グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。 作:ヒノウジ
投稿遅れました。
ニビシティにあるニビ科学博物館のことを忘れていたため、今後の展開について少し変える必要があると考え、内容を練ることにしました。
ニビジムリーダーのタケシさんに実力を認められ、グレーバッジを受け取ったことを両親に連絡すると、主任がニビシティにあるニビ科学博物館に訪れて欲しいと僕に伝えておいてくれと頼まれたそうだ。
理由を聞いたところ、誰が聞いているわからない場所では伝えられないから、博物館で聞いてほしいと言われた。
確か、ニビ科学博物館でひみつのコハクを貰い、グレンタウンでプテラを復元してもらい、ゲットできるイベントがあったため、化石関連の頼み事だから、ポケモンセンターのテレビ電話で話せないのだろう。
ポケモン研究所にはとてもお世話になったため、頼みを承諾することにした。ニビ科学博物館に明日、訪れると答えると、受付で名前を伝えれば中に通してもらえるとのことだ。
今日は、疲れたためポケモンセンターに預けたポケモン達を受け取り、部屋でゆっくりと休みました。
次の日、いつもよりもゆっくりと起きると、ニビ科学博物館が開館する時間になると、すぐに入館しました。
受付「ようこそ、ニビ科学博物館へ。入場料は子供は50円となります。」
「トウジと申します。グレンタウンのポケモン研究所に、こちらへ訪問するようにと頼まれてきたのですが。」
受付「トウジ様ですね。少々お待ちください。」
そう言うと、受付の人は通信機器を使い、確認を行った。
受付「はい、トウジ様ですね。今からお通ししたいのですがお時間はよろしいでしょうか?」
「「はい、大丈夫せす。」
受付「それでは、職員を呼びますのでその方の案内に従ってください。」
すると、職員が来ました。
職員「ご案内しますので、着いてきてください。」
職員の案内の下、ニビ科学博物館の職場の中に入っていきました。扉の前に到着すると、職員が呼びかけました。
職員「館長、トウジ様をお連れしました。」
館長「入ってくれ。」
職員が扉を開けたので一緒に入りました。
館長「ようこそ、トウジ君。ジムチャレンジの最中だと言うのに申し訳ない。これから内密の話になるから、君は持ち場に戻り給え。」
職員「かしこまりました。」
そう言って、職員は扉を閉めて出ていきました。
館長「さて、早速本題に入りたいのだがよろしいかな?」
「はい。」
館長「頼みたいことがあってだな、これをグレンタウンのポケモン研究所に届けてもらえないか?」
すると、引き出しからケースに入ったコハクを取り出しました。
館長「これはコハクと言って、古代ポケモンの遺伝子が閉じ込められているのさ。お月見山で発掘されたから、復元するためにグレンタウンのポケモン研究所にとどけたいのさ。」
「質問してもよろしいでしょうか?」
館長「ああ、かまわないとも。」
「なぜ、自分のような子供に頼むのでしょうか?この博物館に勤めている職員か、ポケモン研究所の職員がするべきではないのでしょうか?」
館長「もっともな質問だな。理由は単純だ。現在こちらはある問題に対処するために人員を割けることができないからだ。あちらは、内容までは知らないが、何か発見があったらしくそのために可能な限りの人員を動員しているらしい。」
どうやら、どっちも忙しくて人手不足なようだ。
「物を届けるだけなら宅配業者に頼んだ方が確実なのではないでしょうか?」
館長「それも選択肢の一つとして挙がったのだが、我々が直面している問題を考えると、宅配業者に頼んだことが漏れて襲撃される可能性があってできないのだよ。」
どうやら、物騒な問題が関わっているらしい。危険なことを自分のような子供に頼むほどの事態が起こっているのか。
「襲撃が起きるって、誰が襲撃するのですか?自分が運んでも危険はないのですか?」
館長「襲撃してくるのはロケット団だよ。」
「ロケット団!(ゲームでもお月見山でロケット団が化石を目当てにしていたが、すでに活動していたのか)」
