グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。   作:ヒノウジ

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トキワの森

 

 トキワジムに挑戦し、グリーンバッジを手に入れた次の日、両親にグリーンバッジを手に入れた報告をするために、ポケモンセンターのテレビ電話を借りることにした。

 

 

 「久しぶりってほどじゃないけど、トキワジムに挑戦してグリーンバッジを手に入れたよ。」

 

 

母「もう2つ目のバッジを手に入れたのね、おめでとう!」

父「まだグレンタウンを出発してから、4日しか経っていないのに、もうトキワジムに挑戦し、認められたのか。」

 

 

 「うん、マサラタウンからトキワシティまで思っていたよりもすぐについたから、昨日挑戦したんだ。」

 

 

父「次はニビシティに挑戦するんだったな。」

 

 

 「うん、明日トキワの森に入るから、今日はその準備のために買い物をするんだ。」

 

 

母「なら、虫除けスプレーは用意した方がいいわね。」

 

父「ああ、トキワの森はむしポケモンがたくさんいるから、気が付いたら囲まれていたなんてことになると大変だからな。後、わかっているとは思うが、ブーバーに指示を出すときは注意するんだぞ。トキワの森で火事を起こすのは流石に許されることではないからな。」

 

 

 「わかった、気を付けるよ。」

 

父「それでは、しっかりと準備をして、明日のトキワの森を無事に越えられるよう応援しているよ。」

母「頑張ってね。」

 

 

 「頑張ってトキワの森を越えるよ。それじゃ、もう切るね。」

 

父「ああ、頑張るんだぞ。」

 

 

 そう言って、テレビ電話を切りました。明日にはトキワの森を越えたいため、ショップで、トキワの森で必要でなるであろう、どくけしと虫よけスプレー、きずぐすり、ポケモンフードの補充をし、トキワの森の移動しやすい経路について調べました。

 

 

 シムに挑戦するために、トキワシティからニビシティへ、あるいは、ニビシティからトキワシティへ移動するトレーナーは毎年いるため、移動しやすい道はできているはずです。

 

 

 その後は、ポケモンセンターの職員に明日、出発することを伝えて、必要な手続きを行い、いつもより早く寝ました。

 

 

 

 

 

 次の日、早くから起きて、ポケモンセンターにお礼を言い、トキワの森へ出発しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 トキワの森に近づいていくと、とても深い森であることがわかりました。トキワの森の入り口には、建物があり、どうやらトキワの森に何か異変があった時にすぐに対応できるよう、トレーナーが控えているようでした。

 

 その建物に入り、トキワの森に入る旨を伝えた後、トキワの森へと足を踏み入れた。

 

 

 

 

 トキワの森の中は、木々が生い茂っており、思っていた以上に地面は歩きにくかった。さらに、木々の奥からは視線を感じ、ポケモンがこちらを伺っているようだった。

 

 

 「行け、タマちゃん、ブーバー!」

 

 いつ、どこからポケモンが飛び出してくるかわからないため、タマちゃんとブーバーを出し、一緒に移動してもらい、いつでも野生のポケモンに対応できるようにした。

 

 

 「野生のポケモンがいつ飛び出してくるかわからないから、よろしく頼むな。」

 

 タマちゃんとブーバーは鳴き声を上げ、うなずいてくれました。

 

 

 少し歩いたら、さっそくキャタピーがゆっくりと歩いているのが見えました。タマちゃんとブーバーは構えましたが、このキャタピーはただ、歩いているだけで、向かってきていないので、言いました。

 

 「あのキャタピーは相手にしなくていい、こちらに向かってくるポケモンと戦ってくれ。」

 

 そう言うとうなずいてくれました。

 

 

 その後、教えてもらった通りに歩いて、数分後、ビードルがこちらに向かって頭の針をむけてきました。

 

 「タマちゃん、みずてっぽう!」

 

 タマちゃんが直ぐにみずてっぽうを放つと、ビードルがどくばりを放つ前に、みずてっぽうが当たり、倒せました。

 

 「よくやったぞ、タマちゃん。ブーバーも次はよろしくな。」

 

 

 その後も、ビードルはこちらに向かって積極的に攻撃をしてきましたが、タマりゃんのみずてっぽうとブーバーのひのこで十分に対処できました。

 

 

 

 トキワの森で注意すべきは、さなぎポケモンのトランセルとコクーンに近づかないことだと教わっていました。さなぎポケモンの近くには、その進化先であるバタフリーやスピアーがいることが多く、バタフリーは状態異常の粉で、スピアーは群れで襲ってくるためです。

 

 

 ですので、さなぎポケモンがいたら、近くを通る時は可能な限り距離をとり、場合によっては引き返して、別の場所を通るようにしました。特に危険なのが、たくさんのコクーンがぶら下がっている木であり、近づくだけでスピアーが群れを成して襲ってくるため、見かけたら、引き返して別の道を進みました。

 

 

 

 そして、昼になったため、一旦敷物をしてタマちゃんとブーバーと一緒にお昼にしました。お昼には、トキワシティで購入しておいたポケモンフードを与え、自分は買っておいたおにぎりを食べました。

