俺の名前は兵藤一誠。両親、学校のやつらは揃ってイッセー、不名誉なあだ名で呼べば性欲の権化、万年発情期サル、おっぱいマイスターetcと呼ばれている。
えぇい、忌々しい。青春を謳歌している高校2年だ!
街を歩けば「あいつ、イッセーじゃね?」とか言われる。
有名人で羨ましい?ふざけるな!
今まで女子更衣室を覗けば犯人扱いで生徒指導室へ行って誤解を解くのを13回もやったりしている。
全く俺がそんな下品な事を…すいません。
嘘はいけませんよね?嘘は!
ハイ、現場にはいました。
女子剣道部の隣にある倉庫の穴から覗こうとしましたよ。えぇ!
でも、覗けたのは少しだけだよ!チクショー!松田と元浜っていう俺のダチがなかなか離れなくて少ししかみれなかったよ!
松田「うおおお!村山の胸まじですげぇ!」
元浜「素晴らしい!エクセレント!パーフェクトボディ」
とか言ってんのよ!早く見せろ!って急かしてやっとみれた光景は絶景!覗き穴というシチュエーションも手伝って…鼻血出しましたよ。
しかも勢いよく。その鼻血のせいで穴の場所ばれるは、軽い貧血起こしてぶっ倒れるわ、追い打ちで女子県道部員全員から袋だたきにされるわで大変だったんだから。
松田と元浜はだって?逃げたよ!あいつら親友を置いてったよ。薄情者〜!
そんな日々性欲に情熱を注いでる俺だけど、鼻血という弱点があるんだ。一定レベル以上のエロを見ると鼻血がでるね。
生乳なんてみたらどうなるかわかったもんじゃないぜ!断言できる!
そんな俺に春が訪れました。
「付き合って下さい!」
女の子からの告白!彼女いない歴=年齢の俺がついに!ついに!俺という時代に吹き込んだ新しい風…もう、あれだよ。三種の神器並みの革命だよ。
彼女の名前は天野夕麻ちゃん。黒髪ツヤツヤでスレンダーな子。清楚な感じでめちゃくちゃかわいい。出会って1秒気になって、5秒でハートがドッキドキ、告白されて鼻血でそう。
えっ?なんでエロくないなよね?鼻血でそうになってるのは何故?これって男版生○なの?定期的に出さなきゃいけないの?まぁ、そんな冗談は置いといて。
一誠「あの、夕麻ちゃんって呼ばせてもらうよ?
あの、本当に俺なの人違いじゃない?自分で言うのもなんだけど俺そんなに良い噂ないよ?」
間違いの可能性もあるため一応聞いておく。自分で言ってむなしくなってきた。
夕麻 「酷いです。勇気を出して言ったのに、あんまりです。」
そう言いながら泣き出した夕麻ちゃん。くそ、泣かせてしまった。男の恥だ、と思うと同時に自分の事をこんなに思ってくれてるんだという気持ちが溢れて彼女の事が愛おしく思えてきた。ちょろいって思われてもいい!もう、俺は夕麻ちゃんに惚れた!
一誠「ごめん!泣かせる気はなかったんだ。いいよ。俺でよければ…その、付き合ってくれる?」
夕麻ちゃん「はいっ!」
泣き笑いの様な表情で答えてくれた。その笑顔に少し見惚れていたんだとおもう。
その日から俺は彼女持ち!心に余裕ができたよ。もう、目に見える全てが薔薇色だよ!ハハハ
廊下ですれ違うやつらに俺彼女持ち〜!って言いたいけどみっともないのでやめておこう。途中、松田と元浜に会ったから彼女いますよと伝えたら笑われた…くたばれ畜生
写真見せたら絶望した顔だった。俺を置いてった罰だ。ざまぁないね。
今日は、彼女が出来てからの初デート。前から考えてきたデートプラン結構する日がやっときたぜ!昨日から風呂に何回もはいる身体中の汚れという汚れを取りまくったぜ。途中親からなにやってんのって言われたけど知ったこっゃないぜ!
デート当日
「お兄ちゃん!起きてよ。遅刻しちゃうよ?」
7時起床!目覚まし時計さん。いつも感謝してます!