館長「そうだ、お月見山でポケモンの化石を発掘したことをロケット団が知ったらしく、度々襲撃してくるのだよ。そのために、可能な限りの職員を動員し、ジムトレーナーや警察にも対処してもらえるように頼んでいるのさ。」
「ロケット団が狙うようなものを運んで襲撃される危険はないのでしょうか?」
館長「その点は問題ない。まず君のような子供に、大事なものを預かるわけがないと相手は考えるだろう。さらに、君が出発する前に宅配業者に別の物を頼み、君が出発した次の日に出発してもらうように頼む予定になっている。」
「ようするに、宅配業者に囮になってもらっている間に、トキワの森を抜けて可能な限り進むということですか。宅配する人が危険な目に合いそうですが大丈夫なのですか?」
館長「その点は問題ない。すでに宅配業者には伝えてある。中の物はコハクに似せたものになっているから、荷物を捨てても大丈夫だと伝えてあるし、万が一、追ってきても、備えは用意している。」
どうやら、すでに自分が協力する前提で計画が練られているらしい。ポケモン研究所にはお世話になったから、協力したい気持ちがあるが、次のジムの逆方向に進みたくはない。そう考えていると、
館長「それと、ポケモン研究所が届けてくれたらお礼を用意していると言っていたよ。」
「お礼ですか?」
館長「ああ、1つ目のお礼としてグレンタウンからクチバシティ行の船のチケットだと言っていたな。」
「クチバシティ行の船ですか。」
だとしたらありがたい。ロケット団が活動している危険なお月見山を通らずに済むのは助かる。
館長「2つ目のお礼は、ポケモンを用意したかったが忙しくてできないらしく、代わりに、懇意にしているシルフカンパニーに頼んだと言っていた。」
「シルフカンパニーに?」
シルフカンパニーと懇意にしているのは初めて知った。
館長「詳しい話は聞いていないからわからんが、とても自信がある様子だったな。」
シルフカンパニーと言えば、モンスターボール関連だろう。スーパーボールやハイパーボールはまだ一般販売されていないから、それらが関係しているのかな?
館長「どうだ、コハクをグレンタウンまで運んでもらえないだろうか?」
まず、考えるべきはハナダシティ側に行く方法だ。このままだと、ロケット団が活動しているお月見山を越えることになるが、コハクをグレンタウンまで運べば、クチバシティ行の船に乗って楽ができる。
だが、コハクをグレンタウンまで運んでいることがばれると、ロケット団に襲撃っされる危険がある。囮を用意してもらっているから危険は少ないが…。
どちらがリスクが高いかの問題か。お月見山を越えるのは、山越えに十分な荷物をもった状態で、野生のポケモンへの警戒とロケット団への警戒、両方をしながら進む必要がある。
それに対して、コハクをグレンタウンまで運ぶのは、囮がいるため危険は少なく見積もれことができる。さらに、トキワの森はすでに通ったことがあるから、道に迷うことはない。お月見山は道に迷うリスクもあるのか。
なら、コハクをグレンタウンまで運ぶ方がリスクは低いのか。
「わかりました。コハクをグレンタウンまで運びます。」
館長「そうか。それはよかった。ならコハクを渡しておくから、ポケモンセンターに着いたらすぐに出発してくれ。こちらも、君が帰り次第、宅配業者に頼むよ。」
そう言うと、コハクを小さな箱に入れて渡してきました。
館長「誰にもばれないようにポケットに忍び込ましておいてくれ。では、職員を呼ぶから裏口からこっそりでるのだぞ。」
「わかりました。可能な限り急いで出発します。」
館長「うむ、頼んだぞ。」
すぐに職員が来たため、ついていき、裏口から出てニビ科学博物館を後にしました。
ポケモンセンターに着くと、荷物をまとめ、職員に出発する旨を伝えて、トキワの森へ向かいました。
トキワの森では、むしポケモンが何度も襲ってきましたが、ロケット団が襲ってくることはありませんでした。途中で、タマちゃんとブーバーにポケモンフードを与え、急いで進むと、暗くなる前にはトキワシティに到着し、ポケモンセンターに1泊することにしました。