転生にわかポケモントレーナーの冒険録 作:Sleipnir666
今日の分です。
今回から、また通常バトルに移行させようと思っていたんですが、やっぱり長くなりそうだったので分けました。
あと、行けると思って書き続けてたんですが、やっぱり、マンガ・ゲーム・仕事とある上で、毎日投稿は結構無茶でした。
その上、次回から舞台となるジョウト地方は、現在進行系でやってるSSが殿堂入りすら終わってないので、分かりません!
なので、行ける時は毎日投稿行きますが、追いつかないと遅れます。
まあ、毎日は無理でも、頑張って2.3日に一回くらいのペースで投稿するのでお待ちいただけますと幸いです。
感想や評価などいつでもお待ちしております。
では、どうぞ。
追記:
ブルーの装いについて、追加したい文章があったので、追記しました。
マサラタウンを出立するその日の朝。
俺は起きて、朝の最後の準備を整え、部屋を出るとそこでブルーとバッタリと出くわした。
「おはよ、リュウキ!いよいよね、出発ね!今日から、アンタたちには、アタシの為にバンバン頑張って貰うわよ!」
そう元気一杯にいう彼女の装いは、俺と始めて遭った時のものとは全く違う、カジュアルなものになっていた。
研究所で遭った時やキャンプ場にいた時のような、全身真っ黒のピッチリとしたスパイスーツではなく、黒いインナーに青色のノースリーブのワンピースを着ており、下には黄色いホットパンツを履いていた。
勿論、ゴーグルもマスクも外しているので、本当にそのへんをぶらついていても、何も可笑しくはない装いだ。
正直、あの格好は誰も気にしていないから、俺も何も指摘しなかったが、ちょっとマニアックだったのだ。
「勿論、頑張らせてもらうよ。それとおはよう、ブルー。動きやすそうな格好でいいね。活発な君によく合う色で、とても似合ってるよ。」
「そ、そう、ありがと。ま、まあ、当然よね!リーフがアタシの為に、見繕って、譲ってくれたものなんだから!」
ブルーはそう言いつつ、少し赤い顔をしながら胸を張った。
その後、同じく起きてきた他のメンバーたちと共に、リビングへ向かい、ナナミさんの食事をいただいた後、俺・ニア・カイト、そして、ブルーの4人は、研究所の玄関口でオーキド博士たちと別れの挨拶をした。
一応、昨晩の内にも話はしていたのだが、それでハイおしまい、などということはなく、みんなが見送りに来てくれた。
「それじゃあ、みなさん長い間、本当にお世話になりました。」
俺が代表して、あらためてお礼を言うとナナミさんが、
「いいのよ。私もリュウキくんたちと過ごせて、本当に楽しかったわ。おじいちゃんの手伝いを長いことさせちゃったから、そこに関しては、むしろリュウキくんのお世話になっちゃった気がするわね。ごめんなさいね。ブルーちゃんもお疲れさま。また、いつでも遊びに来てちょうだい。ご両親が見つかることを祈ってるわ。」
ブルーは、ナナミさんに再会した時と同じように、また
少し涙ぐみながら、ハイ。と頷いていた。
隣にいたグリーンも、俺に向けて続ける。
「お前やカイトにバトルで負けたまま別れるというのは、正直悔しいが、それ以外に十分学ばせてもらった。あらためて、礼を言う。いずれは俺も、旅に出るつもりだ。もし会うことがあれば、その時にまた相手をしてもらうぞ。次は、絶対に負けん。ニアとブルーにも、その時は俺の挑戦を受けてもらう。」
俺達は勿論と頷く。
レッドはそんなグリーンに被せるように続けた。
「俺もどうせなら、リュウキたちと戦ってみたかったぜ。まあ、でもグリーンの言う通り、俺も旅に出るんだから、そん時でいいか。」
そんなレッドに対して、リーフは言う。
「その前に、レッドはおじいちゃんから、図鑑貰ってないでしょ。マサラタウン出身のトレーナーが旅に出るなら、貰ってから出なきゃ。とりあえず、貰えるまでレッドは知識つけときなさいよ。」
「リュウキから、教えてもらったあのタイプ相性とかで十分な気がするんだけどなぁ。俺、捕獲に関しては天才だし。ポケモン単体の知識まで、ある程度覚えとくなんて面倒だぜ。」
「アタシも手伝ってあげるから、いいでしょ。何でも聞きなさいよ。…彼女なんだし。」
リーフの返しに、レッドは恥ずかしげにお、おう。とたじろいだ様子を見せる。
今、別れの挨拶中なんですけどね。何でイチャついてるんですか?
