転生にわかポケモントレーナーの冒険録   作:Sleipnir666

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日付が変わる5分前に書き上げました。

リーフグリーンが面白すぎる。やめらんねぇわ。

また、感想や評価などいつでもお待ちしております。

お手すきであれば、今後の展開の為、アンケートにもご協力いただけると嬉しいです。

では、どうぞ。


第18話 戦いの後 ▼

あの戦いのあと、ニアはボールに戻したギルガルドを急ぎポケモンセンターに運んで行った。

 

俺がギルガルドに流し込んだのは、幼少期から拾ったり買ったりして、集めていた『げんきのかけら』だ。

何らかの要因で、気絶していたり、目を回していた野生ポケモンなどに食べさせた際に、摂取したポケモンが目を覚ますことは既に分かっていたが、今回のように完全に意識がない、『ひんし』どころか生きているのかすら分からない状態のポケモンにも効くのかは、半ば賭けだったが、上手くいったようで本当によかった。

 

摂取させたギルガルドは、完全に目を覚ましていたし、このままニアがポケモンセンターに着けば、ほぼほぼ大丈夫だろう。

 

シオンタウン自体は、ギルガルドたちの戦闘の余波でそこそこの被害を被ってしまっているが、ポケモンセンターはこのあたりから、少し離れているし特に問題はないと思う。

 

俺は、念の為周囲を警戒してくれていたチュンチュン丸や、動かなくなったシャンデラを見張ってくれているカーミラの2人を呼び戻してボールに戻した。

 

お疲れさま、2人共。

他のみんなもありがとうな。

 

俺は、先のポケモンセンターの時のようにシャンデラもボールに入れようとしたのだが、何故かボールに入らない。というよりも、ボールがエラー音のようなものを出して、シャンデラを認識していない。

 

不思議に思ったが、このまま放置しておくのも危険なので、エミリーに頼んで拘束してもらい、フガクさんたちが呼んでくれたジュンサーさんたちに引き渡した。

 

その後、俺も傷付いたみんなを休ませるため、ニアの後を追うようにポケモンセンターへと向かった。

 

==========

 

ポケモンセンターは、昨日とは打って変わって、人で溢れ返っていた。

 

昨日受付をしてくれた、あの根暗そうなジョーイさんも忙しなく、動き回っている。

 

これじゃ、すぐにみんなを休ませるのは無理そうだ。

俺は、とりあえず外に出て、戦ってくれたみんなを呼び戻して、きずぐすりやげんきのかけら、ポロック・ポフィンなどとりあえず片っ端から与えて、怪我をしている箇所には包帯を巻くなどして、処置をした。

 

チュンチュン丸は、大きな傷を追う前に、ボールに戻していたことで、先程の戦ってくれたように多少飛び回れるくらいには回復してくれていたが、ジョージの方はかなりのダメージを受けており、処置が遅れていたら、危なかったかもしれない。

 

幸い、げんきのかけらを何個か与えたところ、とりあえずは、問題なくなったとのことだったので、あらためてみんなにお礼を言った後、ボールに戻して、順番待ちの為に、ポケモンセンターの受付へと向かった。

 

外にいたのは、10分やそこらだったので、未だに中は人でごった返していたが、受付自体はちゃんと機能しているようだったので、俺は名前を書いて、呼ばれるまで待つことにした。

 

座れる場所もなかったので、近くの壁に背を預けて立っていると俺に気付いたニアが俺のところにやって来てくれた。

 

「あっ、リューくん。さっきは、本当にありがとう。ギルくんは、無事にジョーイさんたちに預かって貰えたよ。意識がハッキリしてるから、多分大丈夫だって。」

 

ニアはそう言って、嬉しそうに教えてくれた。

 

「そっか、それはよかった。こっちも報告しとくと、あのシャンデラはジュンサーさんたちに、拘束した後引き渡したから、とりあえずは大丈夫だと思う。俺もニアも、今はポケモンたちを休ませであげるのが重要だと思うから、また落ち着いたら、フガクさんたちに話を聞きに行こう。」

 

俺がそう言うと、ニアも分かったと了承の返事をくれた。

その後は、ニアと軽く先程話した予定などを、詰めて纏めるなどの雑談をしながら、呼び出されるのを待った。

 

何分かして、俺の順番が来たので、特に別れる理由もなかった俺達2人は受付に向かい、俺はポケモンたちをジョーイさんに預けた。

 

その際、軽く見たところ問題なさそうなので、また夜にでも声を掛けて欲しいと伝えられた。

 

その後は、フガクさんたちに話を聞くべく、フガクさんたちがいるであろうポケモンタワーへ戻ることにした。

 

==========

 

ポケモンタワーの周辺は、戦闘の余波で被害を受けており、戦闘が終わり、落ち着いた今は、街の人々やポケモンタワーの祈祷師たちによって、復興作業が進められていた。

 

俺とニアも、その作業に加わり、夕方になるまで身体を動かした。

 

復興作業もだいぶん終わり、明日にはほぼほぼ直っているだろうと土木業者のような人が言っていたので、夜間も作業を行う人たち以外は全員解散になった。

 

解散時に、俺達はフガクさんから声を掛けられた。

どうやら、フガクさんたちもこの復興作業に参加していたようで、俺達にお礼を言ってくれた。

 

