グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。   作:ヒノウジ

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マサラタウン

 

 船内では、オーキド博士への大事な届け物を持っているため、できるだけ静かに過ごしていた。ハプニングが起きることなく、問題なくマサラタウンに到着することができた。

 

 

 

 マサラタウンに到着すると、すぐにオーキド博士の研究所がどこにあるのか分かった。一番大きな建物であったため、急いで向かいグレンタウンのポケモン研究所からのお届け物があることを研究所の職員に伝えた。

 

 

 要件を伝え、通された部屋で暫く待つと、オーキド博士が表れた。

 

 

オーキド博士「待たせてすまないね。マサラタウンへようこそ、トウジ君。研究所からの資料を届けてもらえて助かったよ。色々と進展があって忙しくなったからね。」

 

 

 「(オーキド博士と直接話すことができるとは思わなかった。)初めまして、トウジと申します。重要な資料を無事、届けることができて良かったです。」

 

 

 

オーキド博士「うむ、きちんと受け取ったことは向こうに伝えておくよ。とても緊張して疲れているようなら、今日はこちらで泊まっていってもよいぞ。」

 

 

 

 「(オーキド博士の研究所で泊まるって大丈夫なのか?)お気遣いありがとうございます。しかし、大事な研究を行っているのに、部外者の自分が泊まるのは大丈夫なのでしょうか?」

 

 

オーキド博士「問題ないぞ。本当に大事な研究は、人が容易に近づけるようなところではしておらんのでな。遠慮することはないぞ。」

 

 

 「(遠慮するのも失礼になるかもしれないし、ゲーム開始時とのずれを確認するにはちょうどいいかもしれないな。)お言葉に甘えさせてもらってもよろしいでしょうか。」

 

 

オーキド博士「ああ、構わないさ。今日はゆっくりしていきたまえ。」

 

 

 「ありがとうございます。」

 

 

 そう言うと、女の子が入ってきた。

 

 

女の子「おじいちゃん、大事な資料を持ってきたお客様がいるのなら、お茶をお出ししないといけないでしょ。」

 

 

オーキド博士「そうであったな。いやぁ、すまない。ナナミ君もありがとう。紹介するよ、孫のナナミだ。」

 

 

ナナミ「初めまして、ナナミと申します。よろしくお願いします。」

 

 

 「トウジと申します。よろしくお願いします。」

 

 

 ナナミさんがお茶とお茶請けをテーブルに乗せました。まさか、ライバルのお姉さんに合えるとは思っていませんでした。

 

 

オーキド博士「ナナミはトウジ君の1つ上でな、研究所でポケモンのお世話や、ポケモンバトルに協力してもらっているのさ。」

 

 

ナナミ「協力と言っても、簡単なことしかしていないから、大したことはしていないけどね。」

 

 

 「(ナナミさんは1つ上か、主人公たちの年齢はいくつか知りたいがどう切り出すか。)オーキド博士の研究所で働けるだけですごいことですよ。」

 

 

オーキド博士「君の方こそ、グレンタウンのポケモン研究所で色々とお手伝いをしていると聞いておるぞ。ポケモンバトルも大人と同等に行えるらしいな。」

 

 

ナナミ「トウジ君も私と同じく研究所でお手伝いしているのね。弟とあまり年齢が変わらないだろうにすごいわね。」

 

 

 「(弟の話が出たなら自然と聞くことができそうだ。)弟さんがいらっしゃるのですか?」

 

 

ナナミ「えぇ、そうよ。グリーンって名前なんだけど、トウジ君の1つ年下ね。トウジ君のように、トレーナーズスクールを卒業したらすぐにジムに挑戦するって言っていたわね。」

 

 

 「(1歳下か。なら、ゲーム開始は1年後か。金・銀・クリスタルの開始は初代の3年後だったから…寝る前に考えるとしよう)そうか、なら後輩になるのかな?ナナミさんはジムへの挑戦はしたのですか?」

 

 

ナナミ「私はしなかったわ。ポケモンバトルよりも、ポケモンのお世話をする方が楽しかったから。」

 

 

オーキド博士「悪いがナナミ君、少しトウジ君の相手をしてもらえか?そろそろ研究に戻りたいのとトウジ君が届けてくれた資料を確認したいのでな。」

 

