僕のカルデア日誌   作:kanaumi

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 前回から大分経ちました。リアルとやる気に負けてまして、できるだけ次も早く出したいですね。


オケアノスでの一幕③ 船上トレは辛い(確信)

 翌日、黄金の鹿号で海に出た僕達は、何故か襲ってくる海賊達の概念を倒して進んでいた。何度倒しても這い上がってくる彼らに飽き飽きしつつもみんなで倒して行った。

「しっかし、しつこい連中だねぇ」

「ドクター、あれ等って本物の海賊なの?」

『いや、あれは実際に生きている海賊じゃない。いわば幻霊に近い存在、わかりやすく幽霊だ』

『ゆ、幽霊ですか!?』

「…パッションリップは幽霊よりもホラーでは?」

「あ?…まあ、本人はわかんねぇからな」

「……そうか?可愛らしいと思うが」

「そう言う話はしてねぇから」

「幽霊ねぇ、でも、アタシの銃で撃てるのはなんでだい?」

『それはおそらく君が持っている聖杯の影響だろうね』

 そう言われたドレイクは懐から黄金の盃を取り出す。僕達と出会う前に手に入れたその聖杯は僕達の求めてるのとは違うそうだが、その力は顕在のようだった。ドレイクの望む食べ物を出し、幻霊に玉を当てる。普通に考えても不可能な事を可能にしていた。

「こいつねぇ、便利だって思ってたがそんな大層なもんなら売っ払うのも良かったかねぇ?」

「はぁ!?聖杯なんか値打ちが付くわけねーだろ!?てか、売るなら俺が貰いてぇよ!」

「…ドウドウ、だ」

『ドウドウ、ですよモードレッド』

「ドウドウ、モーさん」

「…えっと、ド、ドウドウ、です」

「無駄な問いであろう」

「……止まりなさい、モードレッド」

「…ハァ」

「アアッ!俺は馬じゃねぇ!…てか、ジークフリート、てめぇが率先して来てんじゃねぇよ」

「…すまない」

『まあ、モードレッド君の言いたい事も理解できるさ。聖杯ってのはそういう物だ。…内ではただのリソースだがね』

『…だって、下手に使うと碌な事にならないだろう?』

「ええ、ロマニに同意します。エリザベートの様な事は複数といりません」

「…ああ、そうだな………後、何回か起こる予感がするが、な」

「そう、ですね…私も思います」

「うん、僕も」

『…ハハ、まさかぁー』

 エリザベートは2度指す、2度で済む?

 

 ともあれ、襲ってくる幻霊を打ち負かして僕達は船を進める。明確な宛は無いけれど、ドレイクの感とカルデアの計器を頼りに海原を進む。交代で休息を摂る事になり、僕とメカエリチャンとジークフリートは船内の食堂に向かう。何度も言うがこれは日常物語の筈だ。飯時の話は何回もいれる、困ったらいれる。

 

