グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。 作:ヒノウジ
タマザラシのタマちゃんを手持ちにした後の日々は、とても充実していました。
家では、研究所から出された喉にいい専用のフードを与え、喉が良くなったら、ポケモンフードをいくつか試して、タマちゃんが気に入ったものを食べさせるようにしました。
母さんも、タマちゃんの可愛さに夢中になり、家にいる間は暇さえあれば抱きしめようとしていました。
研究所では、プテラの、人を乗せての飛行訓練を手伝いながら、広い空間を利用させてもらい、タマちゃんと追いかけっこをさせてもらったり、ジグザグで転がる練習や転がっている時に跳ねる練習もさせました。カブトやオムナイト、プテラとも遊ばせてもらう事ができました。
さらに、カブトやオムナイトを相手に、タマちゃんで対戦をさせてもらう事ができました。
主任(ダン)「それでは、カブト対タマザラシのポケモン勝負を行います。」
「行け、タマチャン。」
ナツ「行きなさい、カブト」
タマザラシとカブトは元気よく鳴き声を上げた。
ダン「はじめ!」
ナツ「カブト、すいとるよ」
「タマちゃん、転がって避けろ。」
カブトはすいとるを行いましたが、タマちゃんがころがったため回避されました。
ナツ「カブト、かたくなるをして迎え撃ちなさい。」
「転がる勢いを上げろ。」
カブトはかたくなるをして、正面から迎え撃つべく構えました。タマちゃんがカブトに近づき、ぶつかる直前に、指示を出しました。
「タマちゃん、跳ねてみずてっぽうだ。」
すると。タマちゃんはカブトにぶつかる直前に跳ねることで飛び越えて、転がるのを止めて、カブトの後ろからみずてっぽうを放ちました。
ナツ「カブト、避けなさい。」
しかし、迎え撃つたまに構えていたため、とっさに避けることはできませんでした。
「タマちゃん、さらにみずてっぽうだ。」
みずてっぽうにより飛ばされたカブトは何とか避けようとしましたが、さらに、みずてっぽうが当たりました。
ナツ「カブト、すいとるをしなさい。」
2度目のみずてっぽうに耐えて、すいとるを行おうとしているため、タマちゃんに指示を出しました。
「タマちゃん、みずてっぽうで押し込め。」
すいとるをを受けながらも、みずてっぽうを指示しました。
カブトのすいとるは成功して、タマちゃんにダメージを与えましたが、3度目のみずてっぽうを耐えられるだけの体力が、すいとるで得た分でも足りず、戦闘不能になりました。
ダン「カブト、戦闘不能。タマザラシの勝利。」
「よくやったぞ、タマちゃん。」
そう言って、タマちゃんに駆け寄り、抱きしめました。
ナツ「相変わらず、ころがるスピードが速くて技が当てれないわね。ずっと、ころがって移動させているって聞いた時は何とも思わなかったけど、いざ、ポケモン勝負になると、その目的がわからされたわ。」
「はい、タマちゃんは歩くのが苦手で、ころがることが好きだったので、バトルに生かせないかと思い、普段から転がって移動するように言いました。」
ナツ「後は、転がりながらも跳ねて後ろに回られたのは驚いたわ。最近、追いかけっこの最中に跳ねるように指示を出していたのはこのためなのね。」
「はい、タマちゃんはまだ転がって相手にぶつかっても、あまりダメージを出せていないようでしたので、相手の意表をついてみずてっぽうを当てれるように練習しました。」
家でも、みずてっぽうによる的当てをさせて、思った通りの場所に当てれるように練習させたりしていました。
ダン「そういえば、来年には、トレーナーズスクールへ通い始める時期だが、研究所に来てもらう事はできるかな?カブトやオムナイトの戦闘訓練もしたいから、ぜひ来てほしいのだが。」
僕としても、ここでの訓練は続けたいため、助かる内容でした。
「はい、ぜひ研究所に来たいです。」
ダン「そうか、それはよかった。なら、今後はお父さんと一緒ではなくても地下に入れるように受付に伝えておくよ。」
研究所は一階は一般の人も入れますが、受付で許可がないとは入れないようになっているため、僕は父さんに受付で許可をもらっていましたが、今後は自分で受付の人に頼めば、許可をもらえるようになりました。
ダン「それと、明後日にはオーキド博士が来て大事な話があるため、地下には入れないから注意するように。」
「(オーキド博士がこの研究所に来るのか!?よく考えたらプテラやカブト、オムナイトのことがあるからか。)はい、わかりました。」
ダン「それじゃ、今日はもう遅いから、家に帰るように。」
僕は、その場にいた人たちに挨拶をして、家に帰りました。
そうした日々を過ごし、タマちゃんもカブトやオムナイトとの勝負に勝ったり負けたりしながらも成長していき、トレーナーズスクールに通う日なりました。
少しずつ展開を早めていきます。