グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。 作:ヒノウジ
前回、と前々回、タマザラシとブーバーのレベルと技の表記がなかったため、後書きに記載しておきました。
ジムリーダー戦は予想以上に時間がかかるとわかりました。
ジムリーダー・タケシとのポケモンバトルが始まった。相手の手持ちは3体だが、こちらは2体しかいないため、タマちゃんに頑張ってもらう必要がある。
「行け、タマちゃん!」
タケシ「行け、イシツブテ!」
ジムトレーナーと同じなら、同じ展開で対処できれば、消耗を抑えられるかもしれない。
「れいとうビームだ!」
タケシ「イシツブテ、避けていわおとし。」
「タマちゃん、転がって避けろ!」
先ほどと同じ展開になりそうなので、転がって近づかせることにしてみる。
「タマちゃん、転がって避けながら近づくんだ!」
タマちゃんに避けながら転がって近づくように指示を出し、相手の出方を見ることにした。
タケシ「なら、いわなだれで進路を狭めるんだ!」
先ほどと違い、いわなだれによって進路を狭めて狙い撃ちできるようにしてきたので、急いで指示を出しました。
「急いでみずてっぽう!」
タマちゃんは指示通りに転がるのをすぐやめて、いわなだれのスキをついてみずてっぽうを放ちました。
タケシ「避けるんだ、イシツブテ!」
イシツブテが急いで回避しますが、少しみずてっぽうに当たってしまいます。
フィールドは、イシツブテにより岩だらけにされ、転がりづらくされました。
「なら、タマちゃん、周囲を岩ごとれいとうビームで凍らせるんだ!」
タマちゃんがフィールドをれいとうビームで凍らせていきます。
タケシ「いわなだれを当てて止めるんだ!」
「いわなだれを避けて、れいとうビームを続けるんだ。」
何度か同じ指示を出し合い、ついにイシツブテとタマちゃんの間のフィールドは氷に覆われました。
「(よし、これならタマちゃんも転がらずに移動ができるはず。)タマちゃん、転がらずにイシツブテに近づくんだ!」
タマちゃんは氷に覆われたフィールドを転がらずに滑って移動していきます。
タケシ「いわおとしで狙い打て!」
いわなだれにより、イシツブテの間は狭い道しかないため回避しずらく、いわおとしで確実に当てようとしています。
タケシ「いまだ、投げろ!」
「今だ、回転して真後ろに向いて、思いっきりみずてっぽう!
横に避けるだけの幅がない地点でお互いに同時に指示を出しました。すると、タマちゃんは回転し、真後ろに向いてみずてっぽうを放ったため、反動により急加速しました。
そして、イシツブテが放った岩の下をくぐって距離を縮めることができました。
「もう一度回転して、みずてっぽうだ!」
タケシ「なっ、イシツブテ避けるんだ!」
距離が縮んだことで、イシツブテは回避する時間が足りず、みずてっぽうが当たりました。
審判「イシツブテ、戦闘不能!」
「よくやった!タマちゃん!」
タマちゃんが喜びながら近づいてきます。
タケシ「イシツブテを少ない消耗で倒すとはやるじゃないか。ならこいつならどうだ?行け!イワーク!」
イワークが現れました。それと同時に、その巨体により、イワークの周囲の氷が砕かれます。
タケシ「これで、フィールドの氷は容易に砕ける。イワーク、あなをほるだ!」
イワークが素早くあなをほるで地中に潜りました。
「タマちゃん、移動し続けるんだ!」
タマちゃんが移動始めると、イワークの地中を通った場所が盛り上がり、氷が砕かれていきます。
「(これだと、再び氷で覆ってもすぐに氷は砕かれるか。)」
イワークの巨体なら、みずてっぽうを避け切るのは難しいと考えましたが、これでは当てようがありません。
「(あちらの狙いは、氷を砕くこと。おかげでイワークがどこにいるのかわかりやすい。出てきたところをみずてっぽうで狙い打つ!)」
「タマちゃん、とにかく移動し続けて距離をとるんだ!」
タマちゃんが、イワークが地中にいるところを避けて、移動し続けているとついに氷が覆っていないところまで来ました。
「タマちゃん、転がって移動するんだ!」
すぐにタマちゃんは転がって距離をとりました。イワークはフィールドの氷を殆ど砕き、タマちゃんに徐々に迫ってきます。
「タマちゃん!前方にれいとうビームだ!」
れいとうビームにより、タマちゃんの前方が氷に覆われます。
タケシ「イワーク!決めるんだ!」
イワークがタマちゃんに追いつき、真下から攻撃しようとしてきます。
「タマちゃん、氷の上でイワークに最大出力でみずてっぽうだ!」
タマちゃんがイワークの方を向き、みずてっぽうを放つと、急加速し、真下から攻撃しようと出てきたイワークを回避しつつ、みずてっぽうをイワークに当てることができました。
タケシ「イワーク、いわなだれをするんだ!」
「タマちゃん、れいとうビーム!」