 

 

 多少は疲れは取れましたが、予想以上にトキワの森は歩きづらいことと、ビードルが地面からだけでなく、木の幹や木の上からどくばりを放ってくるので、気づくのが遅れてタマちゃんやブーバーが毒状態になることが何度かあったため、どくけしときずぐすりを使用して時間をとられました。

 

 

 

 「(ビードルが予想以上に好戦的だな。地面だけでなく木の上にいて突然攻撃してくることがあるから、大変だ。タマちゃんもブーバーも先手を取られることがあるくらいだし、先手を取られないように、気配を察知できるような訓練を行うのもいいのかもしれないな。)」

 

 

 「(今後も、山や洞窟を越えていくなら、色んなところに隠れているポケモンが、突然襲い掛かってくることもあるだろうし、ニビジムへの挑戦が終わったら、少しトキワの森の中で訓練をしようかな?)」

 

 

 

 今後のことを考え、訓練の内容について考えながら食事をしていると。自分が向かっている方向から、人が近づいてきました。

 

 

男性「こんにちは、君はトキワシティから来たのかい?」

 

 20を超えているであろう男性でした。

 

 「こんにちは、その通りです、トキワシティから来ました。あなたはニビシティから?」

 

男性「ああ、そうさ。トキワの森の様子を確認しに来たのさ。」

 

 「トキワの森の様子をですか?」

 

男性「トキワの森は見ての通り、見通しが悪く、好戦的なむしポケモンはいろんなところから襲い掛かって来るからね。だからこうして、見回っているのさ、救助しないといけない人がいないかをね。」

 

 

 「(確かに、色んなところからビードルが襲い掛かってきたし、どくけしを補充していなければ危なかった。救助者が出るのはあり得ることか)大変なお仕事をされているのですね。お疲れ様です。」

 

 

男性「慣れているからそこまで大変ではないけどね。降りてこい!」

 

 男性がそう言うと、2体のピジョンが降りてきました。

 

男性「彼らは人を探すのがとても上手だからね。むしポケモンにも有利をとれるから大丈夫なのさ。」

 

 

 「(ひこうタイプなら、むしポケモンに有利だし、空を飛べるなら、上から人を探すこともできる。人を探すのが上手ということは、木下にいる人を探す手段を持っているのか?)とても強そうなピジョンですね。」

 

 

男性「まぁな。毎日のように、むしポケモンとバトルしているからな。むしポケモンが相手なら負けないさ。その様子だと助けは必要ないようだね。」

 

 

 「はい、どくけしやきずぐすりを準備してきましたので、問題は起きていません。」

 

 

男性「それなら、ここからニビシティに行くのは楽だろうな。何たって、俺と同じ道をたどれば、好戦的なむしポケモンはほとんど倒しているからな。」

 

 

 「(そうか、彼がすでに通った道なら比較的安全になるのか。ポケモン達と訓練したいところだが、回復アイテムのこともあるから、余裕をもって通り抜けたいから助かった。)ありがとうございます。助かります。」

 

 

男性「ならよかった。油断せずに行くんだよ。」

 

 「はい!」

 

 

男性「しかし、君は変わったポケモンを持っているんだね。その丸っこいポケモンはなんて名前だい?」

 

 

 「タマザラシってポケモンです。ホウエン地方のポケモンなので、カントー地方にはいませんね。」

 

 

男性「ホウエン地方…。随分遠い地方のポケモンなんだね。なら気を付けると言い、最近ロケット団が活発になっているらしいからね、カントー地方で珍しいポケモンなら彼らに狙われるだろうから。」

 

 

 「(ニュースでもやっていたが、ロケット団か。気をつけないといけないな。ゲームでは1対1で戦ってくれたが、複数のロケット団員が、ポケモンを同時に出してきて手持ちを奪われた事件があったからな。)はい、気を付けます。」

 

 

 

男性「おっと、俺はこれで失礼しよう。見回りはまだ終わっていないからな。」

 

 

 「ありがとうございました。見回り頑張ってください。」

 

 

 そう言ってお別れをした後、僕もバックから出したものを片付けて、ポケモン達と出発しました。

 

 

 「タマちゃん、ブーバー。それじゃ、出発しよう。」

 

 

 再び出発し、バトルの跡が残っている先ほどの男性が通ったであろう道を選んで進むと、好戦的なむしポケモンに遭遇せずに、トキワの森を抜けることができました。

 

 

 

 

 

 ニビシティに到着後、すぐに、ポケモンセンターで宿泊する手続きをし、テレビ電話で両親にトキワの森を抜けたことを告げ、今日はポケモン達とゆっくり休むことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





タマザラシ ♀ レベル25→26 特性 あついしぼう

技 みずてっぽう
  れいとうビーム
  ころがる
  こなゆき


ブーバー ♂ レベル 32→33 特性 ほのおのからだ

技 ひのこ
  ほのおのパンチ
  サイコキネシス 
  えんまく
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