後編の予定でしたがまだ続きます
ご飯を食べたよ! ~もう一度森を越えて~
どうにか食べる物が決まった俺達はウェイターさんを呼んで注文を伝えた
「確認になりますが______
______ご注文は以上でよろしいですか?」
メニューと誰が頼んだかの確認を終えた、頼んだ側ながら注文が多い
「ええ、それでお願いしm「マズい忘れてた! デザートって食後に出して貰えますか」……あっぶねー」
「……うっかりしてたべ」
ナイスアカマツ そうだな、全員氷菓子頼んだしそうしてもらった方がいいよな
「はい、可能ですよ お食事が終わったらもう一度呼んで下さい」
「ありがとうございます! 二人はなんかある?」
「ないべ」
「ないぞ」
「だそうです!」
「承知しました、それではごゆるりとお待ちください」
「「「…………」」」
俺たちはこちらに背を向けて離れていくウェイターを黙って見送った
__
____
______
調理が開始されたと思しき音が厨房から聞こえ出して俺たちはようやく口を開けた
「き……緊張したべ……」
「 おれまで緊張したよ……」
「学食は自分で更に盛ってから清算するから殆ど注文しないべ、注文するときもカキツバタや姉ちゃんがグイグイ来るし」
「昨日はコース料理だったしキョウヘイさんに丸々任せちゃったしな」
そしてハァだのフゥだのと溜息が俺達の唇から漏れ出る______何はともあれ注文は通った
三人とも同じ様なメニューにしたのでほぼ同時に提供されるだろう
「にしてもメニューの数がやけに多かったな、表示からして提供数に限りを設けているみたいだがどうやって材料を保管しているんだ?」
ホームページを見たところ、メニュー表がタブレット端末と紙製の両方なのも店長さん一人でお店を切り盛りしたりすることがあったりするかららしい、
客の案内や皿の片づけとかどうするんだ……?
お、店長の顔の画像……さっきのウェイターさんが店長じゃねえか!!! もしかしなくても今一人じゃん!!! わざわざ案内してもらっちゃったよ!!!
「お店にもよるからあんま詳しくは言えないんだけど、
確かにそうだ、道には荷車が通った後どころかポケモンの足跡もなく人間の靴跡だけだったな
となると運び方は限られてくるのだが……
「きっと空から運んだんだべ!」
「それは難しいよ!」
「それは難しいな」
「え?」
「だって森の中の移動は樹が大量でかなり難しいんだよ? 森の外に出ても帰りは大変じゃん!」
「荷物、特に食料って実は一定以上は飛行機や船じゃないと一度に運べないんだよな」
「そうなの?」
アカマツがあれ? という顔をした
どういうことって気持ちは分かる、俺もちょっとよく分からん
特に一定というのが何を示すかがクセモノだ
「実際に食料目当てでトレーナーを乗せたポケモンを狙う野生のポケモンとかいるんだよ、それで逃げるためにバックから手あたり次第放り投げた食料が下にいた人や建物に当たって大惨事になった例がいくつかあったらしい」
「今のバックは道具さ沢山入るから本当に危険だべ……」
後純粋に密輸対策とか環境保護とか
「まあ飛行機や船でも襲いに来る奴は来るんだよな、だからこそパイロット達は空を飛べるポケモンを、船乗りは水中で戦えるポケモンを手持ちに入れるんだが」
「それに新鮮な野菜やきのみはこの森で殆ど賄えるんじゃないか?」
別の場所からの土*3や肥料が必要にはなるだろうが腐葉土が足りないということはないだろう、野菜畑も見えたし自家製である程度賄っているのかもしれない
「んー……まあ、考えてもしょうがないって! 食べ終わったら店員さんにでも聞いてみようぜ!」
「それもそうか」
あっけらかんと言い放つアカマツ、まあそれが手っ取り早いわな
「なあ、お昼食べた後はどうするんだべ?」
そんなところで次の話題を切り出したのはスグリだった
「そういやまったく考えてなかった! どうしよっか?」
「……飯食い終わるのが午後一時ぐらいだとして他にできることか、露店が白の樹洞の前にあるらしいけど午前中には売り切れらしいんだよな、それに最近は滅茶苦茶混んでるって聞いたから迂闊におすすめできねぇ」
「えぇ、混んでんの…… 気になるけどなんか弱火になってきたよ……」
土日だから王者の印が売っているかもしれないがWebから画像を見る限り店は幾つもある、というか焼きトウモロコシやらホットドッグやら食い物の屋台が大部分を占めていた 飯食った後に此処へ行くのはやめたほうがいいんじゃないかと俺は思う、もし満腹になっていたら単なるセルフ拷問___食べ盛り三人とはいえ食べ過ぎは良くない
