グレンタウンに生まれたから町を噴火から守りたい。 作:ヒノウジ
ポケモン屋敷で捕まえたブーバーには、予め購入していた技マシンを使用して技を覚えてもらい、研究所ではなく、ポケモン屋敷でポケモンバトルでも問題なく使用できるように訓練をしておきました。
そして、トレーナーズスクールを卒業し、ジムチャレンジに挑戦できるようになったため、さっそくグレンジムに挑戦するために手続きを行いました。そこでは、現在のバッジの数を明記することになっており、バッジの数に応じて、ジムの内容が変化することがあると説明されました。
グレンジムの挑戦はゲームであったように、ジムトレーナーの隣にクイズを出す機械が用意され、その問題に正解すれば、先に進むことができ、間違えたら、ジムトレーナーとの勝負に勝たないと先に進めないようになっていました。
出題された内容は、グレンジムが1つ目のバッジであるため、どれも簡単な内容になっており、全問正解し、すぐにカツラさんと勝負できるようになりました。
カツラ「よく来た、トウジ君。ふたご島の調査依頼だな。トレーナーとして立派に成長したようでなによりだ。」
「ありがとうございます。あの日から、ポケモンバトルを研究所でさせてもらいましたので。」
カツラ「うむ、研究所でのバトルの様子は何度か聞いている。随分と評価されておったぞ。
「(やはり、研究所でポケモンバトルをしていたことは知っていたか。手の内がばれているかはわからないから注意しないとな。)」
カツラ「安心するといい。ポケモンバトルの内容については聞かないでおいた。ジムに挑戦したときの楽しみのためにな。」
「(よかった。知っていないのか。なら、カツラさんに応えられるように、全力で挑まないといけないな。)どれだけ応えられるかわかりませんが、全力で挑ませてもらいます。」
カツラ「それでは、始めようか。」
審判「これより、ジムリーダーカツラと、チャレンジャー・トウジとのジム戦を行います。使用するポケモンは互いに2体、アイテムの使用は不可、ポケモンの交代はジムチャレンジャーのみ認められます。」
審判によって、改めてルールの確認がされます。カツラさんは、2つのボールを手に取って確認すると腰に下げました。
カツラ「知っているかもしれないが、改めて。わしは燃える男!グレンジムのジムリーダのカツラ!わしのポケモンは全てを焼いて焦がしまくる強者ばかり!やけどなおしの用意はいいか!」
審判「それでは、バトル開始!」
「行け、ブーバー!」
カツラ「ゆけ、ガーディ」
お互いにほのおタイプのポケモンを出したため、気温が上がったように感じました。ブーバーは同じほのおタイプであるガーディを前にして、とても気合が入っているようでした。
カツラ「ほぉ、ポケモン屋敷でブーバーを捕まえていたとは。最初のポケモンがなんであるか聞いておらんが、随分と鍛えたようだな。
カツラ「ならばガーディ、挨拶代わりにひのこだ!」
「ブーバー、ひのこでお返しだ!」
お互いにひのこによる攻撃を放つと、少し拮抗した後、勢いはこちらが勝り、そのままひのこがガーディに直撃しました。
「ブーバー、追撃のほのおのパンチだ!」
ひのこをくらい、ダメージを負ったガーディに対しほのおのパンチを繰り出すべく、ブーバーは一気に接近しました。
カツラ「急いで避けるのだ!」
ガーディは急いで体制を立て直し、避けようとしましたが、ブーバーはその軌道を読んでほのおのパンチを当てました。
カツラ「ガーディ、お返しにかみつくだ!」
ガーディは、ほのおのパンチを受けましたが、何とか耐えて、かみつくを繰り出しました。
「ブーバー、ほのおのパンチで迎え撃て!」
ガーディのかみつく攻撃に対してカウンター気味にほのおのパンチを当てることができ、ガーディを倒すことができました。
審判「ガーディ戦闘不能!」
「ブーバー、よくやったぞ。」
ブーバーは危うげなくガーディに勝つことができました。グレンジムが1つ目のバッジであることから、ガーディのレベルは10付近であると考えられるため、ブーバーは問題なく戦えました。
カツラ「うむ、ブーバーは随分と強いようだな。トウジ君!君の実力を考えるとすでにバッジを与える基準に達しているようだ。だから、少しでも経験になるようにこちらも、少し強めのポケモンを出させてもらおう。」