 

ナナミ「わかったわ。おじいちゃんも研究を頑張ってね。」

 

 

オーキド博士「トウジ君、申し訳ないがわしは席を離れるよ。しなければならないことがあるのでな。夜にまた会おう。」

 

 

 「(オーキド博士はやっぱり忙しいのだろう)はい、わかりました。今日はお世話になります。」

 

 

ナナミ「それじゃ、ポケモンについて、色々お話ししましょう。」

 

 

 オーキド博士が席を外した後は、ナナミさんとポケモンについて話した。そして、手持ちのポケモンを見せると、カントーに生息していないタマちゃんについて根掘りはぼり聞かれた。

 

 

 他にも、ジムチャレンジのジムを回る順番や、タマちゃんのホウエン地方について、いずれ訪れようと思っていることについても話した。

 

 

ナナミ「タマちゃんの故郷のホウエン地方では、ポケモンコンテストっていうのがあるのね。バトル以外にもポケモンと共に行う競技があるなんて知らなかったわ。」

 

 

 「僕も、タマちゃんの故郷について調べて初めて知ったことだから、カントー地方にはまだ広まっていないのだろう。」

 

 

 ポケモンコンテストについて話すと、興味を持ったみたいで、している限りのことを話すと同時に、どうすればコンテストの動画が見られるかも教えることになった。

 

 

 

 ナナミさんと話していると、オーキド博士が戻ってきて泊まる部屋に案内してもらい、一緒に食事をした後、部屋で今後の予定について改めて考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「(1年後にゲーム本編が始まると考えると、金銀クリスタルが3年後、グレンタウンが噴火によりなくなるのは、その間のはずだ。確か1年前に噴火によってグレンタウンがなくなったとNPCがいていたはずだから、今から3年後にグレンタウンがなくなる噴火が起こるだろう。)」

 

 

 「(なら、1年以内にカントー地方のジムを制覇した後、セキエイリーグに挑戦。次に、ジョウト地方でさらにジムに挑戦して実力をつけよう。可能な限り早くジムを回った後、タマちゃんの故郷のホウエン地方を訪れて、ジムに挑戦し、さらに実力をつけよう。)」

 

 

 

 「(…もしかしたら、ホウエン地方のレジアイス、レジロック、レジスチルを捕まえるのも選択の1つか。フリーザーについては、研究所が調査しているし、もしかすると本編では語られていないだけで、フリーザーを捕まえてグレン島の対処をして失敗していたのかもしれない。)」

 

 

 

 「(そもそも、ふたご島にフリーザーがいると知っているなら、グレン山が噴火する予兆があった時点で、グレンタウンを守るためにフリーザーを捕獲しようとしていてもおかしくない。)」

 

 

 「(それとも、噴火の予兆があった時点で、すぐにフリーザーはふたご島を離れて捕まえられなくなったと考えることができるのか。ポケモン達は、人間よりも危機察知能力に優れていると聞くし。)」

 

 

 「(フリーザーをゲットしようと複数のジムリーダーを率いて、ふたご島の奥まで行った時には、完全に隠れてやり過ごしたことから、自分が捕まえに行っても隠れられて捕まえることができないかもしれない。)」

 

 

 「(それに対して、レジアイスたちは封印を解いて、点字通りの行動をとれば、眠っている部屋に入ることができるため、隠れられることはないはずだ。なら確実にポケモンバトルを行えるレジアイスたちを捕まえに行った方がまだ確実だろう。)」

 

 

 そう結論付けて、フリーザーの捕獲ではなく、レジアイス、レジロック、レジスチルの捕獲について考え、ジョウト地方ではヘビーボールを作ってもらう事を忘れないようにメモしておきました。

 

 

 

 次の日になると、オーキド博士とナナミさんにお礼を言い、出発しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナミ「ねぇ、おじいちゃん。」

 

 

オーキド博士「何か頼みたいことでもあるのかのう?」

 

 

ナナミ「えぇ、ホウエン地方で行われているポケモンコンテストについて動画をみてみたいのだけどいいかな?」

 

 

オーキド博士「構わないさ。専用のパソコンを用意するから、好きにみてよいぞ。」

 

 

ナナミ「ありがとう。おじいちゃん。」

 

 

 

 

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