僕のカルデア日誌   作:kanaumi

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更新します。


ローマでの一幕③ 女神の島

 

 カエサルを倒し、野営地へと戻った僕達。カエサルとの戦闘に疲れた僕達は各々、風呂に食事にと休息していた。

「――ふう、疲れたー」

「おう、お疲れ様だ大将、しかし、悪かったな。オレっちとリップが遅れなかったもう少し楽だっただろうに」

「もう、それはさっきも聞いたよ?金時とリップがあの時来てくれたから勝てたんだし、気にしないで」

「そうか、なら、オレっちもこれ以上は言わねぇ。次を頑張るぜ」

「うん、よろしくね」

 そう言って、僕達は風呂で体を癒やした。

 

 場面は変わり、ブーディカとマシュは野外厨にて、包丁を振るっていた。

「ブーディカさん、何故私に料理を?」

「ふふっ、マシュちゃんには親近感を感じるからも有るけどね、何よりマシュちゃんが可愛良いからよ。リップちゃんもいるけど頑張ってって応援だよ」

「――え、えっと、はい、頑張ります」

「うんうん、もし、私もカルデアに呼ばれたらもっと教えてあげれるのになぁ」

「ええ、もしあればお願いします」

 その後も時間の許す限り続けていった。

 

 再び場面を変え、リップと茨木はスカサハの狩りに付き合っていた。

「何故吾が狩りに付き合わねばならん」

「何、手慣れた者がおれば効率が良いからな」

「私、別に得意でも経験者でも無いですよ?」

「暇そうであったからだ。それにお主の気配遮断も役に立とう」

「なら、何故モードレッドの奴がおらぬ。奴も得意であろう?」

「うむ、儂も呼ぼうと思っておったが、スパルタクスと行ってしまってな、仕方のないからリップを連れとるのだ」

「私、本当に暇に思われていたのですね!」

 その後も狩りを続けて、当分足りる量を持って帰った。その後、マスターに休息するように言われるのだった。

 

 モードレッドはスパルタクスと共に周囲の哨戒を行っていた。スカサハが見かけたのは出る直前だった。

「うむ、圧制者に組する者はおらぬようだな」

「ああ、にしても何でオレを誘ったんだよ?」

「何、叛逆の女王は盾の少女を気にしていた。後は、お前に私と同じ匂いがした。それだけだ」

「ああ、そう。…お前の事は名前以外は知らねえが、俺も反逆はしたが圧制者だぞ?」

「だが、私は目の前のお前を圧制者と思わなかった」

「――おい、それだけ言って先に行くな」

「続け、叛逆の騎士よ」

「ああ、もう、八つ当たりだ、悪く思うなよ!」

 眼前の連合兵に突撃していくスパルタクスに、悪態つきながらモードレッドはプリドゥエンを振り降ろすだった。そして、戻ったモードレッドはスカサハ達と共に休息を言い渡されるのだった。

 

 休息を終えて、ローマに戻る途中の森にて引き続き連合の追ってに対処していた。その時ふと、ネロが止まっているのを見かけた。本人としてはその気は無かったようだが、ブーディカからネロの異変を聞いていた僕達は、原因が何で有るかを知りたいと思った。此方の心配をよそに、ネロはガリアにて聞いたある噂を気にしていた。地中海に現れた古き神の話だ。ドクターは神霊の可能性も示唆しつつも神霊の召喚はあり得ないと否定した。真偽がどうであれ、ネロは確認しに行くと、船の用意を始めた。ネロは操舵に自信があるみたいだから任せた。

 …そして、僕は船酔いでリップに運ばれて船を降りた。ドクターが何か言っていたが、頭が重くて仕方なかった。スカサハに何とかして貰わなかったら、彼女とリップに抱えられて会う事になっていた。ありがとう、スカサハ。さて、島に辿りついた僕達を迎えたのは、サーヴァントとして、可怪しい存在だった。彼女が言うには普通では無い彼女は、観測出来る神性を持っていた。名乗った彼女―女神ステンノは戦う力を持たない神霊サーヴァントだと言う。ドクターやマシュが後にゾクッとしたと語っていたが、彼女には気をつける必要があったようだ。金時や茨木やモーさんも近寄ろうとはしなかった上に、リップは僕の後ろで控えていた。スカサハは特に気にしたようには見えなかった。

 そんな中、ネロはステンノに連合への助力を頼むのだった。だが、力が無いと断れられた。その代わりに宝がある洞窟を教えてくれた。ネロも乗り気なのでみんなで行こうとしたが、スカサハが僕とマシュとネロで行けと言った。理由を聞くと、修行だと言う。マシュが危険が無いかと聞くと、それぐらいを越せなければこの先に着いて来れないと言った。その後、危なくなったら助けると本当に?と思う発言もしていた。

 ともあれ、洞窟へ向かう事にした僕達は、スカサハの修行の言葉をすぐに納得出来た。そこには此方を食わんとする骸骨に幻想種―キメラの姿があった。いや、スカサハが言った時からこうなるのでとは思っていた。思っていたが、望んで無かった。洞窟から戻って来る時にはヘトヘトだった。

 女神の元に戻ると、何やら見覚えのある面子が僕等を待っていた。一人は、フランススキップの影響で出番の無かった、エリザベート。もう一人はウチのカルデアにもいるタマモキャットだった。キャットに関しては、カルデアから来たのかと一瞬思ったが、ドクターの通信に割り込む形で否定された。

 そうしていた時に、ドクターとスカサハから新たなサーヴァントの反応が報告された。それは、以前相手をした、カリギュラだった。繋がらない言葉を叫び襲いかかってくるカリギュラをネロは、一刀で斬り伏せた。倒れた状態でもネロと手を伸ばすカリギュラへ、ネロは静かにトドメを指した。いきなりな事で、対応に遅れたがネロのお陰で無事だった。しかし、ネロの優れない表情に心配になった。ネロ自身は問題ないというが、どうなるか気にしておこうと僕は思った。

 カリギュラの件もあって有耶無耶になったが、ステンノが褒美として、連合帝国の本拠地の場所を教えてくれた。何はともあれ、カリギュラを倒し、本拠地をしれて収穫のあった所で、ローマに戻る事になった。ステンノは縁が出来たと意味深な事を言うし、エリザベートは出番がなかったと騒ぎ出した。キャットに関しては、自身とはいえ、分身の御主人を奪う程オリジナルみたいに強欲でないと、しかし、分身の御主人に何もしないのも失礼と、いざと言う時の護身用の玉をくれた。効果は投げればわかると教えてくれなかった。また、ドクターの通信に割り込んだキャットが、危なくなったら使うと良いと効果に関しては太鼓判を押した。

 そんなこんなで出航の準備が終了し、船に乗り込んだ僕達、島ではキャットとエリザベートは手を振り、ステンノが微笑んでいた。帰りもネロのドリフトに付き合いたくないので、モーさんに助力を頼んで、僕が操舵を行った。だって、他の人だとネロが譲らないし、言わないもの。

 

 

 

 




これぐらいを書くのに1日程かかるので、毎日これ以上書いている人は凄いと思いますね。
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