イワークは、体制を立て直していわなだれをした後、れいとうビームが当たりました。しかし、イワークのいわなだれもタマちゃんに当たりました。
「大丈夫か、タマちゃん!」
タマちゃんはまだ立っていましたが、イワークはみずてっぽうでぬれていたため、氷漬けになりました。
審判「イワーク戦闘不能!」
「よし、よくやったぞ、タマちゃん!」
タケシ「まさか、1体だけで3体目のポケモンを出すことになるとは思わなかったが、さすがに限界がきているようだな。行くぞ、ゴローン!」
3体目のポケモンはゴローンでした。
「(タマちゃんは限界だが、ブーバーのためにも1撃は入れたいところだ。)タマちゃん、れいとうビーム!」
タケシ「ゴローン、いわなだれで防ぐんだ。」
れいとうビームは、ゴローンのいわなだれにより届かず、岩の壁ができました。
タケシ「ゴローン、山なりにいわおとし!」
岩による壁を飛び越えて、いわおとしが飛んできました。
「転がって避けて射線を通すんだ!」
タマちゃんは転がって避け、射線が通る位置に移動をしようとしました。
タケシ「今だ、じしんだ!」
転がって移動しているタマちゃんにじしんをしようとしてきたので、急いで指示を出しました。
「跳ねてみずてっぽう!」
しかし、跳ねることが間に合わず、じしんをくらってしまいました。
「何とかみずてっぽうを当てるんだ!」
転がっていたため、じしんにより真っ直ぐふっとびダメージを負いましたが、射線が通ってくれたため、みずてっぽうを指示しました。
タマちゃんは最後の力を振り絞り、みずてっぽうをゴローンに少し当てることができました。
審判「タマザラシ、戦闘不能!」
「よくやった、タマちゃん。今は休んでくれ。」
タケシ「まさか、じしんに耐えて攻撃してくるとはな。だが、次のポケモンが最後のようだな!」
「はい、このポケモンが最後の手持ちです。行け!ブーバー!」
ゴローンとブーバーの間には、凍った岩の壁がありましたが、先ほどのじしんで少し崩れています。
タケシ「いくぞ!いわおとしを山なりに投げるんだ!」
「ブーバー!避けながらひのこだ!」
ゴローンから飛んでくるいわを避けながら、崩れて射線が通っているところから、ひのこを放っていきます。
タケシ「ゴローン、避けながらいわおとしだ!」
お互いに技を出し合いましたが、ブーバーはいわを難なく避けひのこを放ち、ゴローンは中央の岩の壁を利用して、射線を通らないようにしつついわおとしを繰り出しました。
「(ゴローンはタマちゃんのみずてっぽうでダメージを負っていし、素早くはないから、ひのこを避けきれない瞬間が来るはず。このままじしんが来るのを待とう。)ブーバー!このまま頑張れ!」
ブーバーはいわおとしを避け、ひのこを放ち続けました。すると、ゴローンはついに、ひのこがかすりました。
タケシ「まずいな、ならば、ゴローンじしんだ!」
ゴローンにじしんを指示したので急いで指示を出しました。
「ブーバー、思いっきりジャンプするんだ!」
ゴローンがじしんをした時にはブーバーは地面から飛び上がり、中央の壁よりも高く飛びました。
「ブーバー、サイコキネシス!」
ゴローンはじしんのために動けないため、サイコキネシスを指示しました。
タケシ「何!避けるんだ!ゴローン!」
しかし、じしんをしていたゴローンは動けず、ブーバーのサイコキネシスにより、地面にたたきつけられました。
ブーバーが中央の岩の壁に乗ったため、さらに指示をしました。
「さらにサイコキネシス!」
ゴローンが大勢を立て直す前に、ブーバーのサイコキネシスが決まり、吹き飛ばしました。
タケシ「ゴローン!」
審判「ゴローン、戦闘不能!よって、挑戦者の勝利!」
「よくやったぞ、ブーバー!」
タケシ「すごいな、フィールドを生かした戦いをするタマザラシにサイコキネシスを使うブーバーか。どちらも、10歳の少年が指示しているとは思えない戦いぶりだったぞ。それでは、グレーバッジを授与しよう。」
「ありがとうございます。」
タケシ「それと、これを渡そう。」
そう言うと、賞金と技マシンを渡してくれました。
タケシ「技マシンは『いわなだれ』だ。岩タイプの強力な技だ。うまく生かしてくれ。」
「はい、ありがとうございます。」
いわなだれは、貴重な岩技なため、大事に使おうと思います。賞金も前回よりも多く入っていました。
タケシ「それでは、次の挑戦者がいるから、帰りは職員についていくといい。」
「はい、対戦ありがとうございました。」
そう言って、職員と共にジムを出てポケモンセンターの部屋に帰りました。ポケモン達をポケモンセンターに預けてテレビ電話で、グレーバッジを手に入れたことを両親に報告しようとしました。
タマザラシ ♀ レベル28→29 特性 あついしぼう
技 みずてっぽう
れいとうビーム
ころがる
こなゆき
ブーバー ♂ レベル 33→34 特性 ほのおのからだ
技 ひのこ
ほのおのパンチ
サイコキネシス
えんまく