優雅に朝食を食べ終わったら風呂に直行!滅多にしないオシャレをして、いい匂いの香水を仄かに香るくらいにつけて完璧。
大佐!ランデブーポイントに到着した。はい、某ゲームの真似は置いといて時間を見る。
待ち合わせ時間2時間前、完璧!途中変なチラシを渡されたけどな!【あなたの願い叶えます!】嘘臭さっ!捨てたいけど、いま捨てられないし、ポッケに入れとこっと。
そうこうしている内に夕麻ちゃんがやってきた。
夕麻 「ごめん、またせちゃった?」
一誠「いいや。今来たばっかだよ」
くぅ〜このやりとりができるなんで俺はなんて幸せ者なんだ。
言うの恥ずかしかったけど言えたよ!
そんな俺らは手を繋いで歩きだした。
感動したね。美少女な彼女とお手々繋いでぶらり初デート!
感動と興奮が極まって鼻血と涙が出そうになった。
まだだ、焦るな深呼吸しろ!
一誠「ひっひっふーひっひっふー」
ってちゃうわそれラマーズ法だわ。
夕麻 「一誠くん、何してるの?」
夕麻ちゃんが怪訝な表情をしてこっちを見てきた。いやーどの表情もかわいいよ。っていえたら良いんだけど如何せんこちとら初デートそんな洒落た言葉は中々口から出てこない。
一誠「いやーなんでもないよ。気にしないで。」
夕麻「そう?」
一誠「うん、大丈夫」
フゥ〜なんとか誤魔化せた。緊張し過ぎてラマーズ法したなんて知れたら面子丸潰れだからね。
その後、洋服の店に入ったり、小物などを見たりして、デートを満喫した。お昼は高校生らしくファミレスにした。小遣いがないばかりにファミレスなど雰囲気0の店にしてしまって申し訳ない。本気でバイトしようか悩んでしまった。
それでも夕麻ちゃんは美味しそうにチョコパフェを食べてくれたからね。もう、満足。
まぁ、初デートにしてはいいんじゃない?
もう、産んでくれた親と育ててくれた親に感謝感謝です。なんて事思ったら夕方だよ。楽しい時間は経つのが早いね。クソッ!相対性理論なんか滅んでしまえ…意味よくわかんないけど。
最後に来たのは町外れの公園あまり人がいなくて夕日が綺麗なちょっとした穴場スポット。
夕麻 「今日は楽しかったね」
夕日をバックに言う夕麻ちゃん本当にきれいだ。その夕麻ちゃんの顔に見惚れてしまった。
夕麻「どうしたの?一誠くん」
ふいにそう問われてちょっとびっくりしてしまった。今の俺は顔がメチャクチャ真っ赤だと思う。夕日のおかげで少しは誤魔化せるだろう。
一誠「なんでもないよ、夕麻ちゃん。」
あぁ〜!ダメダメだ俺!君に見惚れてたくらい言えねぇのか俺は!
夕麻「ねぇ、一誠くん」
一誠「なんだい、夕麻ちゃん。」
夕麻「私たちの記念すべき初デートって事で、ひとつ、私のお願いきいてくれる?」
なんだ?もしかしてあれか?初デートでしちゃっていいのか?やべっ、今更口の匂い気になってきた。ブレ○ケア全部食ったけど大丈夫かな?やばい!やばい!
一誠「何かなお願いって」
よし、ちゃんと言えたよ!俺やる時はやるやつだよ。みたか!松田、元浜。
そして夕麻ちゃんが微笑みながらはっきりと俺に向かって言った。
夕麻「死んでくれないかな」
…………
……は?
一誠「…え?ごめん、もう一回言ってくんない?」
その一言は俺にとってとても重かった。冗談だって信じたくてもう一回聞いたんだ。
夕麻「死んでくれないかな」
俺に向かって微笑みながらいった。デートで死ねって思われる程嫌な事したのかなって思って勇気を振り絞って「俺、悪い事したかな」って聞こうとした時
バッ!
夕麻ちゃんの背中に黒い翼があった。鴉のような黒い翼が。
バッサバッサと羽ばたき宙へ向かう夕麻ちゃん。夕闇をバックに翼を羽ばたかせる美しい少女そんな信じられない光景を俺は見ていた。
夕麻「楽しかったわ。あなたとのデート。まるでママゴトのようだったけど」
さっきまでの可愛らしい話し方とは違い大人っぽくそれで居て残忍で冷酷な話しかただった。
ブゥン
夕麻ちゃんの手に光の槍みたいな物が現れる。えっ?ライ○セイバー?
ヒュッ!