ナナミさんは、あらあら^と言っているし、グリーンは、やれやれ、と首を振っている。
ブルーは親友のこととは言え、ちょっと眉根を引くつかせていた。
ニアは愛想笑いを浮かべているし、カイトはよく分からんが何度も頷いている。
俺?よかどす^
そして、レッドとそんなやり取りをしていたリーフは、やがて、俺を見て口を開いた。
「リュウキ、ブル子のこと頼んだわよ。ブル子、昔から一人で突っ走ることも多いから、何かあれば助けてあげて。」
「任せておいて。ブルーのことは、必ず俺が助けるし、護るよ。」
俺がそう返すと、リーフは頷き、ブルーへとその身体を向ける。
「ブル子、気を付けてね。全部終わったら、またマサラタウンにいつでも帰って来て。ブル子が戻って来る場所は、ここなんだから。いってらっしゃい!」
ブルーは、そんな親友の言葉に感極まって、リーフに抱き着き、泣いた。
リーフもまた、ブルーに再会した時と同じように泣き始めた。
俺達は、そんな2人の様子を穏やかな表情で眺めるのだった。
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やがて、2人も落ち着いた時に、博士が最後の締めとして、俺達の前に出て来た。
「みんな本当に世話になったのう。これはお礼じゃ。」
そう言って、ニアとカイトにあのデカい図鑑を渡した。
ニアとカイトは、なんだこれ?と思いながら、それを開き、中身が全国図鑑であることを把握すると、驚きに目を開いた後、とても喜んでいた。
「それがあれば、だいたいのポケモンはほぼ分かるじゃろ。是非、活用してくれ。それと、ブルーにはこれも渡しておこう。」
そう言って、博士はブルーにモンスターボールを渡す。
「ジジイ、これは?」
ブルーは、博士の手伝いをさせられてから、またしても博士をジジイ呼びするようになったが、実際博士も悪いことをした自覚があるようで、気に留めた様子はない。
「それは、お前さんが受け取るべきポケモンが入っておるよ。本当は、レッドやリーフたちと同じタイミングで渡してやりたかったんじゃがの。」
ブルーは、モンスターボールのスイッチを押す。
ポンッという音と共に、中から可愛らしい子ガメがゼニィ!という鳴き声と共に姿を表す。
かめのこポケモン、ゼニガメだ。
ゼニガメはブルーの足元でブルーを見上げている。
ブルーは、そんなゼニガメを抱えあげる。
博士は満足そうに、そんなブルーの様子を見ている。
「ブルー、お前もムカつくクソガキではあったが、お前もまた、マサラタウン出身のトレーナーとなる子どもだったんじゃ。お前には、その子を受け取る権利がある。大切に育てておくれ。」
ブルーは、オーキド博士からもマサラタウンのトレーナーの一人であると肯定されたことで、また泣きそうになっていたが、博士には見せたくなかったのか、慌ててゼニガメに顔を埋めてそれを隠した。
ゼニガメは、遊んでくれると思ったのか、キャッキャッと嬉しそうにしている。
「…ありがと、ジジイ。大事にする。」
ブルーは、一言小さく、それで聞こえるように呟いた。
オーキド博士はそれを満足そうに見てから、最後に俺に向き直って、モンスターボールを3個渡して来た。
「リュウキくんには、この子たちじゃ。」
俺も受け取って、スイッチを入れると、中からフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの3体が現れる。
その3体は、ワァーと俺に纏わりついて来て、みんなハシャいでいる。
アレ?この子ら、キャンプの実習で使わせて貰った子たちだな?