それに帰りは
「白の樹洞も黒の摩天楼と同じ感じなんだべか?」
「上じゃなくて下の方に向かうんだって、それでデッカイ樹の根本に出来た洞窟の中でたくさんのトレーナーと戦うんだ!」
「最近
白の樹洞___数年前に突如発生した謎の空間であり、ある保護団体の探索後に一般に鍛錬の場所として開放・提供されても尚、未探索の箇所が存在するイッシュの難関の片割れ
噂によれば強力なトレーナーを集めることによって探索をさらに進めるのが保護団体側の目的だったらしい、その目論見は見事達成されたと言えよう
「そうなるとこの辺なんかなかったかな……火山とか?」
「わやじゃ!? 近づくのは危ないべ! ほら! タウンマップさ活火山って書いてあんべ!」
「実際は休火山だけどな」
一部のタウンマップはなぜか実際の状態と真逆になるんだよな、あそこの説明だけ
「そうなの? ……あ、それより近くに海があるべ」
「おれ水着持ってないよ!」
「そもそも
「えっ」
「すげぇ……」
タマザラシが泳いでくるような季節になっても泳ぐ人*4達は何食ったらああなるんだろうか……
「海だとやることないしな……でも帰ったら暇なんだよなー」
「宝探しはいつの間にかゴミ拾いになるけどそれはそれでスッキリしそうなんだよな」
身体は塩まみれ砂まみれのベタベタドロドロになりそうだが
「もうちょっと近場で考えると何があるべ……」
ついにスグリがタウンマップと睨めっこを始めた
シフトファクトリーは基本的に一般人は立ち入れない、
現在は更なる技術発展___超長距離間の転送を目的に研究が続いているらしい
14番道路の風光はそれだけじゃちとつまらんか? そもそも霧が出ていたら見えないか
天気はどうだったろうとスマホで確認してみる、残念ながら霧だ
「お、今日の豊穣の社でヤドランか、もしかしたら丁度いいかもしれないな」
「何処で誰がどうしたって?」
「ヤドラン!? どうやったら行けるんだべ!? 」
スグリも知っていたらしいな、確かにヤドランは王者の印を持っていることがある
個体にもよるが気長に、気長にやり取りをすれば交換してくれるかもしれない
それに豊穣の社ならここから近い、なんなら幾度か通ったことがあるので案内
「大声出しちゃダメだよスグリ!」
「あ、ごめんだべ……それでどんな場所なの」
「14番道路の滝を何度か昇り降りしねーと行けねぇ小さな村だよ、キタカミと違ってリンゴは育ててないけど同じ位自然豊かで長閑な場所だと思うぞ」
まだキタカミの里には行った事はないから違うかもしれないが……そんなことより帰りが問題だ
「ところでお前ら、空を飛んで人を運べるポケモンは手持ちにいんのか? 帰りなら空からでもいけてまだ安全で早く着くんだが」
「足で掴んでもらうことになるけどファイアロー*5でいいんだろ? 手持ちにいるよ!」
「グライオンならファイアローと同じように、多分……」
「そういやエアームドライドも得意ではなかったか」
危なそうならマンタインに乗ってもらうことにしよう、アカマツに関しては
細かい調整は必要だがそれ以外は問題ない
服は全員制服のまま___そのままテラリウムドームで活動出来るようデザインされたものだ、体操着でなくとも普通の服よりは丈夫にできている
俺? あんまやりたくないけどサザンドラに乗せてもらうわ
ガラガラガラ…………
「お?」
「いえっさん」
何かを転がすような音に振り向けば雄のイエッサンが此方の席に向かってワゴンを転がして来ていた どうやら俺達の注文が届いたらしい
「飲み水は一旦脇に寄せとくか」
「待ってました! はやくはやく!」
「急かしても料理は逃げないべ」
「いえっさ~」
急かす言葉に対し、イエッサンは苦笑するかのように微笑みを浮かべてお辞儀した
__
____
______
「いえっさ~」
「ありがとー!」
ごゆっくり~ と聞こえた気がしたが多分間違ってないだろう
脇に退避させておいた飲み水を元の位置に戻す、そういえば箸は……頼んだ定食が載せられたお盆の上にあるな
「写真よりもおいしそうだべ」
「見てないで冷めないうちに食べなよ!」
「でも他の人の感想とかあった方がいいと思うべ」
「二人が良いなら協力して欲しいけど……いいの?」
「俺は別に良いけど、途中からは自由に食べさせてくれよ? 個人の食べるペースってもんがあるんだから それがいやなら早めに決めてくれや、でねえと冷めちまう」
まあ研究のために来たんだからそら撮るか……というかこういうことを事前に話し合っときゃよかった! ああもう早く食いてぇ! 美味そう!