「ヘイ!旦那の分だ、今日も魚だよ!」

「うん、ありがとう、通算6回目だね」

「仕方ねぇ、肉は貴重だからな!まあ、魚も悪かねぇだろ?」

「まあね」

「ああ、貴方の料理は俺でも美味しいと言えるできだ」

「ヘヘ、もっと褒めろ褒めろ、おっと、機械の嬢ちゃんはこれだったか」

「……ええ、上出来です」

「…?それは、何?」

「………乙女のヒミツと言う物ですよ、パイロット候補」

「そっか!─まあ、食べよう!」

「ああ」

「ええ」

 そう言って、僕達は食堂の机に座る。メカエリチャンは耐えれる椅子が無いので立っているが。

「いっただきま~す」

「…いただきます」

「…(カチリ)」

「……うん、何の魚か判らないけどこのひらきの味は美味しいね」

「…(パクパク)」

『うーん、この特異点の海が特殊だからか魚も特殊個体だなんて予測出来ないよねぇ』

『そうですね、私も近種は知っていますがマスターの食べている種は知りませんね』

『…データ上は安全というか、害は無いが謎だなぁ』

「…(パクパク)」

「…(ゴク)」

「うーん、そこの所は良くは判らないけど、食べられる物で良かったよ」

『それはそうだね。カルデアにも栽培は出来るが限度はある。特異点での兵糧の確保はこれからも重要だろうね』

『だからと言って何でも食べないようにね、君はサーヴァントと違って毒何かで死んじゃうんだよ?』

「うん、気をつけるよ」

「……(ゴク)…ご心配無く、私には毒を検知する機能はあります。パイロット候補が食べる前に検知します」

「…(パク)それに毒味であれば喜んでやろう」

 口に含みながらそう答える二人。頼もしい限りなのだが、食べるのは後にして欲しかったかな。

「うん、その時はよろしくね」

「(ゴク)ええ、頼りなさい」

「(パク)ああ」

 そんな一幕を繰り広げていた僕達の所にお客さんがやってきた。

「ハハ、なんだいなんだい、随分と楽しそうじゃないかい。アタシの船に乗った頃はもう少し固かったって言うのにねぇ」

「ドレイクさん!…あれ、操舵は良いの?」

「うん?ああ、紫の、えーと、スカサハだっけ?に任せた!」

『ええぇ、自分の船だろ、それで良いのかい?』

「構わないさ、アタシの船に奴等は簡単に沈む玉じゃないさ。それにスカサハだって、簡単にへまする様な奴じゃ無いだろう?」

「まあ、そうだね」

「それにあの小さい金髪の、モー、モードレッドだ。それと真面目なマシュの嬢ちゃんがいるんだ、アタシは休んでも船は廻るさ」

「…(ゴク)…一部肯定しますが、スカサハに関しては些か不安かと」

「…(パクパク)そうだろうか、俺は大丈夫だと思うが」

「(ゴク)…いえ、彼女の事ですから船員をまとめ挙げるのは苦ではないでしょう。しかし、船員がおかしな影響を受けるのではと」

「…いやいや、大丈夫でしょ。モードレッドやマシュとロビンがいるんだし」

『……………どうかな~』

『ダビィンチさん!?』

「……いやいや、あいつ等だって海賊だ、大丈夫さ……」

「(ゴク)」

「(パクパク)」

「……悪いね、ちょっと行ってくる」

「…ああ、うん」

 そう言って、ドレイクは気持ち早足で食堂を後にした。

「…大丈夫かな?」

『…ちょっとボクも見てこようかな』

「(ゴク)まあ、大事にならないと思いますが」

「(パクパク)」

『…御二人は少し手を止めるべきです…』

 

 

〜甲板〜

「ウム、一時船長と同じ権限を受けたスカサハだ。お主らには儂の指示に従って貰う故に、一先ず、お主らを鍛える。さあ、まずは腕立て伏せからだ、始め!!」

 そう言い放つスカサハは槍の石突を甲板に打ち鳴らす。そこから放たれた扇状の圧を受け、船員達は我先に腕立て伏せを始めた。

「う、オオオオァァァ!!」

「な、う、オオオオァァァ!!」

「…どうした、気合が足らないぞ?」

「ぎゃあああぁあぁ!!」

「ウウウウウゥウゥ!!」

「そうだ!まだまだそんな物ではなかろう!」

 

「…なあ、マシュ。俺等いるか?」

「…さ、さあ?」

「いや、スカサハに任せた時点でこうなる気もしたが…」

「…同じく」

「えーと、はい」

 

「キャ、キャプテン!例の奴らです!」

「ム、幻霊か。良かろう、マスター等の手を借りるまでも無い。総員、大筒を構えよ!」

「キャ、キャプテン、奴等に鉛玉は効きませんぜ!?」

「心配いらん、儂のルーンの玉は奴等如きが耐えれる物で無い。さあ、構えよ!」

「ヤー!!」

「イエッサー!!」

「オール·ハイルゥゥ·キャァプテェン!!」

「放てぇ!!」

 スカサハの令により、次々と放たれる玉は這い寄る幻霊を撃ち抜いて行った。そして、50はいた幻霊は跡形も無く消えて行った。そして、スカサハを讃える雄叫びを挙げるのだった。

 

「やっぱ、いらなかったな」

「…はい、守りに入る必要も無かったです」

「おーおー、元気に筋トレ始めたぞおい」

『あ、マシュ!そっちの様子は?』

「ドクター?いかがしましたか?」

『あ、うん、そっちの様子おって思って……』

『…手遅れです〜』

『ハハハ』

「ハハハ」

「あー!お前等、無事かい!?」

「…ドレイクも来たか」

「あーー」

 

 

「オオオオァァァ!!」

「筋肉、サイコー!!」

「フッ、フッ、フッ!!」

「ウム、次の島につく前でにもう10セットだ!」

「キャアアアァ!!」

「サイコー!!」

 

 翌日、船員の8割が筋肉痛で動けなかったそうだ……。

 

 

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