そう宣言すると、先ほど確認していたボールトは別のボールを腰から取り出しました。
カツラ「ゆけ!ブーバー!」
ボールから出てきたのはブーバーでした。すると、僕のブーバーは力強く鳴き声を上げ、カツラさんのブーバーもそれに答えるように鳴き声を上げました。
「(ブーバーを出してくるのか!…楽しみにしてくれたカツラさんに応えるためにもひるんではいられないな!幸い、ブーバーのやるきはみなぎっている)行くぞ!ブーバー!ひのこ!}
カツラ「ブーバー!かえんほうしゃ!」
「(なっ!?かえんほうしゃだと!)ブーバー何とか踏ん張れ!」
互いのほのおは拮抗することなくすぐに、こちらのブーバーにかえんほうしゃが届きました。ブーバーは、かえんほうしゃをくらってもまだ、元気は残っているようでした。
「(なら、技マシンで覚えさせた技を何とか当てないと!)えんまくで相手の視界を奪え!」
ブーバーがえんまくを放つと、カツラさんは臆することなく指示をがしました。
カツラ「かえんほうしゃで吹き飛ばせ!」
カツラさんのブーバーがかえんほうしゃを放つと、少しづつえんまくが吹き飛ばされていきました。
「ブーバー!かえんほうしゃを避けながらサイコキネシス!」
「ブゥーバァー!」
カツラさんのブーバーがえんまくの向こうからかえんほうしゃを当てようとしてきたため、上手く避けるとブーバーのサイコキネシスが決まりました。
僕のブーバのサイコキネシスにより、かつらさんのブーバーを拘束して、じめんにたたきつけました。
カツラ「なにっ!サイコキネシスだと!」
カツラさんが驚いている姿が見えました。実際、ブーバーがサイコキネシスを覚えるとは、普通思わないので、自分のような子供が、技マシンで覚えさせているとは思わなかったのでしょう。サイコキネシス自体、取り寄せないと手に入らない人気のある技マシンでもありますし。
カツラ「ブーバー!サイコキネシスを力づくで振りほどけ!」
「「ブー!バー!」
互いに鳴き声を上げ、かつらさんのブーバーがサイコキネシスを振りほどくべく、力を込め、こちらのブーバーもサイコキネシスで相手にさらにダメージを与えるべく力を込めていました。しかし、少しづつ、カツラさんのブーバーが自力で動くようになっていきます。
カツラ「ブーバー、サイコキネシスを振りほどいてじごくぐるまだ!」
すると、カツラさんのブーバーはサイコキネシスを振りほどき、じごくぐるまをくり出すべく近づいてきました。
「ブーバー、避けろ!」
しかし、僕のブーバーはサイコキネシスを振りほどかれたためか、咄嗟に動けず、じごくぐるまをくらいました。
カツラ「とどめのだいもんじ!」
「ブーバー、何とか避けるんだ!」
ブーバーはじごくぐるまをくらい、ふらついているため、だいもんじを真正面から受けてしまいました。
審判「ブーバー戦闘不能!」
「ブーバーよくやった。」
カツラ「まさか、ブーバーにサイコキネシスを覚えさせているとは。ジムチャレンジに向けて、技マシンを取り寄せていたようだな。」
「はい、強力な技マシンを可能な範囲で取り寄せました。」
そう答えながら、タマちゃんを出すべくボールを握ります。カツラさんのブーバーはサイコキネシスとじごくぐるまの反動でダメージを負っているため、こちらが有利です。
「いけ!タマちゃん!」 「タマっ!」
カツラ「そのポケモンは、あの時抱えていたポケモンのようだな。そのポケモンで研究所でポケモンバトルを行い、あのブーバーを捕まえたのか。」
「はい、自慢の相棒です。」
カツラ「それではこちらからゆくぞ!ブーバー、かえんほうしゃ!」
「タマちゃん、転がって避けろ!」
タマちゃんはすぐさま転がり、かえんほうしゃを避けました。
カツラ「なら、さらにかえんほうしゃだ!」
ブーバーのかえんほうしゃが、タマちゃんに当てようと放たれますが、タマちゃんは難なく避けます。
「今だ!みずてっぽう!」
相手のブーバーのかえんほうしゃが途切れ、息を吸い込む瞬間にみずてっぽうを指示します。
カツラ「避けろ!ブーバー」
みずてっぽうを避けるために、咄嗟に動きましたが、みずてっぽうが少し当たりました。
カツラ「なら、一気に接近してじごくぐるまだ!」
ブーバーが接近してきたため、みずてっぽうを放っても避けられるのはみえているため、転がるように指示しました。
「転がって距離をとれ!」
たまの転がる速度とブーバーの速度はわずかにタマちゃんの方が速いようでした。