「最初に一口食べて感想とか気づいたことを言い合うぐらいでいいと思うべ、あんまり考えてもしょうがないべ」
「それもそうだね! 真似をしたいんじゃなくって参考になるやり方が知りたいんだから」
「そうと決まれば、だ ヘイロトム、動画撮っといて貰えるか?」
「大丈夫ロト?」
「ん、ちょっと許可とって「配信したりしなければ大丈夫ですよー」おや?」
聞き覚えのある声に振り替えれば店長さんがいた、どうしたのだろうか?
「申し訳ありませんが私は少し店を空けますね、届いた荷物を受け取りにポケモンセンターに行かなくてはならなくなったので」
いやいやいや! ちょ────っと警戒心なさすぎないか?
食い逃げとか大丈夫なのか?
「わやじゃ、かか会計はどうしたら……」
「割と早く帰ってこれますよ! イエッサンもいるので間に合わなかったら彼女に会計は頼んでください、デザートも同様にしていただければすぐにお持ちします!」
「いえっさ!」
「……地元の方に言うのもなんですが道中お気を付けて」
もとより食い逃げなんてする気はないがやっても制服で絞り込まれるだろう
……よく見りゃこのイエッサン強いぞ、単独で任せるのも納得なぐらいには
「じゃあ許可も取れたしロトム、撮り始めてくれ」
「了解ロト~」
俺のスマホロトムがゆっくりと周囲を漂いだす、何を映すかは任せるぞ
「こっちも撮り終えたから食べようぜ、スグリ!」
「え、おれ? じゃ、じゃあ……いただきます」
「「いただきます!」」
__
____
______
主食___カゴのみとバスラオの炊き込みご飯
個人的な感想になるが炊き込みご飯は素敵だ
冷めても食べやすく、おかずがなくても満足だ 具沢山のお握りにだって生まれ変わる
「まあ最初は
「だべ!」
「しかし何処の米なんだ……?」
箸で摘まみ取る、つやつやとしている
「カゴのみがほくほくしてるべ」
「丁度いい渋みだな、バスラオの身にもよく合ってて美味い」
「出汁は何を使ったんだろ?」
カゴのみからは余分な渋みが抜けて甘みが感じられる ひょっとしてこのきのみのモデルはムカゴ*6じゃなくて栗だったのか? そういや栗は英語で
「あかすじとあおすじ、どっちなんだろ?」
「赤が脂が多くて若者向き、青が淡泊で食べやすいとは聞くがなぁ……」
「しろすじがキタカミの森にいたけども食べたって話は聞いたことないべ」
どっちの味にも似てる気がするんだよな、最近は赤が優勢と聞くけれども
それと美味いだろうけど白は食うのやめとけ、絶滅するかもしれねーヤツだから
「いやそもそも捌けないべ……というかなんでバスラオが炊き込みご飯に? あ、美味しくないわけじゃないべ」
「半身で焼いて出されても単純にデカいから食べ辛いし食いきれない*8じゃん」
さすがに丸々提供はしないとは思うが……
「いや普通はそこから切って重さ毎に切り身にするんだよ!? ってそうじゃなくって……スグリが言いたいのはなんで、どうして、どうやって、どこからバスラオを仕入れてきたのかって話! おれも気になる!」
「合ってるけど前半二つおんなじだべ」
案の定ツッコミが入った だがアカマツ、そんなに気になるならやってみればいいじゃないか
「釣ってくればいいんじゃないか? 釣った場所で逃がすなら問題ないはずだぞ*9*10」
「アイツらちょっと釣り糸垂らせばすぐに掛かって竿毎エサを持ってくじゃん! 毎回! ポケモンに手伝ってもらうとはいえ回収するの大変だよ!」
「ヒットした時もポケモンに手伝ってもらえよそこは!」
「いや今までよく無事さいられたな!?」
主菜___豆腐ハンバーグ
「おお、燃えてきた……!」
アカマツのそれは赤く、いかにも辛そうな、それでいて刺激的な香りを纏っている
「アカマツのやつ本当に凄い辛そうだべ」
スグリの眼前のそれは様々な形状の茸が半透明の茶色な餡に包まれていた
「ヨヒラのは……なんだろう?」
「分からん、まじで分からんがどっかで見た気がする」
俺の注文したそれにはこんもりと黄色いおろしに醤油らしきタレがかかっている、おろしポン酢風ソースと書いてあったが黄色……?
