僕のカルデア日誌   作:kanaumi

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 少し、短めです。


後始末と召喚での一幕 レ/フ

 

 第2特異点から戻った僕達は、ドクターから少しの休息を貰ってそれぞれに*1過ごしていた。

「……今回も疲れたな。…あ、レポート書かないと、ロマニに頼まれたけど僕、レポート書いた事ないんだよね。…まあ、後でダヴィンチちゃんに泣き付こう」

 

 部屋で一人休む僕はレポート作成がてら、*2第2特異点、ローマでの事を思い出す。ネロ率いる現ローマ帝国と歴代ローマ国王が連なる連合ローマ帝国の戦い。幾度の戦いを経て、連合ローマ帝国首都まで追い詰めた。残るは建国王、神祖ロムルスのみとなった。しかし、その威光と功績が僕等を苦しめた。ネロの奮戦が無ければ負けていたのは此方だったかもしれない。神祖ロムルスを倒した僕達は、連合ローマ帝国の宮廷魔術師を名乗っていたレフ・ライノールと対面、いや、レフ・ライノール・フラウロスと対面した。

 

 レフ・ライノール・フラウロスは強大な魔力と躯体を持つ悪魔或いは魔神の柱となり、僕等に襲いかかって来た。ロムルスとの戦闘後と言う事を差し引いても強大なその力に僕等は苦戦した。放たれるビームをマシュが盾で防ぐ。ビームの合間の隙をスカサハとリップがロケットパンチと槍の投擲で目を狙う。ネロとモードレッドが根元で得物を振るう。僕は金時のバイクに茨木と共に相乗りして、旋回しながら状況を見ていた。拮抗と呼べる状況だったと思うけど、決め手はネロだった。ロムルスを下した原初の炎は柱をも呑み込んだ。後でネロが語ったけど、その時はロムルスが力を貸してくれたようだ。

 

 消滅後も影響を与える神祖に驚きつつも、柱を倒した僕達にレフは苦し紛れに聖杯を使った。どう願ったかは定かで無いが、行われる英霊召喚。現れたのは柱に匹敵する魔力量に携えた虹色の剣、白髪のその姿。レフが特異点を破壊するため召喚した破壊の王、アルテラ。その姿に慄く僕達を笑うレフ、そして、そのレフを両断するアルテラ、一連の流れが行われたのはほぼ一瞬出来事だった。そして、再び振るわれる神の鞭(対城宝具)、マシュの宝具と騒ぎに駆けつけたブーディカの宝具にタマモキャットがくれた玉が光出した事で辛うじて耐えた僕達は、レフの亡骸を見ずに撤退した。

 

 そして、王宮前で連合軍を抑えていた荊軻達と合流後、破壊された連合首都を脱出した僕達は、アルテラへの対応を話し合う。しかし、アルテラの神の鞭を振るわれては僕達に出来るのは防御のみ。反撃が出来ずにじり貧となり倒される。だが、誰も逃げる選択肢は無かった。ロムルスに影響されてか、ローマと唱えて士気を上げる。対アルテラの布陣は、盾にマシュとブーディカ、囮にスカサハとモードレッド、遊撃のネロと荊軻、自由枠のスパルタクスと呂布、そして、鍵を握るのは茨木とリップ、それに運送の金時だ。アルテラの神の鞭が打たれた時は盾役の2人にお願いし、囮役が挑発、遊撃が阻害を担当。自由枠は自由に動いて貰い、その隙に金時がリップと茨木をアルテラの後ろに運送する。まずはリップがパワーでアルテラを抑える、そして、茨木の宝具による強化解除で弱体化を計り、後は一斉攻撃でしめる。即興だが、皆上手く対応してくれた。一斉攻撃を受けたアルテラは少し微笑みながら消えて行った。そして、聖杯を回収した僕等はネロ達に別れを言ってカルデアに帰還した。

 

「…ふう、こんな物かな?…これから後6つ書くのかぁ、

ちょっと憂鬱かも」

「…なら、辞めますか?」

「─わぁッ!…リップ〜、脅かさないでよ、もう〜」

「フフ、マスターは脅かしがいのある人ですよね」

「えー、それは不本意かも」

「…だって、私の気配遮断に気付かないんですもの

「え?何か言った?」

「いえ、何でもないですよ!…それよりも、そろそろ時間ですよ、マスター?」

「え、…あ、ロマニが英霊召喚を行うって言ってた時間じゃん!ありがとう、リップ!」

「いえ、それでは行きましょう」

「うん!」

 

 

 

 

 

 

「───天秤の守り手よーー!」

 カルデアの一室で行われる守護英霊召喚システム・フェイトによる英霊召喚、マシュの盾を使用して行われるそれは、白い円を描きながら物質を召喚する。…不安定な召喚だからか、麻婆やら馬やら仮面やらが出てくるが、今回はどうだろうか?

「…先輩、来ます!」

 側で構えるマシュが召喚に反応して叫ぶ。後ろはリップが支えてくれていた。そして、光を放ちながら現れたのは、ローマで世話になったブーディカだった。

「─やあ、君達だね、ローマでは助かったよ。改めまして、ブーディカだよ、よろしくね」

「ブーディカさん!」

「おお、マシュちゃんも元気だね。マスター君とリップちゃんもよろしくね」

「うん、よろしく!また、ブーディカのご飯が食べれるのは嬉しいよ」

「はい、よろしくですね!」

「うんうん、マスター君はお腹が空いてるのかな?此処って、食堂が在るんだっけ、何か作ろうかな?」

「うん、案内するね!」

「キャットにも言っておかないと!」

「うむ、その必要など無い!キャットは全てを見通す尻尾が有るのでな!母親属性の気配に漂う此奴料理が出来る!の気配が合わさり、あたしが呼ぶ御印となった!準備はもう、出来ている。何故なら私は出来るサーヴァント故な。オリジナルに出来ない気配りの良さを御主人は褒めるのだワン!」

「え、いつの間に⁉」

「あ、キャットから来るんだ。ブーディカさん、準備出来てるって」

「なら、大丈夫だね。偉いよキャット!」

「うむ、報酬は人参にお昼寝を所望する」

「ロマニ、食堂行くね!」

『ああ、僕も後で行くよ』

『ロマニはまだ仕事だろう?』

『ぇ゙、まだ、あったの⁉』

『さあ、食事の前にキリキリ働く!』

『そんなぁ』

 そして、食堂で沢山食べた!

 

 

*1
ガシャン

*2
ガシャン




 次は、海かハロウィンかな書けたら
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