俺が3体を頭に乗せたり、背中に引っ付かせたり、抱っこしたりしていると、博士は告げた。
「うん、その子らな?どうも、リュウキくんに懐いているようじゃから、育ててあげて欲しいんじゃよ。本来その子たちは、ポケモントレーナーになり立ての子らにあげるポケモンなんじゃが、特別に頼みたいんじゃ。」
実際、俺もこの子らには愛着が湧いていたし、御三家が貰えるなら普通に欲しい。
俺はありがたく、博士から3体を受け取った。
「あと、最後にこれじゃ。」
そう言って、分厚い封筒と凄い分厚い封筒を渡された。
分厚い封筒には、俺達、みんなの名前が書いてあり、凄い分厚い封筒には、俺とブルーの名前が書いてある。
なんだこれ?
俺達は、みんなの名前が書いてある封筒を開けて見たところ、そこには現金が入っていた。
ブルー以外は、ギョッとして博士を見る。
ブルーは、キラキラした目でもう一方の封筒も勝手に開けた。
そこにはさっきの封筒の倍の量の、現金が突っこまれていた。
ブルーは、オーキド博士の方に向き直って聞く。
「ジジイ、これくれるの?!」
オーキド博士は頷いて、
「君たちには、キャンプの講師役として頑張って貰ったからのう。それは、バイト代じゃ。じゃから、気にせず4人で分けて、受け取っておくれ。そっちのデカい方もじゃ。リュウキくんとブルーに関しては、徹夜までさせて、手伝わせたからのう。詫びの分も入っておる。」
ブルーは、博士、最高!愛してる!なんてそんな調子の良いことを言って、ゼニガメを掲げてその場でクルクル回る。
おい、ブルー。この額はヤバいよ。いくら徹夜で手伝ったからって、貰っちゃヤバいって!
ニアもカイトも、嬉しさよりも衝撃の方が大きいようで、頬を引くつかせている。
俺は返そうと思ったが、博士は満足そうにしているし、ブルーもめちゃくちゃ喜んでるし、返そうなどと言い出せる雰囲気ではなかったので、何も言わなかった。
博士。これ最後に持ってくるのは辞めてほしかったなぁ。
俺達の別れは、そんな感じの微妙な雰囲気を残す別れとなるのだった。
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研究所を後にした俺達は、マサラタウンにある港に向かった。
カイトに教えてもらったのだが、フィオレ地方に行くには、鳥ポケモンに空を飛んで運んで貰う以外には、船で行くのが最も良いらしい。
陸路もあるにはあるが、道のりが激し過ぎて、一般の人には非常に厳しいのだそうだ。
だが船で行くにしても、フィオレ地方行きの船はジョウト地方にあるタンバシティからしか出ていないらしく、そのタンバシティもアサギシティからしか行けないらしかった。
ならば、そのアサギシティまでマサラタウンから船を使って行けばいいと思うのだが、そんな船は存在しなかった。
そのため、非常に面倒だが1度、このマサラタウンからジョウト地方へ向かう唯一の便として存在する、ワカバタウン行きの船に乗って、そこから陸路でアサギシティへ向かうしか無いようだった。
俺は思う。
ジョウト地方かぁ、知らねぇんだよなあんまり。
正確には、少し違う。
ジョウト地方に住むポケモン自体は、前世のゲームで全国図鑑を作る中覚えて、全部知っているの。だが如何せん俺は、金・銀・クリスタル、そのリメイクのHG・SSをプレイしていないのだ。
勿論、初代アニポケは見ていたのだが、確かオレンジ諸島あたりのストーリーと被っていたせいか、ごちゃごちゃになっており、よく覚えていない。
なので俺は、港の売店で売っていたジョウト地方のタウンマップを買って、カイトに渡した。