ニアのせいでは全くないが、街をこんな状態になってしまった要因は俺達にあるので、ニアと俺がフガクさんたちを含めて、近くにいた人たちに謝っていると、フガクさんは、割とシオンタウンでは、ポケモンたちによる暴走や、降霊で取り憑かれた祈祷師なんかが暴れて、ポケモンタワーや街に被害が出ることは、割と日常茶飯事なことらしいので、気にするなとフガクさん含めた周囲の人たちから言ってもらえた。

 

また、同時に復興作業に参加していた別の人たちが、ギルガルドは極力街に被害が出ないように、どうしても防ぐことが出来ない物以外は、シャンデラの攻撃を受け止め、被害を最小限にしてくれていたので、むしろそんなポケモンを仲間にしているニアにお礼を言わせて欲しいとのことだった。

 

街の人々にお礼を言われて、あたふたしているニアは少し面白かった。

 

その後、フガクさんから明日以降の話があるので、時間があるのなら、食事でも奢るので付き合って欲しいと言われた。

 

何から何まで申し訳なかったのだが、なんとなくフガクさんの人となりが分かっていたので、俺達はありがたくそのご厚意に甘えることにした。

 

==========

 

フガクさんに連れられ、フガクさん、トミノさん、俺、ニアの4人は、近場のレストランへとやってきた。

 

そこで、思い思いに注文をした後、フガクさんは俺たちにお礼を言ってくれた。

 

なんのことか、分からなかったので聞いてみたところ、本来であれば、呼び寄せたゴーストポケモンたちに対処するのは、正式に依頼を受けている自分たちであるため、客であるニアやその同行者である俺を危険な目に合わせてしまう、戦わせてしまうなんてことはあってはならないことらしい。

 

その上、集まってきたポケモンたちが想定よりも強く、俺達が居なければ、負けることはなくとも、今よりももっと大きな被害が出てしまっていただろうとのことだった。

 

なので、この食事も含めてお礼を言わせて欲しかったと伝えられた。

 

それを伝えられ、むしろ俺達のほうがお礼を言いたいのだが、お互いに謙遜し合うだけの不毛なやり取りになりそうな気がしたので、その言葉や今回の食事などは素直に受け取ることにした。

 

その後、食事を進めながら、俺達は明日以降の予定をフガクさんたちにより、伝えられた。

 

とりあえず、明日のところは無力化して捕まえたゴーストポケモンたちとやり取りを行ったり、今回現れることのなかったメガゲンガーやそのパートナーと思われる人間とコンタクトが取れないか試してみるとのことだった。

 

俺達はこれを了承して、その後は普通に色んなことを会話するなどして、食事を楽しんだ。

(なお、このときフガクさんとヘルガーが見せてくれたメガ進化のことも聞いて、幾つか教えて貰った)

 

食事を終えたあとは、俺もニアもポケモンを受け取りに行く必要があったので、フガクさんたちと別れ、ポケモンセンターに戻ることにした。

 

ポケモンセンターの受付に戻ると、もうポケモンたちは回復していたようで、特になにかしたり、あったりすることもなく、ポケモンたちを返してもらうことが出来た。

 

ポケモンたちを受け取った俺とニアは、明日もポケモンタワーにて、フガクさんたちとやり取りをするために、今日のところはこのまま別れて、お互い眠ることにした。

 

しかし、ニアと別れる直前に俺のボールから、エミリーが飛び出してきた。

 

突然のことで、少し驚いたのだが、エミリーは俺とニアに話があるので、少し時間を欲しいと頼んできた。

 

俺もニアも特に寝る以外に予定などなかったので、勿論それを了承した。

 

立ち話もなんだったので、ポケモンセンターのロビーにある椅子とテーブルに座ってから、エミリーの話を聞くことにした。

 

(ニアごめんね、引き止めちゃって。でも、君に関係がある話だから、どうしても伝えておきたかったんだ。)

 

そうエミリーが言うと、ニアは少し驚いた様子で、

 

「エミリーちゃんが、リューくんじゃなくて、私に要件があるっていうのも珍しいですね。時間とかは、特に問題ないので、その伝えたい内容というのを教えていただいてもいいですか?」

 

とエミリーに聞き返していた。

 

なにか、あったのかな?

ゴーストポケモンたちもとりあえず、無力化出来たし、ニアも俺も、ポケモンたちも無事だったのだから、特に何も無いような気がするんだけど。

 

エミリーは、そんなニアの返答に頷くと、神妙な顔をなり、話を始めた。

 

(ニア、ごめんね。君にも、リュウキにも深くは伝えていなかったけど、君に呪いを掛けている存在は、残るメガゲンガーと人間の2体だけじゃない。もう1体いるんだ。それも、今日戦ったポケモンたちなんて比較にならないレベルの奴がね)

 

俺は忘れていた、確かにエミリーが言ったのは全てで10体だと。

 

(僕も未だに全容が見えている訳じゃない。今日のフガクたちの呼び寄せにも応じなかったどころか、僕には無視できるほどの力を持っているように感じられたんだ。でも、ソイツが本気になれば、これまでの呪いの比じゃないくらいのことが起きる。一言で言ってしまえば、君もリュウキも簡単に殺されてしまう。だから、あらかじめ覚悟しておいて欲しいんだ。)

 

ニアの呪いを巡る物語に、まだ終わりは見えないようだ。

 

▶TO BE CONTINUED...

突然ですが、これまで主人公のリュウキくんの戦績はなんとなくで決めておりましたが、これもルーレットにしたほうがよろしいでしょうか?ご意見くれると嬉しいです。(現地民よりは理解してる設定で、負け過ぎるのはマズイので比率的には勝利7:敗北3ぐらいで設定したものを回すつもりです。)

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