飲み水を一口含んで口内をリセットした
舌から旨味が消え去るのを感じながらハンバーグに箸をつけた、柔らかいがしっかりしている
まずはソースがついていない部分から食べてみた
「辛い! 美味しい!」
「ハンバーグ本体の味もかなり濃いな?」
「でもしつこくないべ」
豆腐の水分のおかげかしっとりとしていた それでいてコクがあるものの肉とはまた違うように感じられたがこれは……? とりあえずもう一口、今度はソース付きの部分を食べてみるか
二人が頼んだソースとはまた別の特徴的な香りがする、中盤以降の食欲を支えてくれそうだ
「確かにこれはおろしポン酢
メニューにはおろしとあったが大根ではない、すり下ろされたパイルのみだ___昔風邪引いたときに食べた覚えがある それに醤油がベースになったソースがかけられているようだが柑橘系の匂いがする、オボンのみが近い気がするが確証はない、なにより別の……パイルのみ以外の辛味が感じられた
「スグリの茸餡かけはどんな感じ?」
「……うまく言えないけど、茸の旨味がすごいべ あと食感が面白い、もちもちしてるべ」
「食感がもちもち……? 茸が何種類か入ってるみたいだけど あ、ヨヒラはどんな感じ?」
「おろしが大根じゃなくてパイルのみだった あとなんか別の辛味があるからソースのほうに一捻りある感じだ そっちはどうなんだよ激辛ソース、マトマか?」
「辛い! 多分タンガのみとフィラのみ! 少し甘酸っぱいからトマトかケチャップも入ってる!」
俺達がひと段落した時を見計らってアカマツが声をかけてきたので感想を伝えた
赤いからマトマのみかと思ったがそうじゃないのか……
「多分ハンバーグの方は
「卵とか小麦粉とかのことだべな……? 卵なら使ってるみたいだべ」
スグリが端末をアカマツに見せる、スープにも卵らしきものは見当たらなかったし本当につなぎに使っているのだろう
「このソースならマメミートをハンバーグにしても味が負けないと思うんだがそのあたりはどう思う?」
マメミートというのはハムのような加工肉からすき焼きだって作れてしまう代替肉の一種で当然ながらハンバーグも作れる そして原料は大豆___豆腐と同じなのだが製法の違いによりこちらのほうが食べ応えがあって保存性も高い
「下ごしらえに手間がかかるからじゃないかな? 大豆の匂いを取り除くのに何度も茹でて絞るよね? 調理実習のあれを忘れ……その時ヨヒラいなかったね フィールドワークだったっけ?」
「大量に使おうとすると時間と燃料と水の消費が激しいなら個人店でそりゃ無茶だわ ……後でその時の話聞かせてくれ」
いずれにせよマメミートを非常食のメインに据えるのは考え直した方がよさそうだ
汁物___野菜ときのみのスープ
優しい色合いのスープ
改めてスープを飲んでみる___滋味だ
……もうちょっと詳しく伝えないとアカマツが悩むか?
「……野菜の自然な甘さが強すぎなくていいな」
「なんだが落ち着く味だべ~」
「コンソメ? それとも昆布? うーん……」
前言撤回*11、此奴もう悩んでやがる!
