グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。 作:ヒノウジ
トキワの森を越え、トキワシティに到着した次の日、朝早くから起きてマサラタウンへ出発することにしました。なぜなら、トキワジムのジムへリーダーのサカキさんはロケット団のボスであるためです。
「(ロケット団の襲撃を受けることなくトキワシティに到着できたのは助かった。後は、マサラタウンでグレンタウン行の船に乗れば問題ない。チケットを買ったら、両親に一度連絡しよう。)」
トキワシティからマサラタウンまでの道のりはとても短かったため、昼になる前に到着しました。グレンタウン行のチケットを買いに行くと、午後の便のチケットを買うことができたため、一旦ポケモンセンターによって、家に電話をかけ報告することができました。
母さんしかいませんでしたが、事情は知っていたらしく、グレンタウンに着いたらすぐにポケモン研究所の受付で手続きを行うように言われました。
船を待っている間、マサラタウンでトキワの森で消費した分の補充をしていると、フレンドリィショップでナナミさんと出会いました。
ナナミ「あら、お久しぶり、トウジ君。」
「ナナミさん、お久しぶりです。」
籠に複数のポケモンフードが入っているところを見ると、研究所のお使いできているようでした。
ナナミ「マサラタウンに戻ってきているってことは、何かあったのかしら?」
「(届け物について話すことはできないから、どう答えようか…。)お月見山が大変なことになっているらしくて、グレンタウンからクチバシティ行の船で次のジムに向かうことにしました。」
ナナミ「えっ!お月見山が大変なことになっているって何があったの?」
「どうも、ロケット団が活動しているらしいです。」
ナナミ「あー、ロケット団か。最近活発に動いているらしくって迷惑よね。なら、もうバッジは3つ手に入れているってことかしら?」
「はい、ニビジムを突破したので3つです。」
ナナミ「おめでとう!次は4つ目のジムバッジへの挑戦になるのね。どこに挑戦するのかしら?」
「次はヤマブキジムになると思います。」
ナナミ「ヤマブキジムって確か…あれ?クチバシティ行の船ならそのままクチバジムに挑戦しないの?」
「(おっと、ヤマブキシティにはシルフカンパニーにお礼を用意しているって言っていたから、待たせるのは良くないと思ってだけど理由はどうしようか、)今の手持ちでは、電気タイプのジムの突破は難しいと思って挑戦は後回しにしようと決めたんです。」
ナナミ「そっか、相性を考えてジムに挑戦するのも大事よね。」
「ナナミさんは研究所のお使いですか?」
ナナミ「ええ、研究所にいるポケモン達のための買い物をしているの。」
籠がいっぱいになっているため、レジへと一緒に進み、会計を終えました。
「袋、一つ持ちますよ。」
買った分をバッグに詰め終えるとナナミさんが両手で袋を持っていたため、提案しました。
ナナミ「私が頼まれたお使いだから悪いわよ。」
「船着き場の道中ですから大丈夫ですよ。それに、女性が両手に袋を持っている横で歩くのは、外聞が良くないですし。」
ナナミ「ならお言葉に甘えさせてもらおうかしら。ありがとね。」
袋を一つ受け取り、会話をしていると研究所に着きました。
ナナミ「ありがとう。おかげで助かったわ。」
「好きでしたことですから。」
ナナミ「時間は大丈夫かしら?お礼をしたいのだけど?」
「いや、悪いですよ。荷物を持っただけで。」
ナナミ「思ったよりも重かったから助かったの。だからどうかしら。」
「(あまり遠慮するのも悪いか)船は午後からで時間があるから、お言葉に甘えさせてもらおうかな。」
ナナミ「ええ、それじゃ入って。」
ナナミさんの案内の下、部屋に入り、荷物を渡しました。
ナナミ「それじゃ、荷物渡してくるから少し待っててね。」
そう言って袋を持って出ていきました。しばらく待っているとナナミさんが部屋に入ってきました。
ナナミ「お待たせ、ちょうどいいのがあったからどうぞ。」
「ありがとうございます。」
ナナミさんが持ってきたのは羊羹でした。
ナナミ「お茶を入れるから待っててね。」
ナナミさんと一緒に羊羹を食べながら、ジムチャレンジの内容について話しました。食べ終わると船の時間も迫っていたためお暇することにしました。
「羊羹ありがとうございます。とてもおいしかったです。」
ナナミ「ならよかったわ。ジムチャレンジ頑張ってね。」
「はい、頑張ります。」
挨拶を終え、船着き場に向かいました。時間になり、船に乗って出発し、しばらくするとグレンタウンに着きました。
グレンタウンに到着したため、母さんに言われた通りポケモン研究所へ向かいました。