夕麻ちゃんから放たれる光の槍その槍がスローモーションで俺に向かってくる。あぁ、走馬灯ってこんなんかなって思っていたらなんだ?身体が勝手に動いて…
夕麻ちゃんから放たれた槍を俺はステップでかわした。
夕麻?「へぇ、今のを避けるんだ。面白い人間ね。でもこれなら!」
夕麻ちゃんが光の槍を二本出してきた。
一誠「夕麻ちゃん!なんで!」
泣きそうになるのを抑えながら俺は言った。
夕麻?「そんな名前で呼ばないで、私の本当の名前はレイナーレ!これ以上あなたと話す意味は無いわ。さっさと死になさい。」
放たれる二本の光の槍さっきよりも速い速度で迫ってきた。それを俺は横に転がる事でよける。
レイナーレ「クソッ!人間風情がちょこまかと!」
夕麻ちゃん?が放つそれをギリギリよけて行った。
レイナーレ「このっ!人間ごときが!」
さっきよりも大きな光の槍が現れり。その時
一誠「!?」
俺は目を見開いた!なぜかって?今、夕麻ちゃんのおっぱいが見えたからだ!まるまる、まるごと
綺麗だった…美しかった…
レイナーレ「キャッ!」
夕麻ちゃんが翼を出したときになんともエロい服装になってた事を思い出した。命の危険かもしれなかったから鼻血はでなかったけど、おっぱいはそうはいってられない、たとえ死の危険に瀕していても反応してしまうのが思春期男子の性!きっと俺が光の槍を避けまくってたからいけないんだろう。腕を挙げたり下げたりしたせいで胸の部分がずれてしまったらしい。いやぁ〜嬉しさ半分申し訳なさ半分だな。
光の槍が消え腕で胸を隠す夕麻ちゃん。その仕草と合間って。
ブシャャャャ
鼻から物凄い量の血がでる今まで出たのより最高記録だ!わぁ〜〜い!
っていってられないよ!?出血死してもおかしくないレベルだよ?これ!?
レイナーレ「このっ!貴様、みた…な?」
レイナーレの目に飛び混んだのは身体中が血まみれでピクピク痙攣している一誠であった。
レイナーレ「あっれぇ〜
おかしいな〜?槍全部よけてなかった?こいつ?
なんでもう刺されたレベルの血出してんの?まぁ、いっか。結果オーライって事で、念の為に光の槍何本か刺しておこう。」
自分の手から光の槍を出すと一誠に向かって何本か投げた。
レイナーレ「もう、これで死んでるでしょう。さぁ、危険因子も殺ったしさっさと計画進めとこう。」
そう言って公園から去って行ったレイナーレもうその姿は夕闇に紛れ見えなくなった。
一方一誠は?
やべえよ。これ、めっちゃ血出てるよ。夕麻ちゃん、いや、レイナーレだっけひでぇなおい!失血死しそうな奴に追い討ちで光の槍とか何考えてんの?メッチャ痛いんですけど。あぁ、意識が朦朧としてきた…俺、死ぬのかな?まだ、親孝行すらできてないし。初体験もまだだ。しかも死因が鼻血失血死って恥ずかしいな…いや、でもおっぱい見れたからいいか…いや、良くない!俺はまだ死にたくない。てか、死ぬ間際に何考えてんの俺は!やべ、本格的に意識が俺は鼻から出ていた液体を見る。紅い…紅い…俺の鼻血…地面に広がっている。その、時俺は思い出していた。今際のきわ、俺が思い浮かべていたのは1人の女の子だった。紅い髪をしたの美人。学校で見かけるたびにあの紅い髪が俺の女に鮮烈に映った。……どうせ死ぬならあんな美少女のでのなくて死にたいなんて思ってしまう。ちくしょう、あまりにも薄っぺらな人生だった…。生まれ変われるなら俺は…。
???「あなたね、私を呼んだのは」
突然、俺の視界に誰かが映り込み、声をかけてくる。意識が朦朧としているせいかもう誰かすらわからない。
???「死にそうね。傷は……へぇ、おもしろいことになってるじゃないの。そう、あなたがねぇ……。本当、おもしろいわ。」
クスクス興味ありげな含み笑い。……何がそんなに面白いんだろうか……?…そんなに面白い、面白い
言ってないで救急車呼べよと思ってしまった。
???「どうせ死ぬなら、私が拾ってあげるわ。あなたの命。私のために生きなさい」
意識が途絶える寸前俺の目に鮮やかな紅い髪とたわわに実ってバストが映り込んだ。