グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。 作:ヒノウジ
ポケットモンスターのカントー地方に存在するグレンタウンについてみなさんご存知でしょうか?
そう、あのクイズおやじこと、カツラさんがジムリーダーをしている町であり、初代ではポケモン屋敷や化石ポケモンを復元する研究所が存在している重要な町です。しかし、金・銀・クリスタルでは噴火によってポケモンセンターのみになって、町がなくなってしまいます。
グレンタウンに生まれて、物心がついた頃から、何か忘れているような、そんな感覚を持ったまま6才になったある日、ニュースにピカチュウが映っている姿を見て、前世をはっきりと思い出しました。ポケモン世界に生まれたと喜んだのも束の間、すぐにグレンタウンであること、ゲームではグレンタウンが噴火により無くなることを思い出し、急いで冷静に今後について考える必要があるらと判断しました。
「(ポケモン世界に生まれたからにはトレーナーになりたいが、自分は5才だからポケモンはまだ手持ちにはいない。少しでも早くポケモンと交流したいが、それよりもまず、グレンタウンが噴火により無くなることを防ぐ方法があるか考えたい。)」
「(まずは、噴火を止めることは現実的ではなさそうだから、いかにマグマが町に流れてこないようにするかが重要だろう。人間の科学力ではできないことも、伝説・準伝説クラスのポケモンならマグマの流れを止める、あるいは町から逸らすことが可能になるかもしれない。)」
「(でも、伝説・準伝説ポケモンは、主人公のような力がないと、命令を聞いてもらうどころか、捕まえることさえできない可能性があるため、トレーナーの実力を頑張って高めて、せめて捕まえることができるようにすることを目標にしよう。)」
「(なら、次に狙うべきポケモンを考えよう。マグマを止めるなら冷やせばいいから、ふたご島に存在しているフリーザーなら止められるかもしれない。)」
「(そのためにも、まずは、ほのおタイプポケモンをはやく手に入れて、フリーザーに有利を取れるようにしよう。幸い、グレンタウンにあるポケモン屋敷はほのおタイプのポケモンが多いため、親にポケモンが欲しいとねだろう。)」
そう考えたら、善は急げと、少しでも速くポケモンバトルを行えるように両親にポケモンが欲しいと交渉しに走りよりました。
「父さん、母さん、僕、もうポケモンが欲しい。ジムリーダーのカツラさんのようなほのおタイプが欲しい。」
考えていたことが、自然と言葉として出てきた。父さんは、驚いた顔をしながら言いました。
父「そうか、トウジもポケモンをもう欲しがるころか。だか、ほのおタイプのポケモンは火事を起こす危険があるから、まだ子どものお前には早いな。」
トウジとは僕の名前だ。
母「そうね、ほのおタイプは危ないからまずは水タイプからのほうがいいわ。万が一、ほのおタイプのポケモンが火事を起こしそうになっても、すぐに火を消せるものね。それに、火傷する可能性もあるしね。」
両親の言ってることは納得できるものでした。ほのおタイプのポケモンは火を吹くため、子どもが、危険なことだとわからずにポケモンに命令して、火事につながる可能性が考えられます。しかし、みずタイプのポケモンが近くにいれば、すぐ火は消せるため安全です。また、ほのおタイプのポケモンに触れると火傷の危険があるのも事実です。
「(たしかに、ほのおタイプのポケモンが火を吹いて火事を起こす可能性もある。それに、特性のほのおのからだでやけどの状態異常を起こせると考えると子どもには早いのも理解できる。)なら、みずタイプのポケモンがはやく欲しい。」と言いました。
父「なら、近々ふたご島への調査があるから、いい子にしていたらつれていってやろう。そこで、気になるポケモンがいたら、捕まえれそうなら捕まえよう。」
母「大丈夫なの?ふたご島はけっこう危ないポケモンがいるんじゃないの?」
父「大丈夫さ。今までも、ふたご島での調査で危険なことが起こったことはないし、今まで通り、カツラさんやジムトレーナーの方々も同行してくれるから安全さ。何なら、僕だって最近の研究で得られたポケモンが手持ちにいるから守れるさ。」
母「カツラさんやジムトレーナーの方々同行するなら安心ね。いいわ、いい子にしてたらふたご島の調査に連れて行ってもらいなさい。少しでも早くポケモンと触れ合うことは大事なことだわ。」
父「僕だって、野生のポケモンと問題なく戦えるポケモンをもってるんだよ。」
母「はいはい、研究ばかりで全然、ポケモンバトルしていないのにできるわけないでしょう。」
父「いやいや、「うん、わかった。頑張っていい子にしてるからつれていってね、父さん。」
父さんと母さんの言い合いが、長くなりそうだから割り込みました。
父「はぁ、まあ、当日になったら見せるさ、僕の自慢のポケモンをね。だから、今日はもう遅いから寝なさい。」
そう言って、部屋に戻るように言われました。
「はーい。」と言い、部屋に戻りました。
「(まさか、ポケモンが欲しいと頼んですぐに、許可が降りるとは思わなかった。確かゲームでも、小さい子がトレーナーとして道中にいたから、小さいころからポケモンを持つことは問題ないのだろう。フリーザーを手に入れることを考えると、泳げるポケモンが必要になるかもしれない点、ほのおタイプの弱点をつける点から.みずタイプのポケモンが最初のポケモンであることは悪いことではない。)」
「(なら、ふたご島では今後のことも考えて、捕まえてもらうポケモンを決めよう。)」
そう結論をつけて、今日は寝ました。
そして、ふたご島に向かう日になりました。
初めての小説投稿のため、文章が拙い部分があると思いますので、誤字脱字やおかしな点があれば、どんどん指摘してくださると助かります。