カツラ「なら、かえんほうしゃだ!」
ブーバーがかえんほうしゃを放つべく立ち止まったため、こちらもすぐに指示を出しました。
「かえんほうしゃえおUターンして避けて突っ込め!」
タマちゃんはかえんほうしゃをUターンしながら避けて、ブーバーに突っ込んでいきました。
カツラ「ならば、真正面から迎え撃って、じごくぐるまだ!」
ブーバーが、タマちゃんを真正面から受け止めるべく腰を落として、じごくぐるまの構えをとります。
タマちゃんがブーバーにぶつかる前に指示を出します。
「跳ねてみずてっぽう!」
タマちゃんがブーバーの目の前で跳ね、ブーバーを飛び越え、後ろからみずてっぽうを放ちます。
カツラ「ブーバー!避けるんだ!」
しかし、ブーバーは腰を落として構えていたため、上手く避けられずにみずてっぽうが当たりました。
カツラ「大丈夫か!ブーバー!」
「ブゥー」
ブーバーは弱々しく鳴き声を上げましたがまだ戦えるようでした。
カツラ「ならば、最後の力を振り絞ってだいもんじ!」
ブーバーがだいもんじを放ちました。
「タマちゃん、自分の周りをれいとうビームで可能な限り冷やせ!」
みずてっぽうでは、だいもんじに対抗できないと考え、自分の周りをれいとうビームで氷漬けにして、耐えられるようにしました。
タマちゃんの周りが氷に覆われると同時に、だいもんじがタマちゃんに届きました。
だいもんじが通り過ぎると、氷は完全に溶けていましたが、タマちゃんはだいもんじのダメージをあまり受けづに済んだようです。
ブーバーの様子を見ると全く動いていませんでした。どうやら気絶をしているようでした。ほんとうに最後の力を振り絞ってだいもんじを放ったようでした。
審判「ブーバー、戦闘不能!よって、挑戦者の勝利!」
「ありがとう。タマちゃん!」「タマ!」
カツラ「よくやったぞ。ブーバー」
カツラさんはブーバーをボールに戻すと近寄ってきました。
カツラ「このブーバーを倒すとは!タマザラシと言うそうだな。とても驚かされたよ。研究所でどんなポケモンバトルがされているのかを聞かなくて正解だったよ。それでは、クリムゾンバッジを授与しよう。」
「ありがとうございます。カツラさんの期待に応えられてよかったです。…ちなみにあのブーバーはバッジをいくつ持っているトレーナーに出すのですか?」
カツラ「あのブーバーは、バッジ4つ持っていれば出す予定になっているな。」
「(そうか、あのブーバーと戦えたということは、現状バッジ4つまでなら、タイプ相性が悪くてもとれるかもしれないな。)ありがとうございます。今後のジムチャレンジの目安になりました。」
カツラ「はっはっは!いい答えだ!今後もポケモンバトルを繰り返して、さらなる高みにのぼるのだぞ。」
「はい!これからも強くなれるように頑張ります。」
カツラ「それとこれを受け取るがいい」
そう言ってカツラさんは、賞金と技マシンを渡してくれました。
カツラ「技マシンの中身は『だいもんじ』。とても強力なほのおタイプの技だ。知っての通り、使い切りだが、今後の戦いに生かしてくれ。賞金は規定にのっとったものだから、今後の旅に生かすといい。」
「ありがとうございます。」
だいもんじの技マシンか。ブーバーなら使いこなせそうだし、旅の途中で覚えさせて、野生ポケモンで訓練してみよう。
あと、賞金については、旅の準備と技マシンのために使おう。まだまだ取り寄せたいものはあるからね。
カツラ「それでは次の挑戦者が来る前に準備を終えたいから、トウジ君これで失礼するよ。」
「いえ、対戦ありがとうございました。」
カツラ「帰りは職員についていきたまえ、それとまだポケモントレーナーとしての第一歩を踏み出したに過ぎんのでな、今後も、トレーナーとしての腕を磨き、ポケモンたちを鍛えることを忘れずにな。」
カツラさんはそう言って、次の挑戦者の準備を始めました。
僕も職員についていき外に出ると、急いで家に帰り両親に報告に行きました。
「ただいま!父さん母さん!ジムバッジゲットしたよ!」
そう言うと両親は喜んで、お祝いのケーキを出してくれました。
タマザラシ ♀ レベル 24→25 特性 あついしぼう
技 みずてっぽう
れいとうビーム
ころがる
こなゆき
ブーバー ♂ レベル 30 特性 ほのおのからだ
技 ひのこ
ほのおのパンチ
サイコキネシス
えんまく