「カイト、すまん。俺マジで、ジョウト地方に関しては全然分からないから、案内頼めるか?」
俺がカイトに頼むと、
「ああ、任せてくれ。でも、シンオウ出身のお前がカントー地方の内図を知っていたんだし、少し時間をかければ分かるんじゃないのか?」
そう不思議そうに聞いてきた。
前世で知ってたから、割とすぐに理解出来たカントーと違い、ジョウトはなんにも情報がない状態だから、把握するにしても、時間がかかるのだ。
もうニアにも話したし、カイトにも伝えようかなと思ったところで、ブルーがカイトからタウンマップを抜き取った。
俺もカイトもブルーを見る。
「安心なさい!ジョウト地方なら、アタシがよく知ってるから、ちゃちゃっと、アサギシティまで案内してあげるわ。」
そう言って、オホホホホホッ!と高笑いして、船に向かって行った。
だが俺は、彼女が俺達から身体を背けた際に言った、一言を聞き逃さなかった。
「そうよ、ブルー。早いとこ、辿り着くのよ。コイツらの為にも、アタシ自身の為にも。」
彼女からは、勇気を奮い立たせて、無理やり不安を押し殺している、そんな感覚が伝わって来た。
安心しろ、ブルー。
お前も、ニアもカイトも、みんな俺が護る。
邪魔する奴がいたら、全部潰してやるよ。
俺達はブルーに追い付いて、船へと向かう。
乗降地には、売店に向かった俺達の代わりにチケットを買ってくれていたニアが待っていてくれたので、合流して、俺達は船に乗り込んだ。
さて、思わぬ形でジョウト地方に向かうことになったが、どうなるかな。
不安は少しあるが、まあ大丈夫だろう。
今の俺ならば、その気になれば本気の殺意の波動も使えるし、唯一知っているジョウト地方のジムリーダーかつ、ポケスペのブルーをあんな目に追い込んだ黒幕のヤナギも、問題なくぶっ潰せると思うし、問題ない。
どうしようもなくヤバくなったら、エミリーに頼んでみんなを護って貰って、その間に俺が殲滅すればいいのだからな。
俺は、カントーへ向かった時とは真逆の、暗く黒い感情と共に、船からジョウト地方の方角を見やるのだった。
▶TO BE CONTINUED...
■ジョージ(モウカザル) ♂ Lv.35
性格:むじゃき
■エミリー(エムリット) Lv.51
性格:ひかえめ
■チュンチュン丸(ムクバード) ♂ Lv.34
性格:ゆうかん
■バービー(ビーダル) ♀ Lv.34
性格:のんき
■カーミラ(ゴルバット) ♀ Lv.33
性格:いじっぱり
■トトロ(カビゴン) ♂ Lv.34
性格:わんぱく
■コウハク(ビリリダマ) Lv.33
性格:ずぶとい
■カスタード(プリン) ♀ Lv.29
性格:ずぶとい
■ドフゴン(ミニリュウ) ♂ Lv.23
性格:やんちゃ
■サブレ(ポッポ) ♀ Lv.15
性格:いじっぱり
■フシギダネ ♂ Lv.5
性格:すなお
■ヒトカゲ ♂ Lv.5
性格:むじゃき
■ゼニガメ ♂ Lv.5
性格:てれや
突然ですが、これまで主人公のリュウキくんの戦績はなんとなくで決めておりましたが、これもルーレットにしたほうがよろしいでしょうか?ご意見くれると嬉しいです。(現地民よりは理解してる設定で、負け過ぎるのはマズイので比率的には勝利7:敗北3ぐらいで設定したものを回すつもりです。)
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ルーレット推奨派
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ルーレット非推奨派