「うーん……具材以外にきのみを使ってるとしたらネコブかなぁ……」
「ネコブ? 攻撃さ鍛えなおす時とか使うあのネコブのみ?」
「煮詰めると出てくるエキスが隠し味にいいらしい」
今更になるが俺達は材料を見ていない、画像と料理名以外の先入観をできうる限り省きたかったからだ 幸いなことにアレルゲンとなるような食材が俺達にはないからできたことではあったものの、もし次に此処へ来る機会があれば遠慮なく見てしまうのだろう
「後はイトケのみとか? あんまり料理で使う機会がないから味が感じられないけど……」
「最近のガラルのカレー流行からだったかソレ? 従姉妹から聞いたが味を引き締めるとかどうとか言ってたな」
イトケのみ*12は
「もしかして料理として使えるきのみって意外と多い?」
「むしろ殆どの人間とポケモンが共通して食べられるのが不思議かもしれない」
スープをかき混ぜながら聴いてきたスグリに対してそう答えたが何かに気づいたらしく
「……不思議だべ、人参や玉葱ってここまで細かくしないと思うべ」
「言われてみれば……火の通りを早くしたかったのかな?」
お、プチトマトだ 火を通す通さないに限らず食感で結構好き嫌い別れるんだよな……おお、酸味が程よく抜けた分旨味がしみ込んでて美味い! 皮も剝いてあるからか食感も良くなってる!
「うーんどういうことなんだろ……? やっぱ難しく考えるの得意じゃないなあ!」
「あまり時間かけすぎるとちょっと容量が心配になるからそのへんでいいんじゃないか?」
「とりあえず情報を残すだけ残すべ、ヨヒラのロトムが記録してくれてるから後で考えたって問題ないべ」
残る品はデザートを含めて3つ、個人的に気になるものばかりだ
……というか早めに終わらせて炊き込みご飯を頬張りたい
ヨヒラ
外食は専らチェーン店でバーガーを食べることが多い
偶にサラダだけをレストランで狂ったように食べている
「好みなのは野菜と果物なんだが満足感は肉と穀物とイモが上なんだよなぁ……」
「時々おやつに林檎とかピーマンを丸かじりしてるのをみるべ」
スグリ
一人で外食は行ったことがほぼない
ゼイユと一緒に行くと勝手に「アンタこれ好きでしょ食べなさい」と言って勝手に頼まれ(実際に好きな味)、「アタシこれ苦手だわ」「わやじゃ、おれもだべ!」と苦手な具材を押し付け合って大抵負け、ほぼ毎回全額奢ってくれる
「ネリネも一緒に食べに行った時さそんなことしないし割り勘だったべ」
「二人とも仲良しでいいね!」
アカマツ
外食は行ったことのない店へ積極的に冒険しに行く
好みなのもそうでないのも頑張って食べきる
そして何か取り込めないかと色々試して成功したり失敗したりな日々
「タロ先輩の前だとなんでかフランぺ失敗すんだよなー もっと強火の方がいいのかな!」
「顔を真っ赤にして言われても反応に困る ……火傷はなさそうだな」
創作料理屋 ベリーマッチング
静かな雰囲気の料理店 食べられない食材は事前に申告しよう
店長はかなり強いトレーナーのようだ
大抵の食材は自分の畑とご近所さん*13の畑によるもの
残りは注文してしてポケモンセンターで受け取るか自分で手に入れるそうだ
イエッサン ♀
ワイドフォース、マジカルシャイン、トリックルーム、
そして|サイコメーカーだ 食い逃げは何人たりとも許さない
‥‥‥やることが捕縛じゃなくて殲滅なのでは?
最初は性別を決めていなかったのでどっちでもよさそうな鳴き声にしました
三人に対してはにぎやかだなぁと思っている
没1
丼もの? 素敵なことには違いないがあれは別物だ
主菜と合体して無敵になっちまった
没2
バスラオ共は増える時はとことん増える、波乗りすると一時期はバスラオ以外に出会わなかったぐらいだ
そのせいかイッシュで野生のコイキングはほぼ確認できない、進化するより早くやられてしまうのだろう______滝や支流が多い場所だと陸を跳ねて逃げ延びることもある様だが
さて、そんなバスラオだがこうして食卓に登るような試みが起こる程にはまた増えつつあるらしい、生息地の変化から最後にバスラオの席巻を食い止めたのはマリルリ達だという研究結果があった______力こそパワー、ということなのだろうか______となると奴等は遂にマリルリ達の効率的な倒し方を見つけた可能性が高い、或いはマリルリ側になんらかの弱体化が起きたのか‥‥‥いずれにせよ美味しく食べてしまう存在が現れて奴等の数を減らすことになるのだ それが人間かポケモンかなんてことは目の前の食事に比べれば些細なことである