僕のカルデア日誌   作:kanaumi

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少し短いですがきりがいいので投稿します


オケアノスでの一幕⑧ 何度でも焼け、ロビン!?

 

 突然の爆発に僕等は驚き狼狽えた。しかし、ドレイクの一喝ですぐに持ち直し、沈みに向かう黄金の鹿号(ゴールデンハインド)を立て直そうと躍起になった。だが、後ろに傾く黄金の鹿号(ゴールデンハインド)は沈みに向かっていた。その時、向こうの船から強烈な閃光が放たれ、クー・フーリンとスカサハがこちらに戻ってきた。それから、この一帯からの撤退が提案され、ドレイクによって受領された。作戦はアステリオスとメカエリチャンに黄金の鹿号(ゴールデンハインド)を押して貰い、撤退する作戦だった。却下をエウリュアレが出すも、アステリオスがやる気を出した事でそれも無くなった。時間がないと潜るアステリオスとメカエリチャンにモーさんが波を発生させ、勢いをつけさせる。クー・フーリンとスカサハによるステータスアップを掛け、ジークフリートが左右の揺れにバルムンク(威力調整)で姿勢制御を行い、操舵はドレイク、カルデア管制とロビンに近場の島を探してもらった。

 

 なんとか島を発見した僕等は各々一息ついていた。しかし、船をみていたドレイクから船の状態が良くない事を聞く。原因は、あの時の爆発と撤退時に無理矢理動かした事も入っていた。爆発に関してはクー・フーリンから推測として、槍を使うサーヴァントがいた事とそいつがやったのではと言うものだった。管制室側もそう観測しており、可能性が高いと考えているようだった。数自体はこっちが上だったが、流石は英霊になるような人達だ、一筋縄ではいかないようだった。

 

 と、感想を述べているが今は黄金の鹿号(ゴールデンハインド)の修理が急務である上に、相手の船に比べて今の黄金の鹿号(ゴールデンハインド)のままではパワー負けしてしまうと予想が出来てしまったために強化も並行で行う流れとなった。都合が良いことに材料が島には沢山居たために黄金の鹿号(ゴールデンハインド)は強固に生まれ変われた。そして、今は作業終了を祝ってバーベキューの時間となっていた。…バーベキューの知識を聖杯は何のために教えてるんだか。…ダヴィンチちゃんなら知ってるかな?

 

「先輩、ロビンさんがそろそろ焼けるとおしゃっています、行きませんか?」

「うん、わざわざありがとうマシュ。すっごくお腹すいているから楽しみだよ」

「はい!ワイバーンが生息していた時は目を疑いましたが、フランス特異点でも食べたお肉をもう一度食べられるとは思ってもいませんでした!」

「…そうだね~なんで生息してたんだろ、不思議だよね?まあ、その御蔭で船も直せたんだけど」

「はい、本来の1573年ではと言いますか、幻想種に分類される竜種のワイバーンはフランスでもそうですが生息しえません。特異点の影響だとも考えられますが不可解だと思われますね」

「幻想種かーゲームとかで出てくるドラゴンや精霊だったね」

「はい、あとは巨人種や先輩の故郷である日本の鬼種等もおられますね。カルデアでは茨木童子さんや金時さんがおられるので身近に感じますが」

「そうだった、近すぎて気にしてなかったなぁ」

「はい、私もです」

 

 そんなこんな海岸を歩いていた僕等の鼻腔に香ばしい匂いが漂って来ていた。その方向に目を向けると鉄板を囲う集団、ドレイク海賊団にモーさん、クー・フーリン、スカサハが肉を凝視していた。少し離れているジークフリートが僕等に気づき手をふるので振り返した。さらに離れているメカエリチャンにアステリオス、エウリュアレを呼んで、肉を焼くロビンが頷いたのを合図にバーベキューは始まった。

 

「焼けたな!?いただくぜ!」

「あ!それはアタシの肉だ!?行儀よく食うのはやめだ!お前たちも行くよ、海賊の戦い方を見せるよ!」

「オラ!姉御に続け!肉だ!」

「おオオオ!!」

「…もうちょい落ち着いて食えねーのか?…うまいな」

「フッ、無駄であろう、あの目の者達は進むのみだからな」

「ただのバーベキューだからな?」

「ロビン・フッド、マスター達分も貰えないだろうか」

「えうりゅあれ、にも、くれ」

「あー、少し待っててくれ。そこの野郎共のせいで焼けてねぇ」

「ロビン、急がなくて良いよー」

「何、場所も肉もまだあるんだ、余裕ですよっと」

 

 我先に肉を取りに行ったのはモーさんだった。取ったのがドレイクの育てていた肉だったために、ドレイクは和気藹々を捨てた。ここからは食うか食えないかの戦いだ。それに続くように船員達が手を伸ばし、スカサハとクー・フーリンが逃さず手前の肉を取っていた。少ししてジークフリートが僕達分も含めて多めに持ってきてくれた。それをマシュと共に分け合って食べた。フランス特異点で食べたけど、ワイバーンなんて食べることがそう無いから味を心配してたけど、美味しかったのを覚えている。アステリオスとエウリュアレはアステリオスが持ってきた肉をエウリュアレが少しづつ食べている。狩ったワイバーンは50を超えていたために肉は大量にあったが、それも殆ど食べきったのでみんな余程お腹をすかせていた事だろう。ロビンはおそらく間々で摘んでいた事だろう。満腹でバーベキューは終わりとなった。片付けを手伝って今日は寝ることとなった。明日からは再び船旅となる。あの黒髭の事もある、今日はしっかりと休んで明日に備えよう。

 

「…スカサハ、少し頼みが有るのだけれど良いかしら?」

「エリザベートか、なんだお主に稽古はあまり効果はなかろう?それとも魔術関連か?」

「ええ、後者よ。本当はダヴィンチにやらせるのだけれど此処には居ないのだから無理よね。そこであなたなら代役を頼めそうだから」

「儂を代役か…まあ、メカは欄外だ、そこは流そう。…して、何をさせたい?」

「防水処理よ」

「……ふむ?お主には既に搭載されておろう?先の牽引でも潜っておったではないか」

「…あれは一時的な魔力放出による膜の形成で内部への浸水を防いだに過ぎないわ。これからあれと同等な事が起きないとも限らない。だから処理を行っておきたいの。…どうかしら?」

「………儂一人では時間もかかろう、セタンタを連れて来る故にお主側の準備を済ませておけ」

「…ええ、感謝するわ」

「何、水着霊器を弄るよりも簡単だ」

「…水着はいらないわよ?」

「ウム」

 

 

 

 




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