンはカントー地方のポケモンじゃない。別の地方のポケモンで多分海に流されてここ(カントー)に来てロケット団に捕まったんだと思う。名前はクチート、タイプはジョウト地方で確認されたはがねタイプだ(流石にフェアリーはないよな?)」

 

「てことはピカに相性有利だから出したって事だな」

 

「さぁな?」

 

相性不利なのこっちなんだけどな

 

「では...始め!」

 

わざの確認はしてある。相手のレベルが高いのは分かってるからここはなんとか頭脳戦でやるしかない

 

「ピカ!10まんボルト!」

 

「ふいうちで止めろ!」

 

ピカチュウが電撃を溜めているスキにクチートのツノがピカチュウを突き飛ばす

 

「なっ、ピカ!」

 

「あまいかおりで動きを鈍らせろ」

 

ツノから出る甘い香りがピカチュウの動きを遅くしている...はずなのだがあのピカチュウ怒ってないか?

まずいな、ここは一か八か

 

「突っ込め!」

 

「みがわり!」

 

なっ、みがわりと本体が別行動!?そんなのになんの意味が

 

「ダブル10まんボルト!」

 

「ッ!みがわりの方にアイアンヘッド!」

 

みがわりを消しはしたが10まんボルトを受けてしまった。だが耐えてくれた

耐えてくれたおかげでまだなんとかなると思っていたが

 

「かげぶんしん...」

 

ピカチュウの分身体がたくさん、ホンモノを見極めるなんて無理だし全体攻撃できるようなわざはあまいかおり程度...あまいかおり?

 

「ピカチュウから離れながらあまいかおり!」

 

「でんこうせっかだ!ピカ!」

 

最後の技枠はでんこうせっかか、これで10まんボルト、みがわり、かげぶんしん、でんこうせっかとわざが判明した。やはりじめんタイプ対策はしてたか

それよりもでんこうせっか...ノーマルタイプの先制技だ。クチートには悪いが受け止めてもらうつもりだ。その気持ちは伝わってるようでしっかりとピカチュウ達の動きを見てくれてる

 

「右だ!掴め!」

 

「受け止めた!?ピカ!そのまま10まんボルトを放て!」

 

「運ゲーは好きじゃないが、アイアンヘッド!」

 

ピカチュウの頭に頭突きをかますクチート。相当痛かったようで、このまま行けると思い、次の指示を出そうとした時、電撃が掴んでいるピカチュウ以外から放たれた

 

「え?」

 

よく見たら遠くでみがわり体のピカチュウが悪い顔をしながらこちらを見ている

今の電撃でクチートは倒れ戦闘不能に

 

「かげぶんしんの際に指示を出してたのさ。よくやったぞ、ピカ」

 

まさか補助と補助を同時に行うなんて...スピードを落とすことに夢中になりすぎたか。クチートに近寄りだき抱える

 

「悪い、負けちゃったな。相手が相手とはいえ勝ちたかったよな」

 

ツノでの甘噛みが腕に。大丈夫という事だろうか

モンスターボールに戻してジムの回復装置を使わせてもらう

 

「そんじゃ、実力も見たしピカも回復したら俺と来てもらっていいか?」

 

「...警察に?」

 

「なんで警察?オーキド研究所だよ。エリカからオーキド博士のとこに連絡があってな。俺はそのオーキド博士のおつかいで来たんだよ。実力は俺が見たかったからだけどな」

 

「はぁ...俺の言った地方の話とかポケモンの種類とかか?」

 

「ああ。オーキド博士はそれを研究してるからな。お前の図鑑も作るって意気込んでたぞ?」

 

図鑑...図鑑ってまさか

 

「ポケモン図鑑!?いや、貰っても困るって言うか身元不明者に渡す代物じゃないだろ!?」

 

「確かに私やオーキド博士が名前で身元を特定しようとしてみましたが分かりませんでした。そもそもそれだけで分かるほど世界は狭くありません」

 

まぁ地球は丸いって言うしな、だから広いのはわかるだろうけど

それにしたって俺への待遇が良すぎる

 

「なんか美味すぎる話だな。拒否させてもらうぞ」

 

「オーキド博士が身元がわかり帰れるようになるまで預かって面倒見るって言ってるのにか?」

 

「おおかた、ポケモン図鑑の完成の手助けしろってのが目的なんだろうな」

 

レッドはアハハと笑っているがどうするか悩んでいるのだろう。その話し合いをしているとエリカさんがパソコンで通信画面を開いたようだ

 

『はぁ、やはりレッドはバトルして終わりじゃったか...帰ってきたら説教じゃ』

 

「ポケモンバトルの予定あるって知ってて言ってます?博士」

 

知らんがな、俺は関わりたくないしそのまま自分探しの旅にでも出るつもりだ

 

『ライトくんじゃったな。本来なら面と向かって挨拶がしたかったんじゃがこんな形になってすまない』

 

「いえ、俺が拒否したのが理由ですので」

 

『拒否したのはやはり何か素性を知られたくないからか?』

 

「単にめんどくさいので。話の内容からレッドはバトル、グリーンはあなたのお願いである図鑑完成もしてはいるがやはりレッドと同じバトル、ブルーはそもそも何してるか分からないって予想します。聞いた話じゃブルーは悪いことたくさんしたらしいですし...今はしっかりとしてるとも聞きましたが」

 

笑って誤魔化しているオーキド博士。要約するとしっかりと図鑑集めを目的とした手伝いがほしいってことだろう

 

「...俺から出せるのは知識だけです。それでいいならお力添えします。それと衣食住の保証が欲しいですね。流石に野宿してその辺で服乾かしてってのは嫌ですし」

 

『それなら安心するといい、衣食住は保証する。なにせ研究に手伝ってもらうのじゃからな』

 

捕獲か、そんなのしたことないし、する気もないけど

 

「単に荷物運びとかなら手伝いますよ。ただ知ってること話す居候はただのニートですし...でも図鑑完成の捕獲手伝いはしません」

 

『頑なに図鑑完成の手伝いはしてくれんのじゃな...分かった。あとの話は考えておくからレッドと一緒にマサラタウンに来てくれ。3日もあればグレン側から帰れるはずじゃ。レッド、頼んだぞ』

 

「え、俺バトル『いいな?』はーい」

 

通信が切れ、エリカさんが回復し終わったと俺達にポケモン達を渡してくれる

 

「レッド、迷惑なら俺一人でマサラタウンに行くが」

 

「いいって。旅は道連れっていうだろ?それにグレン側からってなると早く泳げるポケモンが必要になるけど持ってるのか?」

 

首を振る。俺にはくさタイプとじめんタイプ、はがねの3タイプがメインとなっている。どうしようもない

 

「なら俺のギャラで泳いで行った方が速い。早速行こうぜ!エリカ!サンキューな!」

 

「はい。ライトさんもお気をつけて」

 

「お世話になりました」

 

頭を下げてレッドについて行く。正直道わからんからな。こうして3日間の旅が始まった

 




アニポケ見てる主人公に戦わせて見たらこうなるだろうって戦闘方式分かってる...と、思ったらなんか全然違った!?という世界
みがわりが10まんボルト放てるとかいうポケスペ世界。みがわりのエネルギーでサーフィンするピカ
多才やのう

手持ちタイプアンケート カントー編

  • ノーマル
  • ほのお
  • みず
  • でんき
  • くさ
  • こおり
  • かくとう
  • どく
  • じめん
  • ひこう
  • エスパー
  • むし
  • いわ
  • ゴースト
  • ドラゴン
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